廊下のコーナー部分での無垢フローリングの貼り方

無垢フローリングを施工する際に
注意したい点の一つにコーナー部分があります。
図面上では、
なかなか床全ての貼り方向が記載されていることは稀であり、
記載されていても矢印→表記の物がほとんどです。
たまにお問合せいただくご質問の一つに
廊下のコーナー部分の貼り方がございます。
下の図ではコーナー部分が交互に交差して
ヘリンボーンのように施工されている図1と
廊下の延長線上にドン付きまで延ばして施工している
図2があります。

図1
廊下のコーナー部分1
図2
廊下のコーナー部分2
お家の大きさや廊下の長さ、
窓の位置など様々な要因でどちらが正解とはいえませんが、
いずれにしても完成後
「こんなふうになると思っていたのに・・・」とはなりたくないものです。
設計図だけでは見落としがちな部分ではありますが、
ぜひ確認していただければと思います。

ブラックウォールナット無垢フローリングの仮並べ

無垢フローリングの施工前には必ず仮並べが必要です。
というよりも、無垢フローリング施工に仮並べは含まれています。
仮並べをしないとなると、手抜き工事と言われても仕方がありません。

ブラックウォールナットフローリングBW-34の仮並べをしている様子です。
ブラックウォールナット仮並べ

無垢フローリングは、同じ樹種で同じ品番でも
1枚ごとに色や節の有無で表情が違っており仕上がりにかなり影響が出ます。
ブラックウォールナット一つ取っても白い物から黒い物までたくさんあります。
ブラックウォールナット仮並べ
「この色がここかぁ・・・」と落ち込む前にお施主様もできれば監督するようにしてください。
そこに永年住むのは大工ではなくお施主様になります。