虫喰いワーミースポルテッドフローリングの特徴

What's Wormy spalted flooring?

Wormy
虫の喰った

+

Spalted
菌類が作用して黒い筋が入った木材

フローリングに「虫」と「菌」...
あまり良いイメージは浮かびませんよね。

ですが、その「虫」と「菌」によって、不思議な魅力をもったフローリング材が生まれます。

他では見ることのない、何とも言えない引き込まれるような複雑さとユニークさをもつ模様がフローリングの表面に現れていて…

それが、普段人間からは厄介者とされてしまう、虫やカビ、細菌だけが成し得るフローリング、「ワーミースポルテッドフローリング」。

小さな生命の営みが木の内部に記録され、フローリングとなって私たちの目に触れたとき、まるで自然界が作り出した現代アートを鑑賞しているかのような面白さを感じさせてくれるのです。



ワーミーアンドスポルテッドフローリング ワーミーアンドスポルテッドフローリング ワーミーアンドスポルテッドフローリング

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ワーミースポルテッドフローリングとは、
主には昆虫が彫るピンホールや細菌による色ムラにより
人の手では絶対に表現できない表情を完成させたフローリングです。


Wormy
虫喰いについて

虫喰いについて

フローリングの表面に、ポツポツとランダムに空いた小さな穴。
これは虫(昆虫や微生物)たちの自然の営みの中で自分たちの働きの結果できた、ごく自然なものです。

木材に虫?
それは商品になるの?

虫食いは、人間から見た価値判断では「使えないもの」として悪者扱いする場面が多くあります。

しかし、例えば、ヒラタキクイムシやカシナガキクイムシ(カシナガ)が、それぞれの与えられた環境の中で懸命に生きようとしているだけなのです。

自然にできたこれらの穴(模様)は人為的に作り出すことはできません。

偶然の産物によってできる面白さを表現できるはずと考えて作られたのが、虫食いのフローリング=ワーミー(wormy)スポルテッドフローリングなのです。

納品後、虫が湧いてこないのか?

と、眉を顰める人がいるかもしれませんが、通常、60度の熱が30分連続で当たれば虫は死滅するとされています。

このワーミースポルティッドフローリングは、60~80℃で1週間ほど乾燥させています。(これはワーミースポルテッドフローリングに限らないのですが、どの無垢材でも、防虫剤などの薬剤を使わない方法の1つとして、このような熱処理が用いられます。)

木材を60℃以上の温度で加熱することで、木材表層部についた虫の卵、および材内の幼虫を駆除することができます。

内装用として木材を使用する場合、含水率を調整するための人工乾燥の熱により、幼虫や卵は死滅します。

よって、安心してフローリングとしてお使いいただけると言えるでしょう。


※虫たちがあけた小さく繊細な穴は時に埃や汚れが入りこんだり欠けたりする可能性もあります。
それらのデメリットも含めてご理解いただいた上で、このフローリングをお楽しみください。

※ご購入後の害虫被害については一切責任は負えません。使用場所や用途に十分配慮してご購入下さい。

Spalted
菌類について

菌類について

菌類と聞くと、「汚い・怖い・暗い・くさい・しぶとい」などネガティブなイメージが先行しがちです。

しかしながら、実に多くの様々な菌類(カビや麹、きのこなど)が私たちの身の回りには存在していて、その環境の中で巧みに暮らし、私たち人間はその恩恵を受けているのです。

私たちに良い影響を与えるものとしての菌類といえば、チーズ、酒、漬物、味噌などの発酵食品を思い浮かべる人が多いでしょう。

青カビチーズ

これらの食品は、人間が腐生性の菌類の働きを発酵として利用し、適切なタイミングで取り出すことで、人間にとって価値あるものとして認識し、古くから利用されているのです。

spalted(スポルテッド)の成り立ち

さて、木には自らの成長過程において、生きた証として刻まれる年輪や杢目とは別に、アオと呼ばれる無垢材の乾燥過程で発生する黒いカビの跡や、木の隙間に入り込んだ雨水や細菌が繁殖した際に発生するspalted(スポルテッド)と呼ばれる模様があります。

このspalted(スポルテッド)と呼ばれる複雑に入り組んだ模様は、自然の副産物であるにもかかわらず、大変に魅力的な造形美です。

spalted (スポルテッド)はどのように形成されるのか、もう少し詳しく見てみましょう。

一度木材に入った真菌の胞子はコロニーとよばれるカビの塊を形成し、成長し続けます。

真菌が成長する過程で木材内のリグニンを消費し、その際に排出される黒い色素がやがて木材の表面に現れ、複雑な模様を残します。
これがスポルティングと呼ばれる、spalted(スポルテッド)の始まりです。

人間の目利きと技術でフローリングへ

スポルティングは腐敗の一形態であるため、変色は通常、木材繊維の強度の低下を伴い、木材が非常にもろくなり、最終的には完全に腐敗する可能性があります。

腐敗しはじめている木をどのタイミングで見つけ出し、伐採、製材、加工するかがspalted(スポルテッド)フローリングを作る鍵となります。

木材が腐りすぎて柔らかくなり、使用できなくなる前にプロセスを停止することが重要なのです。



これらのスポルティングは「ゾーンライン」ともいわれています。

ゾーンラインは非常にはっきりした黒い線である事が多いです。(それを「ブラックラインスパルティング」と呼ぶこともあります。)

ゾーンラインは、シングルラインまたはダブルラインとして現れる場合があります。
この現象は、胞子のコロニーが自分の周りに保護バリアを作った結果単線のシングルスポルティングが現れます。
また、隣接するコロニーとぶつかり合った場合は、二重線のダブルラインスポルティングが現れると言われています。

しかし、スポルテッドとして現れる模様は樹種や生育場所によっても様々で、たとえばオークでは黒線になることはめったになく、実際には非常に曖昧で、無定形で、シミのような黒または濃い灰色の色むらである可能性があります。
またとてもカラフルなものだったり、面白い形(模様)だったりと、予測できない種類が数多くあります。

シングルスポルディング
シングルスポルディング(拡大)
シングルスポルディング

ダブルスポルディング
ダブルスポルディング(拡大)
ダブルスポルディング




虫食いやスポルティングは昆虫やカビを含む菌類が、腐生や寄生、共生によって栄養を得て、自然界で“分解者”として役割を果たした結果に過ぎません。
その造形美をいかに適切なタイミングで切り取るかは難しい挑戦です。だからこそ面白さがあるのです。

そういった背景もあり、アメリカやヨーロッパでは、Wormy spalted flooringのフローリングは絶大な支持を受けています。

これらの特徴が含まれる100年以上も前の古い納屋や工場から出る古材をクリーニングし再加工を施し高値で販売されています。

スポルテッドウッドの使用例

スポルテッドウッドは、家具やギター、器などの小物にも使われます。
木魂でも、名刺入れとして販売しました。(現在完売)

日本では、今のところ無垢フローリングとして市場に出回っていませんが、ワーミーグレードやスポルテッドは、海外では1つのコンテンツとして扱われています。

こだわりのショップ、オフィス、はたまたディスプレイなどにも…

人とは違うものを探されている方や、面白いものが好きな方に、おすすめのフローリングです。

ワーミースポルテッドフローリングの使用例

※フローリング表面に凹凸や穴がございます。土足用としてご検討ください。
※希少品のため数に限りがあります。ワーミースポルテッドフローリングの採用をご検討の際は、事前に在庫の確認をお願いいたします。


ワーミースポルテッドフローリングの画像
樹種
ワーミースポルテッドフローリング
品番
WS-01
仕様
無塗装
ワーミースポルテッドフローリングの画像
樹種
ワーミースポルテッドフローリング
品番
WS-02
仕様
無塗装

ワーミースポルテッドフローリングのご検討に、ぜひショールームへお越しください。

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