木材は大切な資源です

ショールームで面談する際は、フローリングの説明はもちろんですが、
木材が自然環境に及ぼす影響をサラッとご説明させていただきます。
実際に丸太の輪切りを使用して木目や節の説明をしたり、
木材が行う光合成についても説明します。
直接、無垢フローリングとは関係無いようなお話ですが
分る人にはわかってもらえたりします。とても嬉しいです。
木材は、光合成により二酸化炭素（CO2）を吸収し酸素（O2）を作り出します。
ここまではほとんどの方が知っているお話です。
二酸化炭素（CO2）の酸素（O2）については行き場所が分るけれど
炭素（C）は何処へ…
とか
丸太を眺めて節の成長の仕方を確認したり、
どこでどんな風に節が無い物ができるのか？
などなど直接無垢フローリングに関係の無い話が多かったりします。
それもこれも木材について
少しでも理解を深めていただきたいと言う思いからです。
たかが何十年しか生きる事のできない人間が、
その何倍も生きてきただろう木に対して
なんと不平不満をぶつけることでしょう。
「色がなぁ…」
「木目がなぁ…」
「これも悪くはないねぇ…」
有るものを上手く使っていこう
と言う考えをする方が本当に少ない。
以前の大工はそんな感じだったけど、
今時の設計士となると本当にウルサイ。
聞いたところによると一級建築士の試験には
木材の問題はたった一問しか出ないそうだ。
食事も同じだけど自然の恵みを分けてもらっている
と言う感覚はまるで無し。
ホンの３年前までは熱い方が多かった気がしますが、
今はその様なお客さんが少なくなってとてもさみしい気がする。
たまーにそんな所に気が付いてくれる
お客様に出会えた時は本当に嬉しいですね。
今日はそんな“ホッ”とできる方と面談できてとても良い一日でした。

 

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