近所にはないので…

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私の家の近所には無いので…
中国で餃子の王将に行きました(^^)v
やっぱり王将は中国でも美味しかったです。

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もちろん商品チェックもしています。
こちらはアルダーです。
どちらかと言うとサクサクした材で腐りやすいとされています。
サクサクなのでどちらかと言うと塗装が容易です。
家具の世界ではアルダーを着色してチェリーとして販売する方もおられます。
そんな事したら偽造じゃないの?
ところがこの行為はア○○カ○衆○では合法なんですねぇ…
それほどチェリーは難しい材とも言えるでしょう。
しっかりフローリングを検品して明日帰ります。

フローリング
無垢フローリング専門店 [木魂] 25年間で5,000件以上の実績を持つ木材コンシェルジュが世界各地の原木から厳選した無垢フローリングをご提供いたします。
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日本脱出!!

新商品

 

 

 

一足お先にGWです。
明日から海外へ脱出です!
画像の商品も検品します。
5月から販売する予定です。
お楽しみに(^^)v

フローリング
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快適な内装なのに住まい手は不機嫌に

快適な内装なのに住まい手は不機嫌に・・・日経BPより
30歳代半ばのAさんから、Bさんの工務店にリフォームの依頼があった。
築30年ほどの木造住宅を内装、設備ともに
全面的に入れ替える大がかりな工事だった。

内装材は予算上の制約から、当初はすべてビニルクロスにする予定だった。
しかしBさんは、「少しでも性能の良い材料を使いたい」と意気込んで、
着工前の打ち合わせのときに左官材を提案した。
「自然素材を原料としていて、脱臭や調湿などの性能も高い」と力説。
2階の寝室だけその左官材で内装を仕上げることになった。

リフォーム後、AさんはBさんに「寝室は空気がきれいで快適だ」と
感想を伝えてきたが、不機嫌そうだった。
さらに、「こんなにいい内装材は、子供室やリビングにも使いたかった。
なぜ事前にもっとしっかり良さを説明してくれなかったのか」とクレームをつけた。

寝室の空気を良く感じる分だけ、クロス張りの部屋の空気が気になり、
居心地が悪いという。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そうなんだよなぁ
お施主さまは勝手だよ…
と思うのか、
お施主様が快適に過せる様な提案の不足が招いた結果だと思うか。
難しいかもしれないですが、
価格よりもお施主様が快適・安全に過せる住空間を
先ずは提案したいものですね。
メリット、デメリットはきちんと伝えなければいけません。

フローリング
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お客様の声が届きました

今野様アンケート

 

 

 

 

 

 

 

 

とてもうれしいご感想が届きました!
お名前:今野孝さま
ご採用いただいたフローリング:伊予杉フローリング
○まずは率直な感想をおねがいします。
大正解です。
この家の住み心地を大きく左右しました。
素足がとても気持ちいい!!
このフローリングでなければ、この家の価値そのものが
下がったと思って過言ではないと感じます。
1.無垢フローリング専門店「木魂」ホームページについて
集中してみてしまった
たくさんの種類があるんだなぁ。
フローリングについてこんなに真剣な会社があるんだぁと思った。
2.無垢フローリングショールーム
最高!
杉と決定付ける事となった見学でした。ついでに机も決めました。
3.木材コンシェルジュ「前田英樹」について
とにかく話しやすく、楽しい時間が過せました。
メンテナンスの方法も教えていただきました。
4.他社と比較されましたか?
Yes・トステム無垢フローリング
5.弊社で購入される決め手となったものは?
商品の質・値段・スタッフの対応・木材コンシェルジュの説明・ショールーム・直感
伊予杉フローリング

 

 

 

 

 

 

 

ありがとうございます。
喜んでいただいてとてもうれしく思います。
先日、お伺いさせていただいた時も早速、ご家族でOILを塗装をして頂いているのを見て
本当に可愛がっていただけるご家族に使っていただけるんだなぁと思いました。
やはり、無垢フローリングは自然素材なのである程度メンテナンスは必ず必要です。
メンテナンスをすればその分は必ず答えてくれます。
傷が付いたり凹んだりする事と、大切に使っていただく事とは少し違います。
床材は100%傷が付くものです。
傷や凹みが付くから風合いも出るのではないでしょうか。
テーブル板もバッチリ合ってますね!
木目が綺麗に繋がっている物で良かったです!
テーブルもOIL塗装を施していただいてうれしい限りです!
必ず、何十年か後にはメンテナンスの差が出てくるはずです。
これからも少しばかり手間を掛けていただいて、どんどん今野さま色にしてください。
この度は、ありがとうございました。

 

東京,無垢フローリング

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無垢フローリング施工例一覧(木魂-kodama-)

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お勉強します…

お勉強

 

 

 

今日は木材を細胞レベルから教えていただきました。
とっても楽しく充実した良い授業でした。
久々に商売抜きに木を熱く語ってもらえました。

木材は自然素材です。
自然の物を使わせてもらっているのにも拘らず、
割れや、曲がりや反りが出ると怒り出す人間は何様か…?
木は別に人間に使われようと思って木材になった訳ではない。
ただ、そこに生えていただけです。
それをわざわざ伐採し、製品にして使っているのは人間です。

もう少し大らかに考える事も必要なのかもしれません。

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木材関連用語集1

1. ISO
ISOは国際標準化機構(International Organization for Standardization)の略でイソまたはアイエスオーといわれている。物質やサービスの交流を容易にし、知的活動や科学、技術、経済活動の分野での世界相互間の協力を発展させるため、工業製品の国際標準化、規格化を目的とする機関。
 品質管理(管理のためのマニュアル、記録、データ整理など)を認定するためのISO・9000シリーズといったものもあり、最近はハウスメーカーや木工機械メーカーの間でも、国際的契約を有利にしたり、外部に対する存在感を強めるため、このISO認定取得へ動き出している。とくにヨーロッパなどでは製品調達のうえで普及している。
 専門分野ごとに認定機関があり、日本においてはそうした機関を認定する日本適合性認定協会がある。
2. ISO14000シリーズ
環境マネジメントシステムを評価し認定する、ISO14000シリーズがあり、そして森林の環境マネジメントシステムを検討、論議する動きも活発になってきている。
 このところ林業の話題には必ず環境問題が含まれる。とくに外材輸入の増大などによって林業経営が経済行為として成立しがたいとされている国内林業の場合は環境維持、保全を強調することによって林業の果たす役割の重要性をアピールすることなどが多く見られるようになってきた。広い立場で森林管理を考えると、環境の視野からの管理を考えることも必要になってきている。
3 . アセットセールス(assetsales )
ニュージーランド(NZ )材の記事の中にしばしばアセットセールスという言葉が出てくる。アセットはもともと資産の意だが、この場合のアセットセールスはニュージーランド国有林の森林資源の販売、立木の入札による販売を指す。
平成3 年、日本のジューケン・ニッショウ社(広島の住建産業と日商岩井の共同出資による現地法人)が、このアセットセールスに参加、落札している。
ニュージーランドの植林面積はざっと110 万ha 、西暦2020 年における輸出可能量は2 , 000 万㎥にも達するといわれ、再生産可能な森林資源であり、南洋材資源の枯渇化にともない日本の合板メーカーなどが着目・活用している。
4 .厚板落とし込み工法
国産材スギ中目材丸太からの厚板を木造住宅の中での面材・パネルにする工場が見られる。
一例をあげれば、スギ面材の基準寸法は厚さ3cm 、幅15cm、長さ4m といったもので、壁の場合、この厚板を柱と柱の間に落とし込んでいく、いわゆる“落とし込み工法” である。厚板だから壁材に用いれば全面が強度を保つ筋違(すじかい)の役割を果す耐力壁となり、床材として使えば床下の根太は不要である。
一方、幅だけを集成接着したものもあり、厚、長さは上記のものとほぼ同様だが、幅のほうは繰り返せば集成によって90cm ほどにまで広くなったいわゆるパネルになっていて、やはり壁、床、天井といったところに向けられる。なお加工機械メーカーも無人化によるこうした面材加工機の開発に意欲的である。
5 . IT 革命(IT :情報技術)
IT 革命とはIT を活用して革命的な仕組みを構築することを意味する。先進各国市場の成熟化、グローバル化、さらに環境問題や資源問題などに対応した持続的な経済・社会構造への転換が求められ、国際競争が激化する中で企業の生き残りをかけたIT 革命が進んでいる。他産業ではインターネットを活用し、メーカーの小売化による流通革命、在庫極小化や受注生産への生産構造改革、オープンな資材調達サイトの形成による系列破壊と再編、マーケット動向に迅速に対応した製品供給体制(SCM )の構築などのIT 革命がダイナミックに進んでいる。木材産業においても、木材を含めた住宅資材のネット販売やトータル的な住宅供給・建築システム(CALS)の構築、住宅建築業者の電子入札システムなど先駆的なIT 革命の取組みが始まっている。木材産業が先導し21 世紀のわが国の国土や「木の文化」を守るには、産業自身が21 世紀を生き残るためのIT 革命が必要なのである。
6 . IDC :インターネット・データ・センター
IDC はe ビジネスを支援する新しい、IT サービスで、インターネット上の共同コンピュータ・センターである。インターネットで情報提供やEC (電子商取引)を行う場合、サーバと通信回線、基本ソフトやアプリケーションソフトが必要となりますが、IDC は高性能サーバ(基本ソフトを含む)や高速通信回線を共同利用したり、自前のサーバを預かってくれるサービスである。インターネットでは全て自前で設備投資する必要はなく、IDC の他にもASP ではアプリケーションの提供、マーケットプレイスではサーバとEC ソフトを提供するサービス等があり、自社のIT 能力レべルや要員の状況に応じて選択できる。IDC を利用することで、サーバ・通信回線といったハードウエア利用とその運用・保守管理や高度なセキュリティーサービスを受けることができ、利用者は業務に専念できる。インターネットは10 年余の歴史ですが、既に様々 なIT サービスが提供されビジネスチャンスを広げており、さらに日々 発展していくと期待されている。
7 .アプキンド ニッピンド
アプキンド(APKIND )はインドネシア合板の輸出業者の集りであるインドネシア合板協会。一方、ニッピンド(NIPPINDO)はそのアプキンドの日本における輸入窓口。アプキンドの合板はこのニッピンドを通じて日本の商社や合板流通業者に販売されてきた。当初、ニッピンドを通して販売されるアプキンドの合板は型枠に限られていたが、その後、薄物合板、フロア合板もニッピンド経由になり、さらに平成4 年からは全品目ともニッピンド窓口となり一本化された経過があった。
平成4 年の日本における合板輸入量はざっと300 万㎥だったが、このうちインドネシアからの合板が93 %を占めていた。当時インドネシアには約120 の合板工場がみられた。なお量的には少ないものの、平成5 年以降サバ・サラワクのマレーシアからの合板輸入量も倍々ゲームの形でふえていった。
(注)平成14 年度の輸入量はおおよそ450 万㎥ でインドネシアからがおおよそ6 割を占める。
8 . RC  SRC
毎月、新設住宅着工量が国土交通省から発表されるが、その際の木材業界の関心事のひとつは木造と非木造の割合、木造率である。で、非木造というと一般にはRC やSRC のことであるが、RC ( reinforced concrete )は鉄筋とコンクリートで組み合わせた構造材料、鉄筋コンクリートのこと。
SRC ( steel framed reinforced concrete )は柱、梁などの鉄骨部材のほかに鉄筋とコンクリートを用いた構造で鉄骨鉄筋コンクリートのこと。普通、鉄筋コンクリートよりは高層建築物の構造体として利用される。
なおPC という言葉を耳にするが、これはプレキャストコンクリート(precast concrete )のことで、現場ですぐ取り付けや組み立てができるように、あらかじめ工場などで製作されたコンクリート製品・部材の総称。部材化は木造、非木造を問わず時代の流れである。
9 .合わせ梁
合わせ梁は、重ね梁ともいわれる。
大断面の梁材等を必要とするとき、木材単体では強度や剛性はそれほど期待できないが、木材同士あるいは他材料との複合で、さらに優れた性能の部材として利用することができる。
例えば、構造用集成材や、上下弦材(フランジ)に平割材程度の製材とし腹材(ウェブ)に合板等の面材料を用いたI型梁、箱型梁等が代表的な部材で、これらは工場生産による。
また、構造設計で特に高い曲げ性能等を必要としなければ、容易に現場加工によることができる合わせ梁も有効なものとして活用されている。
合わせ梁の一般的加工は、① 正角材2 ~3 材を接着剤、ボルト、特殊金物等を用いて一体化し住宅の二階梁、小屋梁とする③ 大径の丸太や太鼓材を、ボルトや丸鋼のダボで2 ~3 段重ねてスパンの大きいログハウス梁とする等が行われる。一体化した梁は角材の合計した性能より一層の向上が期待できるものとなる。
10 .生節 死節 抜け節
木は葉で生産された養分が枝から幹に伝わって肥大成長する。したがって幹と枝は一体的なものだ。で、枝があると節になるわけだが、節を大別すると① 生きている枝からの生節、②枯れ枝からの死節、③ また同じ死節でも製材した場合に抜け落ちてしまう抜け節とがある。
板に製材した場合、同じ節でも生節なら最近ではデザイン的な効果も果すが、死節とくに抜け節はもっとも嫌われ、加工工場では抜けたあとを木片で埋め込んだりしている。
もともと枝が枯れるのは上の枝や、隣り合わせの木との間隔が狭くなり幹の下の木に陽が当たらなくなるためだ。そこで死節、抜け節をつくらないためには樹高の真ん中あたりから下の枝を落としてやること。そしてあと年数がたてば枝を落とした後の節を巻き込んで辺材部は無節材にもなる。
11 . EC ( ElectronicCommerce :電子商取引)
木材の相対取引では一般的に見積、発注、支払といった流れで取引を行う。こうした商流をネットワーク(コンピュータと通信回線)を使って電子的に行うことをEC という。
インターネットが普及し、写真や音声などを扱うことが可能になったことで、EC が加速的に拡大している。インターネットに加入すれば、日本にいながら誰でも簡単に海外のブランド商品を画面で選び買い物ができるのである。
店舗の代わりにインターネットに仮想店舗を作るネットバンク、店頭現物販売ではなくオンラインで注文を受けるコンビニなど、EC はただ単に情報交換を行うのではなく、取引の道具として新しいビジネス展開の芽となっている。
木村業界でも、乾燥材のオファーに対し在庫を持つ取引先から相見積回答があり、条件の良い仕入ができれば、個店のメリットだけでなく、多段階の流通在庫が減少するなど、EC が業界にとって大きな効果を生むことになる。
12 . EW (Engineering Wood )
EWはEngineering Wood・エンジニアリングウッドの略であり、一般に使用目的が明確であり、性能のバラつきが少ないこと、強度性能が保証された木材、いわゆる工業化木材のことで、近年大きく脚光を浴びている。
代表的なエンジニアリングウッドは① 集成材、② 合板、③ MDF (中質繊維板)、④ LVL (単板積層材)、⑤ OSB ・ウエハーボード(木削片を圧縮成形したもの)などだ。なお商品名パララムというPSL (積層材)もある。MDF は家具向けが多く、建築内装壁や収納ユニットなどの基材に使用される。LVL は長押、鴨居などの建築内装用に使われるが柱や梁などの構造用への用途が広まりつつある。OSB ・ウエハーボードは建築用の屋根・床の下地材に利用されるが、日本ではまだ生産されていない。PSL は米マツなどを原料に柱、梁、まぐさ、桁などに向く。
なおエンジニアリングウッドの基本は造林木を原料にしていることである。
13 . EDI ( Electronic Data Interchange )
EDI は企業間のあらゆる情報流をネットワークで電子的に行うもので、EC (電子商取引)の基幹を構成する機能である。情報先端産業である流通業界では、スーパーやコンビニが毎日数百から数千品目の発注品目を決め、注文書を書くのが大変である。このため、POS (販売時点清報システム)で収集した販売情報を補充発注(EDI )に繋げる仕組みを構築することで、daily 発注や多頻度発注が可能となり、スーパーでは新鮮な商品を安く確実に仕入れでき、コンビニでは売れる商品を常に店頭にならべることが可能となったのである。木材業界の場合、発注は電話やFAX で充分、EDI で何が良くなるのか疑問に思われるであろうか?EDIによる工数削減メリットはないかも知れませんが、商流と物流を分離することで、例えば、施工工程情報を関連業界が共有し建築期間を2~3 カ月に短縮できれば、売上拡大や商圏拡大に結びつけることができるかも知れません。EDIはその1 つの道具なのである。
14 .色物
色物はappearance timber(体裁がよく、立派に見える木材)で役物のこと。つまり並材に対する欠点の少ない上級材で小節、上小節、無節、柾目材の特等級など上質の製材品を指す。
もともとは関西材界の用語で、関東で役物と称していたものを関西では色物と言っていた。いまでは米材上級製品については関東でも色物と呼んでいる。
ただし、こうした色物も米材にしろ、樹齢100 年以上の良材丸太であるオールド・グロース(old growth )の減少で先細りの傾向にある。
上級材といえば米材の場合、クリアー(clear )材がある。これは米材規格品の品位別の上材であり、日本の製材規格のほぼ上小節に当たる。
15 . インボイス(Invoice )
送り状、仕切り状のこと。売買契約によって物品の受け渡しが国際間で行われているとき、輸出業者が輸入業者に送る荷物の内容や金額を記した商用文書。
木材の輸入数量などは一般に財務省の通関統計によって把握するが、日本木材輸入協会の針葉樹(米材、北洋材など)輸入統計は、このインボイスによる。だから財務通関と若干の誤差がある。
16 . ウエニー キャンツ
ウエニー(Waney )、キャンツ(Cants )は米材の太鼓挽き、耳付き盤のことで同じ。日本木材輸入協会はキャンツもウエニーに統一している。アラスカからのものが多い。
なお、こうしたウエニー、キャンツは半製品とも呼ばれており、小角などの完製品とは分類されている。
今日、アメリカの丸太輸出が大幅に減少し、またこうした半製品を再割りする工場についても減少している。
17 . AQ ( Approved Quality )認証
木質建材の品質・性能を保証する制度としては、従来からの「JAS (日本農林規格)」がある。製材や合板にはこれが適用され、その適用範囲も新製品開発に伴い逐次拡大されてきたものの消費者のニーズは一層多様化・高度化。このため「JAS」だけでは対応できない新製品が多くなっている。
そこで登場したのが、「AQ 」制度で、この制度は、新しい木質建材などについて品質性能試験を行い、優良な製品にはAQ マークの表示が認められる。つまりAQ マークはJAS とともに信頼の目印である。
企業などから申請のあった製品は、(財)日本住宅・木材技術センターが品質・性能試験などを行う。その結果、判定基準に適合し、生産状況などから品質の安定性が十分保持できると認めた製品を認証。認証を受けた製品には、前述のとおりAQ マークが製品に表示される。
18 . HS コード(Harmonized Commodity Description and Coding System ) 「商品の名称及び分類についての統一システムに関する国際条約」で定められた商品分類コード。国際貿易、貿易統計の収集、比較、分析を容易にすること等を目的としている。
HS コードは6 桁から成り、条約締結国が統一して使用する。6 桁の内、上2 桁を「類」、上4 桁を「項」、上6 桁を「号」と称し、99 の類が21 の部に分類されている。個別国がコードの適用範囲を変更することは許されないが、このコードをさらに細分するための、6 桁を超えるコードを加えることは許されている。日本の場合、6 桁のコードに3 桁の統計細分コードを付けて運用している。ちなみに薬剤等の処理をしていない針葉樹丸太のHS コードは440320 であり、このコードからは木材、木材製品であること(44類)、丸太であること(4403 項)、針葉樹丸太であること(440320 号)が読み取れる。日本ではこれに3 桁の統計細分コードを加えて、樹種の分類をしている。
19 . HDF ( Haakondahl Feet )
HDF はハーコンデルフィートのことで、NZ 材(ニュージランド材)の取引単位。新聞記事にもHDF とよく出る。
1HDF は0.03㎥、したがって1 , 000HDF は3㎥となるが、実際には100HDF ( 0 . 3㎥)で取引される。
NZ 材はラジアタパイン(マツ)が中心で、主として梱包材向け。造林木だが、産地では良材輸出をねらいに枝打ちにも力を入れている。日本の年間輸入量は(平成14 年現在)丸太を主に約150 万㎥となっている。
20 . SSソート(sort )
主にウェアーハウザー社の米マツや米ツガ丸太などの仕分け材のひとつ。セカンドグロス材(100 年生未満の若齢木、二次林木が多い)で、このセカンドグロス材はSS 、GC 、IS 、SC といった順に仕分けされている。とくにSC となると細木の低質材。マダラフクロウの保護から、オールドグロス(OG =100 年生以上の用材)は急速に減少、こうした目荒なセカンドグロス材が主流になっている。
ここ当分の間はSSより、むしろこれよりワンランク下のGC がふえる傾向にある。これは現地の二次林木がちょうど50 年生くらいの端境期にあるためで、あと数十年を経ればGC より上のSSもふえてこよう。
が、いずれにせよオールドグロスからセカンドグロスへの移行は現実で、こうした米材丸太の質的低下による業界への影響は極めて大きなものとなっている。
21 . S2S S4S
米材製品の記事のなかでS2S とかS4S とかいう用語がしばしば出てくる。S2S は2 面かんながけのこと、S4S は4 面かんながけのこと。
S2Sの場合はSURFACED(サーフェイシド・平にされた)、2 ( TWO ・ツー)、SIDES(サイド・側)の略。S4S は、2 が4 に変っただけである。
本国挽き米材製品のとくに柱・根太・筋かいのような構造用材は、荒挽き材でなくこうした二次加工品が主流になってきている。かんながけ製品の良い点は、① 見た目によい、② 歩切れがなく寸法が正確、③ 大工にすればスミがのりやすいことだ。
22 . SPF ( Spruce pine fir )
カナダBC 州の主として内陸部に生育するスプルース(とうひ属)パイン(松属)ファー(もみ属)を総称していう。
比較的小径木で、ツーバィフォー住宅用資材のカンナがけ製材品であるディメンションランバーなどに向けられる。堅い米ツガにくらべ釘が打ちやすく割れにくい特性を有する。
米ツガ・ディメンショランバーの関税は無税、SPFのそれは8 %であった。このため平成2 年当時、力ナダが「ガット(関税貿易一般協定)違反だ」と提訴、ガットのパネル(紛争処理小委員会)で審議されたが、「違反でない」と却下された経緯がある。
23 . Aソート Bソート
ニュージーランド材の製材用丸太には一般にA ソート(Sort )とB ソートとがある。A はB に対比して一番玉の上級材であり、普通、日本向け。長さ12m ものが量的に70 %、8m が25 %、4m が5 %といった混入率、末口平均径約35cm 。
B ソートはだいたいがニュージーランド国内向け、または韓国向け。長さ12m ものがおおよそ50 %、あと8m 、6m 、4m といったものがマチマチに混入されている。2 番玉くらいのもので末口平均径約27cm 。日本にもこのB ソートが少しずつ入っている。ニュージーランド材の製材用丸太は主に長さ、径級によって仕分けされており、米材のJ ソート(日本向け)、C ソート(中国向け)、K ソート(韓国向け)といった複雑な仕分けにくらべると簡素である。
24 . FAS
貿易用語で、① 船舶上で引き渡す本船渡しのFOB 、② また本船渡しの値段に仕向地までの保険料と運賃を加えたCIF のほかに③ FAS ( Free Alongside ship )がある。
FAS は船側渡し条件、舷側渡しのことで、売買する荷物を契約船の船側・舷側まで運べば売り手側の責任は終わる。この引き渡しは、ふ頭積みの際はふ頭の船側で済むし、沖積みのときはハシケ、または筏で船側まで運んで終了する。
これまで、このFAS は主として木材取引において行なわれてきたもので、米材丸太の多くは積み地の船側渡しで契約されてきている。船側から船への積み込み賃、運賃は買手側の負担となる。なお取引にはCIF にさらに手数料を加えた、つまり保険料・運賃・手数料込みのCIF & C などもある。
25 . FOB船 CIF船
主にロシア材に使われる用語で、FOB ( Free On Board )は本船渡しのこと。そのロシア材に例をとれば、売り主のロシアが、船積み港において買い主の日本側が手配した船舶に丸太を積み込み、船舶上で引き渡し、あとの運賃などは日本側の負担。分りやすくいえばFOB 船は日本船のことである。CIF ( Cost , Insurance and Freight )は上記の本船渡しの値段( FOB 値段)に保険料と運賃を加えたもの。つまり売り主のロシアが買い主である日本までの運賃なども負担するもの。だからこれも分りやすくいえばCIF 船とはロシア船のこと。
ロシアのCIF 船は通年就航しているが、日本のFOB 船は現地積み出し港が結氷することなどから就航はだいたい5 ~10月に限られている。
26 . F 値とE 値
シックハウスなど、室内空気の汚染が問題視され、最も一般的な室内空気汚染物質とされているのがホルムアルデヒドである。合板を用いた家具などから発散されたホルムアルデヒドによって目の痛みや頭痛を訴える例が出たことから、合板についてホルムアルデヒドの放出量によってランクを設け、0.05㎎/ℓ以下のものをFl 、0.5㎎/ℓ以下をF2 と定めた。
住宅資材としても合板が多く用いられるようになり、下地合板からのホルムアルデヒドによる室内空気汚染が問題となったことから、下地や新建材の台板に使用される合板のホルムアルデヒド値が注目され、木材建材業界においてもFl 、F2 という言葉が平成11年頃から一般化した。
また、合板に代わりMDF などの木質繊維板も多く用いられるようになったが、それらのランクはE で表され、E0 は合板のFl 、E 1 はF2 に相当する。ゼロという名称が付いているからといって、E0 の方がFl より上というわけではない。
(注)現行JAS  F☆☆☆☆ 0.5mg/ℓ以下、F☆☆☆ 0.5mg/ℓ以下など
27 . MSRランバー
( machine stress rated lumber )
木材の等級区分の方法には、節、丸身等の欠点を外観から評価した目視による区分、また強度とヤング係数との間に高い相関関係があることを利用した非破壊による機械的な区分がある。後者によってヤンク係数、曲げ強度等木材の強度性能を機械的(コンピュータを合む)に求め等級区分された材をMSRランバーと言う。
この測定因子となるヤング係数は、① いわゆるグレィディング・マシーン(木材に加わる荷重速度が比較的緩やかな場合のヤング係数と強度の関係を応用したもの)で算出する。これらはツーバイフォー製材、集成材ラミナ等小断面部材に適する。② 適当な荷重を加え、木材のたわみを検出して曲げヤング係数を測定する。③ 木材に打撃等衝撃を与えた時に発生する共振現象や振動を利用してヤング係数を算出する。が主な測定方怯である。
なお、「機械による曲げ応力等級区分を行う枠組壁工法構造用製材の日本農林規格」ではMSR製材としての規格が定められている。
28 . LVL :単板積層材
( Laminated veneer lumber )
LVL はロータリ単板やスライス単板を繊維方向をほぼ平行に積層接着した材料である。古くから馴染みの深い合板は単板を互いに繊維直行方向に積層した広板であり、また、集成材はひき板を積層接着している点で異なる。
特徴として、短材から長大材が作りやすい。さまざまな形状・デザインの製品が作れる。製品歩留まりが高く、高度な装置化が可能で、生産性が高い。薬品処理が容易である。使用単板の裏割れによる欠点が指摘される事もあるが、これら多くの長所から、利用拡大が急務のスギ造林木の利用法として注目されてきている。わが国の総需給量は平成14 年で概略19 万㎥、うち針葉樹68 %、輸入品75 %程度と推定される。現状では造作用が多いが、繊維方向の強度が高い木材の特性を生かした材料であるため、近年、木造建築における梁、根太など構造用軸材料としての利用があり、JAS でも「構造用単板積層材」として、別途、強度・耐久性などの性能が規定されている。
29 . MDF
木材を繊維状にほぐして成形熱圧し板にした製品のことを繊維板(ファイバーボード)と呼び、硬質繊維板(ハードボード)、軟質繊維板(インシュレーションボード)などがあるがMDF ( Medium Density Fiberboard メヂュアム・デンスティ・ファイバーボード)は中質繊維板のこと。
アメリカで生産されたのが始まりで家具用にもっとも多く使われているが、住宅の玄関・居間といったところの建築内装壁、また、収納ユニット・下駄箱などの基材として使用されている。素板のまま使用されることが少ないのでMDF が使われていることに気づかないことが多い。
国内の合板メーカーも生産しているが、エンジニアリングウッド( 工業化木材)として需要が高まり、最近は一定の輸入量が確保されている。
30 . OEM (相手先商標製品)
( original equipment manufacturing )
電気機械産業などでよく行なわれる方法で、自社ブランドを伏せて相手先ブランドによる部品や完成品を供給する際の商品のことである。大型小売店や大手商社などの自社ブランド商品の多くがOEM供給品である。
大型小売店や大手商社は大規模な販売チャンネルを持っているが、生産技術や生産設備を持っていないので、委託製品の形態でOEM 供給を受けるシステムをとっている。
OEM 供給には弱小メーカーが有名ブランドを頼って委託生産を受けるという下請け的色彩もあるが共存手段として利用することがある。
建築用製材品の場合でも製材メーカー自体が社名を刷り込まず、ハウスメー力一の社名が刷られた柱などを建築現場で目にすることがあるが、これも広い意味ではOEM であろう。ハウスメーカーの伸長とともにこの傾向は広まっていこう。
31 . OSB ( oriented strand board )
OSB (オリエンテッド・ストランド・ボード)は、繊維方向に揃えた、軸木のような木削片を接着剤で固めたボード。建築用の野地板とか床下地材などに使われる。アメリカやカナダで生産されているが、日本でも新しい木質材料として注目されてきている。樹種はアスペンなどが多い。
また、北米ではこれに似たウエハーボード(wafer board )も生産されているが、OSB との違いは木削片の並びが繊維方向にとらわれずランダムなこと。
品質についてはOSB のほうが上だとされている。
新しい木質材料が 次つぎと開発されてきた。
32 . 丘物問屋
丘物、水物については、輸入材に対する用語で、丘物は船から直接、陸地の岸壁埠頭へ下ろされ陸上に貯材された主に製材品。つまりアメリカやカナダなどで製材された現地挽き製品である。一方、水物は水中に貯材された木材、つまり外材の丸太やキャンツ(大鼓挽きの材)のたぐいである。水物は一度船から水面に落とされ、それが製材工場まで曳航されてきて製材品になる。丘物問屋は前段の丘物・現地挽き製品を扱う問屋のことで、製品置場・東京港15 号地を擁する東京新木場にはおおよそ300 軒(平成5 年現在)の丘物問屋がみられた。
今日、米材は製品輸入時代になっている。
33 .丘物 水物
輸入材に対する用語で、水物は丸太やキャンツ(太鼓挽きの材)のたぐい。船から水面に落下させて水中に貯材、それを製材工場などへ曳船することからきている。こうした引き取りを水面どりという。
丘物(おかもの)は主に現地挽きの製材品。これは船から直接、陸地の岸壁埠頭へ下ろすことからきており丘どりといわれている。米材、南洋材が丸太輸入から製品輸入へ移行したことにより、輸入港であった清水港(静岡)、田辺港(和歌山)などの製材工場の様子は激変している。
なお市売問屋、センター問屋といった呼称があるが、東京・新木場では現地挽き製品を扱う問屋のことを丘物問屋と呼んでいる。
34 .桶・樽
桶は細長い小幅の板(短冊状)を輪形に組立て、竹、銅、真鍮等のタガで組み締め木底をつけた円形の容器である。樽はこの容器に固定した木蓋(ふた)がついたものである。桶・樽の木製容器としての歴史は古く、天然サワラ、天然スギや年輪幅の均一な吉野スギ等の木材を用い、風呂桶、たらい桶、おひつ、漬物桶、また醤油・味噌樽、酒樽など日々 の暮らしに密接にかかわり利用されてきた。昭和30 年代中期からの家庭用電化製品、プラスチック容器などの台頭の中で姿を消したものも少なくないが、近年ではワインクーラー、花器、湯桶、すし桶等新たに多様な商品が製作され、自然素材の温かみ、手作りの良さ、健康志向等から見直されている。とりわけ、伝統的な器としてのイメージの中で、カラマツ、米マツ等木製の樽が耐水性、耐酸性や結露しにくいなどの特性を生かし、ビル内の飲料水を供給する木製貯水槽として、かなり利用されていることは特筆されよう。
35 .オールド・グロス セカンド・グロス
米材のオールド・グロス(Old growth )は老齢樹のことで、一般には天然木の樹齢100 年以上の用材適齢木。
これに対しセカンド・グロス(Second growth )はヤング・グロスともいわれ、普通、二次林からの樹齢100 年未満の若齢木を指す。問題は、オールド・グロスが資源的に年々 減少していること、そのうえ、米国北西部において生息するマダラフクロウを絶滅の危機から救おうという原生林保護運動が高まったことも影響して、適齢木・優良木の入手がきびしくなってきている。
36 . 加重平均価格
製品市売市場の中で加重平均価格という用語が出てくる。で、その加重平均価格とはなにか。
東京木材市売問屋協組連では月ごとに傘下市場で取り扱っている86品目について価格の検討(平成5 年現在)を行っているが、その中でとくに流通頻度の高い18 品目を選んで平均値を出しているが、それを加重平均価格という。
18 品目の内訳は、杉羽柄材がヌキ・平割・板の3 品目。杉角は柱・桁・長柱の3 品目。桧角は柱・土台・長柱の3 品目。松材は平角・タイコ・エゾタルキの3 品目。米材は母屋角・柱・平割・平角の4 品目。北洋材はエゾ平割・赤松平割の2 品目であり、その品目ごとに平均値を出し、それに各市場での入荷構成比率を掛けてその品目の値を決め、それを合計したものが加重平均価格となる。
37 .カスケード材・コースト材
カスケード材(Cascade log )は、ワシントン州、オレゴン州中央を南北に連なるカスケード山脈から産出される材で、成熟林からのものが多いだけに目が詰んでいる。
一方、コースト材(Coast log )は米太平洋沿岸部のコースト山脈から出る材で成育がよく、カスケード材に対比すると目荒材である。
カスケード材のほうが、日本側が好むだけにコースト材より産地価格が一般に高い。なお、材質的に中間的なものをセミカスケードとも呼んでいる。
38 . Custom Cut (カスタム・カット)
もともとは、custom (注文)に応じて製材された注文挽きのことで、日本の商社や木材問屋が米加産地の製材工場に丸太を買い与え品等・寸法を指示して賃挽きさせた製材品のことを指して言う。なお、日本の商社・問屋ではなく、たとえば平成元年当時マックミランなどの産地シッパーが独自に、前述のカスタムに準じた日本向けの品等・寸法で挽いた製材品をも指して広くカスタム・カットと呼んでいた。
39 . 型式適合認定
平成10 年6 月に公布された改正建築基準法の中で、建築基準の性能規定化がうたわれている。これは、その型式が一定の技術基準に適合することの認定を受ければ、多様な材料、設備構造方法を採用できる規制方式の導入を意味している。
性能規定には3 つの柱があって、それは以下の通り。① 性能項目、性能基準の明示とその検証のための試験方法の提示② 性能規定に対応した、申請者の負担軽減、確認審査の効率化を図る③ 従来の仕様規定は、性能基準を満たす例示仕様として政令・告示で位置づける。 この② の前提として、政令で定める一連の規定に適合するという建設大臣による認定(これを「型式適合認定」 という)が必要である。更には、規格化された型式の建築材料、設備、住宅等の製造者の認証(これを「型式部材等製造者認証」という)を行い得る。この認定を受けた基準については、建築確認・審査が省略できるとしている。
40 . SST (割裂片積層材)
森林総合研究所が、需要創出をねらいに開発したもので、長さ40~50㎝に切った小丸太、厚板をカッターで繊維と同じ方向に割裂細片化。その細長いストランド(木片)を乾燥し、接着剤を用い繊維方向を揃えて積層・熱圧すると製品が出来る。建築物の平面材としての需要が見込めるほか、厚くしたものを裁断することで柱などの構造材にも利用が可能である。原料には良質の大径材を必要とせず、スギやヤナギなど生長が早く軟らかい径1~5㎝の小径木、また間伐材、工場端材、建築廃材などで間に合う。歩留まりもよく立方メートル当りの製造原価は、月間1 , 000㎥生産した場合、パーティクルボードと同等、MDF の3 分の2 、合板の2 分の1 と木質ボード類の中では原価安だ。
ドの2 社だが、口本のマーケットをにらんで乾燥材(KD 材)などの付加価値製品の輸出に力を入れてきた0 (なお、この用語は企業がをくなったことから死語となっている。)

木材関連用語集2

41 .金具工法
木造軸組住宅構造材の継手・仕口を工場機械プレカットほどには刻む必要がないとされている金具工法が浸透している。メタル(金属)工法とも呼ばれる。たとえば接合に厚さ3.2mmの鋼板と径12㎜のボルトなどを組み合わせて使用する。
金具工法のメリットは、柱と梁、柱と土台といった接合部を文字どおり金具でつないでいくわけだから、① 工場が必要とする装置はさほどではない、② 工期が一段と短縮される、③ 建築施工が簡単だから住宅1 棟分の資材と金具を揃えさえすれば、製材工場、製品流通業者でも住宅まで手がけられる、というのも利点だとされている。
金具工法の場合、生材で木が痩せて金物か緩んだら効果がないわけで乾燥が必要条件になる。したがって、この金具工法に対して関心を強めていくのはLVL (単板積層材)や集成材取り扱い関係者であろう。
42 .カナダ3 社
カナダは余剰材を除いて丸太輸出を禁止しており、アメリカ以上に製品輸出に力を入れている。
その製品対日輸出の大手といえばマックミラン、シーボード、イースト・アジアチック(EACOM =イーコム)の3 社(平成2 年現在)。 もっともイーコムは多くなく、実質的にはマックミラン、シーボードの2社だが、日本のマーケットをにらんで乾燥材(KD材)などの付加価値製品の輸出に力を入れてきた。(なお、この用途は企業がなくなったことから死語となっている。)
43 .環境ホルモン
従来、環境汚染物質が人間に与える影響を考える場合、濃度や総量は成人の人体への影響を基本とし、子供は体重等の比較から大人の何分のーという考え方が採られてきたが、近年、環境汚染物質の中には、毒物として直接生物に被害を与える以外に、内分泌を攪乱する物質として、妊婦や胎児、児童に深刻な影響を与えるものがあることが判明した。
内分泌物質であるホルモンは、本来、生物の体内で作られ、微量でも様々 な作用をするが、外因性内分泌攪乱物質、一般に「環境ホルモン」と言われる物質は、ホルモンと同様の作用をし、毒物としての許容量の数千分のーという微量であっても、そのホルモンを必要とする成長時期には大きな影響を与える。ダイオキシン、PCB の他、プラスチックの可塑剤など身近な物からも検出され、その殆どが女性ホルモンとして作用し、精子数の減少や雄の雌性化などの影響が知られている。
44 .含水率
木材の乾燥問題がクローズアップされているが、乾燥の度あいはD20といったように含水率で示される。D はDRY (ドライ・乾燥)の略であり、20 は木材の重さの中に占める水分の重さの割合である。
製材品に例をとれば、仮に絶乾状態の製材品なら10 ㎏の重さに過ぎないものが、余分に2kg の水分を含んでいたとする。この場合、水分の重さ2 ㎏を絶乾製材品の重さ10kg で割ると含水率20 ということになる。
丸太に例をとれば、これもたとえで、絶乾状態の丸太なら20kg のものが、この20 ㎏と同等の水分を含んでいて40kg あったとする。すると含水率は、水分の重さ20kg÷絶乾丸太の重さ20kg で100 %である。つまりこの含水率100 %の丸太の場合は、絶乾丸太の倍の重さになる。
製材品を乾燥する前の丸太の“葉枯らし”も必要になる。
45 .乾燥機
乾燥の必要性が高まっている。とくに大手ハウスメーカーとの取引では乾燥がきびしく問われるようになった。
乾燥方式は① 蒸気式、⑧ 除湿式、③ 高周波加熱減圧式に大別される。蒸気式の主なエネルギー源は木屑・灯油など、除湿式は電気、高周波加熱減圧式も電気である。
① 蒸気式は経済性ですぐれており、さまざまな材を対象とし適用範囲が広い。 ② 除湿式は使いやすさと材がきれいに仕上がるのが特徴で主にヒノキや役物・造作用材の乾燥に使われる。③ 高周波加熱減圧式は乾燥速度が非常に早く、蒸気式や除湿式では時間のかかる厚材の乾燥にむいているが、設備費やランニングコスト(維持費)が高くつくので高級材の乾燥に用いられる。
なお高周波は、普通の基準よりも振動数の大きい波動または振動のことである。
46 . Q 値 C 値
Q 値
熱損失係数Q 値とは、建物の内部と外気の温度差を1℃としたときに、建物内部から外界へ逃げる時間当たりの熱量を床面積で除した数値である。この係数は、どのような地域においても、期間暖房負荷との間に密接な相関関係にあることから、暖房に関する省エネルギーを評価するための判断指標として用いられている。
C 値
住宅の気密性能に(C値)とは、住宅床面積1㎡当たり何㎠の隙間があるかを意味する。単位は、相当隙間面積㎠/㎡で表される。たとえばC 値2 . 0 ㎠ということは、住宅床面積1 ㎡当たり2.0㎠の隙間があることを意味する。家全体の隙間を計算してみると、たとえば、延べ床面積150 ㎡の建物の場合、300 ㎠相当の隙間があることを意味することになる。あまり意味のない換算だが、おおよそ17.3cm 角の隙間があることになる。
47 .利物 無粋物
利物(ききもの)、無粋物(ぶいきもの)とは、一般的には関東市場における市場用語であって、利物は売れ足の早い製品を指し、無粋物はその逆で売れ足の悪い製品だ。
製品市売市場が関東で発足したのは昭和25 年。その後、市売市場は東京・木場問屋(木場に集中している相対取引きの問屋)にかわる新興勢力として、換金性の良さなどを魅力に燎原の火に似て広まった。そして、とくに① スギ、ヒノキの柱、② ヒノキの土台、③ スギのヌキ、タルキ、といったものが、いわゆる利物商品、売れ筋商品、指標商品だった。
ところがその後は住宅工法が変わるにつれて使用部材も乾燥材や集成材といった性能資材へ移行する、またプレカット材が浸透するなどで、このところ市場における利物商品は、ほとんど無いに等しくなりつつある。したがって利物、無粋物の持つ用語の意味も薄れてきている。
性能資材時代の到来で市場用語そのものも変遷をたどっている。
48 . 北三港
ロシア材用語でロシアアムール地区のマゴ、ラザレフ、デ・カストリーの3 港を指していう。冬場は凍結するし、FOB 船(日本船)もCIF 船(ロシア船)も就航がストップするので積出しがなくなる。したがって北三港からの出材が本格化するのは夏場である。もともとはこの北からの材は目がつんでいる良材とされていたが、いまはそうともいえない。
北三港に対比した南のほうの港は沿海州のワニノ、ナホトカ、オリガなどで、冬場でもCIF 船が動く。
49 . CAD (キャド)
住宅産業界にCAD化の波が押し寄せている。CAD とはComputer Aided Design の略。コンピューター支援設計とも呼ばれており、設計作業をコンピューターを利用して行うこと。膨大な設計作業を短時間に処理するから、設計工期の短縮、省力化、コストダウン、接客力の強化につながるし、図面の品質も向上する。
CADの導入は、大手住宅企業のみならず、中小工務店に至るまで一般化しつつある。
50 . CAM (キャム)
CAM システムの利用がプレハブ住宅企業においても実用化されるようになっている。
CAM とはComputer Aided Manufacturing の略で、たとえば一軒の家を建築する際、どんな部材加工をすべきかの作業工程をコンピューターがつくり、そしてその加工をコンピューターによる工作機械が行うもの。
最近では、在来軸組工法のプレカット工場においても、CAM が重要な位置を占めている。
51 . Kiln Dry (キルンドライ)
「キルンドライ」ということが盛んに強調される。Kiln Dry(窯で乾かす)で、人工乾燥材のこと。略してKD (ケィディー)材とも言う。
アメリカ、カナダなどの現地で生産された、いわゆる現地挽き・本国挽き輸入製材品においては、このKD 材・人乾材が急速にふえている。
たとえばディメンションランバー(ツーバイフォー工法建築用サイズのかんながけ製材品)も多くはKD 材である。
対語として未乾燥材という意のGreen (加工してない、なまの)がある。
52 . クォーター制(北洋材)
北洋材の対ソ契約においては、年間契約量を4 半期ごとに一定比率に割り振り、価格も4 半期ごとに決定するというクォーター制をとってきた。
かつては数量、価格の契約は、年間取引量と、その1 年間の取引価格をソ連側と輸入商社で毎年折衝して決定していた。しかし1979年以降、市場価格をより反映させるため4 半期ごとに取り決めることにしたもの。
また数量の4 半期ごとの比率については、平成3 年からは冬期とも均等積み出しすることで双方合意している。なお数量について、年間契約量の50 %を年度開始前に取り決め、残りの数量を各4 半期ごとの価格交渉時に取り決めるという案が日本側から提案された経過がある。
53 . クリアー(clear )材
米材製品の、日本流にいえばいわゆる役物。上からA 、B 、C 、D 、などとランクづけされている。
A は化粧用単板に向けられる無節の特級材で、このA の輸入はきわめて少なく、一般的にはB 、C クラスのものであり、日本の上小節のように節はあっても小さい。
現地の優良丸太の先細りとともに、こうしたクリアー材の入手は漸減傾向をたどろう。
クリアー材と対比してスタンダード(並材)がある。
54 . グルーラム(GLULAM )
集成材の国内生産が伸びている。平成7 年当時の敷居・鴨居といった造作用は無化粧・化粧貼りを含めて約37 万㎥で前年比16 % 増。また柱などの構造用は、これも無化粧・化粧貼りを含めて約14 万㎥で43 %増。造作用がざっと7 割、構造用が3 割だ。なお通直・湾曲の大断面集成材の生産量は7 万㎥近くで、ほぼ2.4倍もの大幅増である。
以上は集成材の生産量だが、さてGLULAM ( Glue Laminated Lumber )は、厳密ではなく、ごく大ざっぱに平たく表現すれば、むろん集成材だが、アメリカ・カナダなどで生産された無化粧の柱、梁などの構造用を指していう。
そして日本へ輸入された後、大幅な加工を施すことのないもの、などともいわれている。
この意味で同じ集成材でも「グルーラム」の持つ意味あいは多少違う。
55 .グルーラム、へビィティンバー
グルーラム(glulam)は集成材のこと。平成2 年の日米林産物協議で構造用集成材が対象品目になった。
日米協議は合意し、合意による建築基準法の緩和でこの構造用集成材の需要分野は広がり、反面低い関税率による輸入ものも多くみられるようになった。
なお構造用大断面集成材のことをへビィティンバーという。へビィティンバーはとくに欧米で工場や体育館などの大型木造建築物に使用されている。へビィティンバーを用いる施工法をへビィティンバーコンストラクション(heavytimber construction )という。
56 .グレーディングマシン
工業化住宅などへの傾斜を背景に高性能資材への要求が高まっている。
「針葉樹の構造用製材のJAS(日本農林規格)においても強度が重視され、強度については目視で測る目視等級区分とグレーディングマシン(Grading machine )などの機械で測る機械等級区分とがある。
で、グレーディングマシンはコンピューターで製材品の強度を測定する装置である。
最近北米などでは機械で強度を等級区分けしたMSR ( Machine Stress Rated )ランバーが普及されているが、日本でもこの強度測定の機械・グレーディングマシンの開発がされている。林野庁のリース助成事業においても、これまでの大型木材乾燥設備などのほかに、新たに木材自動包装結束装置などともにこのグレーディングマシンが助成対象になっている。
57 . KISS (建材インフォメーションサービスシステム)
“ KISS”とは日本建材産業協会が推進する建築資材の電子力タログ・システムで、インターネットに接続し利用者登録すれば簡単に利用できる。非木造建築の資材が中心となっているが、建材だけではなく木質・窯業・高分子系など幅広い資材メーカーが商品の仕様、性能、技術情報を提供している。このシステムの利用者は設計事務所や建築業者などで、施主の嗜好に合った最新の商品を検索し、性能を比較し的確な商品を提案するなど提案型の営業活動を行うことで取引チャンスを広げることができる。いわば、マーケットニーズの変化に迅速に対応することで、業界の体質強化と発展を目指すシステムなのである。木造住宅の主要部材の担い手である木材業界は、木造であることを生かしつつ住機能全体として顧客満足を得る努力が求められている。このため、幅広い住宅資材を取り扱うKISS と連携した合理的な住宅部材供給システムの構築が重要となっている。
58 . KS 材
北洋材の日本側の主な契約相手はエキスポートレス(全ロ木材輸出公団)だが、別にKS 貿易というのがあり、この貿易に基づき輸入される材をKS 材と呼んでいる。
KS 貿易は、1968 年(昭和43 年)に河合良成氏(当時の小松製作所会長)とソ連側のセドフ外国貿易省輸入局長との間で「極東森林資源開発基本契約」 が調印されたことから始まっている。河合氏のK とセドフ氏のS をとってKS 貿易といわれている。平成3 年には、第4 次KS 貿易の交渉がまとまり、平成4 年から5 年間にわたって、日本がロシアから原木600 万㎥などを輸入、代りにロシアへ木材搬出用の機械などを輸出することになった。
59 . 原単位
木材業界でいう原単位は普通、住宅1 坪(3 . 3 ㎡)当りの木材使用材積を指していう。
この原単位は非木質建材の進出でこれまで年々 減少傾向をたどり、平成6 年現在では一般的に坪当り0.6㎥くらいだとされている。40 坪の家なら24 ㎥だ。また最近のあるプレカット工場での調査によると、柱、通し柱、土台、梁といった構造材の坪当り材積使用量は0.35㎥である。
かくして、住宅1 棟建築した際の木代金は、「よくて13%」にも落ち込んだとされている。かりに1 棟3 , 000 万円の住宅としたら、その中に占める木代金は390 万円ほどでしかなく、輸入もののシステムキッチン1 台分より安い。かつての木代金は少なくても3 割を占め、1 棟の建築費が1 , 500 万円だったにせよ木代金は450 万円あった。全体の建築費はふえたのに木代金は逆に減っている。これが付帯工事をも請負う“材工パック”進出への背景になっている。
60 .建築基準法38 条
『 特殊の材料又は構法』
この章の規定又はこれに基づく命令もしくは条令の規定は、その予想しない特殊の建築材料または構造方法を用いる建築物については、建設大臣がその建築材料または構造方法がこれらの規定によるものと同等以上の効力があると認める場合においては、適用しない 。
【 建築技術、またそれに用いる材料は日々 進歩している。それらの中には、建築基準法の制定時や、その後の改正時においても予測もされなかった技術や材料がある。本条は、これら法が予測もしてなかった建築技術、材料、あるいは構造方法を、有用であれば認めてゆくために定められた規定である。】
この条項は、平成10 年6 月12 日に公布された改正建築基準法においては、性能規定のなかで対応していくこととして削除された。具体的には、改正された建築基準法、第68 条を中心として運用されてゆくことになった。
61 . 原木・製品市売市場
市売市場は通常、丸太(主に国産材)と製材品の2 つの市場に分かれる。市(いち)売りとは一定の市日に荷主からの委託材をセリないし入札をもって売るのを原則としており、単式と複式とがある。単式は市場経営と問屋を兼ねたものであり、複式は市場の中に複数の問屋が参加している市場をいう。
国産材原木市売市場は、買手の製材工場にすれば、その都度必要な材を手当てする当用買いの可能な場であり、その存在は強いが、最近は量産製材工場の出現によって、伝票は市場を経由するものの、材そのものは素材生産業者などから製材工場へ直送する、いわゆる商流と物流の分離を進める動きが出てきている。製品市売市場も一定の市日に限らず、いつでも材を売る木材センター化現象を強めている。なお、とくに最近はプレカット材の浸透から、製品市売市場自らも市場内にプレカット工場を設け、買方である小売り店、それにつらなる大工・工務店に対する加工材支援を行うところがふえつつある。
62 .高規格住宅工事(環境配慮型)
建設省及び住宅金融公庫は平成11年11月に策定された経済新生対策を踏まえ、従来の省エネルギー施策に加え、環境負荷の低減をねらいに再生資材や二酸化炭素の貯蔵機能を持つ資材の活用を促進するための高規格住宅工事(環境配慮型)割増融資制度を創設した。
もともと再生資源は一度使用され、あるいは使用されずに収集され、あるいは廃棄された物品、または製品の製造などにともない副次的に得られた物品のうち有用なもので原材料として利用することなどができるもの。
そして(1 )再生資材は、再生資源を利用した建材や住宅部品の部材、(2 )二酸化炭素の貯蔵に寄与する資材は木材(木質材料を含む)をいう。なお① 再生資材の基準は、高規格住宅を構成する再生資材の床面積当たり合計使用量が0.02 ㎥/㎡以上② 二酸化炭素の貯蔵に寄与する資材の基準は木材の床面積当たり合計使用量が0.21㎥/㎡ 以上。なお割増融資額200 万円とされた。
63 .剛床(ごうしょう)工法
先の阪神大震災以降、住宅の耐震性が要求され、この耐震性を高めるため剛床工法を採り入れる住宅メーカーがふえてきている。 床が弱いと地震の力が横から加わった時に筋違(すじかい)に伝わる力がバラバラになるが、床がしっかりしていると筋違が揃って一斉に抵抗、床と筋違の双方ともが強い住宅になる。
剛床工法は、たとえば梁に設けた欠き込みに根太を落とし込み、床面をフラットに一体化して構成するもので、梁の上に単に根太を渡して床面を構成する従来の柔工法にくらべて住宅全体の強度を高めるとされている。一般的に床面に直(じか)貼りするものは厚12 mm の構造用合板などである。
通常は揺れの大きい3 階建ての建物にしか用いられないが、最近は2 階建て住宅にも用いられるようになっている。
筋違に加えて床構成が重要視されている。
64 .高耐久性木造住宅
高耐久性木造住宅とは、高耐久木造住宅の仕様により建設される住宅で、(財)性能保証住宅登録機構に性能保証住宅として登録できるものをいう。技術的には、構造上主要な部分である壁、柱及びはり等の横架材を木造とした住宅で、耐久性を有する住宅としての技術基準に該当するものとしている。
この制度を利用することにより、住宅金融公庫の融資金の償還期間の延長やエ事費の割増融資を受けられる。その技術基準のなかで木材に係わる項目のひとつをあげてみると、通柱である隅柱の小径は、13.5cm以上とする。ただし樹種を耐久性の高い樹種から選択した場合は12 cm以上とすることができるとある。この高耐久性木造住宅の仕様のなかで決められている耐久性の高い樹種は以下のとおりである。
ひば、べいひば、けやき、こうやまき、くり、ひのき、台湾ひのき、べいひのき、すぎ、べいまつ、からまつ、北洋からまつ、あかまつ、くろまつ
65 .甲種・乙種
JAS (日本農林規格)を語るとき、しばしば甲種、乙種といった言葉が出てくる。
そこで…「針葉樹の構造用製材の日本農林規格」の中での甲種構造材というのほ主として高い曲げ性能を必要とする部分に使用する材を指し、土台・大引・根太・梁・桁・筋かい・母屋角・垂木などが対象となる。また乙種構造材というのは主として圧縮性能を必要とする部分に使用される材を指し、通し柱・管柱・床束・小屋束などが対象となる。
なお「枠組壁工法構造用製材(2 × 4 工法)の日本農林規格」の中でも甲種枠組材と乙種枠組材とがあり、甲種枠組材はやはり曲げ性能を必要とする部分の材で土台・根太・まぐさ・むなぎなどが対象。乙種枠組材は甲種以外の材で頭つなぎ・たて枠・上枠・下枠などが対象となる。
66 .構法工法
木質構造の分類について、公的な文書を見ると在来構法、枠組壁工法、プレハブ構法、などとなっている。つまり「在来」、「プレハブ」については構法であり、「枠組」については工法であって戸惑いを感じるが、「構法」はどのような部品で建物を構成するかなどの方法。「工法」は建物の施工の方法を指している。だが実際には分類についての「構法」か「工法」かの呼び方は明確でない。在来構法は在来軸組構法ともいわれ柱、土台、梁などによって強度が保たれる。枠組壁工法は「木材で組まれた枠組に構造用合板などを打ち付けた床や壁により建築物を建てる工法」。2 インチ× 4 インチの製材が主体だから、この工法による住宅はツーバイフォー住宅だ。
木質プレハプ構法には軸組式のものもあるがパネル式によるものが多く木質パネル構法ともいわれている。枠組壁工法やプレハブ構法は面による強度を主体とした壁式構造である。
67 . GOST (ゴスト)
日本のJAS (日本農林規格)に相当するような旧ソ連・北洋材の丸太・製材品の規格。国内向け、輸出向け規格がある。日本側のインポーター(輸入業者)と旧ソ連との間で問題になったのが、丸太のGOST で、等級のマーキング(印)も徹底されておらず、これが「北洋材は手にして実際に中をのぞいて見ないと分らない」の不評につながった。
マーキングの徹底については、デカストリーなど一部の港では100 %近くまでできるようになったものの、未だに全体の70 %ほどは改善のあともなく輸出だけ行なわれているのが実態と言われることもあった。
GOST の改善が北洋材需要拡大のひとつの力ギになっていた。
68 .コンテナ(container )
コンテナは本来、容器を意味する言葉だが、物流用語になっており、海上輸送に使用されるものを海上コンテナ、鉄道輸送用のものは鉄道コンテナという。
木材の「コンテナ輸送」は、製品輸入の増大とともに急速に普及しており、主に米国西海岸から米材製品を運んでくるのに用いられている。
コンテナの長さは40 フィート(12m )だから4m ものが3 本並べられ、また横に2 列、3 段積みだから18 本入る勘定だが、重量制限があって積載量は15 , 000BM (約35 ㎥)くらい。この点からもKD 材(人乾材)が有利である。
利点は小口輸送が可能なこと、荷傷みがないこととされているが、むしろ夏場は蒸れてカビが出ることもあるので、やはり小口輸送が大きなメリットである。
69 . 材工資材
“材工資材”がクローズアップされている。材は資材であり、工は工事で、流通業者や資材メーカーが住宅メーカーや工務店に資材を持ち込むだけでなく、職方を抱えて、そうした建築業者の工事部門までを請け負うものである。いわゆるトータル請負だ。流通業者や資材メーカーにすれば① 材の売り上げに工賃も付加される、② 直納の方途が開ける、③ 資材の品質改善面も直(じか)に学べるというメリットがある。建築業者も建築技能者不足をカバーできる。
産直住宅は“材工資材”そのものだが、今後はプレカット材を用いての流通業者などによる材工資材が一段と広まるであろう。そして材工資材は流通を直需のかたちに変えていく。
70 .桟木
桟木は木材乾燥の桟積みで用いられ、材のねじれやそり等の抑制には適正な桟木の使用が極めて重要となる。
桟木の仕様は、厚さ2 . 0 ~3 . 0 ㎝(乾燥板の2 ~3 倍の厚みを標準)の節や曲がりがなく、狂わない材(年輪のない材がべスト)を用いる。九州等ではジョンコン(Jongkong サラワク産等)が最も好まれ、スギ材桟木は2 ~3 回で使用困難になることもあると言う。なお、アルミ製品桟木もあるが、木材に比べて約10 倍と高価である。
この桟木の配置間隔は板厚の薄いものほど狭くすることか基本となる。板厚1.2㎝ 以下で30㎝ 、6.0 ㎝以上で90㎝間隔を標準とする。また桟木の位置は、上下に一直線に並ぶように配置し、桟積みは風向きに対して直角とする。このような桟積み作業の効率等を高めるため北海道立林産試験場では、桟木間隔を狭く配置し、かつ一定寸法に組み立てられた桟木パレット(桟木22×15×1 , 700㎜と角パイプ、平鋼で構成)を考案し、実用化されている。
71 . 3 層パネル
このところ、たとえば徳島県のSB (セーフティボード)ハウスをはじめ、床、壁、天井といった面の部分を厚板にする傾向が強まっているが、国産スギ材による厚板の3 層パネルへの関心も高い。3 層パネルは、長さ2m 、径級13 ~45 ㎝ほどのスギ丸太を原料とし、① 原木皮むき→ ② ラミナ(板)の製材→ ③ 乾燥→ ④ 幅はぎ→ ⑤積層→ ⑥ 仕上げ、といった加工プロセスで製品化される。最終商品の基準寸法は厚36mm 、3 尺× 6 R の3 層パネルである。平均厚み12mm の板をクロスして3 層に積層。その板は幅はぎ接着する前に含水率8 %にまで人工乾燥され、仕上り含水率は12 %前後。用途は根太レスの床、断熱材が不要な耐力壁、屋根下地材などになり、国産スギ材の用途開発に力点を置いている。
72 . 産地問屋
産地問屋とは製材加工産地に存在する製材品の流通・販売業者。平成5 年現在40 数社の集団として産地問屋が天竜産地(静岡県)にみられた。
天竜産地問屋の“走り”は明治時代に誕生、地元製材工場から製材品の販売を委託されていたことから当初は「委託屋」と呼ばれ、主に東京深川(旧木場)の問屋を対象に商いを展開していた。この天竜産地問屋の活躍は特記すべきで、① 問屋筋から注文があると迅速に荷を揃え需要に対応、② そして首都圏の情報をいち早く産地に伝達、③ さらに規格制度もない時代に率先して「天竜規格」をつくり、荷主(製材工場)を指導して規格統一を図るなどして天竜材の評価を高めた。
もっとも産地問屋といっても、需要が多角化したことから直接工務店などへの小売りに力を注ぐところなど、その商取引の実態は著しく変貌している。
73 . CIPA (シーパー)材
シーパー・ランバー社は伊藤忠商事と現地総合木材企業・パシフィックロギング社との合弁で1969 年(昭和44 年)にカナダナナイモに設立された対日専門工場。
4 インチ(10㎝)角が主流だった本国挽きを日本向けの10.5cm 角へサイズを切りかえたのが特徴。また従前の本国挽き製品より挽き肌などの面において品質の高いものを手がけたことも特記されるべき点で、これが以後の本国挽き製品全体の質の向上につながったともいえる。
CI は伊藤忠、PA はパシフィックの頭文字からきており、シーパー工場が挽いた製品をシーパー材と称し、広くは商社挽きともいう。商社挽きでは同じナナイモでの三菱商事のメイヨーもある。シーパー社は全額伊藤忠の出資。シーパー材は袖ケ浦(千葉)を中心に大阪、名古屋、仙台、北海道、松山 などへ荷揚げされた。
74 . JAS
( JAPANESE AGRICULTURAL STANDARD )
JAS は、日本農林規格の英訳(上記)の頭文字をとった略称。① 品質の改善② 生産の合理化③ 取引の単純公正化などがねらい。農林水産大臣が制定した品質基準及び表示基準(日本農林規格)による格付けに合格した製品にJAS マークが貼られる。林産物のJAS の対象は素材・製材・集成材・積層材・合板・フローリングなど。建築動向の変化に対応、現行の製材規格から建築構造用にかかわる部分を削除すると同時に「針葉樹構造用製材の日本農林規格」が制定されている。
JAS は海外にも開放され米国・カナダ・インドネシアでもツーバイフォー製材・大断面集成材・構造用合板などのJAS 認定工場が多数ある。
75 .次世代省エネルギー基準
住宅用省エネルギー基準は、1980 年に初めて告示され(昭和55 年基準)1999 年に改正された(平成4 年基準)。そして一段高い基準として改正されたのが次世代省エネルギー基準(平成11年基準)である。この基準は、「住宅にかかわるエネルギーの使用の合理化に関する建築主の判断の基準」として用いられその基準項目として、
1 .地域の区分に応じた年間冷暖房負荷の基準
2 .地域の区分に応じた相当隙間面積の基準
3 .防露性能の確保
4 .換気量の確保
5 .暖房機器等による室内空気汚染の防止
6 暖房および冷房にかかわるエネルギー効果の確保
7 .防暑のための通気経路の確保
があり、以前の基準に比してより高いレベルでの内容が求められている。
76 . J ソートC ソート
米材丸太の取り引きにおいてJ ソート(J sort )とかC ソート(C sort )とかいう言葉が出てくる。
J ソートは日本の頭文字からきており、一般的には日本のマーケットに適応するように仕分けされた材である。C ソートは同様に中国の頭文字からであり、中国向けの材。
C ソートに対比してJ ソートのほうが、目がつんでおり節が少なく価格的にもランクが上である。別に韓国向けのK ソートもある。もっとも日本にも、丸太のコストダウンを図るうえで、C ソート材もK ソート材も入ってきている。
77 .資材調達サイト
鹿島・清水・大成建設等大手ゼネコン連合の建築機械調達他、自動車部品調達、電子部品調達等多くの産業分野で複数メーカーが資材調達サイトを開設し、既存の流通経路や資本系列を越えたべストソース調達を図っている。これまでの資材調達は、技術力、供給力、コスト競争力等を持つ企業との継続的・安定的な取引関係が構築され、特に日本では、資本系列化・下請け制等大手メーカー主導の管理・指導のもとで他社との差別化を図り、系列全体の共存共栄を図る資材調達の合理化が図られてきた。しかし、市場の成熟化、消費者嗜好の多様化、国際競争の激化、べンチャー企業の追い上げ等により、これまで以上に資材調達力の強化が重要となり、他方、先端産業分野を中心に、新興工業国の資材生産・供給能力が高まり、オープンでグローバルなネット調達が可能な条件が整ってきた。こうした買手市場という背景的条件において、メーカーが需要量の大きな資材調達サイトを開設し、電子入札によるコスト低減や、タイムリーな資材調達などIT 革命を進めているのです。
78 . シージング サイディング
木材を繊維にし、水を媒体としマット(敷き物)状にし、それを乾燥し板にしたのが、いわゆる軟質繊維板だが、シージングボードはその軟質繊維板の一種。そしてシージングボードはさらにこの軟質繊維板にアスファルトを入れて強度、耐水性を持たせている。用途は建築の際の下地材。
一方、サイディングボードは硬質繊維板(ハードボード)とか、それに限らずセメント板などをも材料とする外壁材である。住宅建築などの場合、間柱(本柱と本柱との間に立てる壁をつくるための骨組み材)の上にシージングボードが張られ、その上に胴縁(板を打ちつけるための横材)が付けられ、そしてその上にサイディングボードが張られる。
要はシージングボードは下地材であり、サイディングボードは外壁材である。
79 . 湿式工法・乾式工法
湿式工法は、モルタル(セメント・砂・水を練り混ぜた材料)やプラスター(鉱物の粉末や石膏を成分とした壁・天井の仕上げ材料)のように水を使う材料を用いた施工法。乾式工法は水を用いる材料を使わず、木材のほか合板・金属材料・石膏ボード・石綿板などの乾式材料を用いる施工法のこと。昔の和風建築といえば、湿式工法が主流で、たとえば壁にしろ小舞(細竹、割竹などを網目に編んだ壁などの下地材)の上に、泥に藁などを混ぜた土壁、いわゆる小舞壁だった。しかし、いまはこうした湿式工法が減り、むしろ乾式工法が主流になってきた。湿式工法は乾燥に時間を必要とし、今日のような省力化・工業化住宅時代には馴染まなくなってきたこと、また新しい工業化材料が次々 と出てきたためだ。かくして日本の伝統的工法が薄れつつあるともいえる。
80 .指定住宅紛争処理機関
建築主と住宅供給者の間にトラブルが発生したような場合に、紛争を迅速に解決する仕組みとして、各都道府県の弁護士会が委託を受けて指定された組織で、原則として各都道府県に1 ケ所以上設置されることになっている。この「指定紛争処理機関」では、
① 「住宅性能表示住宅を利用した住宅」に限って紛争処理にあたることになっている。
② 相談にかかわる費用はかなり安く( 1 万円程度とされている)設定されている。
③ 施主、住宅会社のどちらからも紛争処理の依頼を受け付ける。
④ 「瑕疵」だけでなく工事代金の支払い遅延など、住宅の性能に直接関係のない紛争処理も受け付ける。
⑤ 性能表示制度を利用していない住宅のトラブルは、住宅紛争処理支援センターが相談にあたることになっている。

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木材関連用語集3

81 .住宅性能評価・表示制度
消費者が自由な住宅市場において望ましい住宅を適正な価格で確保できるよう、予算に応じて、住宅の性能を通性に評価できるよう、その情報を明快に表示してゆく。また住宅を供給する側にとっても、自己責任原則の明確化と連動することにより自主管理能力の向上が求められる一方で、規制緩和による技術開発活動などができる範囲を拡大する。
これらの考え方を普及させてゆくために住宅の主要な性能項目についての評価基準を作成しその基準に基づき評価を受けた住宅事業者が消費者にわかりやすい表現で性能を表示する制度を創設している。
表示の具体的な項目は、① 耐久性(構造躯体の物理的耐久性、社会的耐久性、保証・維持管理体制など)② 居住性(遮音性、気密性、省エネルギー性など)③ 安全性(防耐火性、構造耐力性、長寿社会対応性)などが挙げられる。
82 . 住宅設備費
住宅設備の主なものには、給排水衛生設備、給湯設備、ガス設備、電気設備、空調設備等がある。
バスユニット、システムキッチン、洗面化粧台等の箱物類は設備機器として区別して取扱うこともある。
住宅は、建物仕様のグレード、間取りも様々 で、同じ床面積でも建築費に違いを生ずる。このなかでも、設備費に係わる費用は極めて個別性が強いが、平均的な住宅で見込む基本的な給排水衛生設備費、電気設備費等は12 ~15 %とみられる。
これに、標準的な、厨房機器、洗面設備等の箱物等を含めると15 ~18 %程度になろう。
更に、空調設備、ガス工事、バスユニット、システムキッチン、照明器具、汚水浄化槽を加算すると工事費に占める比率が更に高くなる。
住宅設備費は、今後の高齢化社会に対応したホームエレベーターの設置、家事軽減のための設備や住宅メーカーが他社との差別化等を積極的に図ることもあり、増加して推移するものとみられている。
83 . 準耐力壁等
性能表示項目のなかの「構造の安定に関すること」 では、等級1 と、等級2 以上ではチェックの種類内容が異なる。その中で等級2 以上において、基準として、上下に横架材や枠材のない面材や垂れ壁・腰壁も存在壁量として評価出来ることになった。これが準耐力壁である。
準耐力壁等には、準耐力壁と腰壁等(腰壁と垂れ壁)の2 種類があり、その条件として、
( 1 )以下の材料が使われていること。
①木ずり等を打った壁、②JAS 構造用合板、③構造用パネル、④ パーティクルボード、⑤ 石膏ボード(室内側及び室内壁)とあわせて
( 2 )横架材間の上から下までに前項の材料が貼られてなくてもよいが、① 少なくとも柱・間柱・縦枠材に釘うちされていること。② 直接軸組に打ち付けられていることの条件が必要である。
84 .真壁 大壁
真壁造りは、大ざっぱにいえば多く日本間に見られるもので、柱と柱の間に壁をとりつけた形のものであり、柱が壁の外にあらわれている。したがってこの場合の柱角は構造材であるとともに化粧材である。
これに対比して大壁は、一般的には洋間で柱が壁の外に出ていない 。
林業において“商品生産林業”といって枝打ちが盛んになってきたひとつのねらいは、真壁向きの化粧と強度の両面の役割を果す無節の柱角をとることである。
しかし問題なのは木造住宅においても、大壁の部屋がふえてきていること、また真壁向きの柱角といっても集成材が広まってきていることだ。
もちろん枝打ちが盛んになってきたといっても作業のコスト面で限界があり全体からすると少量であり、ムクの無節の柱は希少価値材として位置づけられよう。
85 . 芯去り材
もともと芯材とは赤身ともいわれ、樹木の髄の周辺部であり、一般的に濃い色の部分である。
芯去り材とは、製材品のうち、そうした芯材・樹芯部を取り除いた挽き角、平角などである。言いかえれば辺材に近いところから採る。したがって芯去り材・芯去り角を挽くには、どちらかといえば優良な太い原木が必要であり、それだけに芯持ち材・芯持ち角より価格的に高いのが普通である。
柱角の場合、関東・中部地域などでは大体が芯持ち柱を用いるが、九州地方などでは無節に近い芯去り柱を愛用する傾向がある。しかし最近は住宅工法が変化、柱の見える日本間が減少、かわって柱が壁のうしろにかくれる洋間へ傾斜しているので、こうした化粧性を備えている芯去り柱は、ひと頃よりは珍重されなくなりつつある。芯去り柱にかわって洋間向きの並柱がふえてきている。
86 .新世代住宅
建設省が平成3 年度にスタートさせたもので、在来木造軸組住宅の合理化・普及がねらいであった。
住宅メーカーなどが提案・応募。このなかから① ソフト面(たとえば住宅の設計)、② ハード面(たとえば住宅資材のパネル化、ユニット化)で「新世紀にふさわしい合理的な住宅」と認められたところが、13 社入選した。
入選した住宅メーカーが、その住宅システムを一般の大工・工務店に広く開放、在来木造住宅の合理化を促進させようというものだ。入選した住宅メーカーは、希望する大工・工務店に、(一定のマージンを取って)営業支援したり、合理化部材を販売することが可能となる。
87 . スクリブナー
スクリブナー(Scribner Scale )は、米西岸の丸太検量方法で、1 BM ( 1 Board Measure =約0.0024㎥ )の製材がとれる丸太材積が1 スクリブナー(約0.005 ㎥)とされている。そして現地では、丸太は一般に1 , 000 スクリブナー(約5 ㎥)単位で価格交渉される。米西岸で、たとえば米材丸太価格が500 ドルとされ、1 ドル=125 円とした場合の㎥当り日本円価格は次のようになる。
〈計算例〉
500 ドル×125 円=62 , 500 円(千スクリブナー当り)
62 , 500 円÷5 ㎥=12 , 500 円(㎥当り)
88 .スクリブナー(scribner )とボードメジャー(Board Measure )
ともに北米で使用される度量単位。1 ボードメジャーの製材品を生産するために必要な丸太材積を1 スクリブナーという。
1 ボードメジャーは0.00236㎥で、厚1 インチ× 幅12 インチ× 長1 フィートの製材品材積に相当する。正式な計算式は
厚(インチ単位)× 幅(インチ単位)× 長(フィート単位)÷12
で与えられ、例えばツーバイフォー、長さ6 フィートの製材品の材積は、4 ボードメジャーである。ボードメジャーはBM と略され、またボードフィート(BF )とも称される。
ただしスクリブナーもBF とも称されるので注意が必要。スクリブナーの㎥への換算値は、冒頭に述べたような性格の単位であるので、樹種や径級によって異なる。例えば米国西部産針葉樹丸太の場合、1 , 000 スクリブナー当たりの㎥材積は、末口12 インチの場合6.0㎥。20 インチの場合は4.4㎥、28 インチの場合は3.9㎥ が目安となる。
89 . スティール住宅
スティール住宅が浮上している。アメリカでは1996年現在、住宅着工総戸数147 万戸のうちのほぼ4 %に当る5 万5 , 000 戸がスティール構造になったという。とくにカリフォルニアといった西部では15 %を占めているそうだが、アメリカ鉄鋼協会はなお強気で「耐震性が大きく、ハリケーンへの耐久力もある。2000 年までに全米住宅着工戸数の25 %に達するだろう」と述べている。
そして日本の大手鉄鋼会社もこのスティール住宅に本格的に取り組む姿勢だ。スティール住宅は厚さ1 ㎜前後の薄い鋼材をコの字型などに加工して枠組み材に使うツーバイフォー形式。96年度の建築戸数は大手5 社合計で10 戸程度だったが、97 年度の建築計画戸数は川崎製鉄、住友金属工業、神戸製鋼所、NKK などでざっと100 戸ほどで96 年度に対比し10 倍ほどだった。価格は坪当り約50 万円からでプレハブ住宅並みだが将来は40 万円台にまで下げたい意向。
90 . スーパーウッド
木材の細胞の中にセラミックを形成する(複合化)ことなどによって木材の燃える、狂う、腐るなどの特性を改善した新しい木材のこと。
林野庁の助成で、民間企業の集りである木材性能向上技術研究組合が発足、技術開発を急いでいるが、実用化が進めば建築基準法により難燃材使用が義務づけられている劇場・病院・ホテル・百貨店などの内装(壁・天井)に木材の使用が可能となる。また家具、屋外遊具などに向けても新しい用途の開発が見込まれる。
工業化製品である「エンジニアリングウッド」に属するものであり、「今後の木材需要拡大のキーポイントだ」と期待が大きい。
91 . 性能規定
建築物が有すべき単体に関する基準を建築物に要求される性能項目、性能水準及びその検証方法(計算方法・試験方法)を規定し、建築物の安全性等の項目を明記すること。
現行の建築基準法は材料、工法、寸法等を具体的に規定する仕様規定が中心となっている。そのため、確保すべき性能水準が必ずしも明確でなく、固定化した仕様が自由な選択を妨げるという問題を有している。
法の第一目的は国民の生命健康及び財産を守ることであるが、その目的を達成する上での性能的に規定する項目としては、構造安全性、火災に対する安全性、避難時の安全性、環境・衛生上の安全性などが挙げられる。
また法で規定される性能を検証・確認する方法として、①標準的な検証方法を定める、②標準的な検証方法以外の特別な方法を定める、③ 標準的な適合みなし仕様に依る、④ 企業・団体の作成する適合みなし仕様が挙げられる。
92 . セーフガード
GATT 第19 条に定められている措置で、輸入急増により重大な損害を受けている輸入国の産業を救済し、当該産業の構造調整を行うことを旨とした輸入に対する一時的な緊急措置。発動にあたっては、利害関係国との協議、関税引き上げ等に関する利害関係国への保証措置等の努力義務が課せられる。また一定の条件のことで、輸出国は輸入国からの輸出貨物に対し、関税引き上げ等の対抗措置をとることができる。セーフガードは、日本では関税定率法第9 条緊急関税等として定められている。緊急関税とは、① 外国における価格の低落その他予想されなかった事情の変化による特定の種類の貨物の輸入の増加の事実があり、② 当該貨物の輸入が、これと同種の貨物その他用途が直接競合する貨物の生産に関する本邦の産業に重大な損害を与え、また与えるおそれがある事実、③ 国民経済上緊急に必要があると認められる時に実施できる関税措置を指す。
93 .セラミックウッド
戦後、木材需給のひっ迫を引き金にアルミなどのいわゆる代替材が進出、木材と置きかえられた。しかし再び木材が見直されているが、性能重視が強まっている。
このため化学的に木材へ難燃性や防腐性を与える技術が進んでいるが、セラミックウッドもそのひとつ。
セラミックウッドをつくるには、木材を構成する細胞の中に、後で水に溶けなくなるような方法で、塩化バリウム、リン酸水素アンモニウムといった無機化合物の溶液を浸み込ませる。
セラミックウッドは燃えないだけでなく、白アリにも強く、人畜無害でその効果も長い。木材新時代の素材だ。
94 . ゼロエミッション
エミッションは放射物のこと。最近は環境問題で、燃料消費や生産物製造の過程で汚染物質の排出されることが問題視されている。そして林業地・製材加工地においてもゼロエミッション(zero emission )構想、つまり「地域で使うエネルギーや資源は地域で賄い、地域で排出する廃棄物は地域で処理する」ことが強調されている。
一般に製材などの残廃材は、① チップは紙パルプ用、パーティクルボード用、MDF (中質繊維板)用に、② バーク(樹皮)は堆肥用に、③ ノコ屑は畜舎向け敷料・堆肥用また、きのこ栽培用に、④ 広くは乾燥、電力の熱エネルギー源として活用されているものの、今後はなおこうした残廃材の有効活用が資源を無駄なく活かすこと、残廃材を“商品” にすることからも課題であろう。地域によっては残廃材での規模の大きな電力施設の設置といった構想も出ている。
95 . 背割り
木材は乾燥と並行して収縮する。とりわけ、切断面における収縮の異方性(半径方向は接線方向の約1 / 2 など方向によって異なる性質)によって、未乾燥材(丸太)から柱、板、梁等の部材を製材して乾燥すると、木取りの仕方により異なった断面形状の変化(収縮の違いが応力の差となって現れ、この応力をバランスよくする特性のため材断面が歪む)を生ずる。
このような木材の特質から、芯持ち柱等(木口面に芯を有するもの)では、収縮の異方性による外辺から芯に向かった放射線状の割れが一般的なものとして発生する。この状況を無くし外見的にも商品価値を維持するめには、あらかじめ、材一面の中心線から材の芯まで達する直線上の鋸目を入れておくことが重要になる。背割りはこの直線上の鋸目のことで、大径材等では必要により樫(くさび)を入れる。
一方で、近年の木材乾燥に係わる技術の発達で、背割りなし柱等人工乾燥材が生産されていることにも留意する必要があろう。
96. 相対取引とセリ売り
相対取引とは売主と買主とが話し合いの相対で売買する取引。一般の問屋とか木材センターではこの相対取引である。国有林の販売方法の一つである「競争によらず当事者の合意によって売買契約する」随意契約と同じだともいえる。
この相対取引に対して、多数の買手が集り競い合って材を購入する一つの手段としてセリ売がある。市売には原木市売と製品市売とがあり、原木の場合は入札が多く、製品の場合はセリ売りが多い。セリ売りは、多数の買手が集り発声ごとに値段を高値へとセリ上げ、最後の高値のものが買手となる。反対の場合はセリ下げである。
97 . ソリッド材
ソリッド(solid )は、もともと固体の、密度の高い、硬質な、がっちりした、中まで充実しているさま、などを意味している。またソリッド・ステート(solid state ) というと電子工学においては、真空管のような気体状態内での電子の動きを利用するものに対して、半導体など固定状態内での電子の動きを利用した電子部品で組み立てられていることを表す、という。それに人の場合は真面目な、堅実な、堅い、などの意味に使われる。
そして木材の場合、ソリッド材というと、これまで普通、一般的には無垢材を指していた。もっともアメリカなどでは集成材についてもソリッド材と言うことがある。
ということはソリッド材とは、要は、たとえば家具材にしろ張りのもので中が太鼓になっている材ではなく、一枚板の材であるといった広い意味を指していよう。
98 . 台形集成材
集成材はエンジニアリングウッド(木質工業資材)を代表する材だといえるが、一般集成材とは別に台形集成材がある。台形集成材は曲がりの多い小径木を歩留まりよく集成する目的で開発されたもので、曲がりの影響がない程度の長さ(65cm くらい)に玉切りした小丸太を半割にして台形(梯形)に加工し、木表と木裏を交互に合わせ広幅板にし、さらにこれをブロックする。長大ブロックに集成された製品は、用途により任意の寸法に製材・仕上げられる。用途は建築物の壁板、腰板、フローリング、出窓枠、棚板、家具、カウンター、日曜大工用材、また敷居、鴨居などの芯材などで、幅広く使用される。
原料はヒノキ、スギ、マツなどで間伐促進をねらいに岩手・九戸村森林組合、徳島・木頭杉集成材加工協組など全国に10 社の工場が量産していたが、減少している。
99 . 耐力壁(たいりょくへき)
阪神大震災を契機に“耐力壁”が一段とクローズアップされている。耐力壁は構造体の壁の中で鉛直(水平面に対する直角)および水平荷重を負担させるための壁のことで、間仕切り壁とは区分され、ベアリングウォール(往復運動する軸を支える壁)ともいう。筋違いや壁が耐震性を高める上で重要であることは古くから経験的に指摘されていたが、壁量計算による耐震設計の方法が確立したのは建築基準法が成立した戦後のことである。
在来軸組構法と枠組壁工法における耐力壁の仕様と倍率は建築基準法施行令の中で定められている。耐力壁の種類は基準法設立当時は筋違いや土塗壁などだったが、いまでは合板やパーティクルボードなどの各種の面材も用いられるようになっている。
倍率は「耐力壁の水平方向の長さlm 当たり一定の抵抗力」を指していう。軸組構法と枠組壁工法との倍率は仕様が異なるため同じではない。
100 . ヤング係数測定 打撃音法
このところ建築材性能化時代を背景に、たとえば曲げヤング係数値(ヤング率。木材の曲がりにくさを示す数値で、数値の大きいものの方が曲がりにくい)への認識が高まってきている。
そして打撃音法によってヤング係数を求める方法が普及しつつある。打撃音法は木材の木口面をハンマーなどでたたいた時に発生する音の特性を、機器を用いて分析してヤング係数を求める方法である。
打撃音怯によるメリットは、① 強度試験機を持っていない場合、少ない投資でヤング係数の測定ができる⑧ 丸太などの変形断面の材料の測定ができる③ 手軽にすばやい測定ができること、などである。
集成材などの普及で木材にも品質保証、ヤング係数による等級区分が求められるようになってきた。
なお鉄鋼メー力一でも強度表示の高まりから原木自動測定システムの開発を進めている。
101 .たてつぎ材 幅はぎ材
木材工業用原料は原木丸太が小径だと品質が低下、そして節、割れなどの欠点を除こうとすると短尺化してしまう。このため長尺材や幅広材をとるためのひとつの手法として集成材生産などが盛んだが、これらの場合「たてつぎ」や「幅はぎ」の工法がある。「たてつぎ」の工法では無欠点の短尺材や端材などをたてつぎして一定の強度性能を持った定尺材や長尺材を生産する。一方「横はぎ」の工法は板幅を広くするために幅方向に寄せ合わせるものであり、はぐは「はぎ合わせる」、「つぎはぎ」のはぐであって縦方向につぐのとは区分している。
幅はぎの手法は、① 接着する方法、② つぎ手で組み合わせる方法、③ くぎ、ねじなどで組み合わせる方法に大別される。なお、一般に接着による幅はぎは柾・板目面の接着だから木材の横方向の強さに対して十分な接着性能が得られるとされている。
102 . WWPA ・COFI
WWPA は米国西部木材製品協会。米国のワシントン州など西部12 州の製材業者約600 工場で組織された米国最大の木材関連団体であって、① 品質規格検査、③ 市場開発調査・開発、③ 販売促進などの活動を行っている。今後はとくに集成材とかLVL とかいったいわゆるエンジニアリングウッド(木質工業資材)のたぐいの対日普及に力を入れよう。
一方、COFI (コフィー)は力ナダ・ブリティッシュ・コロンビア州林産業審議会であってカナダBC州の製材合板生産者の集まりである。やはりカナダ材製品の普及、輸出振興などに活動しており、とくに日本では2 × 4 (ツーバイフォー)工法住宅の普及運動で知られている。
WWPA 、COFI とも日本に事務所を置いている。
103 .断熱材
室内暖房時の室内からの熱の流失、また冷房時の室外からの熱の流入は、室内周囲の壁、開口部等より生ずる。断熱材は、この流失、流入を防ぐために壁、屋根、天井等に用いられ、例えば、壁の間柱間に施工時は、下のほうから足などで押さえつけながらはめ込む方式となる。
天然系の断熱材として主なものは、セルロースファィバー(主原料は新聞古紙のリサイクル材等)、炭化コルク、羊毛など。また化学製品として高発泡ポリエチレン系断熱材、鉄鋼スラグを原料とした断熱材等がある。
いずれの断熱材も熱エネルギーの移動速度を示す熱伝導率(λ)が低いと言う性質を利用したものであるが、建物の結露や結露によるカビの発生を防ぎ、建物全体を密閉することなく快適な状況に保つことがポイントとなる。
なお、木材細胞は熱を伝えにくい空気を含むことから、とりわけ比重の軽いキリ等木材は、断熱材と同様の用途に使用することができる。
104 . チェック・プライス(check price )
パプアニューギニアなど南洋材産地国が法律で定めているミニマム・エキスポート・プライス(最低輸出価格)のこと。抑制価格ともいわれている。
過当競争による出血赤字で、自国経済に損失を招くのを防ごうといったねらいもある。
資源の枯渇を背景に、南洋材輸出国においては、こうしたチェック・プライス制度が強化されてきた。
105 .定期借地権
平成4 年に成立した新しい「借地借家法」で、一定期間(50 年)後、土地所有者に確実にその所有地が戻ってくる「定期借地権」が認められた。
旧借地法、あるいは新法でも通常の借地(普通借地権)ではよほどの理由がない限り地主側が借地契約の更新を拒否することができない。つまり「一度貸す土地は二度と返ってこない」といわれている“借地”だが、定期借地権だと、土地所有者にとっては、50 年間土地を貸して地代を受け取り、50 年後には更地で返してもらえるというもので、新しい土地活用の途が開かれたかたちである。地主にとっては① 安定した土地収入が得られる、② 土地が必ず返ってくる、一方家主にとっては① 高い土地購入代が不要、② 自分の建てたい一戸建ての家を建てられるというメリットがあるとされており、ハウスメーカーなどが新設住宅の需要掘り起しをねらって取り組み出している。
106 . DC ボード
DC ボードは「幅はぎ板」の一種で、幅はぎ板のことをDC ボードと呼んでいるところがある。D はdowel でダボとか合わせ釘のこと。C はconnect で接合。つまりダボで幅広方向に寄せ合わせ、板幅を広くした材、幅はぎ板である。
なお幅方向につけることをはぐといい、このはぐは「はぎ合わせる」「つぎはぎ」などのことを指す。そしてこのはぐが「幅はぎ板」になった。
幅はぎ板は、小径木からたとえば縦1.8m 、幅9cm の小幅板をとり、これを5 枚横に合わせると縦はそのまま1.8m 、幅45cm の幅広の板になり、屋根瓦の下の野地板とか床下地材などに使用される。野地板に使われる場合、6 尺(1 .8m )× 3 尺(90cm )の合板にくらべると幅が狭いだけに風にあおられたり、滑る危険が少ないが、問題はやはりこの合板との価格競争である。
107 .低ホルム合板
合板のホルムアルデヒド放散量は、JAS の試験に合格したものに、Fl 、F2 、F3いずれかの表示により示されている。試験方法はデシケーター法と呼ばれ、合板から放散されたホルムアルデヒドを蒸留水に吸収させ、その水中濃度を測定する方法で、放散量の平均値および最大値が、基準値をクリアすれば合格とされ、表示の区分に応じてF1 、F2 、F3 のマークが表示される。マークのF は、Formaldehyde の頭文字のF である。
F1 (エフワン)基準は、水中濃度が1 ℓ中、平均値0.5㎎以下、最大値0.7mg 以下のもので、用途の目安としては、気密性の高い建築物の内装材・構造材などである。
F2(エフツウ)基準は、同じく平均値5㎎以下、最大値7㎎以下のもので、用途としては一般の建築物の内装材・構造材などである。
F3 (エフスリー)は、平均値10mg 以下、最大値12㎎以下のもので、気密性が高くない建築物で使われる。
108 . ディメンションランバー(Dimension Lumber )
北米で住宅建築部材として最も一般的に利用されている厚さ2 インチあるいは4 インチ、幅2 インチ以上の製材品の一般的呼称で、具体的には2×4 、2×6 、2×10 、4×4 などを指す。長さは用途によりまちまちである。
樹種としては、カナダのSPF (スプルース、パイン、ファー)、米国南部のSYP (サザンイエローパイン)、米国西部のダグラスファーおよびへム/ファーが主体である。
生産量が多いのはやはり2 × 4 で、基礎フレームや間柱として最も汎用性に富む。2 × 10 や2 × 12 のラージサイズは、従来、床根太としての利用が多かったが、近年はI‐ ジョイストの進出に押されている。
日本のツーバイフォー住宅用としての2 × 4 や2 × 6 製材品は、ほとんどがカナダのBC州内陸部からの製品であるが、輸出企業は節や丸み等の欠点が少ないものを選別してJ ソートと称している。
109 . D1 樹種、D2樹種
日本農林規格(JAS )では、耐久性によって主要な針葉樹をDl とD2 に分けて指定している。Dl 樹種はヒノキ、ヒバ、スギ、カラマツ、ベイヒ、ベイスギ、べイヒバ、べイマツ、ダフリカ(ロシア)カラマツ、その他これらに類するもの、D2 樹種はアカマツ、クロマツ、トドマツ、エゾマツ、モミ、ツガ、ベイモミ、ベイツガ、ラジアタパイン、べニマツ、スプルース、ロッジポールパイン、アガチス、その他これらに類するものであり、D1樹種に指定された樹種はD2樹種よりも耐久性が高いことから、防腐・防蟻処理の基準が一部緩和されている。JAS の中で樹種による耐久性区分はこの分類しかないため、品確法の劣化の軽減に関する項目でも、一部にこの区分が採用されている。
尚、これは「心材」であることが要求され、辺材(白太)が付いたものは認められないので注意を要する。
110 .出石 欠石
実際の材積が送り状の材積より多いことを出石(でごくOverrun )という。これはその国によって材積測定方法が違うからで、日本の農林規格に基づく材積測定と合わないからだ。かつて輸入南洋材丸太の場合は20 %内外の出石があり、輸入米材丸太の場合は10 %内外の出石があるといわれていた。出石は出歩ともいわれる。
なお出石は米ツガ丸太、米マツ丸太にしろ長尺材ほど多く、その分輸入側にとっては有利だということにもなる。なお輸入北洋材丸太の場合は逆に欠石(Underrun )があり、日露間でしばしば問題になり、日本側は改善を申し入れたことがある。欠石は石切れ、とか減石ともいわれる。
111 . 特恵関税
フィリピン、インドネシア、マレーシアなどの発展途上国などに対する経済的支援のための関税制度。
わが国の主要木材・木製品についていえば、マツ属製材、パーティクルボード、繊維板、集成材などに特恵関税が適用されており、その税率は0 %。ただし「かんながけ又はやすりがけをしたもの以外のもの」のラワン等の製材については関税引き下げ幅2 分の1 で5 % の関税がかかっている(通常は10 % )。また合板用単板も引き下げ幅2 分の1 で税率は2 . 5 % (通常は5 % )。合板については特恵が適用されていない。
なお特恵関税には品目ごとに金額上の一定のシーリング枠が設けられており、年度途中でこのシーリング枠を越えた場合は当該年度における特恵関税の適用を停止することとなっている。
112 . NIES 、ASEAN
NIES (ニーズ)は発展途上国の中でとくに工業化が進み先進国を追い上げている新興工業経済地域。アジアNIES といえば、台湾、香港、韓国、シンガポール。
ASEAN (アセアン)はフィリピン、タイ、インドネシア、マレーシア、シンガポール、ブルネイの6 カ国が経済協力のために結成した機構だが、ASEAN でもこのところ良質低廉な労働力と外貨の積極的な導入で工業化が目ざましい。
とくにインドネシアでは木材加工に力を入れ合板産業が成長。東マレーシアでも木材加工部門への投資が盛ん。
113 . 70 条基準
「住宅の品質確保の促進等に関する法律」第70 条に規定されている「住宅の紛争処理の参考となるべき技術的基準」を称している。この技術基準は、指定住宅紛争処理機関において紛争処理委員(主として弁護士)が住宅性能表示制度を利用した住宅にかかわるトラブルについて調停・仲裁を行う際に参考資料として用いられる。住宅のトラブルは、顧客が、実際に居住をし始めた後に、住宅の表面に現れたひび割れや床の傾きなどが発生したことから始まることが多い。しかし、住宅の表面に発生している不都合事象の状況のみで、基本構造部分に瑕疵が存在するかどうかを決定することは技術的に限界があり、ここでは、具体的に発生した不都合現象を、3 段階にレべル分けし、基本構造部分に瑕疵が発生する可能性がどの程度あるかを把握するための目安として設定している。
114 . ノミナルサイズとアクチャルサイズ( Nominal and Actual Size )
ノミナルサイズは呼称寸法、アクチャルサイズは実寸法を指す。北米の製材品取引において、両者は一般的に使用されている。例えばツーバイフォー製材品は、木口断面が2 インチ× 4 インチ=51 mm × 102mm = 5 , 202m㎡の製材品である。しかしこれは呼称寸法であって、実寸法の標準的木口断面は未乾燥材で40 ㎜× 90 ㎜=3 , 600m㎡ 、乾燥材では38 ㎜× 89 ㎜=3 , 382m㎡である。各木口断面積比率は、呼称寸法1 に対し、実寸法では未乾燥材が0.69 、乾燥材は0.65 でしかない。一般的に北米の業界紙等に掲載されている価格や、製材品取引で交わされる価格は、呼称寸法ベースである。呼称寸法で150(ドル)/㎥のツーバイフォー乾燥材を、100㎥取引する際の価格は、150 (ドル)/ 0 . 65 (木口断面積比率・換算率)× 100 (㎥)=23,077 ドルとなるので、呼称寸法を実寸法に換算しないと、8,077ドルの差額が生じる等のトラブルに見舞われる。
115 .バイオマス(biomass )
生態学の分野で、一定空間領域に存する全ての生物体を有機物(生体内でできる物質の総称)に換算した量を示すことばである。そこで、一般的には再生可能な有機物資源である生物体エネルギー資源としての意味合いで用いられる。
木材分野では、「木質バイオマス」として多く使用され、木材チップ、端材、樹皮、間伐材、建築廃材、炭等木材としての生物体エネルギー資源を活用して熱源や発電として利用する取組みが実施されている。これらはゴミ焼却に伴うダイオキシン対策につながることからも大きな期待が寄せられ、各地域で実用化事例が多数見られる。セメント工場での建築廃材チップと石炭の混焼、製材工場での製材端材等利用した発電施設の稼動、国産ペレットストーブの導入等代表的なものである。
さらに、直接的に燃焼エネルギーとすることに加えて、ガス化、アルコール化等による利用への研究・開発が積極的に進められている。
116 . 羽柄材
羽柄(はがら)材は端柄材とも書く。角材以外の製材品で、たとえば小幅板(ヌキ)、タルキ、野地板、ラス下などのたぐいだ。かつての東京の木場問屋街ではこうした羽柄材を扱う問屋のことを羽柄屋と呼んでいた。
しかし、こうした羽柄材の需要の先行きが住宅工法の変化で懸念される状況になった。というのは壁といった“面”の部門が次第に厚い合板などによる耐力壁としてのパネルに転換されつつあるためである。
こうしたパネル化でモルタル壁の下地材としてのラス下の使用が減っていきかねないし、また屋根の下地材としての野地板の分野にも合板や輸入OSB(木削片板)が浸透してきている。つまり製材の際出る、とくに背板からの羽柄材の需要の落ち込みが気がかりで、その背板からの羽柄材にかわって、この背板を集成材のラミナ(挽き板)にしようという動きも出てきている。
117 . 葉枯らし
葉枯らしは、葉干し、穂干しともいわれ、スギ等樹木を伐倒して、枝葉を付けた状態で一定期間林内放置するものである。この処理を行うと、枝葉から水分が蒸散し、樹幹部の含水率の減少を促進し、同時に木材中の成分にも変化が生じると考えられ、スギ黒心材の黒さが和らぐなど材色にも変化を生ずる。
葉枯らしの乾燥効果が著しいのは春季~夏季の伐倒である。当該期のスギ事例で樹幹部の含水率経過は、開始後1 ケ月の間に100 %以上が70 %程度になるなど急激に低下し、その後次第に低下速度は鈍り、2 カ月前後で60 %程度での安定がみられる。このことから葉枯らし期間をいたずらに長くすることは必ずしも得策でなく、林内に長く放置すれば病害虫の恐れもあり、2 ケ月程度が適当とされている。
また葉枯らしは、辺材部と心材部で含水率の低下の違いが見られ、含水率の低下は主に辺材部に限られていて、心材部の含水率はあまり低下しないことに留意する必要がある。
118 .バーコードとRFID
( Radio frequency – Identification )
バーコードは情報機器にデータを正確かつ容易に入力するために誕生した手段である。
バーコードは,バーシンボルとスペースで構成され、予め決められたパターンで0 ~9 の数字を示している。バーコードには多くの種類があり、商品識別のためのJAN コード、物流単位を識別するためのITF コード、EDI と連携するUCC / EAN – 128 コード等が主に利用されている。
木材分野では、北米材、欧州材等製材品、国内大規模製材工場等で商品管理、物流管理の効率化にバーコードラベルが貢献している。
なお、将来的には、一つずつ手作業でラベルを読み取らなければならないバーコードと違い、表面に出ていなくても、電子機器で読み取れ、情報を書き加えられるRFID (電波方式認識と呼ばれICチップに代表されるもの)が、バーコードの代替として物流分野などへの実用化が期待されている。
119 .柱・通し柱・管柱・間柱
柱は、建築物の屋根、床等構造部を支える垂直の部材の総称である。建築部材としての利用からは通(トオ)し柱、管(クダ)柱、間(マ)柱等が主なもの。柱の樹種はスギ、ヒノキ、ベイツガ等に加えて、ここ数年はホワイトウッドと呼ばれる欧州材が主力である。通し柱は、土台から軒桁(ノキゲタ)まで一本の柱で通したもの。建築基準法・令43 条で階数が2 以上の隅の柱またはこれに準しる柱は通し柱とすることが必要になる。部材寸法は12 × 12 、材長6m が一般的である。
管柱は、土台から軒桁までの途中で柱を継いだもの。部材寸法は10.5 × 10.5cm 、材長3m が一般的ですが、高規格な12 × 12㎝ も多く利用される。なお、材長は地域や階数で4m 、3.65m 等も用いる。間柱は、荷重を支えず、壁を作るための 骨組みで管柱等の間に立てる。部材寸法は管柱より細い材料である。3 cm × 10.5cm (又は7.5 cm )、材長3m が一般的に用いる。
120 .パーティクル・ボード
パーティクル・ボード(particle board )は戦後、ヨーロッパにおいて戦争中の森林乱伐により枯渇した木材資源を補うために、森林育成の際に生じた間伐材や林地残材を利用し、復興資材として開発した板材料・削片板。
木材を細かく切りきざみ、小片とし、よく乾かしてからユリア樹脂などの接着剤をスプレーなどで添加し、一定の面積と厚さに熱圧成形してつくる。木材の節、腐れ、狂い、そりなどの欠陥を除くこと、また小径木、林地残材、工場廃材などの低価値の原料から大面積の板材をつくることができるのが特徴。建築の壁下地材、床下地材、屋根下地材(野地板)、家具、弱電機用などに使われる。日本でも昭和28 年頃から生産を開始したが、安い合板が大量にあったため欧米ほど発展を見なかった。しかし合板の熱帯材原料不足を背景に、合板の代替需要として、このところMDF (中質繊維板)などとともに再びクローズアップされた。

床暖房対応・南部本栗フローリング

岩手県産の南部本栗に床暖房対応・UNIタイプが追加されます。

南部本栗NK-11

 

 

南部本栗フローリング・上小節 NK-11

 

南部本栗NK-12

 

 

南部本栗フローリング・小節 NK-12

 

力強く荒々しい木目が人気の南部本栗フローリングです。
栗は、列車の枕木や住宅の土台などに使用される事が多い材です。
ただ、硬さを求めるのなら枕木などはコンクリートで十分ですが、
列車の運転手さんの話によると
栗の枕木は若干優しい乗り心地になるそうです。
「硬いけれどもしなやか」これも木材の特徴の一つです。

こちらの商品は、床暖房対応無垢フローリングでも有ります。
無塗装品で床暖房対応無垢フローリングをご検討中の方はご検討ください。
無垢フローリングショールーム「ゆらぎ」にも常設展示しております。

 

南部本栗NK-11

 

 

 

南部本栗フローリング・上小節 NK-11

 

 

南部本栗NK-12

 

 

 

 

 

 

南部本栗フローリング・小節 NK-12

 

 

床暖房対応・南部本栗フローリング
サイズ:1820x75x15mm
タイプ:UNIタイプ
入り数:12枚
塗 装:無塗装
ケース単価:
NK-11・上小節:13,000円=7,937円/㎡(税込・送料別)
NK-12・小 節: 8,650円=5,280円/㎡(税込・送料別)

*上記価格は予告無く変更する場合がございます。

フローリング
無垢フローリング専門店 [木魂] 25年間で5,000件以上の実績を持つ木材コンシェルジュが世界各地の原木から厳選した無垢フローリングをご提供いたします。
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