こんがらがっています…(T_T)

魚梁瀬杉 ヤナセスギ

 

 

 

 

 

 

 

 

最近、とてもこんがらがっています。
とても簡単なことでコンガラガッテイマス。
それは、杉が強いのか弱いのかと言う質問が
多いことにこんがらがっています。。。
強い弱いをどのように解釈するかでも答えは変わってきます。
また、杉の部位や製材方法、乾燥方法、
製品の状態などでもこれまた変わってきます。
『赤身の部分は強い!』とはよく言いますが、
どの部分に使ったら強いのか?
「白太は弱いのです!!」とも言われますが一概には言えません。
はたまた床面使用時の表面磨耗の話なのか?
構造の梁に使うのか?
土台に使うのか?
フローリングに使った場合にはじめのうちは軟らかいけれど、
住宅に入居して数年後の表面高度は本当に軟らかいのか?
調べていくうちに木材は絶対に物理学の話になってきます。
と思ったら、リグニンやセルロースは何で結合しているのか?
と言った化学の話に…
乾燥によってタンパク質はどのように変化して、
どの様な影響を及ぼすのか?
細胞壁孔がオープンとクローズではどんな違いが有るのか?
当り前のように言われている
「○○部分は油分が多いから云々」と言う事に
疑問がわいてきたりと…
簡単に杉が弱いとは言えません。
使用箇所や乾燥・加工方法で全く違う解釈になります。
しっかりと使用箇所や目的をお伺いしたうえで
木材を勧めなくてはいけません。
木材は、簡単に語ることはできないようです。
歴史や経験が現している部分も多々有りますが、
同じ名前の木材でも昔と今では木質が違う物もありますし、
乾燥方法や加工方法も今と昔では全く違います。
今の私の答えとしては、杉は決して弱くはないです。使いようです。
現状では、少し疑問に思う使用方法で
建てられている住宅はかなりの数があります。
多分、現場の人も間違っているのでは?と
気がついている人もかなりいる筈です。
木材は、いつまでも難しいと思って付き合うのが正解です。
しっかりと吟味して採用することにしましょう。

 

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