HOWTEC 財団法人日本住宅・木材技術センターの銘木館に目の保養に行きました 

投稿日:2010年05月30日

HOWTEC 財団法人日本住宅・木材技術センターの銘木館に目の保養に行ってきました。
大きな大きな杉の丸太や春日局が植樹したとされる欅など様々な銘木が見れます。
この倉庫内の木材をもし在庫金額で算出すれば数十億円にもなることでしょう。
ひょっとしたらもう一つ0が付くかもしれません。

長蔵スギ
全部で18立米、長さ50m、樹齢約500年、元の太いところは直径3m
静岡県春野町産(樹齢約500年)、気田川の支流、京丸山の崖の上にあったもので、
かつて後醍醐天皇をかくまったと言われている藤原氏の子孫、
藤原忠教氏より譲り受け、昭和51年に伐木した。
多くの人は内部に空洞があろうと考えたが萬治氏は沢の水質、
生えている場所の状況を聞き、空洞が無いことを見抜いた。
通常の手段での搬出は不可能なので、木挽に挽かせ(銘木木取り)、
ヘリコプターで運んだ。このときの運送費が約2000万円だそうです。
この大杉は、地元では水神スギと呼ばれていたが、
萬治氏が長谷萬の「長」と保存するための「蔵」とから「長蔵杉」と命名した。
HOWTEC 財団法人日本住宅・木材技術センター 銘木館

 

 

 

 

HOWTEC 財団法人日本住宅・木材技術センター 銘木館

 

 

 

 

HOWTEC 財団法人日本住宅・木材技術センター 銘木館

 

 

 

 

 

 

 

 

 

HOWTEC 財団法人日本住宅・木材技術センター 銘木館

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネズコ:(横に寝かせている木)
富山県黒部産。別名クロベ。材が神代スギに似ているので<黒部杉>とも呼ばれる。
芯が中心にあり伸びが良く、おとなしい感じの材。
HOWTEC 財団法人日本住宅・木材技術センター 銘木館

 

 

 

 

ケンポナシ:
ケヤキに似ているが、ケヤキより柔らかく味がある。新宮殿にも使われている。
品よく柔らかな感触から、高級材として床柱や棚板などの建築材の他、
家具調度品や文士の机などに使われた。
また、炉縁材として最高と言われている。
HOWTEC 財団法人日本住宅・木材技術センター 銘木館

 

 

 

 

 

白檀(ビャクダン)
香木として利用されます。
とても希少な木で、重量売りでグラム○○○○○円と言う様に販売されます。
HOWTEC 財団法人日本住宅・木材技術センター 銘木館

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凄い銘木ばかりです。
あまり人が来る様な感じではなかったのでこういう事が仕分けの対象になるのでは
なかろうかと少し心配になります。
せっかく素晴らしい展示があるのだから、もう少し銘木館のHPも見やすくして、
たくさんの人に来場してもらえるようにしないとほんとにヤバイ気がします。

 

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

テーダフローリング・2000x200x22mm FSC認証林

投稿日:2010年05月29日

テーダフローリング・2000x200x22mm
テーダフローリング ブラッシング

 

 

 

 

 

テーダとは、ラテン語で松と言う意味です。
ブラジル生まれのテーダ(松)は、ヨーロッパに渡りFSC認証林として育てられます。
テーダ苗木

 

 

 

 

 

また、PEFC森林認証制度にも認定され、長期に渡って安定的な木材の供給が可能な森林からテーダフローリングとして輸出し皆さまへお届けいたします。
ブラジルのテーダ(松)の苗木は、その肥沃な土壌と気候風土のお陰で丈夫に育ち、海外にも多く輸出され植林されています。
フランスの大西洋に面した森林で大切に育てられたテーダは、紙原料のチップ材と木材に加工に分けられます。
木材は、フローリングや構造材などにも加工されて使用されます。

テーダフローリング ブラッシング

 

 

 

 

 

テーダフローリング ブラッシング

 

 

 

 

 

テーダフローリング ブラッシング

 

 

 

 

 

テーダフローリング ブラッシング

 

 

 

 

 

テーダフローリング ブラッシング

 

 

 

 

 

 

テーダフローリングの特徴は、森林認証材であることはもちろんですが、その広い巾と大きな節も魅力の一つです。
20cmもの幅は、テーダフローリングが持つ大らかな木目を最大限に表現します。
1枚物の2m間で途切れることの無いテーダの木目は、お部屋の奥行きも広く感じさせます。
2mの長さは、マンションのエレベーターなどにも積み込むことが容易に可能です。
マンションリフォームやリノベーション時にはとても大切なポイントになります。
テーダフローリング・ブラッシングは、フローリング表面にブラッシング加工を施す事で木目に沿って若干の凹凸が付くように仕上げております。
少しの凹凸ですが歩行感もずいぶん違って感じることができます。この凹凸と光りが織り成すフローリング表面の陰影も多少なりとも違って見えてきます。同じテーダフローリングでも加工がもたらすほんの少しの違いは、見る人、触れる人によって感じ方や捉え方が少しづつ違ってくるようです。

テーダは、ブラジルで育つ苗木から、ヨーロッパでの育成、伐採、フローリング加工まで一貫して1メーカーが行います。この企業努力により、FSC森林認証やPEFC森林認証制度にも認定され、長期に渡って安定的な木材の供給が可能となりました。この森林からテーダ(松)を伐採・乾燥・加工を施しテーダフローリングとして輸出し世界中の皆さまの住宅へお届けいたします。
テーダフローリングは、ブラッシング加工、フラット加工共に無垢フローリングショールームゆらぎにて常設展示しております。
ぜひ、それぞれのほんの少しの違いを体感しにご来場ください。

テーダフローリング・ブラッシング
サイズ:2000x200x22mm
加 工:本実加工(四方サネ付)
タイプ:1枚物(OPC)
表 面:ブラッシング・浮造加工
入り数:2.00㎡/5枚入
塗 装:無塗装
価 格:15,000円/ケース(送料別)
㎡単価:7,500円/㎡

テーダフローリング・フラット
サイズ:2000x200x22mm
加 工:本実加工(四方サネ付)
タイプ:1枚物(OPC)
表 面:フラット・プレナー加工
入り数:2.00㎡/5枚入
塗 装:無塗装
価 格:14,600円/ケース(送料別)
㎡単価:7,300円/㎡

※価格は予告無く変更する場合がございます。
※小口割れ・ヤニ壺・節割・死節・流れ節等が含まれます。
※ほとんどの松・パイン・テーダなどのフローリングは、
ヨーロッパ規格にて土足用として加工されております。
仕上がりについてはショールームでよくご確認ください。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

今日のお茶菓子は…

投稿日:2010年05月28日

本日、ショールームへご来場いただいた
お客様へのお茶菓子はチーズケーキでした。
チーズケーキ

チーズケーキ

実際にはサイコロくらいの大きさでお出ししましたけど…^^;
当りかハズレかチーズケーキは私のお手製です。
本日は、妻の誕生日なので毎度毎度のチーズケーキでお祝いです。
少し黒いのはこがした訳ではなく黒糖を使ったからなのです。
黒糖を使う理由はですねぇ…  コレしかなかったのです。
我が家では、和菓子係は妻が、洋菓子係りは私と言うことになるようです。
妻には好評でしたのでコレで良しとします。おめでとう!

 

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

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木表と木裏の違い

投稿日:2010年05月27日

木表(きおもて)と木裏(きうら)の違い

「御社のフローリング材は、
木裏と木表は分けられていないのですか?」
とのご質問を頂きました。

ここで言う“御社のフローリング”とは、メイプルとブナでした。
分けられていない旨をお伝えすると、大工さんは
「木裏は弱かったり剥がれ易かったりするので
フローリング材には不向きだ」
と言われたそうです。

針葉樹系の松や桧で
木裏木表を気になさる様なお話は聞いた事はありますが、
広葉樹系でそれも散孔材で言われた事は
初めてだったので少し気になります。

散孔材とは、木が持つ導管の一種です。
道管は、円筒形をした細胞で、水分が上昇する通路となります。
道管が無い単純な構造をもつ針葉樹に比べると、
広葉樹は複雑に道管が配列し、
環孔材、散孔材、放射孔材などに分類されます。

○散孔材 (さんこうざい)
道管の分布が無差別に散在している材。
木目ははっきりしないが均質である。
ブナ、ホオ、サクラ、カツラ、シナなどに見られます。

○環孔材 (かんこうざい)
道管の分布が、年輪に沿って環状に配列しているもの。
木目がはっきり表れる。
ケヤキ、ナラ、キリ、セン、チークなどに見られます。

○放射孔材 (ほうしゃこうざい) radial porous wood
道管の分布が、樹心を中心に放射状(半径方向)に配列しているもの。
カシなどに見られます。

散孔材の木裏の剥離については100%大丈夫とは言えませんが、
未だに見たことも聞いたこともありません。
針葉樹の木裏の剥離でさえなかなか
お目にかかれるものではないと思います。
広葉樹フローリングのほとんどの場合は、
木裏木表混合で製品化していると思います。
当社での木裏木表選別の商品化は今のところ不可能です。
木裏木表選別の優位性も含めて考えてみたいと思います。
広葉樹で散孔材で木裏木表を木にせずと言うことは、
当り前と思っていましたが、現場からの声なので検討してみたいと思います。
もちろん必要なのであれば商品化も考えてみます。

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執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

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栓(せん)フローリング 山菜の王様と言われる楤(タラ)の木と同じウコギ科です

投稿日:2010年05月26日

栓(セン)無垢フローリングのご紹介
栓フローリング

 

 

 

 

栓の木は、大きなモミジ型の葉が特徴的ですが、モミジの仲間ではありません。
山菜の王様と言われる楤(タラ)の木と同じウコギ科です。
幹が太く鋭いトゲが多い事から別名を貼桐(ハリギリ)とも呼ばれます。
樹の表皮は縦に深く割れクヌギにもよく似ています。
栓フローリング

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

葉っぱも樹も様々な木に似ていると言われがちな栓の木ですが、
実は木材となった場合も木目がケヤキに似ていると言われます。
欅(ケヤキ)の木目に似ていることから着色を施して
ケヤキの代用品として家具用材などに使われることも多かったようです。
栓フローリング

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれやこれやに似ていると言われる栓(セン)の木ですが、
材は軽く軟らかく加工がし易い為に、建築、家具、
楽器(エレキギター材や和太鼓材)、
仏壇、下駄、賽銭箱になどにも広く使われます。
結構、私たちにも身近な材とも言えるでしょう。
センの木は使い込む程にツルツルとした
滑らかな木肌に変化していきます。
同系色の栗よりも若干柔らかな感じがします。
木目も栗よりもおとなしく明るい色合いは結局は
何にでも合うオールマイティーな木と言えるのかもしれません。

栓(セン)無垢フローリング
サイズ:乱尺x120×15mm
加 工:本実加工(四方サネ付)
タイプ:乱尺含
入り数:1.512㎡
塗 装:無塗装
価 格:20,700円/ケース(送料別)
㎡単価:13,690円/㎡
※価格は予告無く変更する場合がございます。

 

 

栓の木には思い入れがあります。
名刺入れ名刺入れ

 

 

 

5年程前から栓の木の名刺入れを使っております。
滑らかな栓の名刺入れ

 

 

 

 

 

初めは平滑だった木肌は、使い込むことで
とても手触りが滑らかになり表面は凸凹ができてきました。
滑らかな栓の名刺入れ

 

 

 

 

 

本当に優しく暖かい感じが伝わってきます。

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執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

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