木材は何からできているの?(木材の成分)

木材は何からできているのでしょうか?
木材は、主にセルロース、ヘミセルロース、リグニンという3つの成分からできています。
木材を鉄筋のコンクリートにたとえると、セルロールが鉄筋、リグニンがコンクリートヘミセルロースはそれぞれをつなぐハリガネの役をしています。
リグニンは体を支える以外に、木材を腐りにくくする役割もあります。
また、リグニンのおかげで木は長生きする事が出来ます。
リグニンを無くすと木はバラバラに分解しやすくなり紙の原料のパルプというものになります。

木材の主な成分はどれも炭素(たんそ)水素(すいそ)酸素(さんそ)を組み合わせてできたものになります。
木材は石油などと違い燃やしても人体に有害な物は出ません。
木材はクリーンな材料として昔から燃料としても利用されています。
木に含まれるセルロース、ヘミセルロース、リグニン以外に香りを出す成分もふくまれております。

その中で、森の香りの元であるフィトンチッドは、人間の血圧を下げたり脈を落ち着かせたりする効果があると言われています。
森林浴などのいやし効果は、このかおり成分が大きく関係しています。
この効果は、森から運び出され、木材になっても感じられます。

 

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カテゴリー: 木材

木の手ざわり(感触)

木の手ざわり(感触) 熱をつたえる性質
木材は金属やプラスチックなどの材料と比べると、さわったときに温かく感じます。
これは、木材が手の熱をうばいにくいためです。
木材は、あなが開いていてすき間だらけ。
そのためほかの材料と比べて熱を伝えにくいという性質があります。
たとえばナベ。
ナベやヤカンは熱を伝えやすい金属でできています。
だから直ぐに熱くなるし、すぐに冷めます。
廻りを見渡すと焼印のコテなんかもそうですね。

コテ
ほかにも、自動車のハンドルやサイドブレーキ、
電車のブレーキレバー何かもそうですね。
けっこう身近なところにあるものです。
その他にも冬の床など…
コンクリートの床や金属の手すりは、冷たくてさわれない。
木材の床や手すりはさわっても熱をうばわれず、冬でもあまり冷たく感じません。
机やてすりなど、人に手にふれる場所に木材が多く使われるのはそのためです。
木材の中でも、軽い木はあたたかく、重たいほど冷たく感じます。
これは重い木のほうがぎゅっとしっかりつまっているので
熱を伝えやすい為です。

南部本栗の製材工場へ

南部本栗の原木 (1)
南部本栗の原木 (2)
南部本栗の原木 (3)
南部本栗の製材工場に行ってきました。
たくさんあって丸太が小さい様に見えますが、おおよそ30cm以上の丸太です。これから製材、乾燥、加工塗装とフローリングの生まれまわります。伐採してからフローリングになるまでは、おおよそ1年くらい掛かります。長いなぁと感じるかもしれませんが、樹齢としては70年はあるクリです。
大切に活用しなくてはいけません。

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玄関のチャイムを作ってみました

あまりにもそっけない玄関チャイムだったので
少しフローリング屋っぽく工夫してみました。

 

YouTube : 無垢フローリング屋の玄関チャイム(ワイヤレスチャイム)

まだまだ突っ込みどころ満載ですが、改善していこうと思います。

 

木材は温度や湿度の変化を和らげてくれます。

木材は、お部屋の空気を調整してくれる機能が有ります。

黒松(クロマツ)の丸太
クロマツ原木黒松

 

鬼胡桃(オニグルミ)の丸太
シベリアンウォルナットの原木

 

 

 

 

 

 

丸太の断面をパッと見ただけでは分かりにくいですが
顕微鏡を使って断面を拡大してみると…

黒松(クロマツ)を電子顕微鏡で拡大
黒松

 

鬼胡桃(オニグルミ)を電子顕微鏡で拡大
オニグルミ

たくさんの穴がいっぱい見えます。木材は、たくさんの穴が空いていて、多くの空気をふくんでいます。
この様に空気をためこんでいる材料は断熱性にすぐれ、急激な温度の変化を抑える働きをします。
また、木材は空気中に含まれる水分の量(湿度)も調整します。
木は、伐採されて木材になってからも水分をたくわえていて、廻りの湿度に応じて水分を取り込んだりはき出したりします。
同じような性質を持つ部材として漆喰(しっくい)なども調湿効果があると言われています。
湿度が高くなるとカビやダニが発生しやすくなり、逆に低いとウィルスなどの活動が活発になります。
木材は室内の温度・湿度を調整し、カビなどの発生をおさえてくれるなど健康に生活する手助けをしてくれます。
最近では、壁と天井にビニールクロス、床に合板フロアーを使用する住宅が多く見られます。
場合によっては、床・壁・天井ともに結露し、カビが生え、ダニがカビを食べに寄ってくるかもしれまん。
そう考えると壁は漆喰(しっくい)、床と天井は木材を使用していた以前によく見られた日本の住宅は健康的な住宅と言えるのかもしれませんね。

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