令和4年度 第 2 回連携型輸出取組実施成果発表会にて発表しました

投稿日:2023年03月23日

 

企業連携型木材製品輸出促進モデル・実証的な輸出取組について

第2回連携型輸出取組審査選定委員会(実施結果発表会)と 企業連携型木材製品輸出促進モデル・実証的な輸出取組実施成果報告会に行ってまいりました。

思いもよらず大好評でした。同じ取り組みを実施しておられる別グループの方からも「お宅のグループが一番面白かった」とお褒めの言葉をいただきました。また、発表会終了後には、たくさんの方と名刺交換させていただきました。

『杉大径木の高付加価値での有効活用について』はかなり好評でした。全国どこでも大径木を切り出すだけでも大変ですし、大切に育てられた大きな杉をチップ価格が高いからチップにするなんてもったいないどころの話ではないですよね。成長に年月がかかった分、手入れに手間がかかった分、伐り出しに手間がかかった分、運搬に手間がかかった分、製材や乾燥に手間がかかった分などそれらを含み、高付加価値木材として販売できる仕組みができればと思っています。

それには、その木の特徴を最大限に見出し、その特徴を捉え、最大限に活用できる場所や機会を見つけ、そこへ丁寧に説明することで高い満足度で有効活用していただく。これも木材流通業の大きな役割の一つではないのかな?と考えています。

ただ単に、剣道場床材や杉材を販売するのではなく、武道文化と林業文化の両方を織り交ぜ、『日本の文化』としてこれからも弾性剣道場床を世界に発信していこうと思います。

 

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

アメリカに木材の視察と剣道場のニーズ調査に行ってきました

投稿日:2022年09月01日
2022年米国
2022年米国

令和4年度木材製品輸出拡大実行戦略推進事業の一環として農林水産省と経済産業省から支援を受け、アメリカのシカゴ、ラスベガス、ロサンゼルスに木材の視察と剣道場床の普及に行ってまいりました。

今回は、木材も剣道場床も剣道関係者の方々に大変お世話になりました。

シカゴでは、現地剣友会で現状の剣道稽古環境調査とニーズアンケートを実施。稽古にも参加させてただき、現在の剣道場床事情を実際に体感させていただきました。その後、現地の材木屋さんと工具屋さんx2件、THE HOME DEPO(ザ・ホームデポ)を見学。大変恐縮ではございますが、こちらではシカゴ在住の先輩剣士の方に全てご案内いただきました。

ラスベガスでは、全米剣道連盟のサマーキャンプにミニチュアの剣道場床を持ち込んで感応調査アンケートを行いました。2年ほどコロナで中止となっていたこともあり、今回は300人もの参加者で大盛況でした。まだ集計が終わっていませんが、全米剣道連盟の先生方の協力を得て、半数くらいの剣士にはアンケートにお答えいただけたのではないかと思います。また、サマーキャンプ中だけでも実際に剣道場床を検討されていると相談を受けたのはおおよそ10件ありました。なんと、とある州の名誉領事さんも剣道の修行に励んでおられ「私の州に剣道場を作りに来てくれるのか?」とも相談をお受け致しました。

ロサンゼルスでは、日本総領事館、JETROに訪問し日本産木材の可能性について熱くお話しさせていただきました。領事さんが農林水産省の方でしたので今回の取り組みについてスムーズにお話しすることができました。その後、リトル東京のTerasaki Budokanを見学。現地の剣友会・Long Beach Kendo Dojoでも道場視察とアンケート調査にご協力いただきました。Long Beach Kendo Dojoでは、稽古にも参加させていただきアメリカの剣道道場床事情を実際に体感することができました。

3都市全てにおいて在米剣士の方々にご協力いただき、想定よりもはるかにスムーズな調査と普及活動となりました。全米剣道連盟の先生方には大変感謝いたします。
また、日本からも後方支援いただいたたくさんの先生方にも御礼申し上げます。どこに行っても「○○先生から聞いてるよ!」「なんでも遠慮なく言ってよ!」と駆け寄ってきていただけました。とっても心強かったです!ありがとうございました。

今後、私たちはアメリカでも日本産木材を使用した日本式の剣道場床の普及に努めます。来年、再来年はアメリカを中心に活動し、その後はヨーロッパに普及活動に行こうと思っております。世界中の剣士の皆さま、今後ともどうぞご支援いただきますようお願い申し上げます。

 

そして、今までは木材を輸入することが多かった日本ですが、政府は輸出にも力を注いでいくようです。国産木材を扱う木材業者にとっては大きなチャンスだと思います。日本国内では、国産木材関係の新しいビジネスモデルがいくつも立ち上がりますが、ふたを開けると中間流通を省いての安売り合戦だったり、いつの間にか異業種になっていたりしていることが多いのが現実です。
山に利益を還元しようとすると木材を見極め、価値を見出し、適正価格で木材を販売する。これはいつの時代でも不変だと思います。どこかに無理が掛かるような販売方法は続きません。しかし、これが非常に面倒くさくて難しいのです。

日々、あまり気にも留めていないかもしれませんが、山が荒れると川の水もどんどん汚れていきます。美味しいお水が飲めなくなります。なるべく山を更新させて綺麗な川で遊べる日々を過ごしたいものです。そのためにも自分自身で山に出向いて現状を知り、国産木材の活用がいかに日本にとって有効なのか、少しでも川下に伝える役割ができればと思っております。
だからと言って私は国産材ばかりを勧める訳ではございません。それはこの問題が世界中どこに行っても同じだからです。要は適切な植林と伐採を繰り返すことが重要なんだと思います。
木と人間とでは、時間の進み具合が少し異なります。ほとんどの場合、人間は自分達より先輩にあたる樹木を伐採し木材にして活用します。その場でじっと何十年も何百年も成長してきた樹木を使わせてもらっている方なんです。世界中どこの木でもありがたく使わせていただかなくてはいけません。そう考えると紙や木材の見方や扱いが今までと少し変わってくるかもしれませんね。

 

 

ちなみにアメリカの街中では9割以上の人がマスクを着けておりませんでした。剣道のサマーキャンプやそれぞれの稽古時には、連盟の指示に従ってマスクなどを装着していました。街中では、本当にマスクをつけていたら目立ちます。テレビでもCOVID-19の感染者数などのニュースは見ることがありませんでした。具合が悪かったら家で寝てるのかな?日本とアメリカの違いはあからさまでした。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

PEFCロシアのウクライナ侵攻に伴いロシア及びベラルーシからの木材 は 「紛争木材」

投稿日:2022年03月08日

ロシアのウクライナ侵攻に伴いロシアとベラルーシの木材の
取り扱いについてご案内させて頂きます。

PEFC本部より「紛争木材」の取扱いについて連絡を受けました。
こちらからダウンロードして内容をご確認下さい。

 

解釈の実行について
1.本解釈はいつから有効か?
2.企業は実際この解釈をどのように実行したらよいのか?
3.2022年3月2日以前のロシアとベラルーシを起源とする木材はどうなのか?
4.「紛争木材」は、木材だけに適用されるのか、それとも他の森林外樹木産品にも適用されるか?
5.解釈は、PEFC認証原材料とPEFC管理材原材料の両方に適用されるのか?
6.解釈は、PEFC COC ST 2002:2020とPEFC COC ST 2002:2013の両方に適用されるのか?

一般的な質問
1.ウクライナ侵攻に対するPEFCの対応如何?
2.ロシアとベラルーシの木材に関するPEFCの解釈の理論的根拠は何か?
3.PEFCは紛争材をどのように定義しているか?
4.この解釈は、PEFC ST 2002:2020に対して認証された企業にのみ適用されるのか、それともPEFC ST 2002:2013に対して認証された企業にも適用されるのか?
5. PEFCは国連総会による将来の決議をどのように扱うのか?
6.PEFCは、ウクライナで影響を受けた同僚をどのようにサポートしているのか?

ロシアとベラルーシにおけるPEFC認証林と認証企業
1.ロシアとベラルーシのPEFC認証森林面積はどのくらいか?
2.ロシアとベラルーシでPEFC認証を取得している企業はいくつあるか?

 

解釈の実行について

1.本解釈はいつから有効か?

本解釈は、第11回緊急特別会合の国連総会決議A / ES-11 / L.1(2022年3月2日)「ウクライナに対する侵略」の投票の結果が判明した日時である2022年3月2日米国東部標準時午前11:55から有効です。

2.企業は実際この解釈をどのように実行したらよいのか?

2022年3月2日米国東部標準時午前11時55分以降にPEFCのDDSが適用されたロシアとベラルーシを起源とする原料は、「紛争木材」と見なされ、問題のある出処となる。したがって、PEFCのCOCにおいてPEFC認証材またはPEFC管理材のいずれとしても使用することはできない。

3.2022年3月2日以前のロシアとベラルーシを起源とする木材はどうなのか?

2022年3月2日米国東部標準時間11:55以前にPEFCのDDSが適用され、その結果「極小リスク」とされたロシアとベラルーシを起源とする原料は使用可能であり、市場に出荷可能である。

例:

・期限前にDDSが適用され、期限後に森林から製材所に輸送されたロシアまたはベラルーシの木材については、PEFC主張が可能である。

・ロシアまたはベラルーシからの木材で、この2か国、あるいはこれらの国以外で保管されているもので、DDSが適用されていないものについては、「紛争木材」と見なされ、使用できない。

4.「紛争木材」は、木材だけに適用されるのか、それとも他の森林外樹木産品にも適用されるか?

この解釈は、すべての森林および森林外樹木産品の原材料と製品に適用される。 簡潔にするために、このFOQでは「木材」と言及しているが、「森林および森林外樹木産品」のことである。

5.解釈は、PEFC認証原材料とPEFC管理材原材料の両方に適用されるのか?

この解釈は、PEFCのCOC過程に入るすべての原材料に適用されるため、 PEFC認証材と管理材 の両方が対象となる。

6.解釈は、PEFC COC ST 2002:2020とPEFC COC ST 2002:2013の両方に適用されるのか?

この解釈は、PEFC Chain of Custody ST 2002:2020およびPEFC Chain of Custody ST 2002:2013のいずれかの認証を取得している企業に適用される。

 

 

一般的な質問

1.ウクライナ侵攻に対するPEFCの対応如何?

ロシアとベラルーシを起源とするすべての材木は「紛争材」であるため、PEFC認証製品には使用できないとしたところ。これは、占領下のウクライナの領土を起源とするすべての木材にも適用される。 PEFCは引き続き状況を監視し、必要に応じて追加の措置を検討する。

2.ロシアとベラルーシの木材に関するPEFCの解釈の理論的根拠は何か?

ロシアとベラルーシの木材が「紛争木材」に分類されるという解釈は、PEFCのCOC認証の完全性を保護するために、第11回緊急特別セッション中の国連総会決議A / ES-11 / L.1(2022年3月2日)「ウクライナに対する侵攻」に基づいている。

これは、PEFCに対する利害関係者からの要求を踏まえ、市場における取扱の明確化を行うため、PEFCメンバーと緊密に協議のもとなされたものである。

3.PEFCは紛争材をどのように定義しているか?

PEFCは、PEFC ST 2002の枠組みの中で、「紛争木材」を次のように定義している。

「COC のいずれかの時点で、武装集団(反乱軍であるか通常兵士であるかを問わない)、あるいは、武力紛争に関与する文民政権またはその代表者によって取引された木材であり、その目的が紛争の永続化または個人的な利益のために紛争状態を利用することにある場合。(・・・) 紛争木材は必ずしも「違法」であるとは限らない。」木材採取自体が紛争の直接の原因になっていることがある。

4.この解釈は、PEFC ST 2002:2020に対して認証された企業にのみ適用されるのか、それともPEFC ST 2002:2013に対して認証された企業にも適用されるのか?

PEFC COC ST 2002:2020とPEFC COC ST 2002:2013の両方に適用される。

5. PEFCは国連総会による将来の決議をどのように扱うのか?

PEFCは、国連総会の緊急会合で採択される将来の決議に対しても同様の対応を行う。

6.PEFCは、ウクライナで影響を受けた同僚をどのようにサポートしているのか?

PEFCは、PEFCウクライナの同僚と継続的に連絡を取り合っており、うれしいことに彼らは今のところ安全でいる。私たちは、この前例のない状況で必要な支援と援助を提供する準備ができている。

 


ロシアとベラルーシにおけるPEFC認証林と認証企業

1.ロシアとベラルーシのPEFC認証森林面積はどのくらいか?

2021年12月31日の時点で、ロシアの31,976,108ヘクタールの森林とベラルーシの9,022,400ヘクタールの森林がPEFC認証を受けています。これは、世界のPEFC認証面積328,464,110ヘクタールの12.5%に相当する。

2.ロシアとベラルーシでPEFC認証を取得している企業はいくつあるか?

2021年12月31日の時点で、ロシアの104社とベラルーシの110社がPEFCのCOC認証を受けている。これは、世界のPEFC COC認証企業全体12,671の1.7%に相当する。

 

さらに詳しい情報ご不明な点がある場合や詳細情報が必要な場合は、conflict-timber@pefc.orgまでご連絡ください。

 

 

 

FSC認証材の取り扱いははどうなるのか気がかりです。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

今のところ南部本栗無垢フローリングの原木は潤沢にございます。

投稿日:2021年11月20日

南部本栗無垢フローリングの原木です。国産の栗の原木は、今のところ潤沢にあり集材に困ることはありません。家の土台や鉄道の枕木など栗(クリ)フローリングの他にも用途はたくさんございます。当社でも国産栗フローリングは75mm巾の狭いUNIタイプから150mm巾の乱尺タイプまで様々なグレードをご用意いたしております。こちらでも巨大な丸太は名古屋城の再建築工事に持っていくとのことでした。

南部本栗フローリングの原木
南部本栗フローリングの原木

 

南部本栗フローリングの原木
南部本栗フローリングの原木

 

南部本栗フローリングの原木
南部本栗フローリングの原木

 

これにて東北視察終了です。たくさん産地の方々とお話ができてよかったです。これからもどんどん国産無垢フローリングを提案しようと思います。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

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剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

CLTを多用した日刊木材新聞社の社屋がとってもカッコいい

投稿日:2021年09月10日

偶然通りがかった道沿いに素敵な建物があるなぁと思って通り過ぎようとしたら、お世話になっている日刊木材新聞社の社屋でした。ぐるっと回って引き返して立ち寄ってみました。ご丁寧に社内まで案内していただきました。昨年、新築されたばかりだそうです。素敵な木のデザインとCLTの可能性ってすごいなぁと感心するばかりでした。こんなオフィスで仕事できればうれしいですね。素晴らしい!

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

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