無垢フローリングの補修方法の一つです。
無垢フローリングの凹みは、少しの水とアイロンで修復します。
俯瞰での動画は多いですが、
断面で木材の凹みが戻る様子を写した動画はあまり見ません。
木材の性質もよくわかる動画です。
ぜひ、一度ご覧ください。
YouTube : 無垢フローリングの補修・ヘコミみは本当にアイロンで戻せるのか?木材の動きを拡大動画で見てみましょう。
最近では、注文住宅やハウスメーカーでも床暖房と共に採用が増えてきた無垢フローリングです。
採用したは良かったけど、傷や凹みなどが気になる場合もございます。
今回は、無垢フローリングのへこみができる原因から、補修方法まで解説しようと思います。
無垢フローリングの凹みができる原因
家具や物の落下:家具の脚部分にはソックスを履かせましょう
日常の暮らしでの注意点:特に椅子は、座って引きずるのではなく、腰を浮かせて移動しましょう。
凹み補修に必要な道具
スチームアイロン
霧吹きボトル
湿った雑巾
蜜蝋ワックス(無垢フローリング用のオイル仕上げでも大丈夫)
無垢フローリングの凹み補修手順
ステップ1: 凹みに霧吹きで水をかける
ステップ2: 湿った雑巾をかける
ステップ3: スチームアイロンで加熱する
ステップ4: 乾燥後に蜜蝋ワックスを塗装する
無垢フローリングの特性と凹みの影響
凹みやすい無垢材の樹種:スギ、ヒノキ、パインなど
凹みの放置による影響:ササクレが起きる要因となる
凹み補修をプロに頼むメリット
プロのスキルと道具:DIYで道具を揃えたり、1から勉強するのが難しい方は、プロにお願いした方が良いこともございます。
時間と手間の節約:手順の確認や実際の作業にも時間がかかります。
無垢フローリングの凹みを予防する方法
家具の保護:特に脚の着いた家具にはソックス(靴下)や家具脚専用クッションなどを使用しましょう。
日常のメンテナンス:適度な水分を与えることも大切です。過乾燥には気をつけましょう。
まとめ
基本的に無垢フローリングの表面は柔らかいです。お住まいの中でフローリングに接触する家具脚にはソックスなど保護具を装着しましょう。キズや凹んでしまった場合は、スチームアイロンなどを利用して、無垢材の傷に水分を送り込んで導管を膨張させましょう。リフォーム、リノベーション工事の際にプロにお願いするのもいいでしょう。