カントリーバーチとシベリアンバーチが仲良く入浴中です(^。^)
ではなくて実験中です。
一晩水の入ったバケツの中で過ごして頂きます…
この実験は、寸法安定性に優れていると言われるカントリーバーチがどの様に変化するかを見てみます。
で、実験に付き合ってくれるのがシベリアンバーチです。
約10時間入浴していただいた後の計測です。
シベリアンバーチは幅130mmで計ってみます。
この画像は水に漬かっていなかった方です。
本当はデジタルノギス等で計測すれば良いのでしょうが目視でも十分確認できる結果となりました。
約130mmですね。少し大きいかもしれません。
水に浸かっていた方はといいますと…
約133.5mmになっています。
通常の結果だと思います。
同じようにカントリーバーチの方はといいますと・・・
カントリーバーチの幅は120mmです。
水に浸かっていた方を測定すると約120mmです。
あまり膨らんでいないように思います。
同じように約15cm上で計ってみました。
約120mmです。
やはりカントリーバーチの寸法は安定しているという事が言えるのではないでしょうか。かと言ってシベリアンバーチの寸法安定性が低くて性能的に悪いわけではございません。
一般的に、湿気が多い地域で無垢フローリングを使用する際には防湿シートを下地に入れ込みます。これで一番湿気が多いと言われる床下からの湿気を遮り無垢フローリングの突き上げを防止することになります。
どの無垢フローリングに関しても施工店から「大丈夫ですか?」と問い合わせが有ります。何が「大丈夫?」と聞いているのかこちらでは分かりませんし、聞いている本人も何について「大丈夫」と聞いているのか分からない様な問い合わせが嘘のようですが本当に有ります。多分、クレームは起きませんか?と言う事を聞きたいらしい。
それならば一緒に勉強しましょう。
今までのように自分の施工ミス、説明書の未読などによるクレームを建材メーカーに擦り付ける施工店の方がこちらからすると「大丈夫?」なのです。
無垢フローリングは自然素材で生き物である限り100%動きます。人間でもそうです。しっかり動いて仕事をしろ!と言ってもなかなか出来ませんし、お寺で座禅を組んでも、たった1時間もじっとしてられない。さて、お施主様にはどの様に無垢フローリングや自然素材についてお話させていただくのが良いのでしょうね。勉強あるのみです(^^)
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