2019年3月13日 日刊木材新聞で木魂防音無垢フローリングをご紹介いただきました

2019/3/13 日刊木材新聞

2019/3/13 日刊木材新聞

マンションリノベーションで高い関心

木魂防音無垢フローリングシリーズが好評  五感

ムクフローリングショールーム「ゆらぎ」、ムクフローリング専門サイト「木魂」を運営する五感(東京都、前田英樹社長)が開発、販売を行う木魂防音無垢フローリングが、近年のマンションリノベーション需要の増加もあり、利用が高まっている。

木魂防音無垢フローリングには、ムクと挽き板直張りフローリングの2種類の製品が開発されている。

木魂防音無垢フローリングは、マンション防音規定 LL45対応。厚さ26㍉(ムクフローリング15+ 防音材11㍉)の直張りムクフローリング。今までマンションにムクフローリングを採用する際には、防音マットを敷いたり二重床構造にしたりするなど、防音下地の施工だけでもかなりの金額的負担と工期が掛かっていたが、同フローリングは防音マットや二重床が必要なく、通常の直張りフロアと同様に、 コンクリートスラブの上にボンドで圧着していくだけの施工で済む。

これに対し、床暖房への対応を求める声に応えたのが挽き板直張りフローリング。同製品は、フローリング表面に厚さ2㍉の挽き板に、針葉樹合板を台板、収音材を付け、12㍉厚で完成された。表面ムク板が2㍉あるため、傷が付いても合板が見えにくく、ムクフローリングに極限に近づけた商品となっている。厚さを12㍉としたことで、リノベーションで必要とされるその他の建具との高さ合わせなどの手間が省ける。同フローリングでも床下地に防音遮音用の二重床や防音マットが不要。特殊な加工で、スラブに直張りが可能なL45の性能を担保している。床暖房に関しては、給湯温度60度±2.5度、表面温度32度±2度で低温水式床暖房直張り試験に合格している。加えて、無塗装、UVウレタン、オイル、ガラス塗装など様々な塗装要望に対応。オイル、ガラス塗装を使用すれば、のちのちのメンテナンスが必要となるものの、ムクフローリングと同様に経年変化により味わい深い木味が増す。

マンションリノベーションを意識し、第三者機関で遮音等級L45を測定したデータ書類を用意。マンションの管理組合などへのデータ提出も容易だ。

前田社長は現在の傾向について「当社のショールームが、東京にあることもあって慎重に選ぶ顧客には好評。実際にフローリングに触れて選び、自分の生活スタイルにあった配色、樹種、性能で木魂防音無垢フローリングを選んでいる。今後は内装材やデッキ材などの組みあわせも含めて提供していきたい」と語る。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 公式サイト: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)