「無垢フローリングにルンバ・ロボット掃除機は使えますか?」
というご質問をよくいただきます。
「無垢フローリングにクイックルワイパーは使えますか?」
と同じくらい良くいただくご質問です。
特に杉(スギ)、桧(ヒノキ)、松(パイン)など
柔らかく表面硬度が低いお施主様からのご質問が大部分です。
当社の無垢フローリングショールームゆらぎでは、
商品名ルンバではございませんがロボット掃除機は
ブンブンとブラシを回転させて約3年ほど活躍しています。
これといって床に目立つような傷が付く訳でも無く、
巾木などを傷つけることも無く、
ブラシでグングン埃(ホコリ)をしっかり吸い取ってくれています。
なんとなく、これだけブラシを回転させると床が傷つくのかな?
と思った時期もありましたが、
今のところ傷つくことなく過ごせています。
ブラシ部にサンドペーパーでも装着しない限り
床面に傷つくことは無いように思えます。
ただし、無垢フローリングショールームゆらぎの床は、
全て自然オイル&ワックス塗装仕上げで1年のうちに1回か2回は
蜜蝋ワックスを塗布するメンテナンスを行っています。
たまに固く絞った雑巾で拭くこともあります。
これが、同じ無垢フローリングの床を採用していても
床表面の仕上げがウレタン塗装で色の濃い樹種だったら
もしかするとルンバなどロボット掃除機が回転するブラシによって
細かな線傷やひっかき傷が付いて色がくすむかもしれませんね。
これは合板フロアーでも同様です。
濃い色合いの床材にクリアの造膜系塗装は、傷つく要因の一つです。
新築時やリフォーム完了時は、物凄くピカピカだったのに
良かれと思ったことが逆効果となるとショックですよね。
ただし、ルンバなどのロボット掃除機の仕様によったり
無垢フローリングの樹種や表面の塗装仕上げにもよるかと思います。
ルンバなどロボット掃除機の購入時には、
仕様や床面に接触する面をしっかり確認しましょう。
フローリング表面に傷を着けるような金物や突起物があると
擦り傷、線傷、ひっかき傷など床が傷つく要因になるかもしれません。
ルンバ、ダイソン、マキタ、日立、パナソニックなど
様々なメーカーから様々な仕様で
ロボット掃除機が販売されているみたいですが
どのメーカーが優れているのか?
現況の我が家の無垢フローリングに適しているのか?は
結局のところお施主さんが購入して
我が家で使用してみるしかないと思います。
玄関、ダイニング、リビング、キッチンなどLDKとも
床材素材が異なることも無くはないと思います。
全てのお部屋に万能なルンバなどロボット掃除機があるとも思えません。
ルンバなどロボット掃除機のすべてが
すべての無垢フローリングに不向きという事はないようです。
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