無垢フローリングと化学モップ

お手軽な化学モップで無垢フローリングのお手入れをするにも注意が必要です。
一般的に化学モップの糸の色は黄色が主流ですが
特別黄色という色には機能的意味があるわけではないようです。
どんな色の化学モップでも作ることは可能なのです。
かといって、ピンクや黄金の化学モップというのも使いづらいですよね。
“ホコリを集める不思議な薬が付いている”ということが
黄色というカラーのイメージと重なって、
なぜか私たちのあたまに定着しているのかもしれません。
その塵・ホコリを集める不思議な薬“着塵剤”(チャクジンザイ)ですが、
使い方を間違えると“お掃除しているはずが逆に”という具合になってしまうのです。
着塵剤は床面に付着する、そしてホコリを呼び寄せます。
軽くなでる程度に床を拭く理由は、モップを使う際、拭く面に対して
わずかながら薬剤を残してしまう可能性があるからなのです。
モップ糸に染みこんでいる成分が、拭く際にわずかながらでも床面に
付着してしまうと、どうなってしまうのでしょうか?
拭いた面に付着した着塵剤が新たなる塵・ホコリを呼び寄せてしまう、
つまり、拭いた面がモップのようになってしまうという恐ろしいことになるのです。
ただし、これは“大げさに”ということで、実際に拭いた場所が明日になったら
塵・ホコリだらけになってしまう。なんてことはありません。
ただ、そういう二次的な原因でも塵・ホコリは集まってくる、
ということをご理解した上で化学モップを使ってください。
ですから、家中のお掃除を化学モップ一本で済ませる!!
というわけにはいかないのです。
使い方を間違えると大変なことになってしまいます。
たまに道場や体育館の無垢の床材に対してで着塵材の付いたモップを使用して、
後々黒く付いた汚れを「カビが生えた」「無垢の木は汚れがひどい」などと
言われる方も少なからず居られます。
何でも間違った使い方をしてしまうと後で問題が起こるものです。
しっかりと清掃道具の使い方も調べて購入したいものですね。
なお、使用後のモップはどこかにつるして収納してください。
糸の部分を床に付けたままにすると薬剤が染みこむ場合があります。

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