バーチ(かば)類の
無垢フローリング
シベリアンバーチ
無垢フローリング



木肌が緻密で、滑らかなカバの無垢フローリングです。 強く、衝撃の吸収にも優れていて、時代にとらわれず、世界的に一定した人気を誇る樹種です。
ご覧のとおり、ほんのりピンクがかった色合いに付け加えて、淡い木目が落ち着いた上品な住空間を演出します。 木魂~KODAMA~が取り扱うシベリアンバーチは、原産地であるロシアで150年生以上の原木だけを採取し、丁寧な乾燥工程を経て製材し、お施主様の元へお届けしております。
巾120mm以上の 幅広 | ○ | 名栗(なぐり) 加工対応 | ○ |
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床暖房対応 | ○ | 別注塗装対応 (着色、ガラス等) | ○ |
マンション用 遮音等級 LL45直貼り | ○ | 森林認証材 (FSC/PEFC/SGEC等) | - |
※シベリアンバーチ挽き板フローリング(遮音等級L45、直貼り、釘打ち)のご用意もございます。
カントリーバーチ
無垢フローリング



古めかしい雰囲気をもちながら湿気や腐食に強いバーチ無垢フローリングです。
「木魂」のカントリーバーチは、特殊な熱処理加工によって、塗装技術だけでは不可能な魅惑的で味わい深い表情を作り上げ、懐かしく落ち着いた住空間をもたらします。 古めかしく懐かしい雰囲気が心をくすぐり、古民家の再生やレトロな建物のリフォームにも最適です。
巾120mm以上の 幅広 | ○ | 名栗(なぐり) 加工対応 | - |
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床暖房対応 | ○ | 別注塗装対応 (着色、ガラス等) | - |
マンション用 遮音等級 LL45直貼り | ○ | 森林認証材 (FSC/PEFC/SGEC等) | - |
クラシカルバーチ
無垢フローリング



長年使い込まれた無垢フローリング表情を職人の手により丁寧に再現した古材調のカバフローリングです。
割れや傷をわざと施し、磨き上げられた表面は、まさに落ち着いたクラッシックな内装を連想させます。味わい深い空間を演出するクラシカルバーチは、使い込むにつれてさらにその深みを増し、お施主様だけの至福の空間へと導いてくれることでしょう。
巾120mm以上の 幅広 | ○ | 名栗(なぐり) 加工対応 | - |
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床暖房対応 | - | 別注塗装対応 (着色、ガラス等) | - |
マンション用 遮音等級 LL45直貼り | - | 森林認証材 (FSC/PEFC/SGEC等) | - |
あさだ
無垢フローリング



東北地方で産出される木材であり、木材の中でも特に磨き上げると素晴らしい光沢を増すといわれている無垢フローリングです。
あさだフローリングは、明るい木肌で優しい雰囲気を醸し出し、表面は非常に柔らかいイメージを持ちがちです。しかし、中国では「鉄木」、近縁種のアメリカアサダもiron wood(鉄の木)と呼ばれるほど実はとても硬いフローリングです。
巾120mm以上の 幅広 | ○ | 名栗(なぐり) 加工対応 | - |
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床暖房対応 | - | 別注塗装対応 (着色、ガラス等) | ○ |
マンション用 遮音等級 LL45直貼り | - | 森林認証材 (FSC/PEFC/SGEC等) | - |
●バーチ(かば)フローリングの塗装について
バーチ(かば)フローリングは無塗装品のほか、自然系塗装、ウレタン系塗装、ガラス系塗料塗装(SSG・木塗MOKUTOなど)やご希望のカラーでの塗装も承ります。
詳しくは、下記のページをご確認ください。
> 無垢フローリング材の塗装について
> 無塗装
> 自然系塗装(オスモカラー、リボス塗料など)
> ウレタン系塗装
> ガラス系塗料塗装(SSG・木塗MOKUTOなど)
> ご希望のカラーでの塗装
バーチフローリングに自然オイル&ワックス塗装を施しSSGガラス塗装との色味の違いを確認する
バーチフローリングに自然オイル&ワックス(リボス社・クノスクリア244-002)を塗布し、SSGガラス塗装・MOKUTOと色味の違いを確認してみます。
自然オイル&ワックス塗料は、クリアーといえどもオイル自体が黄色なので塗布後に若干黄色みが増します。
SSGガラス塗装・MOKUTOは、塗料自体が無色透明の為、フローリングが黄色く変色しません。
特に明るい色味のバーチ、メープル、桧、パイン、マツなどははっきりと色味の違いがわかります。木そのものが持つ白くて明るい色合いが好みの方にはお勧めの塗装になります。
バーチ(カバ)/
メープル(カエデ)/
桧(ヒノキ)/
パイン/
松(マツ)
バーチ(カバ)フローリングにSSGガラス塗装を施し自然オイル&ワックス塗装との色味の違いを確認する
バーチ(カバ)フローリングにホワイトオイル塗装を施し自然オイル&ワックス塗装とSSGガラス塗装との色味の違いを確認する
バーチ(カバ)フローリングフローリングにホワイトオイル塗装(リボス社・カルデット・270-202ホワイト)を施し、SSGガラス塗装・MOKUTOと自然オイル&ワックス(リボス社・クノスクリア244-002)と色味の違いを確認してみます。
無垢フローリングにおいて無塗装の色合いが好みだというお施主様も少なからずいらっしゃいます。無塗装よりも明るくなるもののホワイトオイル塗装を施すことにより、クリアオイルよりも木目が抑えられて優しい雰囲気に仕上がります。
また、クリアオイルのように黄変色しませんので、黄色みが好みでない方にもご採用いただくことがございます。
特に木目がはっきりとした樹種や節が多いグレードなどにクリアオイルを塗布すると賑やかになりがちですが、ホワイトオイル塗布することで木目や節の表情が抑えられ優しい雰囲気に仕上げることが可能です。
●バーチ(かば)フローリングのメンテナンス
バーチ(かば)フローリングをはじめ無垢フローリングのメンテナンスは、樹種の違いによる方法の差は無く、表面仕上げの違いによって方法が異なります。
詳しくは、下記のページをご確認ください。
> 無垢フローリング材のメンテナンスやお手入れについて
> 無塗装の無垢フローリングのお手入れ、メンテナンス、掃除
> オイル塗装(オスモカラー、リボス塗料など)の無垢フローリングのお手入れ、メンテナンス、掃除
> UVウレタン・ウレタン塗装の無垢フローリングのお手入れ、メンテナンス、掃除
> ガラス系塗料塗装(SSG・木塗MOKUTOなど)の無垢フローリングのお手入れ、メンテナンス、掃除
●バーチ(かば)フローリングの経年変化
無垢フローリングの原料となる木材は植物細胞で構成されています。
製品では細胞は生体としての活動はしておりませんが、細胞の主成分であるセルロース・ヘミセルロース・リグニンや副生物であるさまざまな化合物(樹脂や色素など)・無機質の物理化学的性質から室内環境と時間経過に伴う変化が生じます。
経年変化の主なものは3つ挙げられます。
1.反り・目地の透き・突き上げ
木材は、空気中の水分を吸収したり放出したりする性質を持っています。
木材を内装に使用すると、この性質により室内の乾湿を緩和することができます。
木材の細胞壁は水分を吸収すると膨張し、放出すると収縮します。
このため、室内の湿度状況によっては、伸縮も大きくなり、反り・目地の透き・突上げなどがおきる場合があります。
2.割れ
フローリングが水分を含み、その後乾燥した環境にさらされると、一枚の材の内部で異常収縮が発生します。
これにより材に割れ目(クラック)が入る場合があります。
また、日光の直射をはじめとする様々な室内環境要因により、これと同様の現象が生じる場合があります。
3.色の変化
木材は、時間の経過とともに紫外線などの作用によって色が変化していきます。
細胞の主成分のうちセルロースとヘミセルロースに色はなく(白色)、リグニンや副主成分が色を決めています。
このリグニンや副成分は光りや化学反応によって変化するため、色の経年変化が生じます。
この色の経年変化は様々な室内環境要因により、大きな差が見られ、使用状況によっては、リグニン及び副成分の急激な化学変化により灰白色の「脱色状態」に移行してしまう場合があります。
このように木質フローリングにおいて、上に述べたような経年変化は自然現象として避けては通れないものであり、お客様にはその点に十分ご理解頂きますようにお願い申し上げます。
風合いと生活上支障のない経年変化をゆったり楽しむか、小さな傷を気にしすぎてケミカルな住環境に身を置くかは考え方次第ですね。
経年変化による色の違いの例
あさだ(国産カバ)
無垢フローリング AS-02の
経年による変色例
※同品番の商品ですが、撮影現物は異なります。
新品当初の色合い
10年経過後の色合い
シベリアンバーチ
無垢フローリング SB-02の
経年による変色例
※同品番の商品ですが、撮影現物は異なります。
新品当初の色合い
10年経過後の色合い
5年後のカントリーバーチ無垢フローリング
5年前にカントリーバーチを納品させていただいたお家にお邪魔しました。
お子様もワンちゃんもいらっしゃるので傷はたくさん着きますが、傷のつき方が合板やウレタン塗装とは全く異なります。
合板やウレタン塗装みたいに剥がれて汚くはなりません。
メンテナンスをきちんとされていると経年変化で風合い良くなってくれるものだとしみじみ思いました。
その他にも無垢フローリングの経年変化、無垢フローリングの経年変色もご案内しております。
3つの経年変化は、サクラ、ブラックチェリー、クルミ、ウォールナット、チーク、ナラ、オーク、クリ、マツ、パインなどなど、
どの樹種に関しましても同じことが言えます。
ただし、その経年変化の過程については、樹種によっても違いますし、製材加工方法、使用方法、メンテナンス方法など様々な要因で変化してしまいます。
お施主様の生活スタイルに合わせたメンテナンスも考慮しながら無垢材をお選びいただければと思います。
●バーチ(かば)フローリングをブログで見る
バーチ(かば)フローリングについての様々なトピックや最新記事は、ブログでご確認いただけます。
カバ(樺)カバノキ科の木材について
カバといえば樺細工など何となく聞いたことがあるような樹種名ですね。
身近に使われている箇所もあったりします。家具材、割りばし、爪楊枝、楽器部材など。
住宅部材や高級車の内装材にも使われることもあります。
木目が出にくい散孔材で明るい色なので見た目が優しく感じられます。
ウダイカンバは、心材がサクラ材に似ていることからカバザクラという名で流通している事もある。しかし、サクラ材の様に木肌は赤くはならない。
北海道では、杉や桧の花粉症は皆無ですが最近では白カンバの花粉症に悩まされてる方が増えてきているそうです。
スギ花粉と同じような症状が出るのと、口腔アレルギー症状を起こすことがあるそうです。リンゴやキウイなどの果物を食べると口の中がかゆくなったり腫れたりするそうなので要注意です。
ダケカンバ(岳樺)
- 学名:Betula ermanii
- 別名:ソウシカンバ
- 分類:カバノキ科カバノキ属
- 原産・分布:北海道、本州(奈良県以北)、四国(除く香川)、アジア東北部
- 用途:建築・器具材
ダケカンバの立木
ダケカンバの葉
ダケカンバの幹