8月30日放送のガイアの夜明けを見て気付いたこと…

8月30日に放送された“ガイアの夜明け”を見ました。
高級車戦争!レクサスVS欧州車 
という放送テーマで放送されていました。

近頃、トヨタの高級ブランドとして日本でも販売を開始したレクサス。
北米で成功し意気揚々と凱旋帰国というところでしょうか。
ショールームには高級感演出の為に無垢フローリングが使われている
との事だったので興味津々で番組を見ていました。
番組の中で少し疑問に思ったことがありました。


その内容は、
【最高のおもてなしでブランド演出】
室町時代から続く伝統ある礼儀作法を基に、独自の「レクサス礼法」を開発。表情からおじぎ、名刺交換に至るまで細かく定め、販売担当者たちに叩き込む。さらに高級ホテルや百貨店のコンシェルジェからも、一流の接客を学ぶ。ひたすら販売台数を追い求めていた従来のやり方とは全く異なる営業スタイルに、戸惑う販売担当者たち。一連の研修で、“最高のおもてなし”は実現するのだろうか。
とありました。
ここで言う室町時代から続く伝統ある礼儀作法とは間違いなく「小笠原流礼法」のことでしょう。それをアレンジして「レクサス礼法」を開発… せっかくの歴史ある礼法を習いながらも自分たちでアレンジする?何にでもチャレンジするのは大変素晴しいことだと思うのですが本当にこの短期間に叩きこめるとでも思っているのでしょうか?
もちろん無理難題だと分かっている方は数名在られるでしょうから「レクサス礼法」などとアレンジ?誤魔化しているのが見え見えです。あまり中途半端に丁寧にされると“慇懃無礼”となるので注意が必要だと思いました。必ずそのような事になるでしょうけど… それにすぐ流派の予測がつく様に紹介された小笠原流がかわいそう…
そもそもレクサスが狙っている階級層の方々は1年や2年で富裕層に居られる訳でなく躾や礼儀も小さな頃から代々引き継がれて来たはずです。それが普通・当たり前の様に生活してきているはずです。生活の根本が違います。代々引き継がれてきた方々には絶対に偽物は通用しないことだろうと思います。
このような番組内容ではもともとレクサス営業マンのレベルが低いと自ら言っている様にしか思えませんでした。
こんな事で“最高のおもてなし”が実現できるのでしょうか?
やはり社命ではなく自らが進んでスキルアップをしなければいつまでたっても手の届かない場所はあるのでは無いでしょうか。
以前は“目指せレクサス”でしたが、たったの10日間で早速撤回です!
結局は「小笠原流礼法」を利用した宣伝にしか思えない一場面でした。
皆さんはどう思われますか?
さて、少しでもみんなで上を目指せるように自然と向上心を湧かすにはどうすればいいのでしょう…
船頭さんがしっかり行き先を明確にして、しっかり舵取りをすればいいのかな?
いやいやそれだけでも足らないでしょうね。
やっぱり心意気が大切ですよね!
本日は愚痴とも思える長々とした文章にお付き合いいただき感謝いたします。
これからも“頭は低く、目は高く”で頑張ります。
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ありがとうございました。

1件のコメント

  1. ガイヤの夜明けいい番組ですよね。仕事の関係であまり見れませんけど、新しい発想やヒントが得られることが多いです。
    小笠原流礼法のHP見ました。ぜんぜん知らなかったので勉強になりました。宗家おきれいな方ですね。(関係ない?)
    付け刃か知らないけど、今までのディーラーでは全くなかったこと。
    でも、勉強になるのは「カローラをよく売る優秀な営業マンは、レクサスも良く売るかも知れませんが、ブランドロイヤリティは生まれない」ということです。
    材木屋さんが、書かれているように
     ⇒ひたすら販売台数を追い求めていた従来のやり方
        ↑  ↑  ↑
    この人たちはたぶんしんどいかも。
    勉強になりました。また、来ます。

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