2019年上半期・樹種別無垢フローリング人気ランキング

投稿日:2019年05月01日

無垢フローリング専門店木魂における
2019年上半期・無垢フローリング人気ランキングです。

無垢フローリングの出荷量、お問い合わせ件数、サンプル請求数など
様々な条件を基にランキングしています。

1位:ブラックウォールナットフローリング

ブラックウォールナットフローリング,床暖房,ウォールナット,ウォルナット,幅広,広葉樹,L45,森林認証材,落葉樹
ブラックウォールナットフローリング

色が濃いフローリングで一番人気は、ブラックウォールナットフローリングですね。ブラックウォールナットに関しては、木肌が黒く節も黒いのが一つの特徴で、節有りの表情が好まれることが多いようです。桧やパインなどのように白地に赤の節ではないのでそれほど目立たなく、無垢っぽさを際立たせる要因の一つです。
古来の様式建築から近代的なモダン建築まで重厚感をお求めのお施主様にはおすすめです。節が少なく重厚なイメージのカームグレードや節と色むらが入るナチュラルなラフグレードまでラインアップしております。最大幅200mmで長さ1820mmの1枚ものの日本最大級のブラックウォールナット無垢フローリングもございます。ぜひ、節の入り具合などは無垢フローリングショールームでご確認いただければと思います。60mm~200mm巾までございますが基本的には、幅広は板目が多く、幅が狭い物は柾目が多くなります。

 

2位:シベリアンウォールナットフローリング

シベリアンウォールナットフローリング,広葉樹,銘木,1820mm,150mm,15mm
シベリアンウォールナットフローリング

広葉樹で木質が堅いと思われがちなウォールナット(クルミ)ですが果実が硬いだけで木はあまり堅いとは言えずやわらかいです。
木質は軟らかく足あたり、肌触りが良いのと、オーク(楢)の様に黄変しない
ピンクとグレーが混じった独特な優しい色合いがシベリアンウォールナットの
人気のポイントの一つでしょう。
木材として耐久性や強度が低いと言う訳では無く、弾力性を活かして銃床や農機具の柄などにも利用されます。
無垢フローリングの価格についても1820mm・1枚物のラフグレード(節有・色むら有)は150mm・130mm・90mmともに買い得感が高く人気の無垢フローリングです。

 

3位:北海道産ナラフローリング

北海道産ナラフローリング,コナラ,ミズナラ,樫,広葉樹,銘木,1820mm,150mm,15mm
北海道産ナラフローリング

国産の広葉樹で人気の無垢フローリングです。
特に1820mm・150mm巾・1枚物・スムースグレード(色むら・小節有)は、
買い得感が高く人気の無垢フローリングです。
ザ・スタンダード無垢フローリングとも言えるくらい
以前から人気が高い無垢フローリングです。
世界で一番フローリング材として使用されているのがオーク(楢)だと言われています。見た目にも重厚感があり、木肌は硬く、世界中で見ると靴を履いて生活する人にとっては耐水・耐久性が高く最良の選択なのかもしれませんね。素足で生活する日本では、よくよく質感を踏み比べた方が良いかもしれませんね。柾目はウィスキー樽材などにも使用されます。板目は反りや割れが入りやすいために樽材としては避けられます。
経年変速の黄変が毛嫌いされることもございますが、
少しの工夫で長年明るい雰囲気でお使いいただく事も可能です。

 

4位:どんぐりフローリング

どんぐりフローリング,椎,シイ,広葉樹,森林認証材,どんぐり,ドングリ
どんぐりフローリング

可愛いネーミングだけでも人気があるどんぐりフローリングですが、もちろん他にも人気の訳はございます。どんぐりフローリングの特徴は、乱尺でありながら1820mmの長尺なフローリングがたくさん含まれるところです。また、原木がかなり大径木なために木目が大らかで落ち着いた表情となっています。木材の性質的には、表面硬度が非常に高く硬くて丈夫です。広葉樹の仲間ではめずらしく西日本で産出されます。ほとんどの広葉樹フローリングが東北以北で伐採される中、西日本産はとても希少です。西日本ご出身のお施主様にもご好評を得ております。田舎や地元の木材を住宅に使用したいと願うお施主様も少なくはありません。田舎や地元の国産無垢フローリングお探しの方は「都道府県産地別国産無垢フローリングと羽目板」をご参照いただければと思います。どんぐりフローリングの風合いは、楢(ナラ)でもなく栗(クリ)でもなくタモでもなくどんぐり独特です。木目は、原木がかなり大きい為か木目がおおらかではっきりしていません。また、どんぐりフローリングは長尺の物が多いので木目に伸びも出てきます。お部屋に奥行き感を感じる事が出来ると思います。カットサンプルではなかなか分かりませんのでぜひ東京新木場の無垢フローリングショールームでご確認ください。

 

5位:阿波桧フローリング

阿波桧フローリング,針葉樹,銘木,1820mm,150mm,15mm,森林認証材
阿波桧フローリング

今回は、唯一針葉樹素材でのランクインです。
価格が高いと思われがちな桧(ヒノキ)フローリングですが、
節有グレードなら3,000円台からラインナップされています。
新建材の合板フロアや突き板フロアでも少し高いものだと3,000円以上はするのではないでしょうか?
自然OIL&WAX塗装仕上げについても4,000円台で販売しているので
子供部屋やベッドルームなどに人気の無垢フローリングです。
リビングは特に気に入った無垢フローリングとして、予算を抑えれるべき個所は抑える事にしましょう。
節があることによるメリットは、たくさんあります。
節が有っても無くてもヒノキの素適な香りは同じです。
アロマオイルとしてもヒノキ(サイプレス)のナチュラルな香りは人気ですね。
木肌はとても柔らかく温かみぬくもりがあり、肌触りや足あたりも良いので、
裸足で生活する日本の生活スタイルでは温もりを感じられ人気が高い無垢フローリングです。
節があることで傷や凹みが目立ちません。本当に気楽に生活できます。
パインフローリングも安価ではありますが、オイル塗装やウレタン塗装など
使用できる土俵まであげるとパインは杉や桧より割高になる事が多いです。
コストパフォーマンスの高さ、檜の素適な香り、気楽な扱いで人気の桧(ヒノキ)無垢フローリングです。
桧フローリングには、リフォーム・リノベーションに最適な12mm厚もご用意しております。

 

 

※どの樹種の無垢フローリングの塗装に関しましても、表面には天然の蜜蝋ワックス、自然オイル塗料、造膜型のウレタン塗料、メンテナンスが楽なガラス塗料など様々な塗料に対応いたします。ぜひお問い合わせください。
また、無垢フローリングのメンテナンスについては、樹種ではなくそれぞれの表面仕上げによって異なりますので「無垢フローリングのメンテナンス」をご参照ください。

 

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。東京木材問屋協同組合武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

国産材の無垢フローリングと輸入材の無垢フローリング どっちを選ぶ??

投稿日:2019年03月22日

国産材の無垢フローリングと輸入材の無垢フローリング どっちを選ぶ??

無垢フローリングは国産と輸入、どっちが正解?

結論は「どっちが上」ではなく、価格・樹種(見た目)・硬さ(傷つきやすさ)・環境配慮の優先順位で決めるのが最短です。

  • 価格:条件次第で国産が有利なこともある
  • 樹種:輸入はバリエーション、国産はナチュラルな風合い
  • 硬さ:硬いほど傷が付きにくいが、足触りの好みも出る
  • 環境:輸送距離の短い国産が有利になりやすい(ウッドマイル)

国産材の無垢フローリングと輸入材の無垢フローリングのどちらを選ぶかで迷われるお施主様もたくさんいらっしゃいます。

その理由も様々ですが、国産材の無垢フローリングと輸入材の無垢フローリングとで迷われているお施主様からよくご質問頂くのは以下の4点です。

・価格
・樹種
・硬さ(傷つきやすさ)
・環境配慮
他にもあると思うのですが、この4点について考えてみます。

・価格

誰もがこのように考えているとは言えませんが、輸入材の無垢フローリングの方が安価だと思われているお施主様の方が多いような気がします。
実際に無垢フローリング専門店木魂でも、ある条件で無垢フローリングを検索すると輸入材の無垢フローリングの方が安価です。
その代表樹種がパインフローリングです。
激安!パインフローリング!!は本当に激安なのか??」をご一読いただくと、一概に輸入材が安価だとは限らい事が分ると思います。

 

・樹種

これが非常にややこしい。
何故かと言いますと、日本の呼び名、海外の呼び名、学術名と同じ木でも様々な呼び名が有るからです。

よく耳にする樹種だと
タモ=アッシュ
ナラ=オーク
さくら=チェリー
クルミ=ウォールナット
カバ=バーチ
と言われています。
間違えてはいないと思うのですがこれまた少し掘り下げていくと、オークはナラではなくカシではないの?とかとか

他にも
米杉が杉でなかったりカナダツガは栂でなかったり米松も松でなかったり

樹種名に関しては、一般的な総称としてくらいに考えていた方が気が楽になるかもしれません。
たくさん樹種名を覚えようと頑張るお施主様もいらっしゃいますが全ての樹種名を覚える必要もないし自分で気に入った樹種だけ覚える事にしましょう。

 

・硬さについて

一般的には、広葉樹が重くて硬い、針葉樹が軽くて柔らかいと言われています。桐、朴、唐松などこれに当てはらないかもしれない樹種もあるのでざっくりです。軽くて柔らかい木という事は、スカスカしていて凹みができやすいという事です。でも、触れた時には温かいという特徴も持ち合わせています。

フローリングとして世界で多く採用されている樹種はオークだと思います。オーク材は、表面硬度が高く傷が付き難いと言われています。そういう事から、フローリングにオーク材が最適である!とは一概にいう事はできません。何故か?世界中でフローリングを使っているほとんどの人は靴を履いて生活している方だからです。しかし、日本は特別です。素足で生活しています。そうすると杉や桧やパインなど柔らかい樹種の方が軟らかく足あたりがよいとも考えられます。

軟らかいと傷や凹みが付きやすいのでは?と考えてしまいがちです。実際に、その通りだと思います。では、その傷や凹みを付ける犯人は誰でしょう?ほとんどのお施主様の答えが『子供たち』です。物を落としたり、椅子を引きずったり容易に想像ができます。たぶん、そのほとんどが子供部屋という事になるかと思います。

そんな時には、杉でも桧でも節有材のご採用を提案いたします。樹種その物の香りや温かさは節が有っても無くても変わりません。節が有る分傷や凹みは目立ちにくいので節無し材と比べると圧倒的に気楽に生活ができます。
デザインが気に入らないとなると別ですが…
それに価格が安い!
オイル塗装を施しても4,000円/㎡台からご用意があります。合板フロアーが2,500円/㎡くらいだったとしても無垢フローリングは温かみが有り、その何倍もの期間使用できます。

傷や凹みが気になるようでしたら、傷をつけないように細心の注意を払っての窮屈な生活よりも傷が付いても気楽に生活できる無垢フローリングがどれに当たるのかでご検討いただければと思います。

それぞれの木の硬さや性質については
木材性質一覧表をご参照ください。

 

・環境配慮

国産材の方が地球環境にとって優しい
なぜ?
木は光合成しますので大気中の二酸化炭素(CO2)を吸収して炭素(C)を木の幹に固定化し、酸素(O2)を放出します。木が腐らなかったり、燃えたりしないうちは二酸化炭素を溜め込んでいます。木をたくさん植えて、たくさん長く使って二酸化炭素を固定化しましょう。
との事ですが、日本だけが取り組んだところで世界的に見たらどうなんだろう?と思う今日この頃です。

でも、せっかく固定化された炭素の塊りである木をたくさんの化石燃料を使って海外から持ってくるのは自然環境には優しくないなぁとは思います。その程度です。輸入自動車なんかと比べるとまだましと思うのか、輸出している日本車はどうなんだろうか?

北海道の木を東京に持ってくるにもかなりの二酸化炭素が排出されるだろうし、どこまでどうなんだか…

なるべく近隣の木を上手に使うのが最良なのかもしれません。
こちらのページでも【無垢フローリング選び方】について詳しく紹介しております。

 

国産無垢フローリングと輸入無垢フローリングのどっちを選ぶ?のQ&Aまとめ

国産材と輸入材の無垢フローリング、どっちが長持ちしますか?

長持ちするかどうかは、樹種・使用環境・施工方法により異なります。樹種による違いはあまりなく、使い方次第という事が言えます。

価格が安いのはどちらですか?

品質やグレードによっては国産材のほうがコストパフォーマンスに優れるケースもあります。

環境にやさしいのは国産材?輸入材?

環境負荷の観点では、輸送距離が短い国産材のほうがCO2排出量が少なく、森林資源の持続的利用に貢献できます。ウッドマイルと言います。地域材の使用は地元経済の活性化にもつながります。

デザイン性に優れているのはどちらですか?

輸入材にはオークやウォールナットなどの色味や質感にバリエーションがあり、スタイリッシュな内装と相性が良いです。一方で国産材はナチュラルで優しい風合いがあり、和風や自然派のインテリアに適しています。お住まいになる方のセンスによるところが多いのではないでしょうか。

まとめ|国産材と輸入材、あなたに合う無垢フローリングは?

選ぶ基準は「価格」「デザイン性」「環境意識」「メンテナンス性」など多岐にわたります。
大切なのは、どちらかが絶対に優れているというよりも、住まい手の価値観やライフスタイルに合った選択をすること。
もし迷ったら、実物を見比べて、触れて、足で感じてみてください。無垢フローリング専門店木魂のショールームゆらぎでは、国産材・輸入材の無垢フローリングを実際に体感できます。

よくある質問(国産無垢フローリング/輸入無垢フローリング)

Q. 国産材と輸入材の無垢フローリング、結局どっちを選べばいいですか?

A. 「価格」「デザイン性」「環境意識」「メンテナンス性」など、何を優先するかで最適解が変わります。どちらかが絶対に優れているというより、住まい手の価値観や暮らし方に合う方を選ぶのが基本です。

Q. 長持ちするのは国産材?輸入材?

A. 長持ちするかどうかは、樹種よりも「使用環境」と「施工方法(貼り方)」の影響が大きいです。樹種による差は“決定打”になりにくく、使い方次第と考えるのが現実的です。

Q. 価格が安いのは輸入材ですか?

A. 一般的に「輸入材=安い」と思われがちですが、品質やグレード次第では国産材の方がコストパフォーマンスに優れるケースもあります。条件によって見え方が変わるので、同条件で比較するのが大切です。

Q. 環境にやさしいのは国産材?輸入材?

A. 輸送距離が短い国産材の方が、CO2排出の観点で有利になりやすいです(輸送距離=ウッドマイルの考え方)。また地域材の利用は、地域経済の循環にもつながります。

Q. デザイン性で選ぶなら国産材と輸入材、どちらが有利ですか?

A. 輸入材はオークやウォールナットなど、色味・質感のバリエーションが豊富で、スタイリッシュな内装と相性が良い傾向があります。一方、国産材はナチュラルでやさしい風合いで、和風や自然派のテイストに合いやすいです。

Q. 「ナラ=オーク」など、樹種名がややこしいのはなぜ?

A. 同じ木でも「日本の呼び名」「海外の呼び名」「学術名」など複数の呼称があり、さらに総称として使われることもあるからです。細部まで暗記するより、気に入った樹種から覚える方が実用的です。

※このFAQは、記事本文の論点(価格/樹種/硬さ/環境配慮/Q&Aまとめ)に沿って整理しています。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。東京木材問屋協同組合武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

2019年3月13日 日刊木材新聞で木魂防音無垢フローリングをご紹介いただきました

投稿日:2019年03月14日

2019/3/13 日刊木材新聞

マンションリノベーションで高い関心

木魂防音無垢フローリングシリーズが好評  五感

ムクフローリングショールーム「ゆらぎ」、ムクフローリング専門サイト「木魂」を運営する五感(東京都、前田英樹社長)が開発、販売を行う木魂防音無垢フローリングが、近年のマンションリノベーション需要の増加もあり、利用が高まっている。

木魂防音無垢フローリングには、ムクと挽き板直張りフローリングの2種類の製品が開発されている。

木魂防音無垢フローリングは、マンション防音規定 LL45対応。厚さ26㍉(ムクフローリング15+ 防音材11㍉)の直張りムクフローリング。今までマンションにムクフローリングを採用する際には、防音マットを敷いたり二重床構造にしたりするなど、防音下地の施工だけでもかなりの金額的負担と工期が掛かっていたが、同フローリングは防音マットや二重床が必要なく、通常の直張りフロアと同様に、 コンクリートスラブの上にボンドで圧着していくだけの施工で済む。

これに対し、床暖房への対応を求める声に応えたのが挽き板直張りフローリング。同製品は、フローリング表面に厚さ2㍉の挽き板に、針葉樹合板を台板、収音材を付け、12㍉厚で完成された。表面ムク板が2㍉あるため、傷が付いても合板が見えにくく、ムクフローリングに極限に近づけた商品となっている。厚さを12㍉としたことで、リノベーションで必要とされるその他の建具との高さ合わせなどの手間が省ける。同フローリングでも床下地に防音遮音用の二重床や防音マットが不要。特殊な加工で、スラブに直張りが可能なL45の性能を担保している。床暖房に関しては、給湯温度60度±2.5度、表面温度32度±2度で低温水式床暖房直張り試験に合格している。加えて、無塗装、UVウレタン、オイル、ガラス塗装など様々な塗装要望に対応。オイル、ガラス塗装を使用すれば、のちのちのメンテナンスが必要となるものの、ムクフローリングと同様に経年変化により味わい深い木味が増す。

マンションリノベーションを意識し、第三者機関で遮音等級L45を測定したデータ書類を用意。マンションの管理組合などへのデータ提出も容易だ。

前田社長は現在の傾向について「当社のショールームが、東京にあることもあって慎重に選ぶ顧客には好評。実際にフローリングに触れて選び、自分の生活スタイルにあった配色、樹種、性能で木魂防音無垢フローリングを選んでいる。今後は内装材やデッキ材などの組みあわせも含めて提供していきたい」と語る。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。東京木材問屋協同組合武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。

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殺虫剤などの薬剤処理を使用していない原料の無垢フローリングはありますか?

投稿日:2018年11月13日

同じようなご質問が重なることが有ります。

今回の問い合わせは

Q:殺虫剤などの薬剤を使用していない原木を使用した無垢フローリングの用意がございますか?

無垢フローリングと言えば、自然素材の代表格で快適な住環境を整えるのになくてはならない存在となっています。

合板フロアーの様に接着剤を多用せずに住宅の床材として使用できるのは健康面を気遣う方にも安心感を与えます。
安心・安全で健康的な住宅は、誰もが求める住環境です。

住宅建材やボンドに反応する持病をお持ちの方は住宅計画の資材選びにおいてかなり慎重にならざるを得ません。

そして本題の殺虫剤などの薬剤を使用していない原木を
使用した無垢フローリングの取扱いがあるのか?
とご質問をいただくと・・・

弊社では、 残念ながら  “ No ”   です。
完全に薬剤が掛かっていないと言える木材はありません。

えっ!そうなの? と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが
そこまでの履歴は当社でも分かりかねます。
例えば、杉や桧とか楢や樺とか何でもいいんですけど森があって
その近くに虫が好む樹木林が有ったとします。
人間は、その樹木林を守ろうと殺虫剤が噴霧します。
こんな感じです。

地上からの薬剤噴霧

 

ヘリコプターからの薬剤空中散布

両方の画像とも、様々な樹木が映り込んでいます。
この様な薬剤散布方法が取られているので、
うちの木材は絶対に殺虫剤が掛かっていない。と言い切れません。

海外の木材でも同じようなことが言えます。
参考:気候変動 瀬戸際の地球 消える北米の森 ナショナルジオグラフィック

しかし、薬剤は噴霧や散布程度では木の中に入り込むことはないと考えます。
樹皮近辺(丸太の外廻り)に留まるとされています。
無垢フローリングに加工する際は、樹皮の近くは使用しません。
よって無垢フローリングとなった際に残留している殺虫剤や防カビ剤はほぼ無いと考えます。

薬剤と聞くと何となく嫌なのは当然だと思います。
使用しているかしていないかよりも薬剤が残留しているか?
はたまたご自身に合っているかどうか主治医と一緒に検討してみてはいかがでしょうか?

それでも気になるのであれば無垢フローリングは諦めた方が無難ですね。
だってほとんどの木は、山主や施主よりも長生きしてるはずです。
個々の木の生き字引は、ほぼ存在しませんから誰も分かりません。

無垢フローリングと薬剤に関するよくあるご質問

Q1. 殺虫剤などの薬剤を全く使用していない無垢フローリングはありますか?

残念ながら、弊社では「No」とお答えしています。完全に薬剤がかかっていないと言い切れる木材は、市場にはほぼ存在しないというのが正直なところです。

Q2. なぜ原木に薬剤が使われている可能性があるのですか?

森林を守るために、害虫駆除を目的とした薬剤散布(地上散布やヘリコプターによる空中散布)が行われることがあるからです。森全体や近隣の林を守るための活動であるため、個々の木の履歴を完全に追跡し「この木には絶対にかかっていない」と断言することは非常に困難です。

Q3. フローリング製品になっても薬剤は残留していますか?

薬剤散布は主に樹皮(丸太の外側)に留まるとされており、木材の内部深くまで浸透することは稀です。無垢フローリングに加工する際は樹皮やその周辺を取り除いて使用するため、製品化されたフローリングに殺虫剤や防カビ剤が残留している可能性は極めて低いと考えております。

Q4. 化学物質過敏症なのですが、無垢フローリングを使っても大丈夫ですか?

合板フロアーのように接着剤を多用しないため相対的に安心感は高いですが、微量な成分に反応される可能性もゼロではありません。ご自身の体質に合うかどうか、まずは主治医とご相談されることをお勧めします。

Q5. それでも薬剤が心配な場合はどうすれば良いですか?

不安が払拭できない場合は、無理に無垢フローリングを採用せず、他の素材を検討することも一つの選択肢です。弊社ではお客様の健康を第一に考え、嘘をついてまで販売することはいたしません。ご納得いただけるまでご相談ください。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。東京木材問屋協同組合武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。

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激安!パインフローリング!!は本当に激安なのか??

投稿日:2018年11月06日

材木屋としてこの様な事を書くことも大変恐縮ではございますが、
一般のお施主様が勘違いされていることも多いので書いてみます。

昨今、無垢フローリング激安品の代名詞と言えば申し訳ないけどパインフローリングの節有・無塗装品が多くみられます。

激安!パイン無垢フローリング!! 〇〇〇〇円! とかですね…

実際、当社でも3,500円/㎡から販売しています。
合板フロアから少し頑張って手が届きそうな価格帯も人気の一つです。

パインフローリング 節有・無塗装

パインフローリング 節有・無塗装

 

また、パインフローリングは、白く明るく、軟らかく温かみが有り、節が顔面みたいに揃い、北欧風な感じが漂う人気の無垢フローリングです。

価格は安い。

確かに安い。

でも、そのまま使えるのか?

パインフローリングのそのほとんどが現地では土足用として販売されています。
土足用という事は、靴を履いて生活する方たち専用なのでそもそも素足で生活する日本人の生活スタイルに合っているものかどうなのか?

日本では、無垢フローリングを使用しようとするとカンナ仕上げでない限りウレタン塗装やオイル塗装、ガラス塗装など何かの塗装を施すのが一般的です。

そもそも日本向けの無垢フローリングの無塗装品は、表面に#180ほどのサンディングを掛け、塗装下地を作って無塗装として在庫や販売をすることが多いです。

輸入品のパインフローリングは、サンディング処理されていない物が多くみられます。
モルダーという加工機から出て来たままの状態です。
もし、これを日本国内で何らかの塗装を施そうとしたときには表面をサンディングし下地を作ってから塗装を施す事になります。
もちろんサンディング費用も塗装費用も掛かります。
サンディングとオイル塗装費を合わせると2000円/㎡は掛かると思います。

あともう一つ。
パインフローリングは、
節などの表面補修処理が施されていないことが多いようです。
抜け節、節欠け、ヤニツボなどは補修せずにそのままの事があります。

節の欠け
節の欠け
枝の折れた跡
枝の折れた跡
ヤニツボ
ヤニツボ

抜け節や節欠けなどは、
素足で歩くと引っかかる可能性も無きにしも非ずです。
ヤニツボなんかは、ベタベタしてあまり気持ちいいとは言えませんね。

これが国産の桧フローリングや杉フローリングになると、抜けたり欠けたりしている節は埋め木で処理されたり。
各節もパテ埋めしてサンディング処理を施すなど、素足対応の加工が施されています。

桧の埋め木
桧の埋め木

 

節のパテ処理
節のパテ処理

 

スギの埋め木
スギの埋め木

また、塗装に関してもパインフローリングは、塗装費や塗装屋までの横持ち運賃が掛かりますが、国産の杉フローリングや桧フローリングの場合は、製材所で塗装することがほとんどなので安価です。

例えば税別単価で比較してみると…
パインフローリング           節有 無塗装       3,580円/㎡
自然オイル塗装費                      2,000円/㎡
合計:                   5,580円/㎡

杉フローリング IS-05  節有 オイル塗装  3,999円/㎡

桧フローリング AH-22  節有 オイル塗装  4,160円/㎡

 

あれれ?
パインフローリングより桧や杉の無垢フローリングの方が安価ですね。

結局は、日本で住宅内装材として使える状態にした時の価格差で比較するのが良いのではと思います。

決してパインフローリングが良いとか悪いとか言ってるわけではございません。
パインフローリングの表情や温かさや香りが好きな方もたくさんいらっしゃいます。

ただ、パインフローリングが素直に安価だと思ってはいけないという事です。

杉フローリングや桧フローリングだってB級アウトレット無垢フローリングとなるとかなり安くなりますし…

 

💡 激安パインフローリングに関するQ&A

Q. 激安で販売されているパインフローリングは、どのような仕様のものが多いですか?
A. 昨今、無垢フローリングの激安品の代名詞となっているのは、節(ふし)がある「節有(ふしあり)」で、表面に塗料が塗られていない「無塗装(むとそう)」のパインフローリングが多く見られます。価格は安いですが、別途仕上げの検討が必要です。塗装下地から作り直すことがほとんどです。

【参考イメージ:節有・無塗装パイン材】

パインフローリング 節有・無塗装

パインフローリング 節有・無塗装

Q. パイン無垢フローリングが比較的安価に手に入る理由は何ですか?
A. パイン材(松)は、広葉樹(オークなど)と比較して成長が速く、供給量が安定しているため、材料コストを抑えやすいという特性があります。さらに「節有」や「無塗装」といった規格を選ぶことで、価格をより安く抑えることができます。

 

Q. 「激安」無塗装パインフローリングを購入する際、トータル費用で注意すべき隠れたコストは何ですか?
A. 最大の注意点は、商品価格に含まれていない「塗装費用」です。無塗装品は、施工後に「塗料代」と「現場での塗装手間賃・人件費」が必ず発生します。これらの費用をトータルで加算すると、合板フロアからの差額を上回り、カタログ上の価格からは想像できない総額になる可能性があるため、必ず総額で比較検討することが重要です。

【トータル費用比較表】

比較対象 商品価格 (材料費) 塗装費用 (後から発生) トータルコスト
A. 激安無塗装パイン 安い 高い (塗料代+手間賃) 意外と高くなる可能性あり
B. 塗装済み無垢フローリング 普通 ゼロ 価格は明確で分かりやすい

※上記はイメージであり、実際の価格は製品や施工業者により異なります。

 

激安パイン材も含めて、様々な節有材を東京都江東区新木場の無垢フローリングショールームにてご確認いただけます。
ぜひ、ご予約の上でご来場ください。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。東京木材問屋協同組合武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/