マンション遮音等級LL45・木魂防音無垢フローリング・LLIS-09

投稿日:2020年12月11日
木魂防音無垢フローリング・LLIS-09

木魂防音無垢フローリングLLIS-09をご採用頂きました。

木魂防音無垢フローリングは、マンション用遮音等級LL45対応の直貼りフローリングです。
マンション管理規約の遮音等級LL45相当になります。
マンションの直貼りで無垢フローリングを諦めかけていたお施主様には朗報です。

L45木魂防音無垢フローリング・LLIS-09
L45木魂防音無垢フローリング・LLIS-09
L45木魂防音無垢フローリング・LLIS-09
L45木魂防音無垢フローリング・LLIS-09
L45木魂防音無垢フローリング・LLIS-09
L45木魂防音無垢フローリング・LLIS-09
L45木魂防音無垢フローリング・LLIS-09
L45木魂防音無垢フローリング・LLIS-09

木魂防音無垢フローリング伊予杉フローリング
品番:LLIS-09
サイズ:909x108x26mm
入数:32枚入り(3.14平米)
塗 装:OIL&WAX仕上
価 格:¥9,841/平米(税込・送料別)
*価格は予告無く変更する場合がございます。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

無垢フローリングは手入れ不要?と伺いました… 汚れたまま不潔でよければどうぞ

投稿日:2020年11月10日

「無垢フローリングは手入れ不要」と聞いたことはありませんか?実際には、塗装の種類や使用環境によって必要なメンテナンスは異なります。本記事では、ワックスの必要性、塗装の違い、そして最低限のお手入れで美しさを長持ちさせるポイントをご紹介します。

お客様から「無垢フローリングは手入れが不要だと聞いたのですが???」とご質問をいただきました。

また、すごい質問だなぁと思いながらお話を聞くとWeb上では無垢フローリングのお手入れはほぼ不要、特別な手入れは不要、本物の無垢材であれば不要、と紹介されているらしい。

手入れするのも、手入れ不要にするのも使う者次第だと思います。当たり前すぎてこんがらがることもありますが、そもそも手入れとはどういう意味なのでしょうか?

手入れとは…

1 よい状態を保つために、整備・補修などをすること。
「手入れが行き届く」「よく手入れされた庭木」

2 捜査や検挙のために、現場や犯人の居所に踏み込むこと。
「密売の現場を手入れする」

今回、無垢フローリング手入れ不要の手入れは
もちろん“よい状態を保つために、整備・補修などをすること”です。

よい状態を保つための整備・補修 です。

無垢フローリングのお手入れ不要 は無垢フローリングのよい状態を保つための整備・補修は不要 ???

よい状態を保たなくてよければ、お手入れ不要だし長年よい状態を保ちたければお手入れは必要。

合板フロアー、クッションフロアー、無垢フローリングなどの床材
クロス、漆喰、珪藻土などの壁材
瓦、ガルバニウム、焼杉などの外装材
なんでも長くよい状態で使いたければ手入れはした方が良いに決まっている。
手入れ不要だと思う人はそれでいいと思う。

 

私たちとしては、
無垢フローリングのお手入れは必要だと思っています。
無垢フローリングのお手入れについてたくさん記載しておりますがどんな樹種でもどんな塗装でも
無垢フローリングお手入れ不要とはいかないと思います。

どこでどうなったのか?
よくわかっていないのか?
無垢フローリングはほぼ手入れ不要

ほぼ手入れ不要

不要?

無垢フローリングは、特別な手入れは不要

無垢フローリングは手入れ不要??

となって行ったのでしょう。

記事を読んでみると、インテリアプランナーやライターが書いた文章で現実味や裏付けの無い話が多すぎる。
こんな方々が書く記事が最近の流行みたいですが、施主は踊らされますね。

色々見てみると、無垢フローリングの塗装の違いと仕上によって無垢フローリングの手入れ不要論があるようです。

・造膜型塗料 : ウレタン塗装、UVウレタン塗装など

・含浸型塗料 : 自然オイルワックス、ガラス塗装など

・無塗装   : 鉋仕上げがあるだろうに触れられていないことが多い

・浮づくり  : よくわかりませんがとても良いらしいです

このあたりの記事は読めば読むほどよく分からない。
「手入れ不要論」矛盾が多すぎます。

 

基本的にどんな無垢フローリングのお手入れ方法も、無垢フローリングの表面仕上げと塗装の状況によって異なります。

一番は、お手入れを不要としている無垢フローリングメーカーに問い合わせることが最良です。

基本的な無垢フローリングのお手入れは以下となります。

詳しくは「無垢フローリングの手入れ」をご参照ください。

無塗装無垢フローリング(カンナ仕上げ)の掃除と手入れ・メンテナンス手順

  1. 窓を開けられる環境でしたら、窓を開けてください。
    無塗装(カンナ仕上げ)の場合は、表面に静電気が発生しにくいので
    埃(ほこり)が床にぴったりくっつく事はありません。
    窓を開けて風通しを良くするだけでも、埃はある程度外に出ていきます。
  2. ホウキまたはフロアワイパー(ドライ)、
    乾拭き雑巾を使用して残った埃を取り去ります。
    無塗装品(カンナ仕上げ)とオイル塗装はホウキと相性が良いようです。
  3. 家具の裏やフロアワイパー(ドライ)が入り込めなかった箇所は、
    掃除機を使用してホコリやごみを吸い取りましょう。
  4. 特に汚れている箇所を見つけたら、硬く絞った雑巾で拭きとってください。
    フローリングの隙間に落ちた汚れの付着が気になる方は
    爪楊枝等で取り除いてください。
  5. それでも落ちない場合は、カンナを使用して削り取ってください。
    紙ヤスリ・サンドペーパーは使わない方が良いです。
  6. 傷・凹みに関しては、程度にもよりますが凹み箇所に
    お水を掛けて必ず当て布をし、
    アイロンで水蒸気を送り込み凹みを膨張させてください。
  7. 磨いて艶を出したい場合には、ヌカ袋(湿式)をお使いください。
  8. カンナ仕上げの場合は特に塗装は必要ございません。
    何かワックスを塗布する場合は、蜜蝋ワックスとの相性がよいです。

オイル塗装無垢フローリングの掃除と手入れ・メンテナンス手順

  1. 窓を開けられる環境なら窓を開けてください。
    オイル塗装の場合は、
    ウレタン塗装とは違い表面に静電気が発生しにくいので
    埃(ほこり)が床にぴったりくっつく事はありません。
    窓を開けて風通しを良くするだけでも埃はある程度外に出ていきます。
  2. ホウキまたはフロアワイパー(ドライ)、
    乾拭き雑巾で残った埃を取り去ります。
    オイル塗装と無塗装品(カンナ仕上げ)はホウキと相性が良いようです。
  3. 家具の裏やフロアワイパー(ドライ)が入り込めなかった箇所は
    掃除機でホコリやごみを吸い取りましょう。
  4. 特に汚れている箇所を見つけたら、硬く絞った雑巾で拭きとってください。
    フローリングの隙間に落ちた汚れが気になる方は
    爪楊枝等で取り除いてください。
  5. それでも落ちない場合は、紙ヤスリ・サンドペーパーでサンディングして
    削り取ってください。削られた箇所ではオイルも削られていますので
    オイルを塗布してください。
  6. 傷・凹みに関しては、程度にもよりますが凹み箇所にお水を掛けて
    必ず当て布をし、アイロンで水蒸気を送り込み凹みを膨張させてください。
  7. 1~2年毎の定期的にメンテナンスで蜜蝋ワックスを塗布してください。
    フローリング表面の汚れを落としてからワックスがけを行ってください。
    木の導管に汚れが詰まっているとオイルもワックスも浸透しません。
    あまり頻繁にワックスを塗布する必要はございません。
    元々、木の導管にワックスを入れ込んでいく訳ですから
    入る量は限られています。
    浸透しきらなかったオイルやワックスは表面に残ることになり、
    べたつきや汚れが付く原因になります。
    また、例えば家具の下やお部屋の隅など、足の届かない箇所は
    ワックス材の剥がれる要因が少ないので
    頻繁に塗布する必要はございません。
    蜜蝋ワックス塗布のコツは、床が完全に乾いた状態で
    少しずつチビチビと塗ることになります。
  8. 水で希釈して溶かす様な水性クリーナーのご使用はなるべく避けてください。
    水分は無垢フローリングにとっては大敵です。
    使い方によってはひどく毛羽立ったり反りが出てしまう可能性がございます。
    各オイルメーカーとも水性クリーナーを販売しておりますが、
    ご利用にあたっては十分にご注意ください。
    弊社といたしましては推奨いたしません。

 

UVウレタン・ウレタン塗装無垢フローリングの掃除と手入れ・メンテナンス手順

  1. フロアワイパーを使用して埃(ほこり)を取り去ります。
  2. 家具の裏やフロアワイパー(ドライ)が入り込めなかった箇所は、
    掃除機を使用してホコリやごみを吸い取りましょう。
  3. 特に汚れている箇所を見つけたら、
    硬く絞った雑巾を使用して拭きとってください。
    フローリングの隙間に落ちた汚れが気になる方は
    爪楊枝等で取り除いてください。
    紙ヤスリ・サンドペーパー等は使わないように注意してください。
    これが原因で表面がくすんでしまう事があります。
  4. 1~2年毎に定期的に、ウレタン塗装に適したワックスを、
    乾いた状態で塗布してメンテナンスしてください。
    水性クリーナーのご使用は避けてください。

ガラス系塗料塗装の無垢フローリングの掃除と手入れ・メンテナンス手順

  1. 乾いた雑巾、化学雑巾を使用して乾拭きしてください。
  2. 汚れが落ちにくい場合は濡れ雑巾を使用して汚れを除去し、
    その後乾拭きで水気を拭き取ってください。
  3. 木目に汚れが入っているなど、汚れがひどく落ちにくい時は、
    薄めた中性洗剤を浸したミクロファイバー布などを使用して
    汚れを除去してください。水気はすぐ拭き取ってください。
    ※強アルカリ洗剤は使用しないでください。
  4. ガムや食べ物による汚れの付着は、表面を傷つけないように
    ペーパーナイフなどでおおまかに取り除いた後、
    市販のスプレークリーナーなどを使用して完全に除去してください。
  5. マジックや絵の具などのひどい汚れが付着した場合は、
    塗料用シンナー、ラッカーシンナーなどの溶剤を
    ミクロファイバーに含浸させ拭き取ってください。何もこぼさない、落とさない生活は無理ですものね。
    合板フロアーでも無垢フローリングでも、
    塗装でもコーティングでも床材として販売されているのであれば
    硬く絞った雑巾で水拭きして不具合が出るような床材は
    ほとんどないと思います。
    お手入れ不要、必要とかよりも
    日々のお掃除レベルなお話ですが…無垢フローリング材のお手入れ・メンテナンスについてのまとめ>無塗装の無垢フローリングのお手入れ、メンテナンス、掃除
    >オイル塗装の無垢フローリングのお手入れ、メンテナンス、掃除
    >UVウレタン・ウレタン塗装の無垢フローリングのお手入れ、メンテナンス、掃除
    >ガラス系塗料塗装(SSG・木塗MOKUTOなど)の無垢フローリングのお手入れ、メンテナンス、掃除
    ナラ無垢フローリングのお手入れ、メンテナンス方法
    杉無垢フローリングのお手入れ、メンテナンス方法
    桧無垢フローリング お手入れ面メンテナンス

 

 

よくある質問(Q&A)

無垢フローリングは本当に手入れ不要ですか?

塗装の種類や使用環境によっては、定期的なお手入れが必要です。特に無塗装やオイル仕上げの床は、ワックスやオイルの再塗布が推奨されます。一方で、ウレタン塗装の床は比較的メンテナンスが少なく済みます。

どの塗装を選べば、手入れの手間を減らせますか?

ウレタン塗装やUV塗装のフローリングは、耐久性が高く、表面に汚れが付きにくいため、日常的なお手入れがほとんど不要です。頻繁なメンテナンスを避けたい方にはおすすめです。

オイル塗装の床を長く美しく保つにはどうすればよいですか?

定期的なオイルの再塗布が必要です。年に1~2回、専用オイルでメンテナンスを行うことで、木本来の美しさや質感を長く保てます。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

2020年下半期・樹種別無垢フローリング人気ランキング

投稿日:2020年11月01日

無垢フローリング専門店木魂における
2020年下半期・無垢フローリング人気ランキングです。

無垢フローリングの出荷量、お問い合わせ件数、サンプル請求数など
様々な条件を基にランキングしています。

 

1位:ブラックウォールナットフローリング

ブラックウォールナットフローリング,床暖房,ウォールナット,ウォルナット,幅広,広葉樹,L45,森林認証材,落葉樹

ブラックウォールナットフローリング

色が濃いフローリングで一番人気は、ブラックウォールナットフローリングですね。ブラックウォールナットに関しては、木肌が黒く節も黒いのが一つの特徴で、
節有りの表情が好まれることが多いようです。
桧やパインなどのように白地に赤の節ではないのでそれほど目立たなく、
無垢っぽさを際立たせる要因の一つです。
古来の様式建築から近代的なモダン建築まで
重厚感をお求めのお施主様にはおすすめです。
節が少なく重厚なイメージのカームグレードや節と色むらが入る
ナチュラルなラフグレードまでラインアップしております。
最大幅200mmで長さ1820mmの1枚ものの
日本最大級のブラックウォールナット無垢フローリングもございます。
ぜひ、節の入り具合などは無垢フローリングショールームで
ご確認いただければと思います。
60mm~200mm巾までございますが基本的には、幅広は板目が多く、
幅が狭い物は柾目が多くなります。

2位:木魂防音無垢フローリング

木魂防音無垢フローリング
木魂防音無垢フローリング

LL45(ΔLL(Ⅱ)-3・ΔLL(Ⅰ)-4 相当)の防音規定がある
マンションのリノベーションやリフォームでも
「木魂防音無垢フローリング」ならコンクリートスラブ直貼り無垢フローリングが使用できます。マンション防音規定 LL45対応、厚さ26mm(無垢フローリング15mm + 防音材11mm)の直貼り無垢フローリングです。
マンションの防音規定LL45に対応した『木魂防音無垢フローリング』は、フローリング総厚26mmで コンクリートスラブ 直貼り施工が可能。床衝撃音レベル測定結果としては、⊿LL(Ⅱ)-3=LL-45(ΔLL(Ⅰ)-4 相当)をクリアした直貼り無垢フローリングになります。木魂のマンション用防音無垢フローリングは、総厚26mmで直貼り施工ができる無垢フローリングになります。床衝撃音レベル測定結果としては、⊿LL(Ⅱ)-3・ΔLL(Ⅰ)-4 相当=LL-45をクリアしております。床衝撃音レベル推定値(計算値)は、(財)建材試験センターの算出法に準拠したもので、床衝撃音レベル低減量試験結果をもとに、現場コンクリート床厚に試料を施工した場合の床衝撃音レベルを推定した物です。(第三者機関の財団法人の試験場にて計測実施)

 

3位:LL45挽き板直貼りフローリング

LL45挽き板フローリング
LL45挽き板フローリング

遮音等級L45対応(ΔLL(Ⅰ)-4 )で、マンションのリノベーションやリフォームでも
表情豊かな無垢床材を使って床暖房にも対応します。
厚さ12mm(挽き板2mm)の挽き板直貼りフローリングです。
挽き板(ヒキ板)とは、スライスではなく、電動鋸(のこ)刃で製材した板です。
のこくずが出る分、歩留まりの関係上コストアップになりますが、
スライスでは難しい厚みのある材を生産することが出来ます。
2mmの厚みを持たせることで、
無垢フローリングと同等の味のある質感を出しています。
また、無垢材と比べた場合、基材が合板であるため、
無垢材よりも木のソリ・収縮などの変形が極めて少ないと言えます。

※どの樹種の無垢フローリングの塗装に関しましても、
表面には天然の蜜蝋ワックス、自然オイル塗料、造膜型のウレタン塗料、
メンテナンスが楽なガラス塗料など様々な塗料に対応いたします。
ぜひお問い合わせください。
また、無垢フローリングのメンテナンスについては、
樹種ではなくそれぞれの表面仕上げによって異なりますので
無垢フローリングのメンテナンス」をご参照ください。

 

4位:シベリアンウォールナットフローリング

シベリアンウォールナットフローリング,広葉樹,銘木,1820mm,150mm,15mm
シベリアンウォールナットフローリング

広葉樹で木質が堅いと思われがちなウォールナット(クルミ)ですが
果実が硬いだけで木はあまり堅いとは言えずやわらかいです。
木質は軟らかく足あたり、肌触りが良いのと、オーク(楢)の様に黄変しない
ピンクとグレーが混じった独特な優しい色合いがシベリアンウォールナットの
人気のポイントの一つでしょう。
木材として耐久性や強度が低いと言う訳では無く、
弾力性を活かして銃床や農機具の柄などにも利用されます。
無垢フローリングの価格についても
1820mm・1枚物のラフグレード(節有・色むら有)は
150mm・130mm・90mmともに買い得感が高く人気の無垢フローリングです。

 

5位:どんぐりフローリング

どんぐりフローリング,椎,シイ,広葉樹,森林認証材,どんぐり,ドングリ
どんぐりフローリング

可愛いネーミングだけでも人気があるどんぐりフローリングですが、
もちろん他にも人気の訳はございます。
どんぐりフローリングの特徴は、
乱尺でありながら1820mmの長尺なフローリングがたくさん含まれるところです。
また、原木がかなり大径木なために木目が大らかで落ち着いた表情となっています。木材の性質的には、表面硬度が非常に高く硬くて丈夫です。
広葉樹の仲間ではめずらしく西日本で産出されます。
ほとんどの広葉樹フローリングが東北以北で伐採される中、
西日本産はとても希少です。西日本ご出身のお施主様にもご好評を得ております。
田舎や地元の木材を住宅に使用したいと願うお施主様も少なくはありません。
田舎や地元の国産無垢フローリングお探しの方は
都道府県産地別国産無垢フローリングと羽目板」を
ご参照いただければと思います。
どんぐりフローリングの風合いは、楢(ナラ)でもなく栗(クリ)でもなく
タモでもなくどんぐり独特です。
木目は、原木がかなり大きい為か木目がおおらかではっきりしていません。
また、どんぐりフローリングは長尺の物が多いので木目に伸びも出てきます。
お部屋に奥行き感を感じる事が出来ると思います。
カットサンプルではなかなか分かりませんので
ぜひ東京新木場の無垢フローリングショールームでご確認ください。

 

※どの樹種の無垢フローリングの塗装に関しましても、
表面には天然の蜜蝋ワックス、自然オイル塗料、造膜型のウレタン塗料、
メンテナンスが楽なガラス塗料など様々な塗料に対応いたします。
ぜひお問い合わせください。
また、無垢フローリングのメンテナンスについては、
樹種ではなくそれぞれの表面仕上げによって異なりますので
無垢フローリングのメンテナンス」をご参照ください。

 

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

無垢フローリングと断熱 無垢材は断熱材ではありません。

投稿日:2020年10月25日
ヒノキ電子顕微鏡

リフォーム、リノベーション時によくご質問をいただきます。

『無垢フローリングで床の断熱を施そうと思っています。』

無垢材を断熱材として使用することにはリスクがあります。本記事では、おすすめしない理由と、適した断熱材の選び方を解説します。

無垢材は見た目や手触りが魅力ですが、断熱材として使うには適していません。なぜなら…

冬期は床面が冷たいので床暖房を検討しましたが、機器のメンテナンスや寿命のことを考えて検討をやめました。
床暖房の使用については、何年くらいその物件で暮らすのか?
終の棲家にするのか?はたまた売りに出すのか?で採用するかしないかをしっかりご検討いただければと思います。サッシや断熱材の性能を上げた方が床暖房を採用するよりも都合が良い場面が多々ありますのでじっくり検討です。

なぜ無垢材は断熱材に向いていないのか

  • 熱伝導率が高くないが、厚みが必要
  • 価格が高くコストパフォーマンスが悪い
  • 断熱等性能等級に適合しない場合がある

ただの木材である無垢フローリングを床の断熱材代わりに使用することはあまりお勧めしておりません。
中には、分厚い30㎜の杉を使うのであたたかいとおっしゃる方もいらっしゃいますが
直接足に触れる部分は厚さに関係しませんし、12㎜や15㎜厚の無垢フローリングに床下断熱材を使用する方が断熱性能は良い方に振れるのではないかと思っています。
もしかして12㎜厚も必要が無く半分の6㎜厚の無垢フローリングに断熱材24㎜厚の方が30㎜厚の無垢フローリングよりも暖かく過ごせるのではないかと考えています。

無垢フローリングがあたたかいと感じるかどうかは熱伝導率の差がそのまま断熱性能の差になるわけです。
熱伝導率の数値が小さいほど熱が伝わりにくいこと意味します。
例えば、杉の熱伝導率は0.087W/(m・k)でコンクリートの熱伝導率は1.0W/(m・k)です。
杉の熱伝導率はコンクリートと比べると約12分の1になります。
それだけ熱を伝えにくいという事になります。
熱い鍋やフライパンの取っ手や柄が鉄だと直に握れませんが木製であれば素手でもつことができます。
この木材の性質は様々な場面で役立てられていて、外部ドアのドアノブ、ベンチの座面、アイロンの柄、ライフルの銃床なども熱伝導率の低さから木材が使われることがあります。

どうして木材の熱伝導率は低くなるのでしょう?
木材の比重は、樹種による差はほとんどなく約1.5g/cm3です。
これを木材の真比重と言います。
真比重に対して、木材を乾燥させた時の重さと同じ体積の水の重さを比べた値を気乾比重と呼んでいます。
一般的に木材の比重と言う場合は気乾比重を指しています。
空隙率が高く、空気が多く含まれるほど、その木の比重は小さくなります。
つまり軽い木ほど熱伝導率が低く、断熱性能が高いという事ができます。
金庫内部に桐材が使われているのは、熱伝導率が低く断熱性能が高いために金庫の貯蔵物が守られやすいということが要因でもあります。

木材を電子顕微鏡で見てみると、パイプ状の細胞の集合体であることがわかります。

イタヤカエデ電子顕微鏡
イタヤカエデ電子顕微鏡
ヒノキ電子顕微鏡
ヒノキ電子顕微鏡

このパイプの中が空気で満たされているので木材は熱伝導率が低いのです。
上記画像のイタヤカエデとヒノキの電子顕微鏡画像ではヒノキの方が隙間が多いのがわかります。
空気をたくさん含んでいるので温かみを感じるという事になります。
一般的に広葉樹が硬くて重く、針葉樹は軟らかくて軽いと言われています。
この事だけを聞いてみると、針葉樹は、熱伝導率が低く、断熱性能が高い。
逆に広葉樹は、熱伝導率が高く、断熱性能が低いと考えがちです。
しかし、軽くて柔らかいバルサや桐も広葉樹ですので一概には言えません。
詳しくは、木材性質一覧表をご参照いただければと思います。

少し話がそれてしまいましたが元に戻します。
例えば床厚を30㎜の厚さで収めなければいけない現場状況だとします。
ただの木材である、杉の床材30㎜を使用することで仕事は早く、「通常の合板フロアーの倍以上の厚みがあるんだ」と見た目安心感があります。
同じ現場で、12㎜の杉フローリングに18㎜の断熱材スタイロフォームを敷き込んだ場合はどちらが断熱性能が高くお部屋が暖かくなると思いますか?

もう少し思うところは、合板フロアー材でも杉の床材30㎜よりも暖かく快適に過ごせる可能性もあります。
合板フロアーにも様々な合板フロアー材があります。
よく言われるのは表面材の違いです。
1つ目は、昨今では一番多いかもしれません。
表面にプリントシートを合板フロアー材。
こうなれば合板を使う事は無く、ビニールシートを直接下地合板に貼ればいいのではないかと思ってしまうくらいです。

2番目に多いのは、突板(ツキイタ)を使用した合板フロアー材。
突板とは、木材を0.3~0.6㎜くらいに薄くスライスしたものです。
突板を合板フロアーに張り付けたもの。

3つ目は、挽き板フローリングです。
挽き板とは、2~6㎜程度の板を鋸で薄く挽いたものです。
挽き板を合板に張り付けたものが挽き板フローリングになります。

シートと突板を使用した合板フロアーは、表面にクリアー塗装を施さなければ商品として成り立ちません。
シートはそもそも写真のようなものですし、突板は薄いので造膜型の塗装ありきの合板フロアーリングです。
シートの合板フローリングも突板の訪販フローリングも人が触れる床材表面に木材の空洞は現れません。
木材として空気が納まるべきパイプが塗料で埋まっているもしくは写真なので存在すらしません。
これでは暖かみを感じる事すらできません。
しかし、挽き板フローリングに関しては、表面が2㎜以上ありますので無塗装やオイル塗装などでも使用することが可能です。
表面には、空気をためるためのパイプが存在しているのです。
挽き板合板フロアーと断熱材を使用することで30㎜厚の杉フローリングよりも
暖かく過ごすことができる可能性が十分あります。

どうしても合板でなく無垢フローリングの方が良いというお施主様には6㎜厚のヒノキ無垢フローリング「賃貸用無垢フローリングマット」の
ご用意もございます。
厚さ6㎜の為にクローゼットの扉がひっかって開かいない…なんてこともありません。

また、マンションなどで床仕上げ材の厚みを増すことで遮音性能を上げようと考えてもなかなか遮音性能を上げることにはなりませんので注意が必要です。

この点に関しては、また別場面でしっかり取り上げようと思いますが「子供が飛び跳ねたり走ったりする音がうるさい!」などが
階下からの住民からのクレームとして多いように思いますがドンドンという重い音は重量衝撃音と言ってLL値ではなくLH値で評価される音です。
ちなみに遮音等級LL45(遮音等級ΔLL(Ⅰ)-4 )は軽量衝撃音の基準でありドンドンという音とはLH50などは重量衝撃音の遮音等級となります。
重量衝撃音は建物構造上の問題であることが多いので仕上げ材をどうこうしようと思ってもなかなか遮音はできません。

物に触れた際にあたたかいと感じる感じ無いは熱伝導率の差によるものです。
熱伝導率が低いと人の持つ熱は奪われにくくなりあたたかいと感じます。

木材における熱伝導率の違いは比重によるものです。
比重が高いと硬くて重い。低いと軽くて柔らかい。

広葉樹だから、針葉樹だからと言ってあたたかいと感じるか感じないかは判断できない。

確かに素材による熱伝導率の差であたたかいと感じたり冷たく感じたりする場合もありますが、基本的に木材は木材であり、断熱材は断熱材。
木材が断熱材と同じ寸法で同じ性能が保たれるのであれば断熱材がこれほど建築業界に浸透することはありません。

 

無垢材は断熱材に使えないのですか?

無垢材はある程度の断熱性を持っていますが、断熱材としての性能は不十分です。厚みが必要になり、コストも高いため、一般的な断熱材の代用には適していません。

無垢材を断熱材として使うデメリットは何ですか?

断熱効果が限定的で、十分な性能を確保するには厚みが必要となり、施工性やコスト面で不利です。また、結露対策としても不十分な場合があります。

断熱材としておすすめの素材はありますか?

住宅用としては、グラスウール・セルロースファイバー・発泡ウレタンなどが代表的で、断熱性能・施工性・コストのバランスが取れています。

無垢材の適材適所とは?

断熱材ではなく、フローリングや壁・天井の仕上げ材として使用するのが一般的です。調湿性や肌触りの良さを活かすには、仕上げ材としての利用が最適です。

 

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

どんぐり無垢フローリング・DO-01 をご採用頂きました

投稿日:2020年09月25日
どんぐりフローリング 品番:DO-01

 

どんぐりフローリングDO-01 をご採用頂きました。

どんぐりフローリングは、
皆さまよくご存知のどんぐりの実がなる
山陰地方産の椎(しい)の木から
作られる無垢フローリングです。

山陰地方の山奥で時間を掛けてゆっくり育ったどんぐりの木。
非常に硬く重たい性質で、木目はナラに、色あいはクリに似ています。
炭やチップを作るために伐採することが多いのですが、
大径木で木筋の良い物だけはどんぐり無垢フローリングとなります。
国産材の広葉樹では、
数少ない長め(910~1820mm)の無垢フローリング材です。

どんぐりフローリングDO-01
どんぐりフローリング 品番:DO-01
どんぐりフローリング 品番:DO-01
どんぐりフローリング 品番:DO-01
どんぐりフローリング 品番:DO-01
どんぐりフローリング 品番:DO-01
どんぐりフローリング 品番:DO-01

 

どんぐりフローリング
品番:DO-01
サイズ:乱尺x100x15mm
節の量:小節
タイプ:乱尺(910~1820mm)
塗装:自然OIL&WAX
価格:14,048円/平米(税込・送料別)

※上記価格には、配送費は含まれておりません。
※価格は予告無く変更する場合がございます。

 

 

どんぐりフローリングDO-01は、
無垢フローリングショールームゆらぎで常設展示しております。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/