宮崎県木材利用技術センターです。
ここは杉材の利用促進につながるような研究実験が行われている施設です。
とても面白かったですよ。
これってなんだか解ります?
これは1本の杉の集成材を四角に加工したものです。
さてさて、何に使われるのでしょう?
実は筋交いなんですよ。
通常、筋交いは柱間に斜めに突っ張りとして入れます。
この集成材の四角い筋交にすることによって窓の開口を大きくしたりできるんですよ。
今はまだ実験段階でこの工法は国からお墨付きが出ていないそうです。
多分、認可がおりるころにはどこぞのハウスメーカーと組んでおりる事でしょう。
なかなか一般には出回らないような気がします。
次に杉の集成材の大断面です。
実際に金物との組み合わせで梁や桁に使われています。
近くで見てみると本当に大きかったです(@_@)
こちらの施設の天井も変わっていました。
少し天井が垂れているのがわかりますか?
緩くカーブしています。
これはこれで想定内なんですって。
知らなかったらクレームですかね^^;
この天井の梁に使われているのがこの下の画像の集成材なんです。
中はすっからかんです。
こんなんで持つんですね。
恐るべし飫肥杉集成材の粘り!
宮崎県木材利用技術センターは杉材についての勉強にもってこいの施設です。
次回はもっと時間をとって行ってみたいと思います。
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