お手軽な化学モップで無垢フローリングのお手入れをするにも注意が必要です。
一般的に化学モップの糸の色は黄色が主流ですが
特別黄色という色には機能的意味があるわけではないようです。
どんな色の化学モップでも作ることは可能なのです。
かといって、ピンクや黄金の化学モップというのも使いづらいですよね。
“ホコリを集める不思議な薬が付いている”ということが
黄色というカラーのイメージと重なって、
なぜか私たちのあたまに定着しているのかもしれません。
その塵・ホコリを集める不思議な薬“着塵剤”(チャクジンザイ)ですが、
使い方を間違えると“お掃除しているはずが逆に”という具合になってしまうのです。
着塵剤は床面に付着する、そしてホコリを呼び寄せます。
軽くなでる程度に床を拭く理由は、モップを使う際、拭く面に対して
わずかながら薬剤を残してしまう可能性があるからなのです。
モップ糸に染みこんでいる成分が、拭く際にわずかながらでも床面に
付着してしまうと、どうなってしまうのでしょうか?
拭いた面に付着した着塵剤が新たなる塵・ホコリを呼び寄せてしまう、
つまり、拭いた面がモップのようになってしまうという恐ろしいことになるのです。
ただし、これは“大げさに”ということで、実際に拭いた場所が明日になったら
塵・ホコリだらけになってしまう。なんてことはありません。
ただ、そういう二次的な原因でも塵・ホコリは集まってくる、
ということをご理解した上で化学モップを使ってください。
ですから、家中のお掃除を化学モップ一本で済ませる!!
というわけにはいかないのです。
使い方を間違えると大変なことになってしまいます。
たまに道場や体育館の無垢の床材に対してで着塵材の付いたモップを使用して、
後々黒く付いた汚れを「カビが生えた」「無垢の木は汚れがひどい」などと
言われる方も少なからず居られます。
何でも間違った使い方をしてしまうと後で問題が起こるものです。
しっかりと清掃道具の使い方も調べて購入したいものですね。
なお、使用後のモップはどこかにつるして収納してください。
糸の部分を床に付けたままにすると薬剤が染みこむ場合があります。

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こんにちは。無垢フローリング専門店「木魂(こだま)」を運営しております、株式会社五感の代表取締役です。無垢フローリングの専門家として、この業界に40年お世話になっております。今回は皆様からよくご質問をいただく「化学モップの正しい使い方と注意点」についてお答えいたします。
無垢フローリングの掃除に化学モップを使っても大丈夫ですか?
はい、お使いいただくこと自体は可能ですが、使い方には十分な注意が必要です。化学モップにはホコリを集めるための「着塵剤(ちゃくじんざい)」という薬剤が含まれており、これが天然の無垢材に対して思わぬ影響を及ぼすことがあるためです。
化学モップの「着塵剤」が床に残るとどうなるのですか?
もし着塵剤が床面に残ってしまうと、その薬剤が新たなホコリやゴミを呼び寄せてしまいます。つまり、床そのものがモップのように汚れを吸着しやすい状態になり、お掃除しているはずが逆に汚れを集めてしまうという本末転倒な事態になりかねません。
化学モップで無垢材を掃除する際の正しい掛け方はありますか?
床に薬剤が付かないように薬剤の入ってないモップやシートを使う事をお勧めします。薬剤がしみ込んでいるものを使うと必ず無垢フローリングにしみこみます。そのため、「家中のお掃除を化学モップ一本で済ませる」といった使い方はお控えください。
体育館などの無垢床が黒く汚れるのは、化学モップが原因ですか?
はい、そのようなケースは非常に多く見受けられます。道場や体育館の無垢床に薬剤付きのモップを使用し続けた結果、着塵剤によって黒くこびりついた汚れを「カビが生えた」「無垢の木は汚れがひどい」と誤解される方が少なからずいらっしゃいます。清掃道具の正しい使い方を事前に調べることが非常に大切です。
使い終わった化学モップは、どのように保管すればよいですか?
ご使用後のモップは、必ずどこかに吊るして収納してください。糸の部分を床に直置きしたままになさいますと、薬剤が大切な無垢フローリングに染み込んでしまう場合がございます。美しい床を保つためにも、保管方法にはぜひご留意くださいね。
