インドネシアチークの植林現場から|無垢フローリング原木の成長と産地の今

投稿日:2015年09月08日

インドネシアチークの植林された森に来ています。
植林しておおよそ2年ほど経っているそうです。
私の背丈と比べても成長の早さがうかがえます。
インドネシアチーク植林1

インドネシアチーク植林3

インドネシアチーク植林6

インドネシアチーク植林4

インドネシアチーク植林5

こちらのインドネシアチークで約25年ほどだそうです。
成長がとても早いです。年輪を刻んでいる暇がないほど早いです。
インドネシアチーク植林2

インドネシアチーク植林8

インドネシアチーク植林9

インドネシアチークフローリングの原木は、直径約200mm以上の木になります。
おおよそ20年生くらいの木がフローリングの原木になります。
チーク原木1
かなり成長が早いなぁと印象を受けましたが、
チークは成長が遅いので別の成長のもっと早い樹種を植林される方が増えてきているそうです。
場所も変われば木も変わるしスピード感覚も変わりますよね。
もう少しのんびり空気が流れているのかと思いきや結構セカセカやってます。

 

 

インドネシアチークのフローリング原木は、樹齢何年くらいのものを使用しますか?

インドネシアチークのフローリングに使用される原木は、おおよそ20年生(樹齢20年)くらいの木が目安となります。直径が約200mm以上の大きさに成長した木を原料として使用しています。

インドネシアの植林チークは、どれくらいの速さで成長するのでしょうか?

インドネシアのチークは非常に成長が早く、植林からわずか2年ほどで人の背丈を優に超えるほどになります。約25年も経つと立派な巨木へと成長しますが、あまりの早さに「年輪を刻んでいる暇がない」と感じるほどのスピード感があります。

チーク材は他の樹種と比べて、植林の状況はどうなっていますか?

チークは本来成長が遅い部類の樹種とされています。そのため、現地ではチークよりもさらに成長が早い他の樹種を植林されるケースも増えてきているのが現状です。

フローリングに使用するチークの原木の太さはどのくらいですか?

フローリング材として加工するための原木は、直径が約200mm(20センチ)以上あるものを選定しています。このサイズまで成長したものを選別して使用することで、安定した品質の床板をお届けしています。

インドネシア現地の植林現場はどのような雰囲気ですか?

東南アジアのゆったりとした時間の流れを想像されるかもしれませんが、現地の植林や管理現場は非常に活気があり、スピード感を持ってテキパキと作業が進められています。場所が変われば、木の種類だけでなく仕事の感覚も日本とはまた違った良さがあります。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。東京木材問屋協同組合武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

インドネシアチークフローリングのグレーディング作業中です

投稿日:2015年09月04日

まだまだインドネシアチークフローリングのグレーディングは続きます。
オイル塗装するとこんな感じです。
インドネシアチークフローリ
とってもきれいな杢目が現れます。
とりあえず”縞”の取り扱いは置いといてっと…
ところで同じ工場で素晴らしい技術を見せていただきました。
「トリートメント」と言うそうです。
このたくさん白太が入ったチークをトリートメント?すると・・・
インドネシアチークトリート
こうなるそうです。
トリートメント
少し着色も入るそうですが白太はほとんど分からないですね。

このトリートメントした材料は当社では取り扱いません。
白太は白太でやっていこうと思います。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。東京木材問屋協同組合武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

インドネシアチークの原板を天日干ししております

投稿日:2015年09月03日

今日は、工場でインドネシアチークフローリングのグレーディング作業です。
この画像に写っているのは、天日干し中のインドネシアチークです。
天日で干すことで色むらを少なくすることができます。
チーク原板天日干し4

チーク原板天日干し2

チーク原板天日干し

こちらがインドネシアチークの原木です。
チーク原木1

チーク原木2

表面にチェーンソーの跡がたくさん残っているのが不思議でした。チェーンソーで角にされるそうです。それって結構、難しいような気がするのですが…素晴らしいです。

さて、こちらが10月に日本に入ってくる予定のインドネシアチークフローリングです。
節や色、木目などを吟味しながら各グレードに分けていきます。
インドネシアチーク検品中

寸法や含水率なんかも最終チェックしていきます。
インドネシアチーク検品中2

 

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

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また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

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霧島赤松集成フローリングは霧島松を使用しているフローリングなのか検証しました

投稿日:2015年07月05日

また最近になって霧島赤松について問い合わせが多いです。
剣道場に使われる国産赤松集成材フローリングはご用意がございます。

現在、流通する霧島赤松集成フローリングの多くは本物の霧島赤松で無い場合が多いようです。
ただ品名が霧島赤松集成フローリングと言うだけで中身は違う産地の赤松の場合が多いです。
そもそも霧島赤松なんて言う銘木は、材木商がパッと一目見ればわかります。

あまりにも霧島赤松について馬鹿げた問い合わせが多いので数年前に第三者機関の研究施設に持ち込んで同位体の検査を行いました。
同位体検査では、木材や食品の試料を比較し輸入国産判別のみならず、さまざまな国内産地判別が可能です。
よく食品で同位体検査で産地判別が行われるのは、うなぎ、肉、米、コーヒーなどです。
農産物の産地偽装に関しては、調べてみればわかる時代になった様です。

今回の場合は、本物の霧島赤松の試料があれば比較は容易です。
結果は、霧島赤松集成フローリングとして販売されている赤松は東日本地域の松と推測される。とのことでした。

“霧島赤松集成フローリング”を研究所に持ち込んで検証した結果です。
その時の試験体がこれです。
霧島赤松 (1)

霧島赤松 (2)
凹んでいるたったこの量で判断できます。
以下が結果です。

検体量:263g
検査及び判定法:TC/EA IR-MS及びEA IR-MSによる
炭素、窒素、酸素安定同位体比分析検体からえられた
炭素、窒素、酸素安定同位体比値の多変量解析による判別分析

分析結果
試料木片(霧島赤松集成フローリングとして販売されているもの)
窒素安定同位体比試料木片:-1.08%0
炭素安定同位体比:-23.12%0
酸素安定同位体比:19.80%0
霧島赤松(本物の霧島赤松)
窒素安定同位体比試料木片:-0.05%0
炭素安定同位体比:-24.10%0
酸素安定同位体比:22.0%0

結果注釈:
試料木片と霧島赤松標本の分析値を対比したところ
試料木片は、酸素安定同位体比が低く、また炭素安定同位体比も低い値を示す。
試料木片の安定同位体比は、九州宮崎県産松に比較した場合、
より東日本の安定同位体比値に近く、霧島赤松ではないと判断できる。

以上が分析試験結果です。
この試験体の“霧島赤松集成フローリング”は東日本の松ということなので、もう松の産地なんてどこでもいいのでしょうね。
とにかくどこの産地の松でもいいから集めに集めて“霧島赤松”という名前を付けて販売したいってことですね。
東日本の松を宮崎県近隣の霧島赤松と言えるくらいなのでもういっそのこと輸入品の赤松でも良いのではないかとも思えます。
せめて“霧島赤松集成フローリング”が“国産集成赤松フローリング”くらいで止めておけばよかったのに、何か“霧島赤松”に拘らなければいけない要因があるんでしょうね。
もしかしたら設計図書に記載されやすい様にとかそんなくだらんことで産地偽装に手を染めた人がいるのかな?
しかし、設計図書への記載では同等品もOKなので今後は“霧島赤松”でなくただの”国産赤松”でも問題なく採用されるようになっていくのでしょうかね?新聞なんかで「JAS認定取得製材工場で産地偽造」なんて見出しは見たくないですし、せめてこんな浅はかな考えが剣士でない事を祈ります。

今回の試料の霧島赤松フローリングは、本物の霧島赤松ではないとの結果だったのでこのブログを読まれた方は設計図書で“霧島赤松集成フローリング”と記載があっても気兼ねなく色んな産地の“赤松集成フローリング”を検討できるのではないでしょうか?
仕様書に記載した設計士に「霧島赤松」とはどういう物なのか問い合わしてみましょう。国産赤松に仕様が広がるなら価格も安く抑える事ができるかもしれません。

現在、同位体を比較すれば農産物の産地確認なんて結構簡単にできたりします。もちろん比較する為の資料が必要となりますが
日本国内のどの地域で生息していたのかまでも判別できるようです。

なぜ、私がここまで調べたのか?私は、東京都民です。産地偽装されたものに税金を使われたくないだけです。「東京都 入札 霧島松  剣道場」などでWeb検索してみてください。どんなところで使われているのかすぐにわかります。せめて表記は「霧島赤松集成材」改め「国産赤松集成材」にしていただければと思います。一都民怒ってます

霧島山に登って来ました
霧島松を求めて・・・
銘木霧島松で作る本物の霧島松フローリング
霧島赤松集成フローリングは霧島松を使用しているフローリングなのか検証しました

霧島赤松と産地偽装に関するよくあるご質問

Q1. 霧島赤松とはどのような木材ですか?

霧島赤松は、九州の霧島連山周辺で育つ赤松のことで、非常に豊富な樹脂分(松脂)を含んでいるのが最大の特徴です。この油分により、使い込むほどに美しい琥珀色の艶が増し、建材としての耐久性や味わいも格別な「銘木」として知られています。

Q2. 現在、霧島赤松は自由に伐採・入手できるのですか?

現在、本物の霧島赤松は極めて希少な存在です。市場に流通している「霧島赤松集成フローリング」の多くは、名前だけが霧島赤松であり、実際には他産地の赤松が使用されているケースが多々見受けられます。本物を見極めるには、材木商としての確かな目利きが必要です。そもそも霧島山系は国立公園のために樹木の伐採は厳しく制限されています。

Q3. 東京都内の公共施設などで使われている「霧島赤松」は本物ですか?

株式会社五感が第三者機関で同位体検査を行った結果、ある集成材フローリングは「東日本地域の松」であると推測され、産地が異なることが判明しました。名前は「霧島」となっていても、中身は一般的な国産赤松である場合が多いため、注意が必要です。

Q4. 霧島赤松を販売しているメーカーはどこにありますか?

宮崎県にある無垢フローリングメーカーが「霧島赤松」という名称で販売していますが、検査結果が示す通り、産地が保証されていない場合もあります。私たち無垢フローリング専門店木魂では、産地偽装のない「国産赤松集成材」として誠実に提供すること、あるいは本物の霧島松の価値を正しく伝えることを重視しています。

Q5. 産地判別に使われる「同位体」とは何ですか?

同位体(安定同位体比分析)とは、物質に含まれる炭素や酸素などの比率を調べる検査のことです。育った場所の水や気候によって比率が異なるため、この値を分析することで、木材がどの地域で育ったかを科学的に特定することが可能になります。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。東京木材問屋協同組合武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

秩父広域森林組合に行って来ました

投稿日:2013年12月03日

秩父広域森林組合 (1)
秩父広域森林組合 (2)
秩父広域森林組合 (3)
秩父広域森林組合を見学に行きました。
杉と桧のみのようですが思っていたより大きな丸太があるんですね。
舞茸を買ってくれば良かった・・・

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

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