遠慮・・・

今日は剣道で思ったことです。
先日、高校時代の後輩に「高校時代の先輩はどこに行った?」「そんなヘナチョコ剣道じゃなかったのに!」とボロクソに言われまして…

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ここんところ高校時の剣風とは丸きり違う剣道をするようになったのは確かです。
最近、私が竹刀を交えさせていただいた方々はこれが私の剣風だと思っているでしょうし実際に今の私の剣道はそんな物です。
しかし、この後輩はよく見ている(@_@)
目に見える事ではなくて“気”で見ているのでしょう。
後輩は高校時代、私には絶対勝てないと思った位の気の入りようだったそうです。
それが久々に再開して“気”の抜けた稽古にがっかりしたようです。
さて、私のこの腑抜け具合はどこから来たのでしょうか…
私は剣道を続けてきた中で6年ほど剣道の稽古から離れていた時期があるブランク剣士な訳です。
そのブランクから復活した日、私が師匠に教えて頂いた様にちびっ子や後輩に指導すると…
ダメなんです…(T_T)
良いとか悪いとかではなくダメなんです。
この剣道の稽古から離れていた6年間はとてつもなく早い世の中の流れに剣道も怒涛の如く流れていたのです。
知らなかったし…分からなかった…
今は物凄い過保護な剣道です。
皆に甘い分、自分にも甘くなる。
痛そうな顔をする人には優しく打突!
突いてキレる人には気持ちよく面を打たしてあげる。
これでいいんです。
特にたまに稽古する方や出稽古に来られる方には実際これが良しなんです。
打ってぐだぐだ言われるより気分よく帰って頂いた方がいいんです。
ほとんどの剣士が井の中の蛙である事すら分からずにいるのが不思議ですが、結局は井の中の蛙同士で仲良くするのが鉄則です。
実際に竹刀の打ち合いは生死の真剣さの欠片も無いのでこれで良いんです。
竹刀と書いてどうして「しない」と呼ぶのでしょう?
こりゃぁ丸っきりの当て字で「死なない」から来ていると思われます。
竹刀での勝ち負けに重きを置くのはあまり重要な事ではなく、本当の剣道の素晴らしさは違うところにあると考えます。
最近、考えています。。。
真剣で切られた相手は痛いのだろうか?
例えば鉛筆をカッターで削っていて、何かの間違いで自分の手を切ってしまう時くらいに自分の行動に気付かない一瞬は無いと思いませんか?
この一瞬を味方に付けた時、きっと竹刀でも真剣のような鋭い切れ味を再現できるのではないかと思います。
そうしたら誰にも痛そうな顔をされることは無く、遠慮せずに斬れるのでしょうね。
後輩の一言で少し考え直すところが出て来たようです。
こんな風にごちゃごちゃ答えのない事を考えるのも剣道のおかげです。
まだまだ剣道を利用して勉強していきたいと思います。

2件のコメント

  1. そんな風潮は剣道だけではないように思います。
    会社でも最近の若い人(というと自分は若くないようにみえますが・・・)を育成していくことは年々難しくなっているように聞いています。
    昔は会社に入る以前に家庭のしつけで出来ていたようなこと(例:挨拶)が出来ないですし、親にもしかられたことがない人をしかるのはとても難しいようです。
    まあ、時代の流れにあわせてやっていかなければならないのでしょうが・・・。

  2. あおしんさま
    コメントありがとうございます。
    まさかあおしんさんからコメントが入るとは思ってもみませんでした。
    本当に家庭でのしつけは大切ですよね。
    大人は皆、自分はできていると思っているんだからしょうがないでしょうね。
    たまにはよくよく自分を見つめなおす時間が必要ですね。
    座禅っていいですよ。

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