できれば永く使って頂きたいものです

当社、無垢フローリング専門という事で木材を販売しております。
ずっと前から住宅に使われる無垢フローリングが、どれくらいの時間を掛けて各住宅に届けられるか考える事が多いです。
ぱっと考えると、新木場から東京都内へ配送するとしたら発注から2.3日あればお届け可能です。
塗装があったとしても1週間くらい見て頂ければお届け可能です。
商品が届くのが早いとか、遅いとかいろいろ言われることもあります。
早くても現場は混乱しているのでジャストタイムが求められます。。。
ぱっとまぁこんな感じでしょう。

もう少し考えてみます。
例えば、ブラックウォールナットフローリングです。
フローリングに限ら無くてもいいのですが、木材としてのブラックウォールナットです。
ただただ森につっ立っていたところをチェーンソーでバリバリバリッと伐採される。
伐採後、乾燥、製材、乾燥、養生、製材、加工、塗装、梱包、出荷。
単純に工程を並べてみただけで、それぞれ過程があり掛かる時間も様々です。
丸太の保管場所、製材所、加工場など、それぞれ移動時間も相当なものでしょう。
これだけでも1年以上は掛かるでしょう。
にも拘らず、欠品を起こすと“すぐに何とかしろ!”と怒鳴られる。有る時に買っておけばいいんじゃない?と思うのですが、こんなことを言う人にそんなことは通用せず。

もうすこーし考えてみました。

伐採前。
ブラックウォールナットの木は、100年以上も前からアメリカ大陸に生えていました。
きっとインディアンの時代から大切に扱われてきたと思います。
クルミの実から芽吹き、風雨に耐えながら光合成を繰り返し、永い年月を経て大きな大きな樹木に育ちます。
ほとんどの場合は、伐採する人間よりも長生きしてきた樹木です。
100年以上もの時間が掛かる自然の恵みの樹木を製材して木材として販売しています。
それで、なんだか後ろめたい気がする。罪悪感がある。地獄に落ちちゃうのでは…
なーんて思いはあまり無いんです。
ただ、100年以上かけて育ち作られた木材や無垢フローリングを人間が使うのであればなるべく100年以上は活用できる様に扱わなければいけないのでは?と思うのです。
でないと伐ってばかりだと木材資源がどんどん枯渇するのは当然のことなのでそれこそ地獄に落ちるのでは・・・と思うのです。
自然環境等がどんどん変わっていく中、絶対とは言えませんが単純に、100年生の木は100年待てば育つ訳であります。
最近の家がどれだけの耐用年数が有るのかは知りませんが、採用した木の樹齢くらいは使う気持ちでそれぞれの木材を選んでもらえると嬉しいです。

木材だけでなく商品を選ぶ前に少しでも素材にも目を向けてもらうと嬉しいです。
住宅に愛着が湧いてくるかと思いますし、長持ちする住宅ができるのではと思います。

 

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