床暖房対応無垢フローリングって何が違うの?

床暖房対応フローリングと、そうでないものとの違いはどこですか？
って質問をたくさんいただきます。
床暖房対応無垢フローリングとは、温度の上昇による反り、動き、暴れなどを極力抑えるように加工されたフローリングになります。
一般的には広葉樹のフローリングが多く、原板の状態で樹脂を注入したり、材料のエキスを抜いたり、乾燥時に特殊な乾燥行程をたどったり、裏面に防湿処理行うなど、何らかの二次加工を施している物が多く見られます。
無垢フローリングの場合、床暖房に対応できるか、否かは基本的には樹種で異なります。
現状では、針葉樹のように吸放湿の激しい物は基本的に床暖房には不向きとされています。
まれに針葉樹でも床暖房対応無垢フローリングの物はありますが、商品としては希少な物となっております。
床暖房対応フローリングの含水率は５％以下である事が望ましい。
通常の無垢フローリングの含水率は１０％以下が一般的である。

床暖房のシステムには温水式、電気式、蓄熱式などがあります。
温水式の中にも低温水式と温水式があります。
低温と思われがちな温水式も、立ち上がり時にはかなり高温となるために対応できる無垢フローリングは限られてきます。

また、電気式の中にも電気ヒーター式やカーボンフィルム式があり、カーボンフィルムヒーターの方が設定温度が低いため使用できる
無垢フローリングの種類の幅は広がります。
ですが、床暖房対応無垢フローリングだからといって
全く伸縮等の自然素材特有の現象が無いという事ではございません。
お施主様にはしっかりとご理解いただいて使用していただきましょう。
また、続きは後日ということで…
ぼつぼつ一歩づつ前進しています…

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