非常に珍しく鉄道を使って出張しました。
海岸線を走る路線に期待しつつ出発です!

チラッ!と海が見えました。
ほんの一瞬です。
鉄道もいいけど便数が少なすぎる…
2時間に1本くらいの勢いです。。。
製材所の方に聞くと鉄道で来る人は珍しいそうです。
伺った先は駅から徒歩5分程なのに…トホホホホ(T_T)
これが国産山桜、サクラの原木です。
原木は80~100年生のものが多いようです。

フローリングの用途の他にも、山桜の皮は様々な細工にも利用されます。
山桜の木肌の持つさまざまな表情を映し出し、しっとりと深みのある風合いは
多くの人を魅了してやみません。
希少な山の宝の山桜はますます貴重になり、
フローリングと共に桜皮細工の価値が注目されています。

切り口から見られる綺麗な黄色と分厚い皮からは力強さが伝わってきます。
どの丸太も真っ直ぐなものは無く、1枚板で製材するには難しいことがわかります。
フローリングを製造するには、乱尺かUNIタイプになってしまいます。

製材後、桟積みをして約2ヶ月間は天然乾燥させます。
桟積みする事で、木と木の間に空気を通し乾燥を促進させます。
その後、人工乾燥機で含水率を更に下げていきます。

乾燥機から出てきた板は、屋根の下で保管します。
注文が入るとモルダー加工機で実(凹凸)を付けて出荷となります。

フローリング材やスモークチップにならない小さな丸太は、
紙の原料として小さく砕いたチップに加工されます。
小さな丸太もチップになる為にとても貴重な資源となります。

どんなフローリングになるのかは次回のお楽しみです。
もう少し時間が掛かりそうですがなるべく早くご紹介させていただきます。
山桜(ヤマザクラ)のフローリングにはどのような特徴がありますか?
山桜は、しっとりと深みのある風合いと、使うほどに増す美しい色艶が最大の特徴です。樹皮は桜皮細工にも使われるほど丈夫で美しく、木身は切り口の綺麗な黄色から次第に飴色へと変化する、非常に表情豊かな無垢材です。
なぜ山桜のフローリングは「乱尺」や「UNIタイプ」が多いのですか?
山桜の丸太は真っ直ぐなものが少なく、1枚の長い板として製材することが難しいためです。そのため、長さがバラバラな「乱尺」や、短いピースを繋ぎ合わせた「UNIタイプ」として製造することで、希少な資源を無駄なく活用しています。
原木の樹齢はどのくらいですか?
私たちが取り扱う国産山桜の原木は、主に樹齢80年〜100年程度のものです。長い年月をかけて厳しい自然環境で育ったからこそ、フローリングになった際の力強さと繊細な木肌が生まれます。
乾燥工程ではどのようなこだわりがありますか?
製材後、まずは「桟積み(さんづみ)」をして約1年間じっくりと天然乾燥させます。その後、さらに人工乾燥機で含水率を下げることで、施工後の狂いや隙間を最小限に抑える安定した品質を実現しています。
フローリングに使えない部分は捨てられてしまうのですか?
いいえ、無駄にはいたしません。フローリングに適さない小さな丸太などは、細かく砕いて「木材チップ」として紙の原料などに再利用されます。私たちは、山の宝である山桜を貴重な資源として大切に使い切っています。