国産広葉樹の蓄積量について

秋田さきがけ新聞にこんな記事より

日本の森林面積　　　　　　　　　　　　２５，０００千ha（ヘクタール）＝国土面積の約2/3
日本の森林蓄積量　　　　　　　　　　　３，４８０，０００千㎥（３４億８千万㎥）
生長量　　　　　　　　　　　　　　　　　　７０，０００千㎥（７千万㎥）
生長率　　　　　　　　　　　　　　　　　　２％程度/年
秋田の広葉樹林の森林面積　　　　　400千ha
秋田の広葉樹林の森林蓄積量　　　　５５，６８０千㎥
２００９年の秋田の広葉樹の素材生産量　　88千㎥
素材生産比率　　　　　　　　　　　　　　　0.158％
少し古い資料との組合せだったり、都道府県の森林蓄積量を同じに見立てた上での数字なので
正確さには欠ける計算ではありますが、それでも生長率よりもかなり少ない量しか
伐採していないことはいえるかと思います。
日本の広葉樹は1/3の蓄積量を占め、その数は１１億５千万㎥にもなります。
立木は、伐採された後溶剤とパルプや燃料用として別れていきます。
用材は家具などに使われますが、生長率２％の範囲内の伐採で、
用材分全てを無垢フローリングにした場合、
１３８０万坪分の広葉樹フローリングができる計算です。
１棟２０坪使用された場合で年間６９万棟分が生長率の範囲内でまかなえることになります。
日本の広葉樹は現状のニーズから比べたら決して少ないとはいえないと思います。