『杉材は、柔らかくて弱いですよね。』セリフの様によく聞きます。
確かにそうかも知れませんが一概には言えないようです。
上の画像の3枚は。色や年輪の厚さや数がそれぞれ違いますね。
お菓子のバームクーヘンに近いかもしれません。
層を分厚く作ると早く丸くなるけど食感が・・・だったり
うすーく何層にもすると硬くなり過ぎたり・・・
赤松でも同じことです。
木は、「俺って強いぜ!」「腰があるぜ!」などなど
全く何も言っていないのに
人間が勝手に数値をつけて決め付けるのは危険です。
私だったら隣の人と同じだと言われたら、
色々違うところも言えますよ。
決して木が悪いわけではございません。
使い方次第だと思います。
非常に難しいので材木屋さんに聞くことをお勧めします。
材木屋も1件ではダメですね。
何件かに聞くことをお勧めします。
聞きたいけど時間が無い・・・
コレは住宅造りの計画から失敗です。
ある程度時間を掛けた住宅造り計画を心掛けましょう。
同じ樹種でも違いは歴然
投稿日:2011年11月01日
前田 英樹
木材コンシェルジュ
執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)
前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。
また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。
FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。
株式会社五感 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/