無垢フローリングの経年変化について 1.反り・目地の透き・突き上げ 2.割れ 3.色の変化

投稿日:2022年05月31日

無垢フローリングの原料となる木材は植物細胞で構成されています。製品では細胞は生体としての活動はしておりませんが、細胞の主成分であるセルロース・ヘミセルロース・リグニンや副生物であるさまざまな化合物(樹脂や色素など)・無機質の物理化学的性質から室内環境と時間経過に伴う変化が生じます。経年変化の主なものは3つ挙げられます。

1.反り・目地の透き・突き上げ
2.割れ
3.色の変化

 

1.反り・目地の透き・突き上げ
木材は、空気中の水分を吸収したり放出したりする性質を持っています。木材を内装に使用すると、この性質により室内の乾湿を緩和することができます。木材の細胞壁は水分を吸収すると膨張し、放出すると収縮します。このため、室内の湿度状況によっては、伸縮も大きくなり、反り・目地の透き・突上げなどがおきる場合があります。

 

2.割れ
フローリングが水分を含み、その後乾燥した環境にさらされると、一枚の材の内部で異常収縮が発生します。これにより材に割れ目(クラック)が入る場合があります。また、日光の直射をはじめとする様々な室内環境要因により、これと同様の現象が生じる場合があります。

 

3.色の変化
木材は、時間の経過とともに紫外線などの作用によって色が変化していきます。細胞の主成分のうちセルロースとヘミセルロースに色はなく(白色)、リグニンや副主成分が色を決めています。このリグニンや副成分は光りや化学反応によって変化するため、色の経年変化が生じます。この色の経年変化は様々な室内環境要因により、大きな差が見られ、使用状況によっては、リグニン及び副成分の急激な化学変化により灰白色の「脱色状態」に移行してしまう場合があります。このように木質フローリングにおいて、上に述べたような経年変化は自然現象として避けては通れないものであり、お客様にはその点に十分ご理解頂きますようにお願い申し上げます。風合いと生活上支障のない経年変化をゆったり楽しむか、小さな傷を気にしすぎてケミカルな住環境に身を置くかは考え方次第ですね。

その他にも無垢フローリングの経年変化無垢フローリングの経年変色もご案内しております。

3つの経年変化は、サクラブラックチェリークルミウォールナットチークナラオーククリマツパインなどなど、どの樹種に関しましても同じことが言えます。ただし、その経年変化の過程については、樹種によっても違いますし、製材加工方法、使用方法、メンテナンス方法など様々な要因で変化してしまいます。お施主様の生活スタイルに合わせたメンテナンスも考慮しながら無垢材をお選びいただければと思います。

 

 

無垢フローリングの経年変化について
よくあるご質問(FAQ)

Q1. 無垢フローリングの「経年変化」とは、具体的にどのようなことが起こりますか?

主に「反り・目地の透き・突き上げ」「割れ」「色の変化」の3つが挙げられます。
これらは木材に含まれる成分が、室内の湿度や紫外線などの環境要因によって変化することで起こります。無垢材は製品になっても呼吸を続けているため、これらは自然現象として避けては通れないものですが、同時に無垢材ならではの味わいでもあります。


Q2. なぜフローリングに「隙間」や「反り」ができてしまうのですか?

木材が持つ「調湿作用(水分の吸収・放出)」が理由です。
木材の細胞は、湿気が多いと水分を吸って膨張し、乾燥すると水分を放出して収縮します。この性質によって室内の快適な湿度が保たれていますが、その反面、季節や環境によっては木が動いて隙間や反りが生じることがあります。


Q3. 「ひび割れ」が入ることはありますか?原因は何ですか?

はい、環境によっては「割れ(クラック)」が入る場合があります。
特に、水分を含んだ木材が急激に乾燥したり、直射日光が長時間当たり続けたりすると、木材内部で異常収縮が起こり、その力に耐えきれず割れが生じることがあります。過度な乾燥や直射日光には注意が必要です。


Q4. 色が変わったり、日焼けしたりするのはなぜですか?

木材成分(リグニンなど)が、紫外線や酸化などの化学反応を起こすためです。
樹種によって色が濃くなるもの、薄くなるもの、飴色に変化するものなど様々ですが、どの樹種でも経年による変色は起こります。新品の状態を維持するのは難しいですが、時と共に深まる風合いを楽しんでいただければと思います。


Q5. これらの変化は「不良品」ではないのですか?

これらは無垢材の特性による自然現象であり、不良品ではありません。
工業製品とは異なり、無垢フローリングは生きた素材です。多少の傷や隙間、変色も「生活の証」や「味わい」として、おおらかな気持ちで経年変化を楽しんでいただくのが、無垢材と長く付き合う秘訣です。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。東京木材問屋協同組合武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

木のササクレの原因と補修方法|無垢フローリングのトゲ対策ガイド

投稿日:2020年07月25日

 

ささくれ補修 - YouTube - www.youtube.com
YouTube : 無垢フローリングささくれ補修

木のササクレとは?その原因とリスク

無垢フローリングのささくれ箇所の補修についてお問い合わせいただきます。木のササクレは、木材の乾燥や湿気、紫外線の影響、経年劣化などが原因で発生します。特に無垢材は、季節の変化による収縮や膨張が起こりやすく、ササクレができやすい特徴があります。放置すると、足裏に刺さるなどの怪我のリスクもあるため、早めの対処が重要です。その都度、業者にお願いすると高くつくので、補修方法を覚えておきましょう。この動画で補修している樹種は針葉樹の杉材の場合になります。

補修自体は動画を見ていただくとお分かりの通り、接着剤で貼り付けて、表面をサンドペーパーで擦って削り取るだけなのでそんなに難しくはありません。木工パテで埋める補修も簡単ですが、美観的にはささくれの木片を残しておいて再度使用するのが綺麗に補修できるかと思います。補修道具もこれといって特殊な道具を使用するわけではございません。

 

無垢フローリングのささくれ補修に使用する道具

1.瞬間接着剤(ゼリー状)
2.つまようじ
3.紙やすり・サンドペーパー(#180)

 

無垢フローリングのささくれ(とげ)箇所の補修手順

1.補修する箇所の埃(ホコリ)やゴミを掃除します。
2.木目に沿ってササクレの長さを確認します。
3.ササクレにつまようじを刺してどんどん浮き上がらせていきます。
4.ササクレを浮き上がらせてできた隙間に瞬間接着剤(ゼリー状)を塗布します。
5.ササクレをつまようじで押さえつけて直ぐに圧着します。
6.表面にはみ出した瞬間接着剤を紙やすり・サンドペーパーで削り取る。
7.さらにササクレの段差が無くなるように紙やすり・サンドペーパーで削り取る。
8.サンドペーパーの埃を雑巾で乾拭きし除去したら補修完成です。
塗装の有無や塗料で補修方法も異なります。今回の動画は、無塗装の場合です。オイル塗装や蜜蝋ワックス塗装のササクレ箇所の補修に関しては、サンドペーパーで表面を削り取って後にオイルや蜜蝋ワックスを再塗布してください。

ウレタン塗装のササクレ箇所の補修場合は、そもそもササクレは起きにくいと思いますが補修で塗る塗料は塗装屋さんやメーカーと要相談です。
間違ってもいきなりワックスは塗布しないでください。ワックスを塗布することでササクレの木片が接着しにくくなります。

また、同じ木質でも合板フロアーのササクレ箇所の補修方法は今回の動画とは異なりますのでお間違え無いようにお願いいたします。

木質系フローリングのささくれ箇所の補修で一番やってはいけないこと。それは、ウレタン塗装などの造膜型塗料をサンドペーパーで擦ることです。造膜型塗料は、無垢フローリング、挽き板フローリング、突き板フローリングプリント合板フローリングのどれにでも使われていることがあります。ウレタン塗装を代表とする造膜型塗料での塗装は、素人ではなかなか再塗装での補修が困難です。因みにUVウレタン塗装と記載があったりしますが、UV=紫外線に強い塗装という訳ではなく、紫外線硬化型の塗料を使用したウレタン塗装になります。特別にUVウレタン塗装が強い塗装という訳ではございません。UV硬化型のウレタン塗装は、現場ではなかなか同じ塗装に補修できません。後先を考えずにウレタン塗装のササクレ箇所をサンドペーパーで削ると大変です。サンドペーパーで塗装表面を削り取ってしまうとその塗装は無くなるわけです。できる限り、ササクレ箇所の木片を生かし、ウレタン塗装が着いた状態で圧着で補修するのが望ましいでしょう。

 

木のササクレの補修方法

とはいえ、ささくれにもいろいろなパターンがあるかと思います。軽度のささくれ補修と言えば、縫い針より細い棘(トゲ)のようなもの中度のささくれ補修と言うと、今回の動画のようなつまようじ大のトゲ、重度のささくれ補修はと言うと、木目に沿って割れている目割れのようなもの
それぞれ簡単にそれぞれささくれ補修方法を解説いたします。

1.軽度のささくれ(トゲ)箇所の補修の場合

縫い針より細い棘(トゲ)のようなささくれは表面をサンドペーパー(#180程度)で削って落としてください。木にもよりますが、ほとんどの木で引っ掛かった時点で折れてしまいます。無垢フローリングの経年変化で普通に現れます。

2.中度のささくれ箇所の補修の場合

今回、動画にした木片くらいの大きさのささくれですね。こちらも経年変化で現れてきます。動画を参考に補修していただければと思います。接着面にしっかりゼリー状の瞬間接着剤を塗布して固めることが重要です。サンドペーパーで削って表面段差は擦り合わせて下さい。間違ってもここでは液状瞬間接着剤は使用しないでください。

3.重度のささくれ箇所の補修の場合

目割れが多いですね。木目(年輪)に沿ってバリっと剥がれそうになるささくれです。経年変化で現れることは少なく、施工してから早めに現れます。立木の成長過程で年輪に水などが入り、木目(年輪)に沿って木が剥離することがあります。結構、大胆に剥離しますのでびっくりします。状況にもよりますが、つまようじで剥離部分を持ち上げて奥の方には液状の瞬間接着剤、手前側にはゼリー状の瞬間接着剤を使用して圧着し固めます。
もし、木目(年輪)に沿って凹みがあるようでしたら凹みの部分は樹種の色合いに合ったパテでパテ埋めを施してください。パテなどでできた表面段差に関しては、サンドペーパーで削って表面の擦り合わせを行ってください。パテで段差が大きく出たらサンドペーパーの番手を
80番,120番,180番と粗い方から順を追って細かくしてください。表面の削りカスを雑巾などで拭きあげたら完了です。
軽度、中度、重度、どのささくれの場合も塗装の扱いは同じです。オイルやワックスの取り扱いに十分注意してください。

 

 

無垢フローリングのササクレ(トゲ)に関するQ&A

Q1: 無垢フローリングのササクレとは何ですか?

木材の乾燥や湿気、季節変化による収縮などで表面がささくれ立つ現象で、触れるとトゲになり、補修やケアが必要です。

 

Q2: ササクレの補修に必要な道具は?

ゼリー状瞬間接着剤、つまようじ、紙やすり(粗さ#180)など、特別な工具は不要です。

 

Q3: ウレタン塗装の場合の注意点は?

サンドペーパーで膜を削りすぎると再塗装が難しくなるため、ササクレ片を活かした圧着補修がベストです。

 

Q4: 日常的にできるササクレ防止策は?

乾拭き後にオイルや蜜蝋ワックスを定期塗布し、木材の乾燥を防ぎ、表面を保護しましょう。

 

Q5: ササクレを放置するとどうなりますか?

足指に刺さったり、ひろがりやすくなり、危険性や補修費用の増加などのリスクがあります。

 

無垢フローリングの塗装について

 

メンテナンス方法の紹介

ササクレの再発を防ぐためには、定期的なメンテナンスが重要です。オイルやワックスを塗布することで、木材の乾燥を防ぎ、表面を保護します。特に乾燥しやすい冬場や、湿気の多い梅雨時期には、こまめなケアを心がけましょう。

無垢フローリング お手入れ・メンテナンス関連情報

 

よくある質問(FAQ)

Q1. ささくれを見つけた際、すぐにやるべきことは?

A. サンドペーパー(180番程度)で優しく擦り、引っかかりをなくしてください。放置するとストッキングが伝線したり、足にトゲが刺さったりする原因になります。

Q2. ささくれを完全に防ぐ方法はありますか?

A. 無垢材は呼吸しているため完全に防ぐのは難しいですが、湿度が低すぎる状態を避け、定期的にオイルや蜜蝋ワックスで保湿することで発生リスクを抑えられます。

Q3. 接着剤は何を使えばいいですか?

A. 木工用ボンドで問題ありません。瞬間接着剤は乾燥が早すぎて位置調整が難しく、周囲を白く汚す可能性があるため、慣れていない方には木工用ボンドをおすすめします。

Q4. 重度のささくれ(木片が欠損している場合)はどうすればいいですか?

A. 木片がない場合は、同系色の木工パテで埋め、乾燥後にサンドペーパーで整える方法が有効です。

※ 合板フロアーのササクレ補修は方法が異なるため、ご注意ください。


ご参考までに

無垢フローリングの塗装について

無垢フローリング お手入れ・メンテナンス関連情報

 

【実演動画】無垢フローリングのささくれ補修

※動画内では杉(針葉樹)の補修例をご紹介しています。

よくあるご質問(ささくれ補修編)

Q.
ささくれ補修で一番大切なポイントは何ですか?

A. 「元の木片を活かして接着すること」です。木片を捨ててパテで埋めるよりも、今ある木片をつまようじで浮かせて接着剤で伏せる方が、木目が繋がり、格段に美しく仕上がります。

Q.
補修に使う瞬間接着剤はどれでも良いですか?

A. 必ず「ゼリー状」をお選びください。液状タイプは木材に吸い込まれやすく、接着が不十分になるほか、周囲が白く汚れる原因にもなります。

Q.
ウレタン塗装の床でも自分で削って大丈夫?

A. ウレタン等の塗膜がある床をサンドペーパーで擦ると、塗膜が剥げてしまい素人の方では再塗装が困難です。ウレタン塗装の場合は削りすぎず、木片を圧着する補修を優先してください。

監修:無垢フローリング専門店 木魂(株式会社五感)
木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。東京木材問屋協同組合武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
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パインフローリングの経年変色について(飴色・黄変)|色味と風合いの変化を写真で解説

投稿日:2018年01月19日

パインフローリングは、明るい雰囲気で節が多い風合いは
いかにも無垢を使用した感じが出るので人気の無垢フローリングです。

明るいはずのパインフローリングが、
年月が経つたびに黄色く変色していく事を
夢いっぱいの住宅建築計画中に考える間もないかもしれません。

しかし、実際にはどの樹種の無垢材でも経年で変色します。
よく色が濃くなるとは耳にしますが、
最終的に木は白化して土に戻ります。
人間と樹木の寿命のサイクルが異なるのでズレは有りますが、
もちろん人間の目で見ての経年変化や経年変色がよく言われます。

さて、パインの経年による変色を見てみましょう。

画像の様に当初は、明るく清潔感のあるパインフローリングです。

 

施工直後と5年後の違い|実際の写真で比較

 

パインフローリングを無塗装やオイル塗装で5年ほど使用すると
以下の様に経年変化、変色(黄変)します。
日本では、「日に焼けて色艶が出て良くなった」と言われます。
でも、当初の計画ではパインの明るい色合いが好きで選んだはず…
これだけ変色するなら扉や巾木類も、もう少し考えておけばよかった…
と、思った方も多いはずです。

パインを黄変させないようにする工夫

欧米では、このパインフローリングの黄変を“あまり手入れをしていない床”だと捉える方もいらっしゃるようです。
では、欧米ではどの様な使われ方をしているのでしょうか?
欧米では、土足での生活が多く土が家の中に入ることも日本より多いと言われています。
そうすると床表面は多少白くなってしまいます。

その様な事を加味し、初めからパインフローリングを白く塗装します。
塗装と言ってもライやオイルを使用し黄変を防ぐ程度です。
ホワイトオイルは、含浸型で触った感じはクリアオイルと同じです。

また、クリアオイル塗装する事で木目や節はしっかりと映りますが
ホワイトオイルなどの塗装は、木目や節を少し目立ちにくくします。
この事でお部屋全体が明るく優しい感じに仕上がると言われます。

パインフローリングに限らず、オークや桧でも経年変化における変色を防ぐのにライやホワイトオイルを使用する方はたくさんいらっしゃいます。

イングリッシュオークフローリング(ホワイトオイル塗装5年後)

イングリッシュオークフローリング(ホワイトオイル塗装)

どの樹種にどのホワイトオイルが適しているのかは
それぞれ少し違うのでぜひお問い合わせください。

パインフローリングの経年変化変色についてのQ&Aまとめ

パイン材はどのように経年変化しますか?

施工直後は白っぽく柔らかい印象ですが、年数を重ねることで日焼けや酸化により飴色へと変色、黄変し、風合いが増していきます。

 

 

経年変化でパイン材は劣化しますか?

パイン材の経年変化は基本的に劣化ではなく、自然な色味の変化です。ただし、乾燥による収縮や傷みが出る場合もあるため、定期的なメンテナンスが推奨されます。

 

 

日当たりの良い場所とそうでない場所で経年変化に差は出ますか?

はい、日当たりの良い部分は日焼けにより色が濃くなる傾向があります。家具をどかすと色の差が出ることもありますが、時間とともに馴染んできます。

 

 

パイン材の経年変化を美しく保つには?

定期的な乾拭き、オイル塗布などのメンテナンスが有効です。また、紫外線を遮るカーテンの使用や、湿度調整も美しい経年変化には欠かせません。

 

無垢フローリング お手入れ・メンテナンス関連情報

 

Q1. パインフローリングは時間が経つとどのように色が変化しますか?

パイン材は、施工直後は白っぽく明るい清潔感のある印象ですが、年月が経つにつれて日焼けや酸化が進み、徐々に黄色味を帯びた「飴色」へと変化していきます。これは無垢材特有の自然な現象で、日本では古くから「色艶が出て味わい深くなった」とポジティブに捉えられてきました。

Q2. 5年後、10年後の変色はどの程度目立ちますか?

クリアオイル塗装で仕上げた場合、5年ほどで当初の明るさから落ち着いた黄変(おうへん)がはっきりと分かります。お部屋の明るさを維持したいと考えていた方にとっては、想像よりもオレンジ色が強く感じられる場合があるため、将来の変化を考慮した色選びが大切です。

Q3. パイン材の黄変(黄色くなること)を抑える方法はありますか?

欧米などでよく用いられる手法として、木目に馴染む「ホワイトオイル」を塗装する方法があります。含浸型のホワイトオイルを使用することで、パイン特有の黄変を和らげ、時間が経ってもお部屋の明るく優しい雰囲気を保つことが可能です。また、木目や節を少し目立ちにくくする効果もあります。

Q4. すでにクリア塗装した床の上からホワイトオイルを塗ることはできますか?

基本的には、現在使用されているフローリングの商品仕様や塗装状態によって対処方法が異なります。一度クリアオイルで仕上げた上から重ねる場合は、事前の確認が必要です。木魂では、ご購入いただいた品番等に合わせて最適なメンテナンス方法をご提案しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

Q5. パイン以外の樹種でもホワイトオイルは有効ですか?

はい、有効です。パイン材だけでなく、オークや桧(ひのき)などの樹種でも、経年による色味の変化を抑えて白く美しい状態を長く楽しむために、ホワイトオイルやライ(白木仕上げ用剤)を使用される方は多くいらっしゃいます。樹種によって相性の良いオイルが異なりますので、専門家への確認をおすすめします。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

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焼き杉板の経年変化YS-1・5年後

投稿日:2017年03月14日

焼き杉の経年変化と言えども環境によって様々です。 焼き杉板YS-1をご採用いただいた住宅での一例です。 一概に方角で経年変化が変わる訳では無いのですが 一つの例としてご覧いただければと思います。

焼杉板経年変化YS-1 (5)

焼杉板経年変化YS-1 (4)

 

焼杉板経年変化YS-1 (6)

焼杉経年変化 YS-1 5年後 南側

焼杉板経年変化YS-1 (2)

焼杉経年変化 YS-1 5年後 西側

焼杉板経年変化YS-1 (3)

 

同じ住宅でも環境によってこれだけ色が違うんですね。 何度も同じことを言うようですが、 西面だからとか東面だからという訳では無く 庇の出や軒など様々な要因で経年変化は異なります。 あまりにも経年変化が気になる方は、ご採用されない方が無難かも知れません。

 

新品の焼杉板 YS-1

焼杉YS-1 (1)

焼杉YS-1 (2)

 

焼き杉板  ブラッシング  無塗装  相ジャクリ加工

品番:YS-3
長さ:1965~4000mm
幅 :165~225mm
厚さ:10または12mm
価格:2,363円~(税・送料別)
※最新の焼杉板価格は、カテゴリー焼き杉板よりご確認ください。

東京都江東区新木場のショールームで焼杉板をご確認いただけます。

焼杉板の経年変化に関するよくあるご質問

Q1. 焼杉板は年数が経つとどのように変化しますか?

焼杉板の経年変化は、設置環境によって大きく異なります。今回ご紹介した5年経過後の事例(YS-1)のように、新品時の黒々とした炭の状態から、風雨にさらされることで徐々に風合いが変化していきます。一律に同じ色になるわけではなく、自然素材ならではの個体差や環境差が現れます。

Q2. 建物の「方角」によって変化に違いはありますか?

はい、違いは出ますが、一概に「方角だけ」で決まるわけではありません。南側だから、西側だからという理由だけでなく、日当たりや風の通り方など複合的な要因で変化のスピードや色合いが変わってきます。

Q3. 同じ家の外壁でも、場所によって見た目は変わりますか?

その通りです。同じ一軒の住宅であっても、「庇(ひさし)の出」や「軒(のき)」の有無などによって雨がかりの頻度が変わるため、壁面ごとの経年変化には大きな差が生じることがあります。

Q4. 経年変化の色むらが気になるのですが、採用しても大丈夫でしょうか?

もし、均一な色合いを保ちたい、あるいは変化によるバラつきがあまりにも気になるという場合は、採用を慎重に検討された方が無難かもしれません。焼杉板は自然素材ですので、その変化も含めて楽しんでいただける素材と言えます。

Q5. この記事で紹介されている焼杉板の仕様を教えてください。

今回の事例で使用しているのは「焼杉板 YS-1」という品番の商品です。表面にブラッシング加工を施した無塗装品で、板同士の継ぎ目は「相ジャクリ加工」となっています。新木場のショールームでも実物をご確認いただけます。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。東京木材問屋協同組合武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
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焼き杉板YS-6の経年変化

投稿日:2017年03月11日

焼き杉板がどの様に経年変化をするのかご紹介いたします。
焼き杉板とは、杉板の表面をバーナーなどであぶって炭化させ
住宅の外壁や塀に使用する木製サイディングのようなものです。

今回は、一番オーソドックスな素焼き(品番:YS-6)の経年変化です。

新品のYS-6はこんな感じです。
焼杉YS-6 (1)

焼杉板の経年変化・築後15年・北側
YS-6築後15年北側

焼杉板の経年変化・築後15年南側
YS-6築後15年南側

焼杉板の経年変化・築後25年・東側
YS-6築後25年東側

焼杉板の経年変化・築後25年・北側
YS-6築後25年北 (2)

焼杉板の経年変化・築後25年・東側
YS-6築後25年東側
いかがでしょうか?
15年、25年を風雨に耐え経過しても
なかなか良い雰囲気を醸し出していると思いませんか。
サイディングなどでは、なかなかこうはいかないと思います。
焼板は、この様な経年変化を“良し”と
される方にはお勧めしたい外壁材です。
関西より西では、とてもよく見かけられた焼杉板ですが
どういう訳かなかなか関東ではお目に掛かれません。

新木場の無垢フローリングショールームゆらぎでは
様々な焼板のサンプルをご覧いただくことが可能です。
ぜひ、ご予約の上ご来場いただければと思います。

上記の焼杉板の製品紹介
その他の焼杉板ランナップ 

焼杉板 YS-6 素焼き 無塗装 相ジャクリ加工
焼杉YS-6 (1)

焼杉YS-6 (2)

焼杉YS-6 (3)

焼杉YS-6 (4)
焼杉板 素焼き  相ジャクリ加工
品番:YS-6
長さ:1965~4000mm
幅 :165~225mm
厚さ:10または12mm
価格:2,363円~(税別・送料)

※最新の焼杉板価格は、カテゴリー焼き杉板よりご確認ください。

東京都江東区新木場で焼杉板をご確認いただけます。

焼杉板の経年変化に関するよくあるご質問

Q1. 焼杉板(YS-6 素焼き)とはどのような建材で、どのように変化しますか?

焼杉板とは、杉板の表面をバーナー等で炙って炭化させたもので、住宅の外壁や塀に使用される天然のサイディング材です。年月が経つにつれて、表面の炭が風雨に洗われ、徐々に木目の凹凸が際立つ渋い表情へと変化していきます。

Q2. 築15年や25年が経過すると、見た目は具体的にどう変わりますか?

新品時は真っ黒な炭の層に覆われていますが、15年、25年と経過すると炭が取れ、シルバーグレーのような落ち着いた色合いへと移り変わります。人工物には出せない、「古美る(こびる)」と表現されるような深い味わいと風格が漂います。

Q3. 設置する方角(北面や南面)によって、変化のスピードに違いはありますか?

はい、顕著な違いが現れます。一般的に直射日光や雨風が当たりやすい南面や東面は変化が早く、比較的穏やかな北面は炭の黒い質感が長く残りやすい傾向にあります。この方角ごとの個性も、天然木ならではの楽しみの一つです。

Q4. 表面の炭が剥がれてくると、耐久性に問題はありませんか?

炭の層が薄くなっても、板自体の耐久性がすぐに損なわれるわけではありません。実際に25年経過しても外壁としての機能をしっかり維持している例が多くあります。メンテナンスを繰り返すサイディングとは異なり、素材そのものの強さが焼杉の魅力です。

Q5. 変化を前提とした焼杉板を選ぶメリットは何でしょうか?

最大のメリットは、時間が経つほどに「価値や趣が増す」ことです。工業製品の劣化とは異なり、焼杉は風雨に耐えた歳月がそのまま意匠となります。この経年変化を“良し”とする方にとって、これほど愛着の持てる外壁材は他にありません。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。東京木材問屋協同組合武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/