神奈川県鎌倉市の住友林業さんの分譲地に
無垢フローリングの確認に行きました。
こちらの住宅には当社の国産無垢フローリングがたくさん使われています。
南部本栗 ・ 剣栂 ・ 南部唐松
侍浜松 ・ 伊予杉 などなど
たくさんの国産無垢フローリングが施工されます。
ちょうど伺ったときは南部本栗フローリングの施工の真っ最中でした。
各箇所には小さな紙のような物が突き刺さっています。
無垢フローリングを施工する際の注意点の1つとして
「フローリング同士を詰めて施工しない。」という事が挙げられます。
詰めすぎを防止するために
無垢フローリング同士の間にスペーサーを噛まします。
このスペサーの隙間でさえ
クレームにされるお施主様も居られると言うのだから
お施主様への事前説明はよくよくしておかないといけません。
さすが住友林業は無垢フローリング施工に
慣れていらっしゃいますね。
ちなみに突き詰め過ぎて施工すると…
*弊社商品ではございません。
無垢フローリングが空気中の水分を吸収し、
膨張して床が盛り上がってしまいます。
隙が出来るのを嫌がって詰めすぎた結果でしょうか?
隙と突き上げではどちらが生活に支障が出るのでしょうか?
ここまで盛り上がってしまうと
つまずいたりもしますし気味が悪いですね。
やはり無垢材は製品になっても生きていますので、
ある程度の変化は必ず起こします。
無垢材を使うにあたっては事前説明が非常に重要となります。
追記
下の画像は故意に無垢フローリングによる突き上げを
起こす実験動画を撮影しました。