北欧からのお客様

投稿日:2009年02月06日

ヴァレンゲ社ヴァレンゲ社

 

 

LUNAWOOD フィンランドからのお客様LUNAWOOD フィンランドからのお客様

 

 

色々なお話ができました。
その中で、外部に使う木材についての話がありました。
日本ではメンテナンスフリーな商品が求められます。
その事を話すと
「日本人は木が腐るということを知らないのですか?」と言われました。
もちろんみんな知っているから言うわけなんですが…
フィンランドでは外部の木材は5年毎に自分達で手入れするのが普通だそうです。
手入れもしないで木を長持ちさせようと言うこと事態に疑問を感じる。そうです…

自然素材を採用するにしても自然な事を受け入れず、
売り手側に責任を擦りつけようと言うのが見え見えです。
木はもちろん自然のものです。
木も人間や動物と同じように違っていて自然ですし、ある程度のメンテナンスを
しなければ健康で居られません。
北欧の人達はどんな感覚で日本人を見ているのでしょう。
しっかりと日本の事を勉強して諸外国の方との面談に臨みたいと思います。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

木魂黒松フローリング

投稿日:2009年02月03日

今はもう幻か … 「黒松」
木魂黒松

 

 

 

以前は、西日本を中心とした海岸でよく見かけた黒松
現在ではそのどっしりとした姿をあまり見かけなくなくなりました。
その原因は松喰い虫だとも言われていますが
はっきりとした要因はわかりません。
黒松はみるみるうちに枯れていきます。
枯れるのを見ているのか…
伐採して商品にするべきなのか?
とにかく現場に行ってみました。
木魂黒松

 

 

 

 

 

 

 

有ります。
確かに黒松です。
木魂黒松

 

 

 

黒松は植林は一切無く全て自生となります。
まだ、建築材料に使える黒松はあります。
コレほとんど黒松です。
木魂黒松

 

 

 

フローリングに加工する原木は60年生以上のものが必要です。
画像がそのクラスの原木です。
周りを見渡すと既に枯れた木も見受けられます。
木魂黒松

 

 

 

これが原板です。
フローリング加工を施す前の板ですね。
製材・人工乾燥を施し、しっかり養生されます。

木魂黒松木魂黒松

 

 

 

モルダーなどの加工機を使ってフローリング材に仕上げます。
上記画像は長手方向に実(凹凸)を加工しているところです。
施工する時は、凸部にステープルを打ち付け固定します。

 

木魂黒松節有

 

 

 

↑木魂黒松フローリング・節有

 

木魂黒松節無

 

 

 

↑木魂黒松フローリング・節無

素晴らしい艶だと思いませんか。
木魂黒松フローリングは仕上げにも拘ります。
この艶を出すべく通常よりも3手間ほど掛けて仕上げています。

木魂黒松フローリング
サイズ:1950x105x15㎜
等 級:節無 または 節有
入り数:16枚入(3.276㎡)
品番
KM-1 節無 22,741円/㎡
KM-3 節有 15,873円/㎡

木魂黒松厚板フローリング
サイズ:1950x110x25㎜
等 級:節無 または 節有
入り数:16枚入(3.432㎡)
品番
KM-2 節無 26,952円/㎡
KM-4 節有 19,085円/㎡
*上記金額には施工費・配送費等は含まれておりません。
*上記価格は予告無く変更する場合がございます。


木魂黒松

 

 

 

 

艶の正体はこれです。そうです。鉋(カンナ)仕上げです。
削り屑の向こうが見えるくらいに木肌を薄く剃り落とします。
私にとっては懐かしい手法と、この香りがたまりません(^^)
国産・木魂黒松の力強い杢目と懐かしい香りを
皆様にお届けできるように挑戦します!

国産黒松無垢フローリング

黒松フローリング

 

 

 

 

 

 

 

 


黒松フローリング

 

 

 

 

 

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

「こんなに硬い床なら張り替えろ」日経ホームビルダーより

投稿日:2009年02月02日

日経BP・ケンプラッツに気になった記事が載っています。
お施主さんも間違えていないし、工務店さんも間違ってはいない。
建設施工にもインフォームド・コンセント (informed consent)は必要ですね。
日経ホームビルダーは、リフォームで発生しがちな顧客からのクレームから得られる教訓を、「リフォーム講座 クレームに学ぶ」として連載している。ここでは、2009年2月号に掲載した内容の一部を紹介する。
*            *            *
「こんな硬い床のどこが“クッション”だ。無償でカーペットにしろ」。マンションの内装リフォームを設計した設計事務所勤務のAさんに、工事の完了後、顧客のBさんが要求してきた。Aさんは、「事前にクッションフロアの採用を承諾したのに」と、納得できない思いだった。
BさんがAさんに依頼した内装リフォームの設計では、床の仕上げ材の標準仕様はカーペットだった。ただしBさんは、床面積約30m2の一室だけは、絵を描くのに使うから汚れをふき取りやすい床材にしてくれと注文を付けた。
Aさんは、アトリエの床だけはクッションフロアで仕上げることを提案した。表面にビニールシートを張ってある床材で、絵の具などを容易にふき取れるとBさんに説明し、承諾を得た。
クッションフロアは、表面にビニールシート、その下は弾力がある発泡材というのが一般的な構造だ。弾力といっても、ビニールシート張りの床材にしては大きいというレベルで、いすに敷くクッションのような軟らかさはない。しかしBさんは、何となく、クッションのようにふかふかした床というイメージを抱いていた。
リフォームの施工は、C工務店が約500万円で請け負った。Bさんは竣工後に入居した時点で、工事費のうち約50万円をC工務店にまだ支払っていなかった。Aさんに、「未払いの工事費はあなたが負担して、C工務店がアトリエの床を無償でカーペットに替えるよう取り計らえ」と言ってきた。
結局、Bさんがあと10万円だけ払い、C工務店がアトリエにカーペットを敷くことで解決した。
建材の名称など、住宅に関する様々な用語に関して、設計者や施工者といった住宅建設のプロと消費者との知識格差は大きい。
プロ側の説明に消費者が「わかった」と答えても、実は説明の内容を十分に理解していない恐れがある。床材選びの場合は、できるだけ大きいサンプルを見たり触れたりする機会を設けて、消費者が説明を理解していることを確認しよう。
*            *            *
◆詳しくは、日経ホームビルダー2009年2月号の「リフォーム講座 クレームに学ぶ」に掲載しています。
本当に難しいところですね。
カットサンプルや画像ではなかなか確認できないところです。
無垢フローリングに関してはカットサンプルで表情を確認することは非常に困難です。
これはフローリング丸々1枚の板を見たとしてもなかなかイメージするのは難しい。
材木屋さんでもイメージするのは難しいことです。
この難しい作業をお施主さんや工務店さんにやってもらおうと
カットサンプルを渡す私たちにも問題があるのかもしれません。
床・壁・天井はキッチンやユニットバスよりも施工範囲が広いですし、
お部屋全体の雰囲気を左右する箇所です。
カットサンプルで床・壁・天井材を選び、施工後の雰囲気がずいぶん違っていた。
材木屋さんや工務店さんならこのような話は少なからず耳にするはずです。
お施主様が選んだので工務店が施工したわけですので双方とも間違ってはいない。
趣向が多様化した現在、カットサンプルでの商品選びには限界があるようです。
お施主さんも工務店さんもなるべく大きな面積で実物を確認するようにしましょう。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
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国産の本桜・陸奥本桜フローリング

投稿日:2009年01月29日
陸奥本桜
無塗装
陸奥本桜
オイル塗装

陸奥本桜

 

 

 

 

 

国産の本桜・陸奥本桜フローリングです。
国産の山桜フローリングが出来上がりました。
本桜とも言われる正真正銘の国産山桜です。

家具や楽器に多く使われてきました。
用途から見ても寸法安定性に優れた木材だという事が分かります。
この事からも低温式床暖房テストでも素晴らしい結果を出しております。
硬いけれども優しくって軟らかさが感じられます。
色合いもほんのりピンク色をしています。

今回の山桜フローリングの長さは450㍉以上900㍉以下の乱尺です。
家具用材からの選別になりますのであまり長い材は含まれません。
優しく落ち着いた色合いのフローリングをお求めの方には最適です。

陸奥本桜フローリング
無垢フローリングショールーム「ゆらぎ」に常設展示しております。
90mm幅の商品は畳約一畳分の広さで
実際の風合いや足触り、踏み心地までご確認していただけます。

国産・山桜・陸奥本桜フローリング
サイズ:乱尺x90㍉または75㍉x15mm(450UP)
仕上げ:サンダー仕上
塗 装:無塗装品
加 工:本実・エンドマッチ加工(4方サネ付)
等 級:小節
価 格:75㍉幅・11,500円/㎡(送料別)
90㍉幅・13,000円/㎡(送料別)
*上記価格は予告無く変更する場合がございます。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
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針葉樹は軟らかい?

投稿日:2009年01月24日

針葉樹は軟らかい?
針葉樹の見分け方は簡単に言えばとんがった葉っぱが付いている樹です。
杉や桧が代表格です。
針葉樹は一般的に軟らかいとされています。
軟らかさも人によってまちまちなので必ず触って確認したいものです。
桐と杉・杉と唐松 など比べる基準の樹種によっても違いが出てきます。
そもそも上手く軟らかさを伝える事ができない方もたくさんおられます。
「杉は軟らかくて暖かく、足腰にも負担が掛かりにくい。」
このような事はよく聞きます。
確かに杉材は空気をたくさん含んでいるので合板フロアーに比べて軟らかくて暖かく感じる。
1)杉材でもウレタン塗装を施したフローリングは同じような事がいえるのでしょうか?
2)表面硬度が低いからと言って足腰に負担が掛からないと言えるのでしょうか?
1)杉材は表面の凹凸部に空気をたくさん含むことで足と床材の間に空気の層を作ります。
直接、杉材に触れる肌の接点が少ないので温まりやすくなっています。
しかし、ウレタン塗装で凹凸を無くして平滑に仕上げた表面には空気層はできません。
合板フロアーと同じ様に「ペタッ」「ヒヤッ」とします。
一概には、無垢は暖かいとは言えません。
2)無垢フローリングにおいては床下地の硬さ・軟らかさも非常に関係深いです。
体育館の床と教室の床では同じような無垢フローリング使われていても少し違います。
もちろん体育館の床の方が表面硬度が高く丈夫に作られているのに
飛んでも跳ねたりしても怪我が起こりにくくなっています。
体育館の床下地にクッションが仕込まれている為に床全体が柔らかくなっています。
教室の床はコンクリートに直接フローリングを貼る工法が多い為に硬く仕上がります。
クッション性があまり無いと言えます。表面硬度とは別です。
対傷、対凹みに関して言うならば表面硬度は非常に重要になるでしょう。

自分が感じている床の硬さや柔らかさは表面硬度の事なのか?
はたまた床全体のことを気にしているのか?
もう一度、自分の足腰で感じ取ってみましょう。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

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剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/