愛媛の㈱大五木材・高橋社長に会いに行きました

投稿日:2010年01月06日

大五木材 高橋社長

 

 

 

 

 

福井県のエンドウ建材店さんに紹介いただいた
愛媛県松山市の㈱大五木材さんへお邪魔しました。
倉庫には建材の欠片も無いのにはびっくりしました。
本当に木材だけの倉庫でした。

愛媛県では、建材は建材屋、材木は材木屋とはっきりと分かれているそうです。
お忙しい中、高橋社長(右のスーパー笑顔の方)は
とても熱く熱く丁寧にお話をしていただきました。
これからの材木屋がどうあるべきか、小中学生に出向いての木材普及啓蒙活動、
「儲からない、儲からない…」と嘆く材木屋に誰がなろうと思うのか?
材木屋もハードではなくソフトで勝負するべきだ!などなど
本当に盛りだくさんの内容
でとても参考になるお話でした。
何十年も掛けて育てた木材を“たった○○○円”で販売するのではなく、
知恵を出し、手間を掛け適正価格で販売できる方法を材木屋は考えなければならない。
いつまでたっても産出された丸太を製材して流通にただ流しているだけでは
国産材の普及は愚か、国内の森林の整備すら儘ならない。
もっと考えて「儲かってまんねん」と後輩に夢を与えれるようになりたいですね。
短い面談でしたが、本当に濃いぃ勉強時間でした。ありがとうございました。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

愛媛県の製材所にて

投稿日:2010年01月04日

今年から新たに始まるプロジェクトの
打ち合わせに愛媛県まで来ています。
新年早々の打ち合わせですが皆さん真剣そのものでした。

なるべく製造現場と施工現場の両方で
打ち合わせができれば最高ですね。

桧・杉・槙・栓・桜・ヒバなどなど
たくさんの樹種が揃う四国は可能性が満載です。

今後の四国の山々に期待満載です!やったるでぇ~(^^)v
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2010年の年始は製材所を巡り四国を一周する予定です。
無垢フローリングショールームゆらぎは1月10日より通常営業します。
必ずご予約の上、ご来場いただきますようにお願い致します。

 

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

ずいぶん見ていないなぁ

投稿日:2009年12月29日

子供の頃には家の軒下などでよく見つけていたのですが、
最近は見なくなったドロのかたまり。
発見次第に棒で突っついて潰していたものです…
背が高くなって視線が変わったのが原因なのかどうなのか。
ドロバチの巣

 

 

 

 

 

 

 

この泥のかたまりみたいな物は蜂の巣なのです。
先日、読んだ「リンゴが教えてくれたこと」にも益虫として
ドロバチやトックリバチが登場していました。
蜂と言えば顔付きから凶暴な感じがしますが、益虫として考えられる事も多い様です。
いやいや、害虫と考えるより人間にとっては益虫そのものと言っても過言ではないはず。
代表的な蜂の益虫としては、ミツバチが挙げられます。
蜂蜜を集めたり、授粉のお手伝いをしたりします。
この蜂さんたち、実は私達材木商にとっても非常にありがたい虫さんなのです。
ドロバチ

 

 

 

 

 

 

材木屋さんは倉庫や製材所などで見かけられた事があるかもしれません。
なんでそんな蜂の巣が材木屋にとって益虫となるのでしょうか?
ドロバチさんやトックリバチさんは、自分達の巣に色々な昆虫の幼虫を持ち帰り、
そこに卵を産み付けます。
孵化した蜂の子は親蜂が持ち帰った幼虫を食べてすくすくと育ちます。
木材は、製材してから何年もの間、材木屋の倉庫で自然乾燥させることがあります。
もちろん最初は、生きている木を伐採して製材する訳ですから
虫さん達にとっては、新鮮そのものと言うことになります。
その木の中には、虫さんが宿っています。
と、言うよりも虫さん達の家を人間の都合で伐採して木材にしてしまうのです。
なので虫さんがいてもガッカリせずに逆にスミマセン…なのです。
虫さん

 

 

 

 

↑木の中にいた虫さんです
製材後、材木屋の倉庫で自然乾燥している間に、虫さん達は何をしているのか???
ムシャムシャと新鮮な木を食べています。
もちろん材木には、ニョロニョロと虫が木を食べた痕跡も残ります。
一般的には、材木の価値は下がりますが、海外では「ワーミーグレード」として
高値で売買されることもあるそうです。
ここで薬剤でもバラ撒けば虫も殺せるのでしょうが
薬剤はバラ撒く人間にも悪影響を及ぼしかねません。それはいけません。
そこで登場するのがドロバチくん達です!(色んな種類の益蜂がいるみたいです)
材木屋にとってのドロバチくん達は、カミキリムシ等が木材に卵を産みつけた
虫穴から中に入り、カミキリムシ等の幼虫を自分達の巣に持って帰ってくれるのです。
こんな作業は人間には到底無理な事ですが、ドロバチくん達はせっせと働いてくれます。
ドロバチ

 

 

 

 

そう思うとなんだか急に蜂さんがカッコ良く見えてきたりします。
子供の頃、巣を棒でツンツンして潰したドロバチさんゴメンナサイ。。。
とても良い蜂さんだったのね。
しかし、今となってはドロバチさんやトックリバチさんの巣すら見付け難くなりました。
材木屋さんも扱う品物が変化したり、人工乾燥技術が発達したりして自然乾燥も
少なくなってきているようです。
虫が住み難くなるってのは多少なりとも人間にも影響があるのかもしれません。
人間も自然の一部であるということをしっかりと自覚しなくてはいけません。
虫穴が有るから「使えない」と嘆くのではなく、どうやったら上手に自分達の家に
使えるのかを考えるのも、木材という自然素材を扱う業者の役目とも言えるでしょう。
その木材は、元々虫さんの家だったわけですから。。。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

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国産材使用、公共建築物で義務付け=森林整備へ新法制定-林野庁

投稿日:2009年12月28日

林野庁は28日、国の建築物への国産木材使用を
関係省庁などに義務付ける新法を制定する方針を固めた。
庁舎など約2万施設を対象に、建て替えなどの際、建築材や内装材に
一定量の国産材使用を求める。
林業振興とともに、木材利用の拡大により間伐を促進し、
二酸化炭素(CO2)吸収源となる森林の整備を図る。
自治体にも地域産木材の利用を増やすよう努力義務を課す方向で検討している。
新法は来年の通常国会に提出する。
同庁では、国が率先して国産木材を使うことで民間への波及を狙い、
国内林業の再生と雇用拡大にもつなげたい考えだ。
林野庁の決定はとてもうれしいです(^^)
木材の使い方は今と昔では相当に変化しています。
日本人の生活や価値観を少し改善しなくてはいけないかもしれませんね。

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執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

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「吉野家」建築に秋田杉

投稿日:2009年12月27日

「間伐材で低コスト、環境も配慮」されているそうです。
吉野家に秋田杉

 

 

 

 

お箸も秋田杉の割り箸なのでしょうかね。
最近は「間伐材=安価」なイメージが定着しそうです。もう定着したかな?
あまり良い流れではないと思います。
特にデフレと言われている今の時期には要注意ですね。
なぜ、間伐材を使わなければならないのか?を知ってもらえるようにしなければ。
環境と安価は別なお話になると思うんだけどなぁ…^^;難しいですね。

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執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

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