国産松(まつ)類の
無垢フローリング
侍浜松(地松・赤松)
無垢フローリング
古くから日本の代表的な高級材として使用されてきた岩手県産の赤松です
美しいだけでなく耐久性も兼ね備えており、強度を要する構造材に使用されるほど頑強です。国産材の中では最も木目がはっきりしていて、樹脂成分も多く、使い込むうちに非常に艶が出る樹種です。侍浜松が持つ重厚かつダイナミックな木目は、日本の歴史的な住空間を見事に演出します。岩手県産の侍浜松(赤松)無垢フローリングです。この地方では、冷たい空っ風が吹き、寒さに強い赤松の森が広がっているため、古くより侍浜松をごく一般的に使用していました。
巾120mm以上の 幅広 | - | 名栗(なぐり) 加工対応 | - |
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床暖房対応 | - | 別注塗装対応 (着色、ガラス等) | ○ |
マンション用 遮音等級 LL45直貼り | - | 森林認証材 (FSC/PEFC/SGEC等) | - |
※サウンドプルーフ2と一緒にご採用頂くことで遮音等級LL45に対応いたします。
木魂黒松
無垢フローリング
抜群の艶と力強い杢目が特徴的で希少性の高い国産フローリングです。 力強い杢目だけではなく、その仕上げの良さで他を寄せ付けないほどの艶を放ちます。
極平滑に仕上げられた表面から返される光は、まるでベタ凪に陽が当たっているような優しい光と共に、その自慢の艶を魅せ付けてくれます。以前は、西日本を中心とした海岸でよく見かけた黒松。現在ではそのどっしりとした姿をあまり見かけなくなりました。木肌は陽に当たると紅緋となり、どんどん艶が増していきます。 もう、間もなく枯渇するであろう資源を大切に活用し、できる限り長く使って頂ける様に心を込めた素晴らしい艶をお届けします。
巾120mm以上の 幅広 | - | 名栗(なぐり) 加工対応 | - |
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床暖房対応 | - | 別注塗装対応 (着色、ガラス等) | ○ |
マンション用 遮音等級 LL45直貼り | - | 森林認証材 (FSC/PEFC/SGEC等) | - |
※サウンドプルーフ2と一緒にご採用頂くことで遮音等級LL45に対応いたします。
剣道場用国産赤松集成材
フローリング
武道場床や剣道場床専用のフローリングです。 集成材なので寸法安定性は高く、SGEC/PEFC森林認証材の国産赤松を使用し環境保全にも配慮したフローリングです。
古来から武道場床や剣道場床のフローリングには、杉・桧・松などの針葉樹を加工した床材が用いられる事が多く見られました。 杉や桧は、資源として潤沢ですが、近年では松は松喰い虫などの影響から資源が乏しくなってきています。 以前は、霧島松・日向松・南部松・津島松など全国に銘木と言われる松も存在しました。 昨今では、松資源を有効に活用するべく小さな部材でもFJL集成材などに加工して活用しております。
巾120mm以上の 幅広 | - | 名栗(なぐり) 加工対応 | - |
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床暖房対応 | - | 別注塗装対応 (着色、ガラス等) | ○ |
マンション用 遮音等級 LL45直貼り | - | 森林認証材 (FSC/PEFC/SGEC等) | ○ |
※サウンドプルーフ2と一緒にご採用頂くことで遮音等級LL45に対応いたします。
●国産松(まつ)フローリングの塗装について
国産松(まつ)フローリングは無塗装品のほか、自然系塗装、ウレタン系塗装、ガラス系塗料塗装(SSG・木塗MOKUTOなど)やご希望のカラーでの塗装も承ります。
詳しくは、下記のページをご確認ください。
> 無垢フローリング材の塗装について
> 無塗装
> 自然系塗装(オスモカラー、リボス塗料など)
> ウレタン系塗装
> ガラス系塗料塗装(SSG・木塗MOKUTOなど)
> ご希望のカラーでの塗装
●国産松(まつ)フローリングのメンテナンス
国産松(まつ)フローリングをはじめ無垢フローリングのメンテナンスは、樹種の違いによる方法の差は無く、表面仕上げの違いによって方法が異なります。
詳しくは、下記のページをご確認ください。
> 無垢フローリング材のメンテナンスやお手入れについて
> 無塗装の無垢フローリングのお手入れ、メンテナンス、掃除
> オイル塗装(オスモカラー、リボス塗料など)の無垢フローリングのお手入れ、メンテナンス、掃除
> UVウレタン・ウレタン塗装の無垢フローリングのお手入れ、メンテナンス、掃除
> ガラス系塗料塗装(SSG・木塗MOKUTOなど)の無垢フローリングのお手入れ、メンテナンス、掃除
●国産松(まつ)フローリングの経年変化
無垢フローリングの原料となる木材は植物細胞で構成されています。
製品では細胞は生体としての活動はしておりませんが、細胞の主成分であるセルロース・ヘミセルロース・リグニンや副生物であるさまざまな化合物(樹脂や色素など)・無機質の物理化学的性質から室内環境と時間経過に伴う変化が生じます。
経年変化の主なものは3つ挙げられます。
1.反り・目地の透き・突き上げ
木材は、空気中の水分を吸収したり放出したりする性質を持っています。
木材を内装に使用すると、この性質により室内の乾湿を緩和することができます。
木材の細胞壁は水分を吸収すると膨張し、放出すると収縮します。
このため、室内の湿度状況によっては、伸縮も大きくなり、反り・目地の透き・突上げなどがおきる場合があります。
2.割れ
フローリングが水分を含み、その後乾燥した環境にさらされると、一枚の材の内部で異常収縮が発生します。
これにより材に割れ目(クラック)が入る場合があります。
また、日光の直射をはじめとする様々な室内環境要因により、これと同様の現象が生じる場合があります。
3.色の変化
木材は、時間の経過とともに紫外線などの作用によって色が変化していきます。
細胞の主成分のうちセルロースとヘミセルロースに色はなく(白色)、リグニンや副主成分が色を決めています。
このリグニンや副成分は光りや化学反応によって変化するため、色の経年変化が生じます。
この色の経年変化は様々な室内環境要因により、大きな差が見られ、使用状況によっては、リグニン及び副成分の急激な化学変化により灰白色の「脱色状態」に移行してしまう場合があります。
このように木質フローリングにおいて、上に述べたような経年変化は自然現象として避けては通れないものであり、お客様にはその点に十分ご理解頂きますようにお願い申し上げます。
風合いと生活上支障のない経年変化をゆったり楽しむか、小さな傷を気にしすぎてケミカルな住環境に身を置くかは考え方次第ですね。
経年変化による色の違いの例
侍浜松
無垢フローリング SH-09の
経年による変色例
※同品番の商品ですが、撮影現物は異なります。
新品当初の色合い
10年経過後の色合い
侍浜松
無垢フローリング SH-12の
経年による変色例
※同品番の商品ですが、撮影現物は異なります。
新品当初の色合い
10年経過後の色合い
その他にも無垢フローリングの経年変化、無垢フローリングの経年変色もご案内しております。
3つの経年変化は、サクラ、ブラックチェリー、クルミ、ウォールナット、チーク、ナラ、オーク、クリ、マツ、パインなどなど、
どの樹種に関しましても同じことが言えます。
ただし、その経年変化の過程については、樹種によっても違いますし、製材加工方法、使用方法、メンテナンス方法など様々な要因で変化してしまいます。
お施主様の生活スタイルに合わせたメンテナンスも考慮しながら無垢材をお選びいただければと思います。
●国産松(まつ)フローリングをブログで見る
国産松(まつ)フローリングについての様々なトピックや最新記事は、ブログでご確認いただけます。
マツ・松(クロマツ・アカマツ)の木材について
日本における松(マツ)の代表は、アカマツとクロマツです。
その他には、五葉松(ゴヨウマツ)などもあります。クロマツは、雄松・オマツ・オトコマツ、アカマツは雌松・メマツと呼ばれています。
クロマツは、海岸沿いに生えていることが多く津波や高波の防止、防砂などの役割を果たす防潮林として植えられています。
幹の色は少し黒っぽく、葉がアカマツに比べて若干硬くて触るとチクチクします。
アカマツは、山間部など内陸に植わっていることが多く松茸の生える木としても有名ですね。
幹の色は、クロマツに比べて上部は赤くなっています。葉は、見た目はクロマツとよく似ていますが少し柔らかいのが特徴です。
クロマツ、アカマツも場所を選ばず生えていることもあるので生えている場所だけで判断しない方がよさそうです。おなじみのマツボックリは、クロマツが6~8cmくらいアカマツが4~5cmくらいで少しクロマツが大きめです。
マツヤニは、様々な場面で滑り止めとして昔からよく使われます。
野球のロジンバッグ、ハンドボールでの手の滑り止め、バレエのトウシューズ、ボクシングのリングシューズなど。また、ヴァイオリンやチェロの弓にも使用します。
関西以西では、住宅の構造材に松がよく使われてきました。
しかし、現在ではマツクイムシの被害によって関西や中国地方においては壊滅状態に近いです。