『報道用資料』マンションでも叶う!床暖房対応で無垢の肌触りと豊富なラインナップ。 防音規定LL45対応の直貼り用挽き板遮音フローリングを販売開始!

投稿日:2018年02月08日

マンションでも叶う!
床暖房対応で無垢の肌触りと豊富なラインナップ。
防音規定LL45対応の直貼り用挽き板遮音フローリングを販売開始!

床暖房対応L45挽き板直貼りフローリング

報道用

マンションの改修工事に“リノベーション”という言葉が使われ始めて数年が経つ。空間全てを一旦スケルトンにし、間取りから水まわりに到るまで一新する改築工事“リノベーション”において、床は誰もが重要視する部材の1つだろう。

お施主様が一番求めているのは、無機質なマンションだからこそ自然な風合いを感じられる無垢の床材という場合が多い。しかし、マンションの遮音規定や工法、床暖房など様々な問題もあり床材選びはなかなかスムーズには行かないものだ。

無垢フローリングショールーム「ゆらぎ」、無垢フローリング専門サイト「木魂」を運営する株式会社五感(代表取締役:前田 英樹)がこれら様々な要因をクリアした遮音等級L45・床暖房対応『直貼り挽き板フローリング』の販売を開始する。

URL:https://www.muku-flooring.jp/hikiita_ll/explanation.html

代表の前田氏は約30年間、木材(無垢フローリング)を提供する立場として多くの施主と面談し、良い住まいづくりのために活動してきた。同時にマンションの管理規約に縛られ、施主の思いからはかけ離れた、非常に自由度が低いリフォームやリノベーションも目の当たりにしてきた。

現在使用されているマンション床の防音に関する管理規約は、そのほとんどが遮音等級L45以上を求められている。ここ最近ではΔL等級にシフトする方向にあるが、現場レベルではまだまだ遮音等級L45以上を求めている場合が多い。

マンションの床構造には乾式二重床方式と直貼り方式があり、そもそも設計の段階から構造設計がそれぞれ専用であるために、基本的に乾式二重床方式の物件に直貼り方式の採用はほぼ不可能であり、その逆の直貼り方式に乾式二重床方式を採用するのはほぼ不可能である。

2014年の『木魂防音無垢フローリング』発表に伴い、数年前までは難しいとされてきた直貼り物件への無垢フローリングの採用が、手軽に採用できるようになった。この商品は大変な反響を呼び、都心部を中心に売れ行きも好調だ。

更に、お施主様へのアンケートからマンション用L45対応の直貼りフローリングでかつ床暖房対応の物が求められていることが分かった。

試行錯誤の結果、現状ではL45・床暖房対応の直貼り無垢フローリングの商品化は困難だという事となり、フローリング表面に厚さ2㎜の挽板を用いた総厚12㎜でのフローリング開発が進んだ。

塗装に関しては、より無垢に近い感覚を出すためオイル塗装や液体ガラス塗装もラインナップする。無塗装やUVウレタン塗装にも対応はできる。

全8樹種(パドック・ウォールナット・チーク・ブラックチェリー・オーク・バーチ・ブナ・イタヤカエデ)75㎜~150㎜巾まで取りそろえた待望の商品を2018年2月からついに販売する。

なお、東京都江東区の新木場ショールームでは、遮音等級L45・床暖房対応『直貼り挽き板フローリング』を常設展示する。

遮音等級L45・床暖房対応 直貼り挽き板フローリング

URL:https://www.muku-flooring.jp/hikiita_ll/explanation.html

 

 

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

L字型廊下へのフローリング貼り方デザイン

投稿日:2018年01月29日

無垢フローリングの見え方について注意すべきポイントがあります。
L字に曲がっている廊下角の貼り方については少し注意したいです。

フローリングを自分で選ぶには選んだけど、貼り上りが
こんなイメージでは無かったんだけど…となる事もある箇所です。

1尺x6尺(1820x303mm)の合板フロアーなら、L字型廊下フローリングの貼り方
その1・4のパターンを良く見かけます。
まぁしょうがないか。1’x6’の合板フロアだし…ともなりますね。
一部、合板フロアーでも1’x6’では無く雁行タイプは異なります。

      

      

無垢フローリングの場合はどうでしょう。
1~4までどの貼り方でも対応はできるのですが
一番美しく、耐久性があるのはやはり”その3”だと思います。

その2もスカッと綺麗に見えますね。
これは留め加工と言ってフローリングの木口を斜めに切って
擦り合わせながら施工していきます。
完成時はスカッとして綺麗に美しく見えますが、
フローリングの小口によっぽど手間と工夫を凝らさないと
時間経過とともに段差ができるかもしれません。

その3は、小口にエンドマッチ加工と言って
サネ(凹凸)が付いているのでりゃんこ貼りしても
キチリと納まりやすいです。
また、貼りあがりが「入」の字にいていることから
家に福が入ってくるようにという意味合いもあるそうです。
大工さんの心遣いが垣間見れる部分でもあるんですね。

L字型廊下の無垢フローリングの納まり
なら、見た目・意味合い・耐久性も合わせて
その3の納まりをお勧めします。


ちなみに地域などによって呼び方は変わるかもしれませんが
その3は、りゃんこ貼り
その2は、留め加工貼り
で大工さんには伝わるかと思います。

デザイナーさんや意匠設計の方には、
上記の絵をプリントして渡すかこちらのURLを連絡する
のが無難だと思われます。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

無垢フローリングのクリアランス・隙間(すきま)はなぜ必要?適切な設け方と施工のコツ

投稿日:2018年01月27日

Q:無垢フローリングは隙間ができますか?

無垢フローリングのご採用を検討いただく中で”無垢フローリングは隙間ができますよ”とは無垢フローリングの施工に慣れていないハウスメーカーや建築会社からよく聞くセリフです。

程度にもよると思いますが隙間ができると快適な生活が送れないのか?と思ってしまいます。

無垢フローリングに隙間ができたからと言って温かさや優しい足触りが失われるわけではない。
耐久性だって落ちるとは思えない。

合板フロアーは夏はペタペタ、冬はとっても冷たい足触りになります。
静電気によるフローリング表面へのホコリの吸着など
隙間はできにくいかもしれませんがお部屋の快適性が保てるのかというとそうは思いません。

お施主様が、住宅計画の何処に重きを置くかにもよると思いますが人間として”快適”に過ごせた方が住宅としては良いものになるのではと思います。
デザインで”快適”にもあるかもしれませんがなかなか少ないように思えます。

さて、無垢フローリングの隙間の話に戻ります。
おおよそのお施主様はご存知だと思うのですが、無垢フローリングは巾に対して収縮があります。
理解はいるもののどのくらい収縮があるのが気になる方は、以下のページをご参照ください。
無垢フローリングの収縮率について

無垢フローリングの収縮は、
巾方向の動きが長さ方向のおおよそ10倍だと言われています。
鉄道のレールや高速道路のつなぎ目とは逆方向ですね。
レールや道路のつなぎ目は、長い方向に隙間を設けます。
レールや道路が伸びた際、お互いにぶつかって不具合が出ないようにするためです。

無垢フローリングは、巾方向に収縮が出ますので巾方向に隙間(クリアランス)が無いとこんな風に盛り上がります。
おおよその原因は、無垢フローリングを施工する際に隙間(クリアランス)を設けずに施工し、梅雨時期から夏にかけて無垢フローリングが
空気中の水分を吸収し膨張し、力の逃げ場がなくなってボンドや釘も抜いて剥がして盛り上がってきます。
この現象は、“突き上げ”と言われています。

この突き上げ現象は、起こそうと思うと起こせる現象です。

※突き上げは、適切な施工によって防げる現象です。
では、どのようにして”突き上げ”を防ぐのか?

施工時に隣り合う無垢フローリング同士の間にスペーサーを挟みながら、わざと隙間を空けて施工します。

この隙間があるのと無いのとでは大違いです。
スペーサーを使用せずに施工される大工さんもいらっしゃいます。
大工さんが大丈夫だと言っているのであれば大丈夫なのでしょう…
たまに”大丈夫”から”品物が悪い”に変化する事もあるのですがくだらないので勘弁してほしいところです…

と、いう事で無垢フローリングは元々隙間を空けて施工するものなので隣り合うフローリング同士の隙間が気になる方にはお勧めできません。
木質系床材で行くと合板フロアーをお勧めいたします。

ほとんどのお施主様が同じことを考えると思いますがいかに安全で快適に過ごすにはどうすれば良いのか?
この考えを元に住宅資材もお選びいただければと思います。

 

まとめの目次

クリアランスとは?無垢材との関係

無垢フローリングは湿度変化で伸び縮みする“生きた木”。その収縮・膨張に備えて、
板同士や壁際に“余裕”を作るのが「クリアランス(隙間)」です。
これが無ければ湿気で盛り上がる「突き上げ」や、乾燥で“パキパキ割れる”などの
不具合が発生する恐れがあります。

どれくらいの隙間を空ければいい?推奨サイズ

  • 壁際のクリアランス:5~7 mm
  • 板同士のクリアランス:名刺1枚分(約0.2~0.3 mm)

季節別のクリアランス管理

冬〜春(乾燥期)は木が収縮しているため、広めの隙間を空けるのが基本。
夏〜梅雨(湿潤期)は木が膨張しているため、隙間を詰めて施工します。
ただし、施工前に無垢材を現場環境へ馴染ませておくことで、極端な調整をせずに済む場合もあります。

スペーサー・名刺など、クリアランス施工に使える道具

クリアランス確保には、0.2〜0.5 mm厚のスペーサーが便利です。
プラスチック製スペーサーなら繰り返し使え、作業効率アップにも繋がります。
ない場合は名刺でも代用可能ですが、抜くときに破れやすいため注意しましょう。

隙間不足で起こるトラブルと対処法

クリアランスを設けない場合、以下のようなトラブルが起こりやすくなります:

  • フローリングの「突き上げ」や反り
  • 乾燥による“割れ”や“すき間”
  • 壁際に隙間が見えてしまう美観の問題

こうしたトラブルは、施工時の適切な隙間確保と、入居後の湿度管理によって未然に防ぐことが可能です。

よくある質問(FAQ)

無垢フローリングに必要な隙間(クリアランス)はどれくらい?

板同士は名刺1枚分(0.2〜0.3mm)、壁際は5〜7mm程度が基本です。

季節ごとにクリアランスは変えるべき?

はい。乾燥期は広め、湿潤期は詰めて施工するのが基本。ただし施工前に材を馴染ませれば極端な調整は不要です。

スペーサーがない場合の代用品は?

名刺や薄いプラスチック板で代用可能です。厚みが均一で抜きやすいものを選びましょう。

隙間を入れ忘れたがトラブルが出たら?

小さな隙間はシリコンで補修、大きな盛り上がりがあれば専門業者による削り調整や張り直しが必要になる場合もあります。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

キッチンや洗面・脱衣所の無垢フローリングにはウレタン塗装が適しているの?

投稿日:2018年01月26日

キッチンや洗面・脱衣所にはウレタン塗装が適しているの?

Q:キッチンや洗面・脱衣所にはウレタン塗装が適しているの?

お施主様から良くいただくご質問の一つです。
ハウスメーカーさんや建築屋さんからも水周りなどはウレタン塗装の方が良いですよと薦められることもあるようです。
水まわりにウレタン塗装を選ぶのは本当に正解?この記事では「キッチンや洗面・脱衣所にウレタン塗装が不向きな理由」と、代替の選択肢について詳しく解説します。

どちらかというと、間取り的に水廻りは北側に設定されることが多いように思います。キッチンも洗面所も暖かいイメージはあまりありませんね。はっきり言って寒いことが多いのではないでしょうか?

無垢フローリングを検討する際に温かみがあり、足触りが良いという理由で選ぶ方も多いはず。寒いと分かっているお部屋で、冬は冷たいとわかっているウレタン塗装を選ぶなんて本末転倒です。

ウレタン塗装をお薦めする方の気持ちも分からない訳では無い。ウレタン塗装なら、表面に造膜されているので水弾きの輪染みや落ちた粉洗剤なども硬く絞った雑巾で拭き上げればそこそこ綺麗になります。

でも、ウレタンの膜に頼っていても、十数年すると膜は確実に剥がれます。ウレタン塗装は、剥がれだしたらとまりません。ウレタン塗装が最高に綺麗なのは施工が終わった瞬間です。後はどんどん塗装が剥がれてみすぼらしくなっていきます。表面に膜を作っているので、その上に重ね塗りというのは不可能なのです。せっかく何十年も使う予定だった無垢フローリングが、ウレタン塗装のせいで十数年しか使えないという事も実際にあります。

それでは、表面に膜を作らない、含浸型のオイルやワックスはどうでしょう?
オイルやワックスは、ウレタン塗装ほど完璧な膜はできませんが、無垢材表面の感触(足触り・手触り)が残っているので夏はサラサラしていて冬は暖かいと言った感じです。しかし、オイル塗装や蜜蝋ワックスは、手入れを怠っていると輪染みや汚れは染み込んでいきます。キッチンや洗面・脱衣所の手入れとなると、半年に一度の蜜蝋ワックス塗布をお勧めしております。その他、居間・廊下・寝室などは2,3年に1度の塗布となります。

なんだかオイル塗装も面倒だなぁ…と思われた方、そうなんです。実際に蜜蝋ワックス塗布は時間もかかり面倒なのです。革製品のバッグや靴などの様に自分でワックスを塗布しながら良い色になるのを楽しむ。と言うのも良いかもしれませんが、住宅のフローリングとなるとかなりの面積になり大変です。

そうなるとオイル塗装の様な感触で、ウレタン塗装の元気な時期の性能を併せ持った無垢フローリングに最適な塗装は無いものか?そんなに都合が良い塗装があればみんなそうしますよね。

それが発売されたのです。

それは液体ガラス塗料です。
無垢フローリングに塗った感じは、まさにオイル塗装の様な仕上がりで中性性洗剤も使えるメンテナンス性の良さが液体ガラス塗料です。数年前までは、嘘みたいな話でしたが現在はよく使われます。

ガラスと聞くと、なんだかテカテカして冷たいようなイメージがしますが、全く逆で自然な風合いで、もちろん木の温かさも感じる事が出来ます。

日々のお掃除は、乾拭きや掃除機はもちろんOKです。絞った雑巾で水拭きして頂いても大丈夫。さらに頑固な汚れには、中性洗剤を薄めて雑巾掛けもOK。現況の液体ガラス塗料に再塗布も可能です。再塗布は5年に1度の頻度です。

なんとまぁよくできた塗料です。価格的には、今のところオイル塗装よりも若干割高ですがこのまま増えていく事で使いやすい価格に下がって行くと思います。
無垢フローリングは、憧れるし大好きだけれど”メンテナンスは嫌いじゃないけど共働きで時間がない。”
”もう歳なのでなるべくメンテナンスフリーに近いものが良い”
”水周りにウレタン塗装を薦められたけど冷たくて剥がれるのはヤダ”
こんなお施主様には液体ガラス塗装をお勧めします。

 

無垢フローリングをキッチンや洗面所など水回りに使う際の注意点Q&A

Q. キッチンや洗面所にはウレタン塗装が適していますか?

A. 一見すると水に強そうなウレタン塗装ですが、実際には表面が傷ついたり、塗膜の継ぎ目から水分が入り込むと、かえって内部で劣化が進むことがあります。塗膜の部分補修が難しく、長期的にはリスクもあります。

Q. ウレタン塗装とオイル塗装、どちらが水まわりに適していますか?

A. 水まわりにおいては、メンテナンス性を考慮してオイル塗装を選ぶ方が現実的です。オイル塗装は部分補修がしやすく、木の呼吸を妨げずに使用できます。ただし、定期的なケアが前提です。

Q. ガラス塗料は水まわりに向いていますか?

A. ガラス塗料は木の質感を活かしつつ、薄い保護膜を形成する塗装です。耐水性はある程度ありますが、完全防水ではなく、接合部や小口からの水の侵入には注意が必要です。こまめな清掃と換気が欠かせません。

Q. 無垢フローリングを水まわりで使う際の注意点は?

A. 水に強い塗装を選んでも、濡れたまま放置すれば劣化は進みます。こぼしたらすぐに拭く、定期的にメンテナンスをする、湿気をこもらせないといった「暮らし方」が何よりも重要です。

 

無垢フローリング材のお手入れ・メンテナンスについてのまとめ

>無塗装の無垢フローリングのお手入れ、メンテナンス、掃除
>オイル塗装の無垢フローリングのお手入れ、メンテナンス、掃除
>UVウレタン・ウレタン塗装の無垢フローリングのお手入れ、メンテナンス、掃除
>ガラス系塗料塗装(SSG・木塗MOKUTOなど)の無垢フローリングのお手入れ、メンテナンス、掃除
ナラ無垢フローリングのお手入れ、メンテナンス方法
杉無垢フローリングのお手入れ、メンテナンス方法
桧無垢フローリング お手入れ面メンテナンス

 

 

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

マンションの遮音等級L45に対応できる直貼り無垢フローリング比較

投稿日:2018年01月25日

マンションの遮音等級L45に対応できる無垢フローリングを
様々な方面から比較してみました。

比較対象は、以下3商品です。何れもL45に対応します。
①木魂防音無垢フローリング
②遮音等級L45・床暖房対応『直貼り挽き板フローリング』
③L45遮音マット・サウンドプルーフ2

比較条件は、価格・床暖房対応・踏み心地・仕上樹種数
・L45対応管理組合提出用データ・厚さ・工期・施工難易度です。

まとめの一覧表(クリックで拡大します)

 

・価格
①LLIS-09:杉無垢フローリング・オイル塗装が9,800円/㎡で最安値
②BHSB-01:挽板カバフローリング・無塗装が8,700円/㎡で最安値
③MM-02:遮音マットサウンドプルーフ2は、5,860円/㎡※
※遮音マットのみの価格で別途無垢フローリング15㎜が必要です。


・床暖房対応

①不可
②可能
③可能(別途副資材が必要です。)


・踏み心地

①良い
②良くない。フカフカする。
③非常に良い


・仕上樹種数

①18樹種・160タイプ、きっと気に入ったフローリングが見つかるはず
②8樹種・15タイプ、ウォールナット、チェリー、パドック等から厳選
③無垢フローリング15㎜で樹種・幅などを選ばず。へリンボーンOK


・L45対応管理組合提出用データ

①あり
②あり
③あり


・厚さ

①26mm
②12mm
③遮音マット22mm+無垢フローリング15mm=総厚37mm


・工期

①直貼り工法で早い
②直貼り工法で早い
③遅い。遮音マット敷設後に無垢フローリングの施工


・施工難易度

①従来の直貼りフロアーとほぼ同等
②従来の直貼りフロアーと同等
③マット敷詰め後、釘・ボンド併用での無垢フローリング施工

 

まとめの一覧表(クリックで拡大します)

 

L45対応で直貼り物件の無垢フローリングのご採用には、
現場の状況や条件により使い分けて頂ければと思います。

以下のご要望に最適なL45対応無垢フローリングは?
1:絶対に本物の無垢フローリングを使いたい⇒①③
2:直貼りかつL45で床暖房を使用したい⇒②
3:踏み心地が良いフローリングにしたい⇒①③
4:現況の合板フロアからの貼り替えのみ⇒②
5:とにかく早く工事を終わらせたい⇒①②

①木魂防音無垢フローリング
②遮音等級L45・床暖房対応『直貼り挽き板フローリング』
③L45遮音マット・サウンドプルーフ2

 

L45対応のマンション用無垢フローリングをお探しのお客様へ

・踏み心地が良くフカフカしない本物の無垢フローリングなら
木魂防音無垢フローリング

・厚さ12㎜でリフォームにも最適。床暖房対応で無垢床に限りなく近い
挽き板防音フローリング

・実物件データでLL40等級を実現。22㎜のマンション用防音遮音マット
サウンドプルーフ2

 

 

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/