剣道場の棟上が終わりました。
壁・天井を仕上げてから年始から本格的に床工事に入ります。
仕上げ材だけで剣道場の床材を決めてはいけません。
床下構造も含めて剣道場の床となるのです。
国産材100%使用の剣道場床材のご案内
フローリング
東京都・新木場無垢フローリング専門店
全400種類の無垢フローリング
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無垢フローリング施工例一覧
東京都江東区新木場より無垢フローリング専門店木魂-KODAMA-が無垢床板を全国販売しております。 無垢フローリングの優位性やお手入れ方法なども紹介していきたいと思います。
剣道場の棟上が終わりました。
壁・天井を仕上げてから年始から本格的に床工事に入ります。
仕上げ材だけで剣道場の床材を決めてはいけません。
床下構造も含めて剣道場の床となるのです。
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フローリング
東京都・新木場無垢フローリング専門店
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無垢フローリング施工例一覧
執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)
前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。
また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。
FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。
株式会社五感 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/
1.現場の実態
教育や修行の場は、安全でありたいものです。
ところが、学校や警察の道場、公共施設の剣道場、個人の道場の床に、
危険が潜んでいることを知る人はほとんどいません。
現在、中学、高校、大学などで剣道を学んでいる生徒の約半数は
足に何らかの故障を持っています。
また、各道場でも剣道の影響で下半身に故障を持つ人は多いものです。
下半身の故障例として以下のものが挙げられます。
足指の付け根が裂ける。かかとが痛む。足のまめができる。ひざが痛む。
アキレス腱を切る。肉離れを起す。腰痛に悩むなど。
この様な故障は、道場の床の仕様に大きな原因があります。
そのほかには、転倒事故、肩こり、頭痛なども床の仕様に一因があると考えられます。
2.障害の原因
どのような原因で障害が起きるのでしょう。ここでは床構造に注目してみましょう。
聞いたところによると、高校のバスケット部員は4~5ヶ月に一足の割合で
シューズをダメにして履き替えるそうです。
それほど体育館のウレタン塗装床の抵抗は激しいと言う事です。
素足で稽古をする武道にとって、ウレタン塗装床の抵抗負荷は計り知れない物があります。
靴を履くスポーツと同じような現在の道場床の作り方は、
武道にとっても決して良い環境だとはいえません。
以下に、現在の武道場における剣道の怪我の実態と原因についてまとめてみましたので、道場整備の参考にしていただけたら幸いです。
Ⅰ.足指の付け根が裂ける。足にまめができる。アキレス腱を切断する。
肉離れが起きる。腰痛が起きる。
これは、床の表面がブレーキになって、足裏の皮膚や足の筋肉、腰などに大きな負荷を与えることに一因があります。その大きな負荷は、床板表面の塗装膜に有ります。
無垢の杉板を使った無塗装の床は、足にストレスを与えません。
また、表面のウレタン塗装膜は気温が上がるほど摩擦力が増します。
以前、学校の道場で150人の講習会を実施した時のことです。
冬場は約80人の人が足裏に以上を感じていたのですが、夏場は全員が感じました
対処法としては足袋を履きましたが、塗装面が温度の上昇で塗膜が柔らかくなり
足に負担を掛けた事がわかります。
昔の道場では、足裏にまめができる事はほとんど無かったと言われています。
それは、無垢材の床板の油成分が、自然の潤滑油となっていたからです。
ところが今は、技術の進歩により広葉樹の床材が普及しています。
広葉樹の床材には、針葉樹の床材と比べて油性分が少なく、水分を吸収すると変形する恐れがあることから、表面保護と艶出し効果の為にウレタン塗装加工が欠かせません。
塗料は、転倒を防ぐ為の滑り止め効果も兼ねて摩擦力を持っています。
ウレタン塗装した床は、シューズを履いて運動するのに適した状態と言えます。
広葉樹の床板は素足で稽古をする武道には不向きだと言う事になります。
<床塗装の問題>
よく昔からある和風の塗料は床にどうかと言う質問を受けます。
塗料というのは、どのような塗料でも床板の表面を保護する役目を持ちます。
床板の保護とは、皮膜を作って表面を強化する事です。
さて、表面が強化すると同情ではどのようなことが起こるのでしょう。
武道は素足で稽古を行います。
強化された床と素足の関係、反対に軟らかいままの床と素足の関係。
床板が強化されると素足の負担が増していくのです。その結果、怪我が増えてきます。
道場を主体に考えると、だれでも床板が長持ちすることを願います。
しかし、本末転倒とはこのことです。道場の床は磨耗が激しいほど足に優しいのです。
この様な発想は今までありませんでした。
長持ちする床板、それは道場には最悪の代物だったのです。
床を守ってはいけません。
道場には、足を守る床を作らなくてはいけないのです。
表面硬度が軟らかい杉材は最適な床材だと言えます。
フローリング
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執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)
前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。
また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。
FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。
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無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/
この度、弊社に剣道場新築床工事の御下命を頂きました。
今回新築される道場は、約85坪の個人道場です。
個人道場としてはかなりの大型道場です。
床材には杉材・赤勝上小節を使用します。
道場建築の為に、自然乾燥でじっくり時間を掛けて乾燥させた杉材です。
素足で稽古をする剣道にはカラカラの人工乾燥材は合いません。
しかし、木は乾燥させずに道場に使うと隙間や割れが発生する原因となります。
なかには、乾燥材を使わずに施工してほとんどの板に隙間や割れが発生しても
「木だからしかたがない」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
それは、木が悪いのではございません。使う人間が悪いのです。
木は、計画的に製材・乾燥・養生・加工を施して使用しなくてはいけません。
素人が扱うものでは無いのです。
どうして…? 実際に稽古すれば分ります。
剣道場建築をご検討中の方は、ぜひ実際の道場での稽古をお勧めいたします。
表面仕上げや塗装、施工方法、加工方法などは住宅と違いがございます。
また、体育館とも全く違った床になります。
少し昔に戻ったような施工方法となります。
表面だけでなく床下地材にも剣道場としてたくさんの工夫が施されます。
安心して踏み込める怪我が少ない安全な道場が完成すると思います。
工事自体はもう少し先になりますが、その都度ご紹介させていただきます。
合法木材NAVI-(社)全国木材組合連合会でも
剣道場(武道場)専用床材・品番:KDJ30を紹介しております。
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執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)
前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。
また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。
FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。
株式会社五感 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/
最近、剣道場の床材についてのお問い合わせを受けることが多くなりました。
文部科学省のお達しにて、学習指導要領に「中学校武道の必修化」が
含まれたのが少なからず影響しているようです。
剣道場は体育館とは違います。
一見ピカピカで綺麗な道場でも、そこは道場です。
大工さんの腕前で技術や美しさを見せ付ける場面ではないのです。
あくまでも剣道の稽古をする場所です。
残念ながら、茶道に興味の無い大工さんが茶室を上手に作れないのと同じで、
剣道場も剣道に興味の無い大工さんでは上手く作れません。
道場の床の仕様で怪我が多くなったり少なくなったりするものです。
私たちの周りには、怪我を未然に予防する術を知っている仲間もたくさんいます。
剣士が安全で安心して永く使える道場が増える事を期待します。
黒松床板 8000x270x30mm などもご用意できます。
どうぞお問い合わせください。
執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)
前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。
また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。
FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。
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