食品と暮らしの安全基金から出版されている
「食品と暮らしの安全ホワイトウッドについて」の榎戸正人さんのインタビューが出ました。
村本さんのブログで読むことができます。
こんな事を言って良いのか悪いのか…(-_-;)
いやいや声を大にして言うべきでしょう。
本当にお施主様の事を思えば解ってくれる建築会社・設計士さんはたくさんいるはずです。
数字に踊らされない人達がね。
ある大手ハウスメーカーさんはとっくにホワイトウッドは使用しなくなってるそうですよ。
もちろん公にすると今まで建てた家が全てクレームになるわけですから公表しませんけど…
モラルの問題ですかね。
正義が勝つのかどこからの圧力が勝つのか?
三○ホームで有名な2x4ビス問題のように薄れていくのか?
でも、お施主様もしっかり勉強した方がいいと思います。
以前はお施主様が材木を直接選び材料支給で
工務店へお願いするといったスタイルが普通でした。
もちろん今でもそのようなスタイルで家を建てているお施主さんはたくさんいます。
その場合はやはりお施主様が家造りを理解しなければ出来ませんよね。
人任せではいけません。
人やメーカーを信じる信じないとかではなく。
任せるにあたっても解っているのと解っていないのではまるっきり別ですよね。
瑕疵が発生して一番嫌な思いをするのはお施主さん自身です。
瑕疵責任だのどうこう言って建て替えをするにしても1番嫌な思いをするのはお施主さん。
なんでも人のせいにする前にしっかりと勉強しましょう!
そして建築会社・設計士さんを育てください。
材木屋の嘆きでした(T_T)
カテゴリー: 木材
【材木を思う心…】
カエデ(ハードメープル)とは(^^)
楓(カエデ・メープル)幅広フローリング
最近益々人気が出てきました幅広フローリングのご紹介です。
近頃ではカリン幅広やタモ幅広のフローリングが人気です。
その理由はカリンならば虎斑。タモならハッキリとした素直な杢目。
カエデならバーズアイなど…
どの幅広フローリングもその樹種の特徴を圧倒的に演出する事ができます。
お値段はそれなりに高価ですがお客様の満足感はそれ以上のものがあるようです。
今回、ご紹介させていただく楓(カエデ・メープル)幅広フローリングは
楓(カエデ・メープル)の特徴がよくわかる幅広フローリングです。
楓(カエデ・メープル)の特徴といえばその優しいピンク色と、
やはりバーズアイ(鳥眼杢)と言われる独特の杢目でしょう。
バーズアイ・鳥眼杢(ちょうがんもく)とは小鳥の目のような小さな円形の斑点が、
板にたくさん散らばって表れる木目で「鳥目杢」とも書かれます。
楓(カエデ・メープル)類に多く現れます。
バーズアイメープルは鳥眼杢の代表としてあまりにも有名な最高級木材です。
フローリングにはもちろんの事、最高級家具材にも重宝されてきました。
以前より英国製の最高級乗用車の内装にも
バーズアイメープルが使用されているくらいです。
昨今では日本製の高級車レクサスの内装にも使用されていました。
やはり木材はその杢目や香りを最大限に生かし、家具でも乗用車内でも、
もちろん家屋でも人間に良い影響を与えてくれるのだと思います。
米杉(レッドシダー)とは(^_^)v
・高い人気を誇る、北米の“理想の木”
ウエスタンレッドシダーのなかでも特に良材とされているのが、
雨が多く気温が安定したカナダ太平洋沿岸部に生育するものです。
じっくり年輪を重ねながら生長を続ける沿岸部一帯のウエスタンレッドシダーは、
根元を広げた威厳あふれる巨木に育ちます。
成熟した木はまれに高さ60m、幹の直径2m以上にも達するものもあり、
茶褐色をした繊維状の樹皮に覆われています。
巨木が林立する森林のなかで伐採されるウエスタンレッドシダーからは、
新鮮な独特の香気があたり一面に漂い、この樹木をさらに神秘的にしています。
かつてカナダの先住民たちは、
この木から家やカヌー、薬、衣服など生活用具のすべてをまかない、
「生命の木」と呼んでいました。
・屋根材から内装材まで、多彩に活躍しています
湿気に強く、耐久・耐候性にも優れていることから、
明治の頃から親しまれてきたウエスタンレッドシダー。
現在では杉の代替材としてではなく、
本来の特徴を生かしたかたちで近代的な建物はもちろん、
寺社建築やサンデッキ、外装材としても使われています。
その独特の清々しい薫り、自然の温もりが感じられる美しい暖色系の色調から、
内装パネル材としても人気を集めています。
・加工性、強さ、耐久性に優れ、狂いもなし
建築材に要求される「扱いやすい、耐久性がよい、狂わない」という基本条件を満たし、
まさに“理想の木材”と賞賛されるウエスタンレッドシダー。
森の住人であるカナダの先住民たちが生活用具のすべてをこの木からつくりだし、
またトーテムポールを彫ったというのも無理はありません。
・材の外観
辺材は淡黄色で、芯材は黄色から赤味がかったピンク、茶、褐色などの暖色系ですが、
この色調は部位によって変化します。
木肌は比較的低密度で比重が小さく、ヤニなどはまったくありません。
カンナ加工により、ツヤのある滑らかな仕上がり感が得られます。
・材の特性
収縮率が非常に小さいため、加工後の狂いや割れがありません。
重量が軽くやわらかな風合いのこの木は、極めて細孔性の構造をもつため、
優れた断熱性と吸音性を発揮します。
木質に含まれる殺菌力のある抽出成分の働きにより、特に耐久・耐候性に優れ、
さらに害虫や微生物の繁殖を防ぐ効果もあります。
ミャンマーチーク(ビルマチーク)
「銘木中の3大銘木」の一つと言われ、
北米産ブラックウォールナットとローズウッドに並ぶ世界の最高級材のひとつで、
昔から家具材、船舶材、建築材、床材などに用いられる優良材です。
チークはいわゆる汚い「染み」「色斑」が目立ちますが、
徐々に「染み」「色斑」は無くなり落ち着いた高級感のある色に仕上っていきます。
そのチーク材の中で最も風格があり貴ばれているのがミャンマーチークです。
反りや割れに強く、堅く狂いなどの経年変化は少なく
耐久性の高さで伝統と格式をおもんずるヨーロッパでも古くから愛用されてきました。
また、耐湿性も高く高温・高湿である赤道直下の強い直射日光にも割れや反る事も無く、
平気で耐える為に豪華客船やクルーザー船の甲板や内装に
使われている事で知られています。
最近ではキッチンの天板などにも利用される事が多くなりました。