桧柾目フローリングは、木目が真っ直ぐでインテリアに伸びを感じる事が出来ます。
高齢樹、大径木の丸太からしか製材することができない
全国的にもとても希少な無垢フローリングです。
和室には柾目と言われていますが、和のインテリアには最適です。
日本最大の半島である紀伊半島の山奥で約1世紀の時間を掛けて自然の恵みをたくさん育んだ桧の森。
この桧の森から更に厳選した高齢樹、大径木の丸太でしか檜柾目フローリングを製材加工することはできません。
日本中に国産桧フローリングを加工する工場は数知れずありますが、桧柾目の節無しでフローリングや羽目板をお届けできる工場は極々僅かだと思います。
柾目の落ち着いた表情は、和室のみに関わらず直線を基調とした近代的な住宅インテリアにも最適です。
1.桧柾目について
最近では、和室が少なくなったせいか、杉も桧もなかなか柾目の良さを際立たせてくれる箇所が見当たらなくなってきました。
柾目は、木材の良さを最大限に引き出す木目だと言えます。
柾目とは、木材を製材した時の木目の種類を言います。木目には大まかに板目と柾目と言う種類があります。 板目とは、丸太の中心からずれて製材していくと、木の断面に山形や筍形の模様が現れます。 それに対して柾目は、丸太の中心に向けて製材した時に現れる線状の木目の事を差します。 柾目は、板目よりも寸法安定性が高く反りや狂いが出にくい特徴がありますが、高齢樹の大径木からしか製材できません。
綺麗な柾目を求めると、どんな樹種でもかなりの樹齢の高い丸太が必要になってきます。
日本全国を見ても、杉や檜の60年生丸太はあっても100年以上の大径木となるとなかなか手に入りません。
そんな樹齢の高い丸太も需要が無ければ悲しいばかりですが、販売する方としてももっともっと木材の良さを引き出し、使い勝手を含めたご提案をし、木材の良さや価値を一般のお施主様に伝えていかなくてはいけません。
和室は、柾目の文化だと言われておりました。長押、廻り縁、障子、竿縁、天井板、床板など柾目材が多用されていました。
見た目にも落ち着きのある柾目は、日本の和室文化には欠かせない良材だったと言えます。
日本の人工の三大美林は、吉野スギ、天竜スギ、尾鷲ヒノキだと言われ、こちらでは木目の通った素直な針葉樹木材が搬出さえる事で有名です。
しかし、桧柾目フローリングは以上のどこの産地にも属しておりません。紀伊半島の山奥で静かに育った高齢樹です。
檜柾目フローリングには、特一等、小節、上小は存在しません。節の無い無節のみです。もちろん板目の様な木表や木裏も存在しません。
桧柾目フローリングには、赤みと白太が入る源平柾と赤みのみの赤柾がございます。源平柾の板幅は105㎜、赤柾は84㎜となります。
もし、柾目で節有一等材の板を製材しようとすると生節でも節(枝)が大きく斜めに入り折れてしまいます。
この様な事から檜柾目の板を製材するには、大径木で節の出ない良材が必要という事になります。
表面の塗装仕上げは、基本的にはカンナ仕上げの無塗装です。受注生産でサンダー加工を施しオスモオイル&ワックス、液体ガラス塗料にも対応可能です。
壁や天井材に使用できる桧柾目の羽目板は受注生産が可能です。もちろん廻縁、長押、敷居、鴨井、竿縁などの造作材も受注生産が可能です。桧柾目の羽目板と床板で落ち着いたインテリアに仕上げてみてください。
和室が少なくなったとはいえ、近代住宅には直線・ラインを基調とした住宅を設計される設計士さんもたくさんいらっしゃいます。
希少な柾目桧フローリングをぜひ使いこなしてみてください。
直線的な木目の桧柾目フローリングは、そんな近代建築にも落ち着いた表情で溶け込んでくれることでしょう。
桧柾目フローリングは、超仕上げ(カンナ)で仕上げていますので、通常のフローリングと比べて足触りも一味異なります。
足に吸い付くようなピタッとした感触が桧柾目フローリングの特徴の一つでもあります。
『桧や国産材はどうも和風っぽくなりやすい』と思い込んでる設計士さんもお施主様も、ぜひ無垢フローリングショールームゆらぎにて桧柾目フローリングをご自身の足で体感していただければと思います。
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