カテゴリー: 産地視察紀行

中国地方といえばやっぱり地松でしょう。
と言いたいところなのですが、年々伐採量は減っています。
松喰い虫に相当な被害を受けています。虫がはいると枯れてしまいます。
枯れるのが先か、伐採して永い間住宅部材として使うのが先か…
林山家や製材所にとって厳しい現状が続きます。
その他にも、楢枯れや沿岸部の杉にも虫が入って枯れているそうです。
杉や桧の人工植林によって山のバランスが
崩れてきているのかなぁと思ったりします。

今はまだこんな大きな地松丸太も出てきています。
工場中が懐かしい香りで溢れています。

地松のフローリングはアイ（アオ）が入りやすい為、
適当な伐採時期の丸太でしか作る事が困難です。

今の時期からたくさんの色物の原板や荒材を
貯め込んでワンシーズンを越していきます。
なんとかして地松の素晴らしい色・艶・香りを広めていければと思います。

ど田舎の山の中です。
周りの山は、少し変わった間伐を行っているように思えます。
のんびりし過ぎているのではないかと思うくらいのんびりした方々なのか
はたまた全く相手にされていないのか？

おもしろい板を見つけました。
サンプルの到着が待ち遠しいです。

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今日は、ブラックウォールナットフローリングと
ブラックチェリーフローリングの原材料の検品です。
昨日と今日で順番が逆ですがブラックチェリーの原木です。
長めの原木が入荷しています。
1枚ものがたくさん出来上がりそうです。

こちらは、ブラックウォールナットフローリングの原板です。
ここから厚みや幅を揃えたり、乾燥させたり
いくつかの工程を経てフローリングになります。

たくさんブラックウォールナットフローリングの原板があります。
また別注のブラックウォールナットフローリングを注文してきました。
年内には入荷する予定です。なるべく早めにご案内しますのでお楽しみに！