アメリカ広葉樹を求めて移動中

今日からは、製材工場のプライベート機にてアメリカ国内を移動します。
アメリカ国内に5ヶ所ほどの拠点は、全て200km以上離れています。
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はい。
いきなり到着しました。
ここには、ブラックチェリー、ホワイトアッシュ、
ホワイトオーク、レッドオークの板が保管されています。
各地の製材工場から集荷されて巨大な乾燥機で乾燥&養生されます。
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レッドオークの丸太です。
大きさもあり通りも良かったです。
狙ってフローリングの1枚ものが作れる丸太は1本くらいでしょうか。
なかなか難しいものなんですよ。
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製材工場内です。
広い… どこに行っても広い…
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それぞれのロットに樹種や等級などがスタンプされています。
通常は、こんな感じのスタンプなのです。
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それがFSC認証材になると…
この様な記載となります。
行き先や認証番号までスタンプされます。
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見渡した限りFSC認証材は、
全体の10%も無いのではないでしょうか…
正直大丈夫なのかFSC認証材?と思ってしまうほどです^^;
まだもう少し、アメリカ視察が続きます。

選別と乾燥の工程を見ています

今日からは、連日工場巡りです。
まずは乾燥と等級の選別作業と梱包の工場です。

一概に木材乾燥と一言で言っても
さまざまな方法や各工場での工夫が見られます。
ただ単に含水率が云々閑雲ではないことを
たくさんの方に理解してほしいものです。
ここには、レッドオーク、ホワイトオーク、ハードメイプル、
ソフトメイプル、アッシュ、ブラックチェリー、ヒッコリーなどの
板材が乾燥工程を待っています。
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ブラックチェリー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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これは初めて見た桟です。
なかなか考えられているのか?
はたまた造作材か何かのB品かな?
いずれにしても素晴しい工夫ですね。

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これまた重要な工程を行っている場所です。
養生と言われていたりします。
乾燥前と乾燥後にはここで保管されます。
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1ロットごとに様々なデータがすぐにわかるようにセットされています。
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温度計と湿度計です。
この2つで大まかな含水率が分かります。
どっちがどうなったら含水率が下がったと予想できるでしょうかね?
難しいようで実はまぁまぁ単純だったりします。
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大きな乾燥機です。
この乾燥機は作動中でも人が中に入ることができます。
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チョークとモノサシを使ってお手伝いです。

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このブラックチェリーがフローリングに加工されて日本に入ります。
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原材料としては本当に最後の検品です。
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本当に日本の裏側からお届けされます。
もっともっと大切に扱わないといけませんね。