アメリカ合衆国内にて剣道場床工事をご下命いただきました

この度、アメリカ合衆国内にて剣道場床工事をご下命いただきました。海外での施工は初チャレンジになります。ここまでご協力いただいた剣道の先生方、林野庁、JETROの皆様方に大変感謝いたします。

剣道場の広さは606平米・約183坪で正規のコートが3面とれる大きさです。この大きさは、筑波大学や鹿屋体育大学の剣道場とほぼ同等の大きさになります。

今までは『国産材』と言っていた木材を『日本産の木材』としてアメリカに輸出します。今回輸出する木材は、スギ材とヒノキ材を40立米です。海外でも「日本産の木材」の優位性をPRできる絶好のチャンスです。施工は、日本人大工が渡米して施工する予定です。

これから2023年4月の完成に向け、怪我や事故など無いよう慎重に進めてまいります。

 

We are pleased to announce that we have been commissioned to install a kendojo flooring in the United States of America.This is our first challenge to construct a kendojo in a foreign country.We would like to thank all the kendo teachers, the Forestry Agency, and JETRO for their cooperation to this point.

The kendojo is 606 square meters, or about 183 tsubo.It is large enough to accommodate three regular courts.This size is almost the same as the kendojo at the University of Tsukuba and the National Institute of Fitness and Sports in Kanoya.

The wood that has been referred to as “kokusan-zai” will be exported to the U.S. as “Japanese lumber”.The lumber to be exported this time is 40 cubic meters of Japanese cedar and Japanese cypress lumber.This is a great opportunity to promote the superiority of “Japanese lumber” overseas.Japanese carpenters are scheduled to come to the U.S. to do the construction.

We will proceed carefully to ensure that there are no injuries or accidents in order to complete the project in April 2023.

剣道場床用の原板 杉柾目材、桧柾目材、赤松柾目材について

杉(スギ)赤柾目桧(ヒノキ)柾目赤松(アカマツ)柾目(マサメ)
杉(スギ)赤柾目桧(ヒノキ)柾目赤松(アカマツ)柾目(マサメ)
杉(スギ)赤柾目桧(ヒノキ)柾目赤松(アカマツ)柾目(マサメ)

剣道場の床材についての問い合わせが増えております。
本当は、針葉樹の杉(スギ)赤柾目材、桧(ヒノキ)柾目材、赤松(アカマツ)の柾目材(マサメ)を希望しているけど、業者からは手に入らないと言われることも多いそうです。画像は杉、桧、赤松の柾目原板です。厚みは42mmあります。もちろん18mmや24mmなどに薄く加工する事も可能です。既存の剣道場床材は無垢材だけど、剣道場床改修工事の際には集成材を勧められることも多いようです。なぜそうなるかというと、売る側が簡単だからです。剣士(使用者)側は、今までの経験上、無垢材の方が足捌きがしやすいし、弾力性がある事を知っています。でも、売る側としては寸法安定性が高く、硬くて丈夫で割れにくい集成材の方が売りやすい。それぞれの立場でその木の良し悪しが変わってしまうという事ですね。本当は、剣士にとって最適であるべきだとは思います。しかし、剣士の方もわがままを言ってはいけません。柾目無垢材という足捌きがしやすく、弾力性がある床材で稽古させていただくことは、日々自身の足腰のけが予防になっています。それなのにヒビが入った、ササクレが出た、表面の木目が立ってきた等々… ある程度どれもメンテナンスで防げることです。また、このようなことは設計段階である程度防げるようなことです。どんなに希少で上等な木を使用しても、仕立てが悪ければ良い道場にはなり得ません。料理でも洋服でも同じようなことが言えますよね。逆にそれなりの材料でそれなりの剣道場床を作ることも可能です。歴史ある古い剣道場床の改修等で集成材や合板になる事も多いようですが、その原因がどこにあるのかしっかりとご確認いただければと思います。申し訳ございませんが、剣道の経験が無い設計士に剣道場床を依頼したところでまともな答えが返ってくることはまずないと思います。因みに柾目材が採用されている剣道場床は、京都武徳殿の東西両端の一部、東京武道館第二武道場の一部、天理大学剣道場の一部などです。全国的にも採用数は少ないですが柾目と板目が混ざって採用されている床は比較がしやすいですね。数寄屋は数寄屋。茶室は茶室。能舞台は能舞台。安土は安土。餅は餅屋。ちょっと難しそうなことは専門店に聞いてみるのがよろしいかと思います。

剣道場床のメンテナンス・補修と剣道場床専用オイルでオイル塗装

年度末、剣道場床の補修と剣道場床専用オイル塗布で忙しくさせていただいております。2月と3月で約2,500平米の剣道場床をメンテナンスさせていただきます。

剣道場床のメンテナンスは、主に床材のササクレなどの補修と剣道場床専用オイルの塗布になります。

剣道場床は、冬の乾燥時期に「滑るのでどうにかしたい…」というお声が掛かります。梅雨時期から夏場にかけては、あまり滑りに対してリクエストいただくことがありません。

剣道場床のメンテナンス(補修、オイル塗装)の時期は、剣士にとっては冬の入り口くらいが良いかと思います。

 

栃木県・矢板中央高等学校における剣道場床工事が完了いたしました

栃木県矢板中央高等学校剣道場床工事

9月初旬から施工を開始しておりました栃木県・矢板中央高等学校剣道場床工事の引き渡しが無事完了致しました。

Tochigi Prefecture Yaita Chuo High School Kendojo floor construction has been completed.

劍道館的地板已經完成

검도장 바닥이 완성되었습니다.

 

FaceBook 剣道場床建築工房

栃木県矢板中央高等学校剣道場床工事
栃木県矢板中央高等学校剣道場床工事
栃木県矢板中央高等学校剣道場床工事
栃木県矢板中央高等学校剣道場床工事
栃木県矢板中央高等学校剣道場床工事
栃木県矢板中央高等学校剣道場床工事
栃木県矢板中央高等学校剣道場床工事
栃木県矢板中央高等学校剣道場床工事
栃木県矢板中央高等学校剣道場床工事
栃木県矢板中央高等学校剣道場床工事
栃木県矢板中央高等学校剣道場床工事
栃木県矢板中央高等学校剣道場床工事
栃木県矢板中央高等学校剣道場床工事
栃木県矢板中央高等学校剣道場床工事
栃木県矢板中央高等学校剣道場床工事
栃木県矢板中央高等学校剣道場床工事
栃木県矢板中央高等学校剣道場床工事
栃木県矢板中央高等学校剣道場床工事
栃木県矢板中央高等学校剣道場床工事
栃木県矢板中央高等学校剣道場床工事

 

kodama_234x60_120625_ani_v1

FaceBook 剣道場新築床工事の様子はこちら

個人所有の剣道場の床工事が完了しました! 埼玉県宮代町にて

剣道場床工事が完了しました。
お施主様にもとても喜んでいただきました。
残工事が完了したらぜひまた伺ってみたいです。

駅から徒歩圏内の場所の剣道場です。
電車で良き気ができるので羨ましい限りです。
たくさんの剣士の方々が稽古されることでしょう。

剣道場床工事
剣道場床工事
剣道場床工事
剣道場床工事
剣道場床工事