無垢フローリングを施工するときには、
フローリング同士の間にクリアランス(隙間)を設けなければいけません。
この事は当社の無垢フローリングに限らずほぼ全てのメーカーが指示を出しています。
無垢のフローリングは『反る』と言われますが、
それも施工する大工さんによってかなり違いが出ますし
『反る』という言葉の解釈によっても大きく異なります。
たった0.数ミリのクリアランスですが、それが無いとどうなるのか?
パッと見は普通の廊下に無垢フローリングを施工したように見えますね。
ところが・・・
扉を開いてみると、扉が床に当たって途中までしか開きません。
床が浮いて扉の最下部が引っかかっています。
お部屋の端っこはかなり浮いてしまっています。
スピーカーが傾くほど床が浮き上がっています。
無垢のフローリングは、元々隙間を開けて施工するものなので
ある程度の隙間についてはご了承いただかなくてはいけません。
また、施工者が「無垢フローリングを施工したことが無い」とか「施工に自信が無い」
などと言う業者さんは避けたほうが無難です。
もちろん施工になれた親方が付きっ切りで指導されるということなら話は別ですが
施工業者さんにもよく確認しておくべきところです。
ある程度の反り・割れ・曲がりを了承していただいてお使いいただくことで
石油製品に包まれた現代の息苦しい住空間から解放されます。
住んだ人だけがわかる自然素材に包まれた住空間の心地よさ。
しかし、設計、施工、商品ともにじっくりと時間を掛けて吟味しなくてはいけません。
長年そこに住む方はお施主さまご自身です。
住宅計画は絶対に急いではいけません。
年末に差し掛かり誰もがセカセカする時期になりましたが、
住宅計画は焦らずじっくりと考えてみましょう。
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