『安い』と「お買い得」とは違いますよね

・お施主さまが山まで行って木材を購入する。
・流通をカットした分で安く販売する。
どちらも労力を必要とする方法です。
しかし、よくよく考えてみてください。
他の山や他の製材所の木材をご覧になられましたか？
多数ある販売者の商品を比較されましたか？
上記２点のそのほとんどは安く買えた気がしているだけ
と言うことが多いはずです。
実際の商品にお買い得感が得られたのかとは別です。
例えば、近所の木が使いたいから少々価格が高くてもそちらを使う。
こりゃ別です。
ほとんどの方が山や製材所の
迫力に圧倒されて１回見たくらいで決めてしまう。
同じ産地でも製材所によって扱う材は全く違います。
これでは山に見学に行く価値が無いですね。
製品市場で様々な地域の製品を見せてもらう方が
よっぽど勉強になります。
高級材は特に世界中どこへ行っても価格は崩れません。
そりゃそうですよね。
売るほうは高く買ってくれるところに売りますから。
よくよく考えれば誰でもわかることです。
色々な物を数多く見て長く使える住宅部材を選ぶことが重要です。
たまには例外があるかも知れませんが、
安物使えば安普請になるのが普通です。