シルキーメイプルフローリングの1枚物に
リボスカルデットホワイトオイルとMOKUTOを塗布しました。
シルキーメイプル、ジャーマンメイプル、シベリアンバーチなど
木肌の明るい樹種にクリアーオイルを塗布しても
若干ですがオイルの黄色味を拾ってしまいます。
また、毎年のメンテナンスで蜜蝋ワックスを塗布するにしても
蜜蝋ワックスも若干黄色いです…
薄い黄色に黄色を塗り重ねていく事になります。
せっかく清潔感のある明るい色で検討していたにもかかわらず実際のクリアーオイルでは黄変(おうへん)して思っていた色にならなかった
という方も少なからずいらっしゃるかと思います。
そんな時には、リボス社のカルデット・202ホワイトオイルをお勧めしております。
無塗装の見た目をなるべく残したいといったお客様も当然ですが少しだけフローリングの節や色むらを目立ちにくくして、お部屋を優しい雰囲気に仕上げたい方にもお勧めです。
たくさんのメーカーからホワイトオイルが販売されていますが様々なオイルを試した見た結果、より自然に明るく清潔感のあるホワイトがコレでした。
以下の画像は、どれともリボス社のカルデットホワイトオイル塗装です。
イングリッシュオークEO-06にリボス社のカルデット・202ホワイトオイル塗装
シルキーメイプルSM-25にリボス社のカルデット・202ホワイトオイル塗装
イングリッシュオークEO-04にリボス社のカルデット・202ホワイトオイル塗装
今回は、リボスカルデット・ホワイトオイルにガラス塗料・MOKUTOを塗布
オイル塗装の上にMOKUTOが入るのか気になりますが、とても綺麗に仕上がります。
ガラスと聞けば、何だか冷たくピカッとした印象を受けがちですがMOKUTOは木肌の質感を損なうことなく防水・防汚効果が期待できます。
MOKUTOは、無色透明なので色合いを気にする事なく塗布できます。
通常のクリアーオイルよりは少し割高ですが、毎年のメンテナンスの事を考えると一概にMOKUTOは高いと言い切れません。
また、自然素材にこだわるという事でオイル塗装を選ばれる方もいらっしゃいますがオイルにもイソアリファーテ、ホワイトスピリット、イソパラフィンなどの溶剤が多少含まれる事がほとんどです。
100%自然素材のオイルもあるようですが、これはこれで少し問題でまれに漆(ウルシ)にまけたような症状が出る場合もあるそうです。
まぁ、単純に石油も自然素材であり、精製技術が発達したと思えば良いと思うのですが…
フローリングの塗装一つとっても家づくりの一部です。
家造りには時間が掛かります。
どこからどこまでが家造りと言えるのかは分かりませんので切りが有りません。
とにかく時間が掛かるので気合を入れて取り組まなければいけませんね!