無垢フローリングと断熱 無垢材は断熱材ではありません。

ヒノキ電子顕微鏡

リフォーム、リノベーション時によくご質問をいただきます。

『無垢フローリングで床の断熱を施そうと思っています。』

冬期は床面が冷たいので床暖房を検討しましたが、
機器のメンテナンスや寿命のことを考えて検討をやめました。
床暖房の使用については、何年くらいその物件で暮らすのか?
終の棲家にするのか?はたまた売りに出すのか?で
採用するかしないかをしっかりご検討いただければと思います。

サッシや断熱材の性能を上げた方が床暖房を採用するよりも
都合が良い場面が多々ありますのでじっくり検討です。

ただの木材である無垢フローリングを床の断熱材代わりに
使用することはあまりお勧めしておりません。
中には、分厚い30㎜の杉を使うのであたたかい
とおっしゃる方もいらっしゃいますが
直接足に触れる部分は厚さに関係しませんし、
12㎜や15㎜厚の無垢フローリングに床下断熱材を使用する方が
断熱性能は良い方に振れるのではないかと思っています。
もしかして12㎜厚も必要が無く半分の6㎜厚の無垢フローリング
に断熱材24㎜厚の方が30㎜厚の無垢フローリングよりも
暖かく過ごせるのではないかと考えています。

無垢フローリングがあたたかいと感じるかどうかは
熱伝導率の差がそのまま断熱性能の差になるわけです。
熱伝導率の数値が小さいほど熱が伝わりにくいこと意味します。
例えば、杉の熱伝導率は0.087W/(m・k)で
コンクリートの熱伝導率は1.0W/(m・k)です。
杉の熱伝導率はコンクリートと比べると約12分の1になります。
それだけ熱を伝えにくいという事になります。
熱い鍋やフライパンの取っ手や柄が鉄だと直に握れませんが
木製であれば素手でもつことができます。
この木材の性質は様々な場面で役立てられていて、
外部ドアのドアノブ、ベンチの座面、アイロンの柄、
ライフルの銃床なども熱伝導率の低さから木材が使われることがあります。

どうして木材の熱伝導率は低くなるのでしょう?
木材の比重は、樹種による差はほとんどなく約1.5g/cm3です。
これを木材の真比重と言います。
真比重に対して、木材を乾燥させた時の重さと
同じ体積の水の重さを比べた値を気乾比重と呼んでいます。
一般的に木材の比重と言う場合は気乾比重を指しています。
空隙率が高く、空気が多く含まれるほど、
その木の比重は小さくなります。
つまり軽い木ほど熱伝導率が低く、断熱性能が高いという事ができます。
金庫内部に桐材が使われているのは、
熱伝導率が低く断熱性能が高いために
金庫の貯蔵物が守られやすいということが要因でもあります。

木材を電子顕微鏡で見てみると、
パイプ状の細胞の集合体であることがわかります。

イタヤカエデ電子顕微鏡
イタヤカエデ電子顕微鏡
ヒノキ電子顕微鏡
ヒノキ電子顕微鏡

このパイプの中が空気で満たされているので木材は熱伝導率が低いのです。
上記画像のイタヤカエデとヒノキの電子顕微鏡画像では
ヒノキの方が隙間が多いのがわかります。
空気をたくさん含んでいるので温かみを感じるという事になります。
一般的に広葉樹が硬くて重く、針葉樹は軟らかくて軽いと言われています。
この事だけを聞いてみると、
針葉樹は、熱伝導率が低く、断熱性能が高い。
逆に広葉樹は、熱伝導率が高く、断熱性能が低いと考えがちです。
しかし、軽くて柔らかいバルサや桐も広葉樹ですので一概には言えません。
詳しくは、木材性質一覧表をご参照いただければと思います。

少し話がそれてしまいましたが元に戻します。
例えば床厚を30㎜の厚さで収めなければいけない現場状況だとします。
ただの木材である、杉の床材30㎜を使用することで仕事は早く、
「通常の合板フロアーの倍以上の厚みがあるんだ」と見た目安心感があります。
同じ現場で、12㎜の杉フローリングに18㎜の断熱材スタイロフォームを
敷き込んだ場合はどちらが断熱性能が高くお部屋が暖かくなると思いますか?

もう少し思うところは、合板フロアー材でも杉の床材30㎜よりも
暖かく快適に過ごせる可能性もあります。
合板フロアーにも様々な合板フロアー材があります。
よく言われるのは表面材の違いです。
1つ目は、昨今では一番多いかもしれません。
表面にプリントシートを合板フロアー材。
こうなれば合板を使う事は無く、ビニールシートを直接
下地合板に貼ればいいのではないかと思ってしまうくらいです。

2番目に多いのは、突板(ツキイタ)を使用した合板フロアー材。
突板とは、木材を0.3~0.6㎜くらいに薄くスライスしたものです。
突板を合板フロアーに張り付けたもの。

3つ目は、挽き板フローリングです。
挽き板とは、2~6㎜程度の板を鋸で薄く挽いたものです。
挽き板を合板に張り付けたものが挽き板フローリングになります。

シートと突板を使用した合板フロアーは、表面にクリアー塗装を
施さなければ商品として成り立ちません。
シートはそもそも写真のようなものですし、
突板は薄いので造膜型の塗装ありきの合板フロアーリングです。
シートの合板フローリングも突板の訪販フローリングも
人が触れる床材表面に木材の空洞は現れません。
木材として空気が納まるべきパイプが塗料で埋まっている
もしくは写真なので存在すらしません。
これでは暖かみを感じる事すらできません。
しかし、挽き板フローリングに関しては、表面が2㎜以上ありますので
無塗装やオイル塗装などでも使用することが可能です。
表面には、空気をためるためのパイプが存在しているのです。
挽き板合板フロアーと断熱材を使用することで
30㎜厚の杉フローリングよりも
暖かく過ごすことができる可能性が十分あります。

どうしても合板でなく無垢フローリングの方が良いというお施主様には
6㎜厚のヒノキ無垢フローリング「賃貸用無垢フローリングマット」の
ご用意もございます。
厚さ6㎜の為にクローゼットの扉がひっかって開かいない…なんて
こともありません。

また、マンションなどで床仕上げ材の厚みを増すことで
遮音性能を上げようと考えてもなかなか遮音性能を上げることには
なりませんので注意が必要です。

この点に関しては、また別場面でしっかり取り上げようと思いますが
「子供が飛び跳ねたり走ったりする音がうるさい!」などが
階下からの住民からのクレームとして多いように思いますが
ドンドンという重い音は重量衝撃音と言ってLL値ではなく
LH値で評価される音です。
ちなみに遮音等級LL45(遮音等級ΔLL(Ⅰ)-4 )は軽量衝撃音の基準であり
ドンドンという音とはLH50などは重量衝撃音の遮音等級となります。
重量衝撃音は建物構造上の問題であることが多いので
仕上げ材をどうこうしようと思ってもなかなか遮音はできません。

物に触れた際にあたたかいと感じる感じ無いは
熱伝導率の差によるものです。
熱伝導率が低いと人の持つ熱は奪われにくくなり
あたたかいと感じます。

木材における熱伝導率の違いは比重によるものです。
比重が高いと硬くて重い。低いと軽くて柔らかい。

広葉樹だから、針葉樹だからと言って
あたたかいと感じるか感じないかは判断できない。

確かに素材による熱伝導率の差であたたかいと感じたり
冷たく感じたりする場合もありますが、
基本的に木材は木材であり、断熱材は断熱材。
木材が断熱材と同じ寸法で同じ性能が保たれるのであれば
断熱材がこれほど建築業界に浸透することはありません。

 

 

無垢フローリング30mm厚板フローリングをご紹介いたします。

ダグラスファー無垢フローリング30mm節有無塗装DF-02

無垢フローリング専門店木魂で取り扱う
無垢フローリング30mm厚板フローリングをご紹介いたします。
広葉樹木材は設定が無く、全て針葉樹木材(桧、杉、米松)となります。
別注で広葉樹オーク無垢フローリング30mm厚板フローリングは
製造可能ですが、納期が長くなるのと高価になります。

基本的に床板は、巾方向の大きさを求められることが多い
木材なのでおのずと厚みも増していくと言った感じです。

床板の巾が広くなることで、
竹の子のような木目がはっきりと見え、
伸びのある木目がお部屋に奥行き感を与えるでしょう。

針葉樹人工造林から伐採したかなり大きめの丸太を製材し、
厚みのある木材として乾燥させえから床板に加工します。
厚みのある木材を製材するのでどうしても節は入りやすくなります。

木材には、節や木目などでグレード分けされています。
どの床板も特一等や節有の等級が多く見られます。
百々桧に関しましては、
特一等材や節有材から小節、上小節、節無しまでございます。

化粧面、表面の表し等級基準
・特一等材、節有材:節の入る等級です。
・小節:直径25mm以下の節が入る等級です。節が1m間に1つくらい点在しています。
・上小節:直径10mm以下の節が入る等級です。小さな節が1m間に1つくらい点在してます。アテは入ります。
・節無し(無節):全く節が無い等級です。アテやカスリは入りません。

※特一等材や節有材、小節材に関しましては、
全てが生節(いきぶし)と言うことは無く
枝折れなどによって発生する死に節や欠け節には
同樹種の小枝を使用した埋木やパテ埋め処理を施しています。

基本的には、無垢フローリングを施工する際は、
施工下地に構造用合板を使用してもらうようにお願いしております。
根太や大引きのピッチもよりますが、
構造用合板を使用しない場合もあるようです。

無垢フローリング30mm厚の踏み心地がしっかりしていると
よく言われますが、下地に厚みのある構造用合板を使用している場合は
根太工法に比べるとそれほど踏み心地に差は出ないように思います。
もちろん肌触りは、床板が厚かろうが薄かろうが変わりません。
床板を厚くすることで断熱効果を高める工法を勧める方もいらっしゃいますが
断熱効果を高める目的ならば、床下断熱材などを高性能なものに
仕様変更した方が良いかもしれません。

それにしても床材の厚さの違いによる歩行間の違いは多少感じられると思います。
もしかすると、剛床の捨て貼り合板方式だと
事前に聞かされないと差はあまり感じられないかもしれません。

伊予杉と阿波桧の無垢フローリング30mm厚には
小口形状にエンドマッチ加工が施されております。
百々桧につきましては、長さ1820mmのみ
小口形状にエンドマッチ加工が施されています。

どのフローリングにもラインアップに無塗装品がございましたら
別途で自然オイルワックス塗装(オスモやリボス)、ウレタン塗装、
液体ガラス塗料などの様々な塗装を施すことが可能です。

基本的には表面サンダー加工で出荷いたします。
表面サンダー加工と違う鉋仕上げをご希望の方はご要望ください。
価格的には、表面サンダー加工よりも鉋仕上げの方が高価になります。

それぞれの木材の樹種に合わせて框材も加工できます。
上がり框、付け框、L型框、リフォーム框もフローリングと同材にて承ります。

無垢フローリング30mm厚 木魂ラインナップ
といたしましては以下となります。

伊予杉無垢フローリング30mm厚
サイズ:3950(1820)x135x30mm (長さx巾x厚み)

阿波桧無垢フローリング30mm厚
サイズ:2930x75x30mm(長さx巾x厚み)

百々桧無垢フローリング30mm厚
サイズ:1820x210x30mm/3950x210x30mm(長さx巾x厚み)

 

伊予杉無垢フローリング30mm厚
四国山脈の切り立った山々で育った60年生以上の木目が詰まった良質な原木を厳選した国産伊予杉フローリングです。
国産針葉樹木材の中でも杉フローリングは、足触りが良い床材として知られております。
製材後、天然自然乾燥に時間をかけ、人工乾燥機で含水率調整を行います。
丁寧な節処理(埋木、パテ)の後にフローリング加工を行い、塗装を施し出荷しております。

伊予杉無垢フローリング135巾x30mm厚み 節有 無塗装 IS-03 埋木あり サンダー仕上げ
伊予杉 135巾x30mm厚み 節有 表面無塗装 IS-03 埋木あり サンダー仕上げ エンドマッチ加工
伊予杉無垢フローリング135巾x30mm厚み 節有 自然オイル&ワックス塗装 IS-06 埋木あり サンダー仕上げ
伊予杉 135巾x30mm厚み 節有 表面自然オイル&ワックス塗装 IS-06 埋木あり サンダー仕上げ エンドマッチ加工
伊予杉無垢フローリング135巾x30mm厚み 節有 ウレタン塗装 IS-04 埋木あり サンダー仕上げ
伊予杉135巾x30mm厚み 節有 表面ウレタン塗装 IS-04 埋木あり サンダー仕上げエンドマッチ加工

 

阿波桧無垢フローリング30mm厚
日本全国にたくさんある桧製産地の中でもピンク色の赤味がはっきりとした国産桧フローリングです。
生き節が多い桧無垢フローリング30mm厚ですが、欠け節や抜け節の処理は行っております。
基本的には、角材の木材を製材した後のヘタ部分を利用します。
天然自然乾燥に時間をかけ、人工乾燥機で含水率調整を行います。
表面にオイル塗装やウレタン塗装を施して出荷いたします。塗装下地の無塗装でも出荷が可能です。

阿波桧無垢フローリング75mm巾x30mm厚み 節有 無塗装 AH-15 埋木あり サンダー仕上げ
阿波桧75mm巾x30mm厚み 節有 表面無塗装 AH-15 埋木あり サンダー仕上げエンドマッチ加工

 

阿波桧無垢フローリング75mm巾x30mm厚み 節有 自然オイル&ワックス塗装 AH-23 埋木あり サンダー仕上げ
阿波桧75mm巾x30mm厚み 節有 表面自然オイル&ワックス塗装 AH-23 埋木あり サンダー仕上げエンドマッチ加工

 

阿波桧無垢フローリング75mm巾x30mm厚み 節有 ウレタン塗装 AH-16 埋木あり サンダー仕上げ
阿波桧75mm巾x30mm厚み 節有 表面ウレタン塗装 AH-16 埋木あり サンダー仕上げエンドマッチ加工

 

百々桧無垢フローリング30mm厚

関東圏の桧(檜)で明治33年に植林された樹齢100年超えの桧・檜材をお届けします。
歴史的に重要な建築物や高級古民家の再生などにも採用される貴重な木材です。

百々桧無垢フローリング210mm巾x30mm厚み 節有 無塗装 MH-24 埋木あり
百々桧210mm巾x30mm厚み 節有 表面無塗装 MH-24 埋木あり エンドマッチ加工

 

百々桧無垢フローリング210mm巾x30mm厚み 節有 無塗装 MH-23 埋木あり
百々桧210mm巾x30mm厚み 節有 表面無塗装 MH-23 埋木あり エンドマッチ加工

 

百々桧無垢フローリング210mm巾x30mm厚み 節有 無塗装 MH-20 埋木あり
百々桧210mm巾x30mm厚み 節有 表面無塗装 MH-20 埋木あり エンドマッチ加工

 

百々桧無垢フローリング210mm巾x30mm厚み 節有 無塗装 MH-19 埋木あり
百々桧210mm巾x30mm厚み 節有 表面無塗装 MH-19 埋木あり エンドマッチ加工

 

百々桧無垢フローリング210mm巾x30mm厚 節無 無塗装 MH-08
百々桧210mm巾x30mm厚 節無 表面無塗装 MH-08 エンドマッチ加工

 

百々桧無垢フローリング210mm巾x30mm厚 節無 無塗装 MH-07
百々桧210mm巾x30mm厚 節無 表面無塗装MH-07 エンドマッチ加工

 

百々桧無垢フローリング210mm巾x30mm厚 節無 無塗装 MH-04
百々桧210mm巾x30mm厚 節無 表面無塗装 MH-04 エンドマッチ加工

 

百々桧無垢フローリング210mm巾x30mm厚 節無 無塗装 MH-03
百々桧210mm巾x30mm厚 節無 表面無塗装 MH-03 エンドマッチ加工

 

百々桧無垢フローリング210mm巾x30mm厚 上小節 無塗装 MH-16
百々桧210mm巾x30mm厚 上小節 表面無塗装 MH-16 エンドマッチ加工

 

百々桧無垢フローリング210mm巾x30mm厚 上小節 無塗装 MH-15
百々桧210mm巾x30mm厚 上小節 表面無塗装 MH-15 エンドマッチ加工

 

百々桧無垢フローリング210mm巾x30mm厚 上小節 無塗装 MH-12
百々桧210mm巾x30mm厚 上小節 表面無塗装 MH-12 エンドマッチ加工

 

百々桧無垢フローリング210mm巾x30mm厚 上小節 無塗装 MH-11
百々桧210mm巾x30mm厚 上小節 表面無塗装 MH-11 エンドマッチ加工

 

 

ダグラスファー無垢フローリング30mm厚
北米産針葉樹で200年生以上のオールドグロス木材を製材した無垢フローリング30mmです。
圧倒的な巾を持ち、素晴らしい杢目を表現している木材です。
基本的には、特一等や節有等級ですがお時間と予算をいただければ小節等級も可能です。
無塗装の塗装下地での出荷も可能ですが、オスモオイルやリボスオイル塗装でも出荷可能です。

ダグラスファー 無垢フローリング300mm巾x28mm厚み 節有 無塗装 DF-02 埋木あり サンダー仕上げ
ダグラスファー300mm巾x28mm厚み 節有 表面無塗装 DF-02 埋木あり サンダー仕上げ エンドマッチ加工

 

ダグラスファーのにお手入れについて。
基本的に無塗装は塗装想定の塗装下地になりますのでそのままでのご使用はお控えください。
オイル塗装の場合は、日々の箒、掃除機掛けや乾拭きなど。年1回の蜜蝋ワックス塗布
ウレタン塗装の場合は、雑巾乾拭きと化学モップやフロア用のお掃除シートをご利用ください。

詳しくは、それぞれのお手入れメンテナンス方法は下記にてご確認ください。
>桧無垢フローリングのお手入れやメンテナンス方法
>杉無垢フローリングのお手入れやメンテナンス方法
>無垢フローリングのお手入れやメンテナンス方法

 

木材は温度や湿度の変化を和らげてくれます。

木材は、お部屋の空気を調整してくれる機能が有ります。

黒松(クロマツ)の丸太
クロマツ原木黒松

 

鬼胡桃(オニグルミ)の丸太
シベリアンウォルナットの原木

 

 

 

 

 

 

丸太の断面をパッと見ただけでは分かりにくいですが
顕微鏡を使って断面を拡大してみると…

黒松(クロマツ)を電子顕微鏡で拡大
黒松

 

鬼胡桃(オニグルミ)を電子顕微鏡で拡大
オニグルミ

たくさんの穴がいっぱい見えます。木材は、たくさんの穴が空いていて、多くの空気をふくんでいます。
この様に空気をためこんでいる材料は断熱性にすぐれ、急激な温度の変化を抑える働きをします。
また、木材は空気中に含まれる水分の量(湿度)も調整します。
木は、伐採されて木材になってからも水分をたくわえていて、廻りの湿度に応じて水分を取り込んだりはき出したりします。
同じような性質を持つ部材として漆喰(しっくい)なども調湿効果があると言われています。
湿度が高くなるとカビやダニが発生しやすくなり、逆に低いとウィルスなどの活動が活発になります。
木材は室内の温度・湿度を調整し、カビなどの発生をおさえてくれるなど健康に生活する手助けをしてくれます。
最近では、壁と天井にビニールクロス、床に合板フロアーを使用する住宅が多く見られます。
場合によっては、床・壁・天井ともに結露し、カビが生え、ダニがカビを食べに寄ってくるかもしれまん。
そう考えると壁は漆喰(しっくい)、床と天井は木材を使用していた以前によく見られた日本の住宅は健康的な住宅と言えるのかもしれませんね。

東京,無垢フローリング

全500種類の無垢フローリング
商品データ集をダウンロード(click!)


無垢フローリング施工例一覧(木魂-kodama-)

無垢フローリング施工例専門サイト

無垢フローリング施工例一覧(ブログ)

人気blogランキングへエントリーしております。
ブログランキングバナー
今日も清きワンクリックをポチッとお願いします!

bnr_sekourei_350x90