昨日、一昨日に引き続き、「家族が気持ちの良い家造り」をブログで公開されている小林さま邸の三階ロフト部分のご紹介です。3階ロフト部分には、伊予杉フローリングをご採用いただきました。こちらも大工さんが選り分けていただいているのが直ぐにわかりました。とても無垢フローリング施工になれている大工さんなんでしょう。
伊予杉フローリングには、小林さんご自信で蜜蝋WAXを塗布されました。蜜蝋WAXの塗装の様子はこちらからご覧頂けます。
最近、引き合いが増えてきた伊予杉フローリングのよさがしみじみ分りました。初めのうちは柔らかさが気になることもありますが、節有材は特に傷は目立ちません。
子供が走り回る幼稚園とか小学校にはもってこいですね。公共施設となると表面にウレタン塗装が施されることもありますが、それでは木の持つ暖かさや優しさが失われてしまいます。
光りを表面の凹凸で乱反射してくれる蜜蝋WAX塗装は大正解ですね。なんだかこもれる場所があるっていいもんだなぁと思います。
小林さま邸は、1階に南部本栗フローリング、2階に木曽桧フローリング3階に伊予杉フローリングと全て国産材をお選びいただきました。
木材は、成長の過程で光合成を繰り返しCO2(二酸化炭素)を吸収し、O2(酸素)を排出し、燃やさない限りC(炭素)を貯蔵し続けるため、地球温暖化防止に貢献する自然素材として有効な活用が求められています。木材製品購入・利用を通じた環境への貢献度を明確にすることにより木材製品の利用拡大を図り、地球温暖化防止や森林の適正な管理につながればと思います。
今回ご紹介させていただきました小林さま邸のフローリングが貯蔵しているC値(炭素)は南部本栗フローリングが588kg、木曽桧フローリングが515kg、伊予杉フローリングが239kgとなり、床仕上げ材だけでも合計1341kgの炭素の貯蔵庫としての役割があります。この事は、地球温暖化防止にも一役買っている事になります。参考に、ほぼ杉を使った家(140㎡)では10tもの炭素をストックしてくれるそうです。
※構造材や枠材などのその他の木材の数量や大きさが分れば計算できます。
自然素材や無垢材などが住宅環境に良い影響を及ぼすことは広がりつつあります。
これからは、木材の利用が世界環境に及ぼす影響を少しづつ広げていければと思います。
小林さまご協力頂き本当にありがとうございました。
アンケートも届いておりますので公開させていただきます。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
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