
冬休みに剣道場のメンテナンスを行う方が多い様で剣道場の床メンテナンスについてのお問い合わせをたくさんいただいております。
なかでも現状ウレタン塗装の道場を表面研磨して無塗装やオイル塗装仕上に変更される場合の相談です。
主には、『オイル塗装にする場合の最終仕上げサンディング番手を教えてください。』と言う質問がほとんどです。この質問返答自体はすぐに返答します。
そもそもフローリングの表面研磨に対応可能な床材かどうかも確認しなくてはいけません。
研磨自体は業者に頼めば簡単にできるのですが、その後が心配なのです。
当社の剣道場床専用オイルを紹介しているページには筑波大学や日本体育大学の剣道場が紹介されていますがそれぞれ元々がオイル塗装前提の仕様であったり研磨に対応できる床仕上げ構造であったりする訳でウレタン塗装有りきの作りにはなっていません。
あまり容易に現況のウレタン塗装を剥がして無塗装やオイル塗装などと考えてしまうと後々大きな事故につながるかもしれませんのでご注意ください。
剣道場床のウレタン塗装に関するよくあるご質問
剣道場の床に塗られたウレタン塗装を剥がすことは可能ですか?
はい、床削り出し(サンディング)工法によって剥がすことが可能です。ウレタン塗装が残っていると、剣道特有の「足さばき」や「踏み込み」に悪影響を及ぼすため、表面を薄く削り取って無垢の木肌を露出させるメンテナンスを勧められることがあります。
なぜ剣道場ではウレタン塗装を剥がしたほうが良いのでしょうか?
ウレタン塗装は表面を樹脂の膜で覆ってしまうため、摩擦で足裏の皮が捲れたり、汗で濡れると滑りやすく転倒の危険が高まることがあります。塗装を剥がして剣道場床専用オイルを塗布して、適度な足止まりと滑りを両立させ、怪我の防止に繋がります。
ウレタン塗装を剥がした後、新たにワックスを塗っても良いですか?
一般的な化学ワックスの使用はおすすめしません。剣道場には、適度な摩擦が必要だからです。塗装を剥がした後は、木材本来の質感を活かすか、専門家が推奨する専用の剣道場床専用オイルを使用し、剣士の足裏を保護する環境を整えるのが理想です。
床を削って塗装を剥がすと、床板が薄くなりすぎませんか?
サンディングで削る厚さは2ミリ程度だと言われています。フローリングの雌サネ凹部分が薄くなり割れやすくなります。ササクレの原因となりますので注意が必要です。
ウレタン塗装の改修時期はいつですか?
使用状況にもよりますが、おおよそ10年だと言われています。ウレタン塗装の床材は、基本的にウレタン塗装ありきで製造されていますので、無塗装やオイル塗装での仕様には不向きです。

