米杉(レッドシダー)とは(^_^)v

・高い人気を誇る、北米の“理想の木”
ウエスタンレッドシダーのなかでも特に良材とされているのが、
雨が多く気温が安定したカナダ太平洋沿岸部に生育するものです。
じっくり年輪を重ねながら生長を続ける沿岸部一帯のウエスタンレッドシダーは、
根元を広げた威厳あふれる巨木に育ちます。
成熟した木はまれに高さ60m、幹の直径2m以上にも達するものもあり、
茶褐色をした繊維状の樹皮に覆われています。
巨木が林立する森林のなかで伐採されるウエスタンレッドシダーからは、
新鮮な独特の香気があたり一面に漂い、この樹木をさらに神秘的にしています。
かつてカナダの先住民たちは、
この木から家やカヌー、薬、衣服など生活用具のすべてをまかない、
「生命の木」と呼んでいました。

・屋根材から内装材まで、多彩に活躍しています
湿気に強く、耐久・耐候性にも優れていることから、
明治の頃から親しまれてきたウエスタンレッドシダー。
現在では杉の代替材としてではなく、
本来の特徴を生かしたかたちで近代的な建物はもちろん、
寺社建築やサンデッキ、外装材としても使われています。
その独特の清々しい薫り、自然の温もりが感じられる美しい暖色系の色調から、
内装パネル材としても人気を集めています。

・加工性、強さ、耐久性に優れ、狂いもなし
建築材に要求される「扱いやすい、耐久性がよい、狂わない」という基本条件を満たし、
まさに“理想の木材”と賞賛されるウエスタンレッドシダー。
森の住人であるカナダの先住民たちが生活用具のすべてをこの木からつくりだし、
またトーテムポールを彫ったというのも無理はありません。

・材の外観
辺材は淡黄色で、芯材は黄色から赤味がかったピンク、茶、褐色などの暖色系ですが、
この色調は部位によって変化します。
木肌は比較的低密度で比重が小さく、ヤニなどはまったくありません。
カンナ加工により、ツヤのある滑らかな仕上がり感が得られます。

・材の特性
収縮率が非常に小さいため、加工後の狂いや割れがありません。
重量が軽くやわらかな風合いのこの木は、極めて細孔性の構造をもつため、
優れた断熱性と吸音性を発揮します。
木質に含まれる殺菌力のある抽出成分の働きにより、特に耐久・耐候性に優れ、
さらに害虫や微生物の繁殖を防ぐ効果もあります。

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