最近の住宅リノベーションや注文住宅で注目されているのが、幅300mmクラスの超幅広フローリング。空間演出や施工面においてさまざまな利点がある一方で、気をつけるべきポイントも存在します。本記事では「無垢フローリング 幅:300」に関する基礎知識と、選定時に知っておきたい注意点を解説します。
幅300mmの無垢フローリングとは?
一般的な無垢フローリングの幅は90〜150mm程度が主流ですが、300mm幅はその倍以上。まさに“超幅広”と呼ばれるサイズ感で、空間に圧倒的な存在感を与えます。
超幅広フローリングのメリット
1. 高級感と重厚感のある空間演出
幅が広い分、木目がゆったりと見えるため、ラグジュアリーで落ち着いた印象を与えます。特に広めのリビングや吹き抜け空間との相性が良好です。
2. 継ぎ目が少なく、メンテナンス性も向上
板の数が少ないため、ゴミがたまる継ぎ目が少なく、掃除もラクになります。
3. 独自の個性を出せる
あまり出回っていないサイズのため、住空間に個性を出したい方に最適です。
幅300mmフローリングの注意点
1. 乾燥収縮や反りに注意
幅が広くなるほど、無垢材特有の伸縮や反りのリスクも高まります。適切な含水率管理や施工技術が求められます。
2. 施工方法に制限がある場合も
直貼り施工には不向きなケースもあり、下地との相性や固定方法に注意が必要です。
3. コストが高め
希少性が高く、製材の難易度も高いため、価格は割高になる傾向があります。
幅300mmのおすすめ樹種と施工事例
当社で300mm幅のフローリングと言えば、無垢フローリングだとダグラスファー、挽き板フローリングだとオーク挽き板フローリングの2種類がございます。木の表情と空間の広がりが絶妙にマッチしています。施工事例)ダグラスファー無垢フローリング
まとめ:幅300mmのフローリングはプロと相談を
魅力とリスクの両方を理解したうえで、経験豊富な施工業者と相談しながら選定・施工するのが理想です。フローリング選びの一つの選択肢として、幅300mmを検討してみてはいかがでしょうか?
無垢フローリングではございませんが、挽き板オークフローリング300mmの幅広タイプが入荷しております。
こちらは、釘うち用(糊と釘併用)になります。直貼りタイプにも加工できます。

この画像では、普通のオークフローリングにしか見えませんが
実際の幅は300mmあるのです。

右側の板の上に乗せてあるフローリングは
オーク90mm幅の無垢フローリングです。
木目の出方がまるで違いますよね。

表面2mm厚の挽き板オークフローリングになりますが
幅が300mmもあるので木目が最大限に表現できて大迫力です。
上に乗せている無垢フローリングは90mm幅です。
スポットでの入荷になりますが、
幅広フローリングをお探しの方は是非お問い合わせください。
お見積りのご依頼は、FAX見積依頼シートをご利用ください。
オーク幅広フローリング300㎜幅(挽き板)
品番 :HIEO-300
サイズ:2200x300x18mm
入り数:2.64平米(4枚入り)
塗装 :無塗装(オイル塗装・SSGガラス塗装対応可)
グレード:ラスティック・節あり(埋木・パテ埋めあり)
価格 :10,454円/平米あたり
※上記価格には、配送費は含まれておりません。
※価格は予告無く変更する場合がございます。
※乱尺タイプもございます。
このオークフローリング・300mm他にも
190mm幅の挽き板オークフローリングも入荷しております。
オーク幅広フローリング190㎜幅(挽き板)
品番 :HIEO-190
サイズ:1818x190x15mm
入り数:1.73平米(5枚入り)
塗装 :無塗装(オイル塗装・SSGガラス塗装対応可)
グレード:ラスティック・節あり(埋木・パテ埋めあり)
価格 :8,844円/平米あたり
※上記価格には、配送費は含まれておりません。
※価格は予告無く変更する場合がございます。
※乱尺タイプもございます。
お見積りのご依頼は、FAX見積依頼シートをご利用ください。
よくある質問(幅300mmフローリング編)
Q1. 幅300mmのフローリングは一般住宅でも使えますか?
A. はい。施工条件を満たせば戸建て住宅やリノベーション物件にも導入可能です。ただし、施工技術と環境条件を考慮する必要があります。
Q2. 幅300mmのフローリングの価格帯は?
A. 一般的なフローリングよりも高価で、1㎡あたり15,000円〜30,000円程度が目安です。
Q3. 幅300mmの無垢フローリングは反りやすいですか?
A. はい、幅が広い分、反りやねじれのリスクは高まります。乾燥・保管・施工方法の管理が重要です。
Q4. おすすめの樹種はありますか?
A. 300mm幅だと無垢フローリングだとダグラスファー、挽き板フローリングだとオーク挽き板フローリングの2種類がございます。
Q5. どんな空間に向いていますか?
A. 広さがある空間(リビングやホールなど)に適しており、高級感を演出できます。