たくさんの焼き杉板を東京都・新木場のショールームで展示しております。
関西以西ではよく見かけることのある焼き杉板ですが、
三重県より北ではほとんど街中で見ることはありません。
焼杉は、古の知恵が詰まった外壁や軒下の木材として
関西以西では住宅や蔵の外壁によく使用され雨風に耐えてきました。
焼杉の表面をバーナーで炭化させることにより
杉材に付く腐朽菌の増殖を抑えることができます。
炭化した表面層は腐りにくくなります。
同じ厚さの杉を外壁板張りで使用した際に、
炭化させた杉と炭化させていない杉では
どちらが長持ちするかは容易に想像ができます。
最近では、日本国内のみならず、ヨーロッパでも
杉材が炭化した際に現れる素晴らしい
テクスチャーデザインから焼き杉板が注目されてきています。
炭化した表情をそのまま素焼で使用したり、
炭を落として浮造りにしたり様々な色のオイルステイン塗料を
使用して好みの色に染色してみたりするのも楽しみです。
焼杉を外壁に使用する際には、皆折れ釘(カイオレクギ)を
使用する場面が多く見られました。
皆折れ釘は和釘の一種で職人さんが1本づつ鍛造します。
風雨にされされますので錆は出ますが、
非常に強度が高く、錆びて釘自体が太ることで
引き抜き強度を高めているともいわれています。
皆折れ釘が腐って使えなくなることも少ないことから
同じ現場で使用していた皆折れ釘を再度同じ現場で使用する
事も少なからずあります。
昨今では、外壁に焼杉板を固定する際には
ビスが使われることが多くなってきたような気がします。
焼杉板は、関西以北では知名度が低く、
まだまだ可能性が高い材木という事が言えそうです。
東京都江東区新木場の無垢フローリング専門店木魂-kodama-の
無垢フローリングショールームでは、たくさんの焼杉板を展示しております。
外壁材に焼き杉板をご検討中の方は、ぜひご予約の上でご来場ください。
焼き杉板 品番:YS1
杉板表面を焼いて炭化し、軽くブラシッグし少し炭が残る程度の仕上げ
焼き杉板 品番:YS2
杉板表面を炭化し、ブラッシングで炭を落とし手に付かない程度の仕上げ
焼き杉板 品番:YS3
炭化した焼杉板表面を軽くブラシッグしブラウン色の塗装仕上げ
焼き杉板 品番:YS4
炭化した焼杉板表面をブラッシングで炭を落とし明るい色の塗装仕上げ
焼き杉板 品番:YS5
炭化した焼杉板表面をブラッシングで炭を落としダーク色の塗装仕上げ
焼き杉板 品番:YS6
焼杉の素焼、焼きっぱなし。表面にしっかり炭が残っています
焼き杉板 品番:YS7
炭化した焼杉板表面を軽いブラッシングで炭を落とし紅色の塗装仕上げ
焼き杉板 品番:YS8
炭化した焼杉板表面を軽いブラッシングで炭を落とし黒色の塗装仕上げ
焼き杉板 品番:YS10
炭化した焼杉板表面の炭を落として黒い水性塗料を塗布したもの
焼き杉板 品番:YS11
焼杉板表面が素焼の状態で水性塗料を塗布したもの
焼き杉板 品番:YSグレー
※焼杉の特注色についてはご相談ください。
※最新の焼杉板価格は、カテゴリー焼き杉板よりご確認ください。
焼き杉板のお問い合わせは以下いずれかよりお願いいたします。
・お問い合わせフォーム
・メール:kodama@muku-flooring.jp
・電話:03-3522-4169