L45対応マンション用の挽き板フローリング・12mm

投稿日:2015年09月12日

先日、建材試験センターにてL45マンション用防音無垢フローリングの床衝撃音試験を行いました。
数種類のテストを行いましたがどれともなかなか良い評価が得られませんでした。その中でも、一つだけなかなかの評価を得られたものがありました。L45対応挽き板フローリング・12mm厚です。表面材は現状ナラ材になりますが、ブラックウォールナットブラックチェリーハードメイプルなど様々な樹種に対応できるのは良い点だと思います。

L45マンション無垢フローリング (1)
L45マンション無垢フローリング (4)

今回、計測した床衝撃音のデータです。
なかなかの高評価だと思います。
L45対応挽き板合板防音フロアー13㎜ 
マンションの防音規定に見合った物ができても、商品として世の中に販売できるかどうかは別な話です。
同じように無垢材で12㎜厚で床材を作ってみましたが、防音に関してだけならなぁ。。。 (-_-)
これから時間をかけて感触などのテストをして行こうと思います。
L45マンション用木魂防音無垢フローリングの時にもデータ収集で2年半ほど掛かりました。その時代は、今ほどにマンションに無垢フローリングを求めているお客様も少なかったし。デーや収集も誰でもよけりゃ早いのにね。。。
例えば、戸建てで無垢フローリングを検討している人にマンション用無垢フローリングの感触を聞いてもいまいちピンと来ないだろうし。
ぼちぼちやるしかないようです。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

体育科教育2015年10月号『音が決め手のモノ』

投稿日:2015年09月11日

体育科教育2015年10月号 音が決め手のモノ
おもしろい記事が載っています。
体育科教育2015年10月
体育科教育2015年10月-2

剣道場には様々な音や声が入り交ります。
練習の始まりを示す太鼓の音や、無数の竹刀が交わり合う音、
さらには、「ター!」「ウォー!」といった威勢のよいかけ声、
打突の際の力強い踏込によって床板の音も響き渡ります。
昔ながらの剣道場には、こうした音響を文字通り
縁の下で支えるモノが床下に備え付けられています。

その正体は甕(かめ)。
現在でも、伝統的なスタイルの剣道場の床下には、
空の甕が口を上にして置かれいます。
踏み込んだ時の音は、
こうした甕の作用によって道場に響き渡る仕掛けになっています。
床下の甕による音響効果は、
もともとは能舞台の床の響きをよくするためのもので、
舞台大工たちの秘技ともされていました。
もともと能舞台は野外で行われていたために、
甕は余計な音を吸収し、
笛や太鼓、謡の声とともに足で踏む拍子を
効果的に共鳴させる音響効果として施されていました。

研究者によると、竹刀打込稽古法の普及とともに
そうした音響効果も導入されたと推測されています。
能と比較してみると、剣道での竹刀がぶつかる音を和楽器に、
かけ声は歌、足の踏込は足拍子と、
それぞれが能舞台での音と対応していることがわかります。

また、大正元年に落成した警視庁の演舞場にも
甕がしっかりと埋められていたそうです。
ひょっとしたら、辛く厳しい修行の中でも、
踏み込みの音を道場に響き渡らせることによって
気持ちよく修行に打ち込む、
そのような意図も込められていたのかもしれません。

 

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執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

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また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

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インドネシアチークの植林

投稿日:2015年09月08日

インドネシアチークの植林された森に来ています。
植林しておおよそ2年ほど経っているそうです。
私の背丈と比べても成長の早さがうかがえます。
インドネシアチーク植林1

インドネシアチーク植林3

インドネシアチーク植林6

インドネシアチーク植林4

インドネシアチーク植林5

こちらのインドネシアチークで約25年ほどだそうです。
成長がとても早いです。年輪を刻んでいる暇がないほど早いです。
インドネシアチーク植林2

インドネシアチーク植林8

インドネシアチーク植林9

インドネシアチークフローリングの原木は、直径約200mm以上の木になります。
おおよそ20年生くらいの木がフローリングの原木になります。
チーク原木1
かなり成長が早いなぁと印象を受けましたが、
チークは成長が遅いので別の成長のもっと早い樹種を植林される方が増えてきているそうです。
場所も変われば木も変わるしスピード感覚も変わりますよね。
もう少しのんびり空気が流れているのかと思いきや結構セカセカやってます。

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執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

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インドネシアチークフローリングのグレーディング作業中です

投稿日:2015年09月04日

まだまだインドネシアチークフローリングのグレーディングは続きます。
オイル塗装するとこんな感じです。
インドネシアチークフローリ
とってもきれいな杢目が現れます。
とりあえず”縞”の取り扱いは置いといてっと…
ところで同じ工場で素晴らしい技術を見せていただきました。
「トリートメント」と言うそうです。
このたくさん白太が入ったチークをトリートメント?すると・・・
インドネシアチークトリート
こうなるそうです。
トリートメント
少し着色も入るそうですが白太はほとんど分からないですね。

このトリートメントした材料は当社では取り扱いません。
白太は白太でやっていこうと思います。

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インドネシアチークの原板を天日干ししております

投稿日:2015年09月03日

今日は、工場でインドネシアチークフローリングのグレーディング作業です。
この画像に写っているのは、天日干し中のインドネシアチークです。
天日で干すことで色むらを少なくすることができます。
チーク原板天日干し4

チーク原板天日干し2

チーク原板天日干し

こちらがインドネシアチークの原木です。
チーク原木1

チーク原木2

表面にチェーンソーの跡がたくさん残っているのが不思議でした。チェーンソーで角にされるそうです。それって結構、難しいような気がするのですが…素晴らしいです。

さて、こちらが10月に日本に入ってくる予定のインドネシアチークフローリングです。
節や色、木目などを吟味しながら各グレードに分けていきます。
インドネシアチーク検品中

寸法や含水率なんかも最終チェックしていきます。
インドネシアチーク検品中2

 

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