焼き杉板のご案内

投稿日:2017年02月28日

東京都江東区新木場にある無垢フローリングショールームゆらぎでは国産の焼き杉板の展示も行っております。

焼き杉板とは、杉板の表面をバーナーなどであぶって炭化させ住宅の外壁や塀に使用する木製サイディングのようなものです。

一言で焼杉板と言っても焼き具合、研磨の仕方、塗装などで表情は様々です。焼杉は、杉板表面を炭化させる事によって耐候性を高めたり初期着火性を低くし耐火性能を高めたりする古の知恵です。さらに炭化した木材は腐食や虫害にも強いと言われています。この様な機能性の高さから関西以西では、蔵や日本家屋の外壁によく見かけられます。沿岸地域や京都などの内陸地域によって仕上の好みが違うと言われます。焼板でも様々なラインナップがある要因の一つです。

色が濃く使い込むほどに木目が際立つ焼杉は非常に趣のある街並みを演出してくれます。今でも、東日本ではあまり見られない焼杉板の外壁材ですが深みのある黒い単色や独特の質感は、何だか冷たい感じのするガルバリュウム鋼板や無機質な窯業サイディングよりも温かみを感じられます。焼杉は、素材感が際立つ外装材なので現代住宅のシンプルな四角いフォルムにもよく似合います。住宅の外壁にご採用いただく場合は、建築地域や法令によりそれぞれ仕様が異なります。弊社で最も外壁に採用された仕様は、焼杉の下地にダイライトを採用された仕様です。これはあくまでも一例に過ぎませんので採用に当たっては設計担当の方と十分に協議してください。住宅の外壁に使用する場合は、メンテナンスについても少し気になります。焼杉の経年変化を自然な風合いと捉えて頂けるのであればそれほどメンテナンスは必要としません。朽ちるまでお使いいただけます。

しかし、風雨でも構造材を守るべく外壁材の役割を果たさなければ行けませんので十数年に一度くらいは塗装や補修などのメンテナンスをする方が良いでしょう。メンテナンスをするにしても手が届かない箇所を補修や塗装をするのに足場を組んで作業するのは非常に面倒です。よく見かける蔵の様に、壁上部は漆喰塗り、下部に焼杉を採用するなど後々のメンテナンスの事も考慮しながら採用箇所をご検討ください。焼杉板と同部材で出隅、入隅、目板などの副資材も別注対応いたします。(要部材詳細図)

 

焼き杉板 YS-6 素焼き 無塗装 相ジャクリ加工
焼杉YS-6 (1)
焼杉YS-6 (2)
焼杉YS-6 (3)
焼杉YS-6 (4)
焼杉板 素焼き  相ジャクリ加工
品番:YS-6※ (※にはサイズ品番が入ります。下記サイズ表参照)
長さ:1965~4000mm
幅 :165~225mm
厚さ:10または12mm
価格:2,363円~(税別・送料)

焼き杉板 YS-1
焼杉YS-1 (1)
焼杉YS-1 (2)
焼杉板  ブラッシング  無塗装  相ジャクリ加工
品番:YS-1※ (※にはサイズ品番が入ります。下記サイズ表参照)
長さ:1965~4000mm
幅 :165~225mm
厚さ:10または12mm
価格:2,363円~(税・送料別)

 

焼き杉板 YS-2
焼杉YS-2 (1)
焼杉YS-2 (2)
焼杉板 ブラッシング 無塗装 相ジャクリ加工
品番:YS-2※ (※にはサイズ品番が入ります。下記サイズ表参照)
長さ:1965~3900mm
幅 :180mm
厚さ:10mm
価格:3,239円~(税・送料別)

 

焼き杉板 YS-3
焼杉YS-3 (1)
焼杉YS-3 (2)
焼杉板  ブラッシング  着色塗装  相ジャクリ加工
品番:YS-3※ (※にはサイズ品番が入ります。下記サイズ表参照)
長さ:1965~4000mm
幅 :165~225mm
厚さ:10または12mm
価格:3,150円~(税・送料別)

 

焼き杉板 YS-4
焼杉YS-4 (1)
焼杉YS-4 (2)
焼杉板 ブラッシング 着色塗装  相ジャクリ加工
品番:YS-4※ (※にはサイズ品番が入ります。下記サイズ表参照)
長さ:1965~3900mm
幅 :180mm
厚さ:10mm
価格:3,932円~(税・送料別)

 

焼き杉板 YS-5
焼杉YS-5 (1)
焼杉YS-5 (2)
焼杉板 ブラッシング 着色塗装  相ジャクリ加工
品番:YS-5※ (※にはサイズ品番が入ります。下記サイズ表参照)
長さ:1965~3900mm
幅 :180mm
厚さ:10mm
価格:3,932円~(税・送料別)

 

焼き杉板 YS-7
焼杉YS-7 (1)
焼杉YS-7 (2)
焼杉板 ブラッシング 着色塗装  相ジャクリ加工
品番:YS-7※ (※にはサイズ品番が入ります。下記サイズ表参照)
長さ:1965~3900mm
幅 :180mm
厚さ:10mm
価格:4,752円~(税・送料別)

焼き杉板 YS-8
焼杉YS-8 (1)
焼杉YS-8 (2)
焼杉板 ブラッシング 着色塗装  相ジャクリ加工
品番:YS-8※ (※にはサイズ品番が入ります。下記サイズ表参照)
長さ:1965~3900mm
幅 :180mm
厚さ:10mm
価格:4,752円~(税・送料別)

 

焼き杉板 YS-9
焼杉YS-9 (1)
焼杉YS-9 (2)
焼杉板 ブラッシング強 無塗装  相ジャクリ加工
品番:YS-9※ (※にはサイズ品番が入ります。下記サイズ表参照)
長さ:1965~3900mm
幅 :180mm
厚さ:10mm
価格:3,706円~(税・送料別)

 

焼き杉板 YS-10
焼杉YS-10 (1)
焼杉YS-10 (2)
焼杉板 ブラッシング  水性塗装 相ジャクリ加工
品番:YS-10※ (※にはサイズ品番が入ります。下記サイズ表参照)
長さ:3000~4000mm
幅 :165~225mm
厚さ:12mm
価格:3,939円~(税・送料別)

 

焼き杉板 YS-11
焼杉YS-11 (1)
焼杉YS-11 (2)
焼杉板 素焼き YS-6に水性塗料  相ジャクリ加工
品番:YS-11※ (※にはサイズ品番が入ります。下記サイズ表参照)
長さ:3000~4000mm
幅 :165~225mm
厚さ:12mm
価格:2,363円~(税・送料別)

※最新の焼杉板価格は、カテゴリー焼き杉板よりご確認ください。

東京都江東区新木場で焼杉板をご確認いただけます。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

別注の焼杉板を作成します。

投稿日:2012年01月22日

焼き杉板の問い合わせがだんだん増えてきました。
と言っても全て別注品(オーダー)です。
なんともでっかいサイズの依頼が多いのですが、
当社の機械では、
長さ:6000㎜ 幅:480㎜ 厚み:55㎜が
最大作成サイズです。
何に使われるのかはさておき
特に幅についてのご質問は多く寄せられます。
焼き杉板の別注材はぜひ一度お問合せください。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

焼き杉板の製造工程

投稿日:2005年10月26日

さてさてここから何ができるのでしょうか?
焼き板1焼き板2焼き板3

 

 

たくさん杉板が干してあります。
一瞬、こんな屋外じゃあ雨に濡れて乾かないのでは?
と思われるかもしれませんが大間違いですよ。
実は一度雨に濡れた方が水分は減りやすいんですよ。
焼き板4

 

 

 

 

これが乾燥した板です。
加工される前の板は原板と言われています。
これから加工に入ります(^_^)v
だいたい何になるかは予想はつきますよね。

焼き板6

 

 

 

モルダー加工機に原板を入れます。

焼き板5

 

 

板の両端にしゃくりを付けて“相しゃくり”の板が完成です(^^♪
終わり。

ここからが本番です。
ここからが熱く厳しい加工が待ち構えてるのである!
焼き板8

 

 

 

バーナーで杉板の表面を焼いて炭化させています。
焼き板7

 

 

 

バーナー~物凄い勢いの炎が出ています。
焼き板10

 

 

 

杉板表面は炭化して丸焦げです。
焼き板11

 

 

 

気につにきれいに表面が焼けて炭化しています。
焼き板12

 

 

 

焼き板を造る工程だったんです。
以前は外壁材としてよく用いられていましたよね。
現在は消防法等の関係も影響して需要が減ってきてるそうです。
焼き板13

 

 

工場の中は物凄く暑かったです(>_<)
今ではブラシをかけて色の変化を楽しむ
内装材としての利用も多いそうですよ。
上の画像のほかにも何種類か色が選べるようでしたので
また紹介させていただきます。

焼き杉板とは、杉板の表面をバーナーなどであぶって炭化させ
住宅の外壁や塀に使用する木製サイディングのようなものです。

※最新の焼杉板価格は、カテゴリー焼き杉板よりご確認ください。

東京都江東区新木場で焼き杉板をご確認いただけます。
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木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/