台湾にある武徳殿の修復報告書が手に入りました。
『高雄市市定古蹟武德殿修復工程工作報告書』となっています。
内容はと言うと…
中国語で書かれているので全く分らん(T_T)
と思ったら何となく理解できますね。
実は、この文は中国語とも少し違うらしい(-_-;)
床構造材はもちろんですが、それぞれの建具や瓦に至るまで
様々な部材が細かなところまで調査されています。
これは床材の構造図です。スプリング仕様となっています。
床材はと言うと『越檜』と書かれています。
『越檜』を調べると『ラオスヒノキ』になるそうです。
たぶん世界中で現存している
武徳殿の床では最高級の床となるでしょう。
台湾としての歴史が薄い事があってなのでしょうか。
歴史的な建物等は、
日本で言う指定文化財扱いの物が多いようです。
武徳殿に限っては日本でも
ここまで大切に扱われていないのが現実です。
日本のほとんどの武徳殿は、それほど保存状況も良くなく、
中には解体待ちの物もいくつかあります。
日本でもできる限り歴史のある建物は保存したい物です。
こんなところでも国の勢いの差が出ているのでしょうか。
今一度、日本は地固めをしっかりと
しなくてはいけない時期なのかもしれません。
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